授業参観後に道徳教育の講演会が行われました。
講師は金沢工業大学教授の白木みどり先生です。現在は道徳教育やキャリア教育の研究をされています。
本日は
「今なぜ道徳教育が必要か」について講演をしていただきました。
「長い人生をどう生きるかは人間がかかえる課題であり、その生き方は多様化しています。だからこそ、様々な価値を知り、自分自身の判断材料を増やしていかなければいけません。人生は選択の連続で、何をどう選択するかは自分自身が決めていかなければいけません。」
「将来自立した社会人として生き抜くために、家庭や学校で意図的にその力を育てていく必要があります。」
「ご家庭でも子どもが考える場面をつくったり、保護者の方の体験を語って聞かせたりすることが必要なのです。」
「将来の高齢社会に備えて、コミュニティの力を高めていく必要があります。将来コミュニティを支える若者をどう育てるかは、現在の大人たちの価値観によって決まります。だからこそ、今地域が結束して、教育力を高めていくことが大切なんです。」
など、大変わかりやすくお話していただきました。
子どもたちが、将来たくましく社会を生き抜いていくことができるように、家庭・地域・学校で連携して育てていきたいと思います。ご協力よろしくお願い致します。