学校日誌
令和6年度 3学期終業式・離任式・退任式
3月14日(月)、羽咋体育館にて令和6年度3学期終業式が行われました。
井上学校長は「学校内の活動にとどまらず、校外の活動にチャレンジしてほしい。チャレンジするきっかけはどこにでもあるが気付かないだけ。新学期の皆さんは前向きにやる気満ち溢れた姿で登校していることを願います。」と式辞を述べられました。
続いて離任式・退任式が行われました。先生方からお言葉をいただいたあと、生徒から感謝の花束贈呈がありました。
今までの羽咋高校へのご尽力に感謝いたします。
【2学年探究活動】「がんばろう!能登 アイディアレシピコンテスト2025」準優勝
3月23日(日)“ 能登の食材を活かしたレシピ ”をテーマに、LAKUNAはくいキッチンスタジオにて「がんばろう!能登 アイディアレシピコンテスト2025」が開催されました。人気料理研究家でユーチューバーのリュウジ氏が、特別審査員を務められました。
このコンテストには本校2年生の農学食品分野で探究活動しているメンバーがレシピを応募しました。22Hの岡田真歩さんが考案した「栄養たっブリ!いしる漬けぶりフライ」を、22Hの飯貝柚仁子さんと横井陽さんの2人が調理しました。
この1年間、能登の震災復興のために高校生が何ができるのかを問い、能登の食品「いしる」の認知度を高め食べてもらうことが、能登の食品文化の継承と復興の手助けになるのではと考え探究を進めてきたチームです。コンテストのお話は、これからSNSを利用しいしるの魅力を全国に届けるための展望を模索していた矢先に舞い込んだチャンスでした。
「栄養たっぶり!いしる漬けぶりフライ」の出来上がり!
ブリをいかのいしるに漬け込み、フライの衣にはおからパウダーを使用することで、災害時に不足しがちなタンパク質や食物繊維などの栄養素を簡単に摂取できるようにと考えられたメニューです。
結果は見事準優勝でした。
探究を提案だけで終わらせずチャンスを逃さず実行し、結果を出すために挑戦する生徒の姿が非常に頼もしく感じました。
コンテストの様子はリュウジ氏のYouTubeで4月に配信される予定です。
この機会に多くの方にいしるの魅力が伝わり、生徒の地域を思う優しさと行動力が能登復興に繋がることを願います。
令和6年度 校内球技大会
3月18日(火)羽咋体育館にて校内球技大会が開催されました。
生徒はやる気で溢れんばかりです。団結力を高めるため、羽高祭で作成したクラスTシャツを着用してプレーに臨むチームもありました。選手も応援もゲームの行方に一喜一憂し、点数が入るたび会場中が歓声で響き、生徒はいきいきとした表情を見せて楽しんでいました。
球技大会後は、体育祭で悪天候のため中止となった「クラス対抗連合リレー」を行いました。教員も参加して大いに盛り上がりました。
令和6年度 全国選抜大会壮行式
3月18日(火)羽咋体育館にて、卓球部となぎなた部の全国選抜大会壮行式が行われました。
卓球部の24H田口 大晴さんは、3月20日~23日に岡山県で開催される第52回全国高等学校選抜卓球大会に出場します。
なぎなた部の23H宮崎 朱音さんは、3月22日~23日に兵庫県で開催される全国高等学校なぎなた選抜大会に出場します。
力いっぱい戦ってきてほしいと思います。応援しています。
第77回卒業証書授与式
3月1日(土)に、羽咋体育館で第77回卒業証書授与式を行い、3年生155名が巣立ちました。
能登半島地震の影響も残る中、若いエネルギーで元気に駆け抜けたこの1年、みな大きく成長しました。
これから先、この羽咋高校で学んだことをいかして可能性を広げていってほしいと願っています。
卒業生代表として村井さんが送辞を読んだ後、井上政人校長の掛け声で、3年生全員がお互いや後輩に力強い声でエールを送りました。
卒業式の後は各教室に分かれ、担任から一人一人に卒業証書が手渡されました。
同窓会からは、エアリーフローラが送られました。
【2学年】進路講演会
2月21日(金)、武田塾の高田史拓先生によるオンライン進路講演会が、2年生を対象に行われました。
高田先生はもうすぐ受験生になる2年生に向け、目標とする大学を決める理由や受験勉強を効率よく進める方法を講義してくださり、生徒は進路実現に向けて勉強に取り組む姿勢を再認識した様子でした。
生徒からの質問にも、丁寧に応じていただき有意義な時間となりました。
春休みを課題発見の時期とし、残された時間を意識して完成度の高い勉強法を実行していきましょう。
【2学年】性教育講演会
