2021年4月の記事一覧
令和3年度 再任用教員研修
令和3年度 再任用教員研修
4月20日火曜日。今年度新たに再任用となった教諭166名が、午前・午後に分かれ受講しました。本研修は、再任用教員がこれまでの長い教員生活で培ってきた経験や知識を十分に生かし、自らの役割を再認識し仕事への意識を高めることを目的としています。人生の第2ステージに立ち、心新たに熱心に学ぶ先生方の姿が大変印象的でした。
講師の河邊 議導氏からは、再任用教員として次の世代の手本となり若手教員を育てていくことの意義と役割について、具体的にお話しいただきました。 (1)一旦リセットし、改めて謙虚さ、熱意と忍耐力もって仕事に取り組むこと (2)一教員として職場に打ち解け、自分から積極的にコミュニケーションを取るように努めること (3)豊富な経験と知識を持った先達としてよき相談相手になること 等 |
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「再任用職員に求められる役割等」 講師 河邊 議導 氏 |
県教委教職員課担当より、教職員の退職者数や新規採用者数などのデーターをもとに、再任用教員の役割について説明がありました。 | |
「再任用に当たって」 |
受講生の感想から
・人生100年とした時、3つの道があるという考え方の話にはとても説得力がありました。自分の人生をリセットする際に良い話を聞けました。
・本日の講義を聞くことで、自分の今後の業務を進めていく上でのポイントについて気づかされ、自己を見直す良い機会となりました。
・再任用職員として、どのように職場で働いていけばよいか、大切なポイントをわかりやすく教えていただき感謝しています。
聴講生14名加わる -第8期学生クラス標準コース第9日目-
聴講生14名加わる -第8期学生クラス標準コース第9日目-
今年は例年になく桜の開花が早く、4月1日には研修センター周辺の桜は満開となり大勢の市民が訪れました。
学校現場では、新入生を迎えて一段と活発に教育活動が展開されていることと思います。コロナの収束が見通せない中ですが、子ども達が元気で学び続け、将来が明るいことを願っています。
高尾山からセンターを望む |
いしかわ師範塾では、4月10日(土)に金沢大学養護教諭特別別科(1年制)に入学した14名が新たに聴講生として加わり、第8期学生クラス標準コース第9日目が開催されました。入塾に当たり、新村塾頭からは「養護教諭としての基礎基本と共に、教師としての心構えや使命感の醸成、教職に対する理解を深めていただきたい。仲間の皆さんと大いに切磋琢磨され、失敗をおそれず、研修に励んでください」と励ましの挨拶がありました。
続いて、聴講生も加わっての全体講座では、「個に応じた支援」の講義があり、発達障害への理解と支援について学びました。
午後から、徳田県教育長が今年度最初の現場視察として学生クラスの研修状況を視察され、塾生を激励されました。
聴講生への激励 (新村塾頭) |
講義:講師 個に応じた支援 (國坂昌子氏) |
模擬授業の様子 |
◇受講生の感想より
・養護教諭が行う保健指導では、専門性を活かすことが大切であり、根拠をしっかりと示しながら指導していくことが必要であることを学んだ。
・個に応じた支援では、個別での支援(なくては困る支援)と、集団での支援(あると役立つ支援)を上手に使うことにより、より良い学級作りにもつながることがわかった。 等