お知らせ

新規日誌1

朝読書週間二学期

今週から来週にかけて朝読書の取り組みが行われています。

1年生は15日(水)~23日(木)終業式の日まで、

2年生は13日(月)~16日(木)までの期間です。

今日、撮影のため教室に向かうと、とても静かで集中した時間が流れていました。

時には、電子機器から離れ、ページをぱらぱらめくる音を感じたり、

表紙や文字にまでこだわった作者・著者の思いをくみ取ったり、

本自体の重みを感じたり、と単なる本ではありますが、

この冬は、深みのある本の世界に浸ってはいかがでしょうか。

<12月の図書館の取り組み>

●雑誌リサイクル(本を一冊借りると、古雑誌1冊プレゼント)

●冬休み貸出 1人10冊まで(返却日は始業式の日)

●特集展示 クリスマスの本、ミステリーの本

全国高等学校ビブリオバトル2021 石川県大会出場

11月21日(日)野々市カレードにて開催された全国高等学校ビブリオバトル2021石川県大会に

本校生徒3名、1年 末廣千歳さん・2年 明石茉奈美さん・3年 山口晴太郎さんが出場しました。

先日の校内大会を予選会とし、選出されたバトラー3名です。

県大会では、2グループに分かれて予選が行われ、4校10名のバトラー達が熱く、書評合戦が繰り広げられました。

ディスカッションタイムではさすが本好きの有志達、盛んに互いに質疑応答を行い、その本の世界を深堀りし、

ギャラリーの本への興味をかき立てました。

予選を勝ち抜いたのは本校では、スタンダールの『恋愛論』(人文書院)を紹介した3年 山口晴太郎さん(県大会2度目の出場)。

決勝では他校3名のバトラーとチャンプ本獲得を目指し、巧みな本のプレゼンを行いました。

結果、山口さんは準チャンプ本獲得。圧倒的なパフォーマンスと楽しいトークで会場全体を惹きつけました。

おめでとうございます!

この紹介された『恋愛論』の本ですが、本校図書館の奥に眠っていた昭和38年初版、昭和46年発刊の古くも立派な本であり、既に非売品、県内図書館も在庫僅少の珍しい本です。

こういった作品を見つけ出し、また、新たな読者へ届けてもらえるのは図書館冥利に尽きることであり、

バトラー達のプレゼンを聴いて感動で胸が熱くなりました。

3人の紹介本は全て図書館蔵書本です。是非、皆さん、手にとって読んでみてください。

 

『‎medium 霊媒探偵城塚翡翠』:相沢沙呼(末廣さん紹介)

『君を愛したひとりの僕へ』:乙野四方字(明石さん紹介)

『恋愛論』:スタンダール(山口さん紹介) 

 

 

 

 

第8回校内ビブリオバトル大会

10月27日放課後、玄関ロビーにて図書委員会主催の「校内ビブリオバトル大会」が開催されました。

今回はバトラー(発表者)5名がお気に入りの本を持ち寄り、5分間の制限時間の中、

本の魅力を紹介するプレゼンを行った後、3分間の質疑応答を行い全員の発表の後、投票でチャンプ本を選びました。

今回のバトラー達は中学校からの経験者などプレゼンレベルの高い書評合戦となりました。

チャンプ本に選ばれたのは『生物学的に、しょうがない!』(石川幹人 著)。

紹介者は校内大会では3連覇となった3年 山口晴太郎さんです。

バトラーには校長先生より賞状と図書カードが贈られました。

以下、熱く盛り上がった大会の様子を観戦したギャラリーとバトラーの感想と写真でお伝えします。

(ギャラリー)

● どのバトラーの方も、その本への熱意が感じとれて、どれも読んでみたくなりました。

 〝物語″というワクに縛られて本を読んでいたけれど、そのワクにとらわれたくないと感じました。

● 色々な人の色々な本への想いを聞けてよかった。読んでみたい本が沢山あったので読んでみようと思った。

● 普段私はファンタジー系しか読まないけれど、今回、5人のバトラーが紹介した本はどれもジャンルが違い、

  視野が広がりました。どの方のプレゼンもとても面白く楽しかったです。本好きが集まる中で自分の好きな本に

  ついて語れるのは本当にいいなと思いました。

● 今まで、読もうか迷っていた本や知らなかった本、今まで興味を持たなかったジャンルの本に出会い、

  読んでみたい!と思えた。とても楽しい時間でした。今回紹介された本は全て読んでみたいと思います。

  ありがとうございました!

(先生)

● 限られた時間内で上手にプレゼン出来ていたと思います。バトラー全員が生き生きとしていて、その態度からも

  その本が面白いことが伝わってきました。

(バトラー)

● 今までとは違う観客数、ステージ、バトラーとしてめちゃくちゃ楽しかったです。

  おそらく、高校で最後となるビブリオだったので、少し淋しい気もしますが、このまま何年も続いてくれると

  嬉しいです。

● 全員めちゃくちゃ面白そうです!!話し方からあらすじを伝える時の伝え方の構成、

  個性があって楽しかったです!!ありがとうございました!

 

POPコンテスト表彰式

9月13日昼休みに行われた図書委員会にて、文化祭時に開催されたPOPコンテストの結果発表及び表彰式を行いました。全作品19点の中から上位入賞者5名に校長先生より表彰状と粗品が贈られました。

本のそばにPOPが添えられていると、その絵や紹介文から一気にその本を読む気が喚起されます。

皆さんの本を彩る素晴らしいPOPは現在、図書館に本とともに展示中です。

是非、皆さんもご覧ください。

     表彰式

第一位『サロメ』:原田マハ POP制作 3年 前田陽花利

第二位 『どうかこの声が、あなたに届きますように』:浅葉なつ POP制作 2年西出すみれ第三位『ころべばいいのに』:ヨシタケシンスケ POP制作 2年 西野萌花

翌日、図書委員長が、昼休み校内放送で結果発表を行いました。

 

 

高校生ビブリオバトル in こまつ 2021参戦

  8月3日、9時半からサイエンスヒルズこまつ3Dスタジオにて「高校生ビブリオバトル in こまつ 2021」が開催され、本校生徒3名が参戦しました。

 ビブリオバトルとはバトラー(発表者)がおすすめの一冊を持って参加し、その本の魅力を5分の持ち時間で発表・紹介し、バトラーの発表や観戦者の質問を聞いて、一番読みたくなった本(チャンプ本)を投票で決まる書評発表会です。

日頃から図書室に通う愛読家3名がお気に入りの本を持って登場。他校4名と順々にプレゼンを行い、今回、惜しくもチャンプ本獲得は逃しましたが、それぞれが自分のおすすめポイントを聴いている人に分かりやすく、ジェスチャーやギャラリーとアイコンタクトをとりながら、自然な語り口で、個性溢れる見事なプレゼンテーションを行いました。フェイスシールドやアクリルパネルが設置された演台で、「どうやったら聴いている人に伝えることができるのだろう?」と真剣に考え、表情や声量など工夫を凝らし、高校生らしく爽やかに本の魅力を伝える見事なプレゼンでした。

今回の3名の紹介本はすべて図書室にあります。

皆さんも、是非手にとって読んでみませんか?

(紹介本)        (発表者)

『夜市』:恒川光太郎 作 (1年 東 一斗さん)

『私の美しい庭』:凪良ゆう 作 (3年 北野 倫圭さん)

『正義の教室』:飲茶 作 (3年 山口 晴太郎さん)