R&Dプロジェクト部
卒業生へのプレゼント【R&D部】
3月1日(火) 卒業式
お世話になった先輩部員が巣立って行くに当たり、
在校生がレーザー加工機でキーホルダーを作りました。
おおおっ!彫り込んであるのかっ!? 実はこれ、3枚の板を重ねてできてます。
MCで作ったんじゃないのかっ! 簡易な定規にもなります。
当初はステンレスで作る予定でしたが、
設定がうまくいかず、バリが出ました。
バリもステンレスなので硬いです!
試行錯誤が必要です!
環境整備(R&Dプロジェクト部)
今回の活動は「環境整備」です。
ものづくりばかりでなく、安全で快適な環境を整えることについても
創意工夫が必要です。
「どうすれば使いやすくなるかな?」
「どうすれば安全を保てるかな?」
気が付いた問題点を「研究」し「改善」することは、卒業後もず~っと
大事なことです(上級学校でも、就職先でも、家庭でも・・・)!
さて、本校の資材置き場にはΦ60(直径60ミリ)の鋼材がありますが、
スペースの都合上積み重ねられ、しかも一番上にΦ90(直径90ミリ)の
鋼材が来てしまいました!
このままではΦ60を取り出そうとしたら崩れてきて非常に危険です!
そこで、Φ90を別の場所へずらすことにしました。
もちろん顧問の監督のもと、手袋と安全靴着用です!
一番上に重そうなΦ90が・・・ 慎重に転がして、フォークリフトの
ハンマーで叩いて押し出し、つかみしろを フォークに乗せます
用意します 「指気ぃつけや!いち、にぃの、さんっ!」
90度ずらした場所に置くことにしました フォークのくさびを外し、慎重に降ろします
床に置くとフォークリフトが入らないので、 「ゆっくり降ろせや、ゆっくり・・・」
床上げした台も準備しました 「指もつま先も気ぃつけよ!」
台の端にはストッパー(くさび)も入れて 移動できました!環境整備、完了!
転がらないように固定します
ちなみに丸棒の長さは2メートルです。
この機会に重さも量りました。
Φ60は約44キロ、Φ90は・・・な、な、なんと、約100キロでした!
5月の活動【R&D部】
5月は中間考査がありましたが、こんな活動を行いました。
上級生が1年生に工作機械(普通旋盤)の扱い方を教えました。
1年生は初めて触る旋盤におっかなびっくりでしたが、慣れてくると「おもしろい!」と
興味を持ってくれたようです。
材料はこうやって取り付け 2級技能士の3年生から ハンドルはどっちに回すと
るんだよ! 技を教わります! どう動くんだ?
安全第一で教えます! センパイよろしく! 体で覚えよう!
こちらはなにかを作っているようですが・・・
金属板を切断するシャー な、な、なんと!シャーで あれこれ工夫してカットした
リングマシンです。 カットできないとは! 板をさらに切り分けて・・・
カットするときは指先に 失敗も経験です。そこから いったい何ができるのかな?
注意です! 工夫して問題解決です!
先輩との絆【R&D部】
本校OBが休日に来校して、後輩部員にNC旋盤(なんと技能検定2級です!)の
操作方法と考え方を教えてくれました。
後輩クンは1年生の時にNC旋盤3級に合格していますが、操作はそれ以来との
ことで、あれこれ確認しながらおさらいしていました。
先輩のNさん、お忙しいところを本当にありがとうございました!
またよろしくお願いします!
右(後輩)「ここってどうでしたっけ?」 右「あ~、少しずつ思い出してきました!」
左(先輩)「こうやってやりんたろ」 左「これからビシビシいくぞいや」
なにができるのかな?【R&D部】
さて、なにができるんでしょうか?
左は技能検定の練習済み材料 切削、切削、切削・・・
まずはこれを円柱にします
けっこう細かい加工が必要と おっとっと、加工の途中で
なるようですが・・・ ねじきれてしまった・・・
メンバーは安全で効率的な加工方法をあれこれ相談しながら
検討し、めげずにトライしています。「研究」って大事です!
なにができるかは後日のお楽しみです!
一方、1年生のメンバーは互いに計測器の使い方を教え合っています。
知識は他者に教えようとするときに深いフィードバックを必要とします。
「どうすれば伝わるかな?」「大事なところはどこかな?」
そう考えることで理解も深まり、新たな気付きも生まれます。