2月14日(金)午後、『保健』の時間に2学年対象に性教育講演会が実施されました。講師には助産師で七尾看護専門学校の大内喜美子先生をお招きしました。生徒は妊娠・出産の学びを通して、自分の命がどうやって今ここに存在しているかや、命の大切さについて考えを深める機会となりました。
「心と体の健康は財産です。正しい知識を身に付け自分への労りを意識した生活を今日から始めてください。自分の体は自分で守り、素敵な大人になってください。」と大内先生から生徒に向けてメッセージが贈られました。
大内先生、ありがとうございました。
【1学年保健】AED・心肺蘇生講習
2月4日(火)1年生の『保健』で、AED・心肺蘇生講習が行われました。
羽咋消防署の方による一次救命処置の講習は初めてで、生徒はプロから直接指導を受けることができた貴重な機会となりました。
生徒は「赤ちゃんの時も一緒?」「傷病者を安全な場所に移動させるときはどう運ぶ?」など、いざという時のために疑問点を積極的に質問していました。
14Hの山崎大二郎さんは「万が一のときには人命救助のため今日の経験を活かしたい。」とお礼のあいさつをしました。
羽咋消防署の皆様、お忙しい中ご指導くださりありがとうございました。
【1学年美術】絶賛「891ハンズ展」開催中
1年生美術選択者が授業で作った手の彫刻を、羽咋高校3階美術室前で展示しております。
同じ題材の作品でも仕上がりの違いに個性が垣間見え、作者の人物像の想像が膨らみます。
展示期間は2月13日(木)までを予定しています。
【購買】昼食の試験販売がスタート
2月3日(月)、生徒会からの要望を受け購買での昼食の試験販売が始まりました。初日に販売されたのは日替わり弁当とおにぎりです。
生徒会執行部が販売のお手伝いに駆けつけてくれました。
杜の鐘ホールに用意した電子レンジ。これで生徒のお弁当も体もホカホカに。午後の授業に向けパワーをチャージできたかな?
お弁当・おにぎりの他に、明日からはパンの販売も加わります。
※お弁当の注文は、前日16時~当日8:25までに注文フォームに入力。「ご飯とおかずセット」と「おかずのみ」を選べます。
※おにぎりとパンは数種類あり事前注文は不要です。(数に限りあり)
今回の試験販売にご協力くださいました(株)八幡様、ホームベーカリーモリモト様には、深く感謝申し上げます。
令和6年度 羽咋・羽咋工業高校 探究・課題研究合同発表会
1月23日(木)午後、羽咋工業高校にて探究・課題研究合同発表会が開催されました。
初の試みである今回の取り組みは、普通科と専門高校の発表を相互に参観することで、探究・課題研究の更なる充実と、地域貢献できる人材育成を目的に行われました。
授業・部活動・課題・模試と探究活動。代表に選ばれてからの毎日は本当にハードだったと思います。限られた僅かな時間の中で発表準備を進め、いよいよ当日を迎えました。
発表会では、石川県立看護大学人間科学領域 人間形成系群 健康体力科学 垣花 渉教授と金沢工業大学 教務副部長 数理・データサイエンス・AI教育課程副主任 山岡 秀孝教授からご講評をいただきました。
▼2学年校内探究最終発表会で41班の中から選抜された代表6班はこちらです。
分野:国際・地域関係7班 「商店街を復興の一歩に」
分野:農学食品2班 「いしる いい汁 もっと知る」
分野:教育3班 「みんなで考えよう!防災ダイ作戦!!」
分野:経済6班 「羽咋はTOKYOになれるのか?」
分野:理工7班 「風船で人は飛べるのか」
分野:医療8班 「きみのそばにナースレンジャー」
アプローチの方向性は様々ですが、どの班も関心のある分野から能登の地域貢献を目指し、自ら考え、調査・実験・分析を繰り返しながら解決策を導き出そうと行動した結果です。
これからは、大学の先生からいただいた講評や他校生徒から得た学びを糧に、提案で終わらない地域貢献の実現を目指し活動していきたいと思っています。
令和6年度 3学期始業式
令和7年1月7日(火)、3学期始業式が行われました。各教室で校歌斉唱のあと、生徒は学校長式辞に耳を傾けました。
「未来を変えるコツ。それは今やることに全力を尽くす、これしかありません。今を大切にしないと未来に花は咲きません。ある目的のために、自分自身が現在の状況を作っていると考えるアドラーの目的論。であるならば、自分の決意・勇気1つで未来を変えられる気がしませんか。過去の経験に囚われず、今の自分としっかり向き合ってください。」と述べられました。
そして共通テスト直前の3年生に向け「ここぞという場面でしっかり力を発揮できるよう自信を持って勝負に臨んでください。」と激励の言葉が贈られました。
今年度もあと3カ月。
残り少ない3学期をクラスメイトと悔いの残らないよう全力で元気に過ごしましょう!
