講座NOW

2023年11月の記事一覧

NEW 6年ぶりに「高校生のためのオープンスクール」を開催!

 「高校生のためのオープンスクール」が、第11期学生クラス標準コース4日目(11月4日)の実施に合わせて、6年ぶりに開催されました。
 県内公立・私立高校23校から116名の申込みがあり、開講式では、才鴈塾頭が「毎年、数多くのいしかわ師範塾出身者が、新規採用者として教壇に立ち活躍している。ここ師範塾で身に付けた力は、教員になるためはもちろん、教員になってからも大いに生かされていると感じている。近い将来、石川県の教員をめざすなら、ぜひここ「いしかわ師範塾」で学んでいただきたいと思うし、何より、今日をきっかけに、一人でも多くの皆さんが教員をめざされることを期待する。」と挨拶しました。
 その後、指導員による「仲間づくり活動(アイスブレイク)」、「講座『学校の先生になろう』」を体験しました。講座「学校の先生になろう」では、ロールプレイ形式の演習をとおして表情や目線、話し方、受容の姿勢など、授業をする上で特に気を付けるべきことについて学びました。また、教師という仕事のやりがいと魅力、学生時代になすべきことについて話を聞き、職業としての教師について改めて深く考える機会となりました。続いて、各班に分かれ第11期生の模擬授業を参観しました。塾生の授業や、指導員が助言する様子を熱心に参観する姿が見られました。
最後に「いしかわ師範塾DVD」を視聴し、師範塾の取組について学びました。質疑応答では「教員になるために、どのような準備をすればよいか?」「生徒理解に必要な心構えとは?」などの質問が出され、参加者の関心の高さを窺うことができました。
 参加者のアンケートからは、「なんとなく教師になりたいとしか思っていなかったが、話を聞いたり、実際に見たりしたことでイメージが深くなり、教師になりたいと、より一層思った。」「模擬授業で、指導員の先生が大学生にアドバイスしていたことが、分かりやすかった。」「今までなぜ教員になりたいか、よく分かっていなかった。今日参加して、生徒の成長を感じ、仕事をしていく上で感動することがある、その瞬間がやりがいを感じる一つの場面であると思い、教師という仕事がさらに好きになった。」などの声が寄せられました。

開講の挨拶(才鴈塾頭) 体験講座「学校の先生になろう」 模擬授業参観の様子

NEW 第11期学生クラス標準コース4日目 ベテラン教員の技に学ぶ!

 第11期学生クラス標準コース4日目を11月4日(土)に開催しました。この日は、令和3・4年度マスター教員の先生方6名を講師としてお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。小学校は理科と算数と社会、中学校、高等学校は国語と数学の示範授業が行われました。
 塾生は児童生徒役として授業を受けながら、ベテラン教員の卓越した指導方法を体験し、自身の授業づくりの参考になるポイントをつかむことができたようです。その後の講義では、子どもたちの実態に応じた指導方法や学級づくりの工夫などを通して、教師としての使命感や情熱に触れることができ、更なるレベルアップを図ろうという思いを強くしていました。

山本 純太 主幹教諭 理科

白山市立東明小学校

野間 佐和子 教諭 算数

金沢市立小坂小学校

小原 由希子 教諭 社会

加賀市立錦城東小学校

河元 友子 教諭 理科

能登町立松波小学校

平田 直子 教諭 国語

金沢市立港中学校

横山 教史 教諭 数学

七尾市立七尾中学校

<塾生の感想より>

  • 実際に理科の授業を受けながら、実験までの道筋のつけ方、危険の予測と回避の方法などを子どもたちの目線で学ぶことができ、有意義な時間になった。
  • 社会の授業を子どもの立場で受けてみて、とても集中してあっという間に時間が過ぎた。新しいことを次々と取り入れ、しかし押さえるべきところはしっかり押さえる素晴らしい授業を体験できた。
  • 考え方の習得を重視するという姿勢が印象に残った。「計算できる=理解している」と思っていた自分のとらえ方の浅さを痛感した。
  • 生徒の発言に対して「私もそう考えます。」「そのような考えも良いですね。」など肯定的な声かけをしていて素敵だと感じた。生徒役で授業を受けてみて、自信をもって発言できて参加しやすいと思ったので、私も心掛けたい。
  • 特に印象に残っているのは「時間を守る」ということ。授業時間できちんと終わり、生徒の時間を確保することで生まれる信頼もあると思った。
  • ゴールから逆算して伝えるべきところを明確にするなど、自分の知らない教材研究を知ることができた。