令和6年度 2学期終業式
12月23日(月)、視聴覚室にて各学年ごとに2学期終業式が行われました。
1・2年生に向けた学校長式辞では「主体的に目標を定めて振り返りながら、責任ある行動をとれる力を身に付けてほしい。そのためには自分で自分の行動を調整する力が必要。冬休み期間は『これまでのこと』をしっかり振り返り、『今からどうすべきか』を見つめる時間にし、目標を達成するための有意義な過ごし方をしてほしい。」と述べられました。
3年生には「ビッグピクチャーを描こう。共通テストを控えた今は目の前のことしか見えなくなりがちだが、ここが将来に繋がる踏ん張り時のプロセスだと捉え、気持ちに余裕を持って今のこと、将来のことを考えて頑張ってください。」と述べられました。
【2学年】探究校内最終発表会
12月17日(火)6・7限目、2学年による探究校内最終発表会が行われました。1月開催の羽咋工業高校との探究活動合同発表会に向けた代表選抜を兼ねた選考会でもあります。これまで「能登をもっと魅力ある土地にするには?」を探究テーマに自ら課題を設け、中間発表会で得た助言をもとに改善と調査を重ねてきました。
今回は、医療・教育・経済・国際/地域・理工・農学食品の6分野から見出した地域課題の解決に向けた活動の最終報告です。
発表後の質問には、手振りを加え落ち着いて真摯に対応しています。
最後に先生から講評をもらいました。
2年生はこの最終発表会を最後に探究活動は終了となります。この後は探究活動のレポート作成を行っていきます。
2年生を対象とした進路講演会を行いました
11/28(木)の6限目に、本校2年生を対象に進路講演会を行いました。ご縁あって武田塾の高田史拓先生にご講演いただきました。高田先生は、YouTube等で受験生に向けた情報を発信している全国的にも有名な先生です。今回はZOOMでの講演でしたが、もともとYouTubeで高田先生を知っている生徒もおり、多くの生徒が楽しみにしていました。
今回の講演では2年生対象ということもあり、志望校選びや進路選択、大学受験を頑張ることの意義についてのお話でした。質問タイムでは3名の生徒が手を上げ、それぞれが自身の進路についてのアドバイスをもらいました。
令和6年度 金沢大学出張オープンキャンパス
11月21日(木)6・7限目、1学年対象に金沢大学出張オープンキャンパスが実施されました。全6講座の中から関心のある講座を2つ受講し、金沢大学の先生による模擬授業を体験しました。講座では学類の特徴や、学ぶことによる就職へのメリットなどを紹介してくださり、生徒は学問に対する興味・関心を深め、文理選択に向けた進路の意識を高めた様子でした。
文理混合
【講座1】いまどきの「ものづくり」とイノベーション
融合学域先導学類
【講座2】リズムのおもしろさ
人間社会学域学校教育学類
理系
【講座3】ヒトを支えるエンジニアリング
理工学域フロンティア工学類
【講座4】人々の健康に貢献する看護学
医薬保健学域保健学類
文系
【講座5】大学で学ぶ社会学・社会調査
人間社会学域人文学類
【講座6】地域の経済社会が直面する諸課題を学ぶ
人間社会学域経済学類
金沢大学の先生方、お忙しい中ありがとうございました。
後期生徒会の取り組み紹介
ukooh!知恵袋
各階に設置されたホワイトボードに教科について聞きたいことを書くと、わかる生徒が答えてくれます。ちょっとした疑問や苦手を解消し、学力を向上させるための取り組みです。答える側も、相手にわかりやすい説明を考えることで、さらに思考力が鍛えられます。今のところ物理や数学の質問が多いですが、どの教科でも解決したいことがあったら質問してみてくださいね。
令和6年度 非行防止教室
11月14日(木)7限目、羽咋警察署生活安全課の山田さんと石川県教育委員会学校指導課の山下さんをお招きし、2年生対象に非行防止教室が行われました。
いじめや闇バイト、SNS関連のトラブルに巻き込まれないための心得を教えていただきました。
お2人からは、犯罪を未然に防ぐため「嫌なこと、言いにくいこと程相談してほしい」とメッセージが贈られました。
【2学年】探究中間発表会
11月2日(土)6・7限目、「いしかわ教育ウィーク学校公開」の一環として、2年生による探究中間発表会が行われました。
この半年間、総合的探究の時間に「能登をもっと魅力ある土地にするには?」の探究テーマで、医療・教育・経済・国際/地域関係・理工・農学食品の6つからアプローチし、各班で地域課題の設定、仮説立証のための実験や課題追及のための関連施設へのフィールドワークを精力的に行ってきました。
この日は、これまでの探究活動の成果を1年生や国立能登青少年交流の家の講師の方を前に発表し、質問や評価を受ける機会としました。
能登をもっと魅力ある土地にするには? | |
テーマ | 課題タイトルの一例 |
医療 | 能登と加賀の医療格差をなくすためには??? |
教育 | 地域ゼロ距離プラン?! |
経済 | 羽咋の景観をディズニーにしよう |
国際/地域関係 | 商店街を復興の第一歩に! |
理工 | ドラえもんを実現するためには |
農学食品 | いしる いい汁 もっと知る |
全41班が順にポスターセッションで発表し、その他の生徒は興味のある課題テーマの発表を聞きに行きます。
発表後はドキドキタイム。1年生や見学者から色んな質問がとんできます。
最後に講師の方からご講評をいただきました。
「実験・体験することから次どうするかが見えてくる」「ワクワクすることをやってほしい」
「スケールは大きくなくて良い、高校生が実現可能な課題テーマを設定し取り組んでは?」
この機会により、良かったこと、これから意識していかなければならないことなど、探究活動を進めていく上での課題が見えてきました。アドバイスをしっかり受け止め、より良くなるよう今後の活動に活かしていきます!
探究中間発表会にはたくんさんの保護者・地域の方が見学に来てくださいました。外部の方を前にして初めての発表ということもあり、2年生は緊張感を持って取り組むことができました。
国立能登青少年交流の家の皆様、保護者・地域の皆様、ご来校ありがとうございました。
【2学年】EUがあなたの学校にやってくる講演会
10月31日(木)、2学年対象にEU特命全権大使 ジャン=エリック・パケ氏による、「EUがあなたの学校にやってくる」講演会が実施されました。
「EUと日本は法の支配や民主主義といった共通価値観や、安全保障・自由貿易、産業で協定を結び体制を連携することにより、双方の国・個人単位で大きなビジネスチャンスや恩恵をもたらし合う関係にあります。」
また、「ヨーロッパにはトップクラスの大学が各地に存在し、非常に優れた水準の高い教育・研究が行われいる。大学に進学した際には国境を越えた複数のアイデンティティを持つヨーロッパへの留学を考えてほしい。自分と違う暮らしをする人がいることが理解でき、違う社会に自分が適応せざる負えない環境に身を置くこと自体が大きな学びとなる。」とおっしゃいました。
パケ大使は、数ある学校の中から “地震により被災した能登を応援したい” との思いで本校に来てくださいました。
生徒は豊富な国際経験をお持ちの大使から直接お話をお聞きすることができ、EUについての学びと理解を深める貴重な機会となりました。
感謝申し上げます。