図書室の日誌

図書室の日誌

絵本ライヴ


本校の図書委員会有志メンバーが、小松市東部児童センターで
恒例の「
絵本ライブを行いました。
手作りのお面や小道具を使って、臨場感たっぷりの絵本の読み聞かせとなりました。

ぽんこちゃん、ぽん』 乾栄里子作
ぽんこちゃんがいろんなものにハンコを押していきます。動物園で、駅で、・・・・・・

はらぺこ かいじゅう』 ニーアム・シャーキー作
「われこそが世界一のはらぺこかいじゅう!」
いろんな動物たちが自分が世界一だと主張します。
さて、本当の世界一のはらぺこかいじゅうは誰なんでしょう?


くまさんのずぼん』 柴野民三
くまさんがずぼんの丈を直してほしいと依頼します。
しかし、どの職人もいそがしくて・・・・・・。
直ったずぼんをはいたくまさんはびっくり!


次回をお楽しみに★

図書委員会、この一年

今年度の図書委員会は、たくさんの活動をしました。それらのどれもが初挑戦でした。
 
例えば、
小商流絵本ライヴ
これは近隣の児童センターで、小学生に新しい本の楽しみ方を伝えるために始めました。
普通の「読み聞かせ」とは違い、その役になりきり演じます。
聞き手参加型で、一緒に歌ったり、効果音を発したりしてもらいます。
お面などの小道具はすべて手作りです。
子どもも大人も、楽しめる企画でした。本校の文化祭等でも実演しました。
 
ビブリオバトルVS寺井高校
これは寺井高校とのコラボ企画です。
両校とも国語の授業でビブリオバトルを取り入れていることもあり挑戦してみました。
他校の司書さんもたくさん見に来てくれ、大変盛り上がりました。
コラボ企画第二弾として、小松市立図書館や南部図書館での「仲良しPOP展」があります。
 
小商生による「ビブリオバトル講座」
これは近隣の中学校への「出張講座」です。
前述の寺井高校とのバトルの実例を織り込んた゜「ビブリオバトル」の簡単な説明の後、
本校の生徒が実演。次に中学生が挑戦しました。
高校生も中学生も思い入れのある本について語り出すと、止まらない様子でした。
 
 
これらの活動が実現できたのも、様々なご縁の賜物だと感謝しています。
これからも、連携やコラボはもちろん、
次世代に「本の楽しさ」を伝えていける活動を続けていきたいと思っています。
彩り豊かな一年をありがとうございました。
これからも頑張ります。
 

多読者・功労者の表彰式

3月3日の雛祭、卒業間近の3年生を対象に「多読者・功労者」の表彰式を行いました。
多読者賞は高校生活3年間で100冊以上図書室の本を読んだ生徒に、
功労者賞は図書委員会活動に積極的に参加し盛り上げてくれた生徒に贈られました。
 
特に今年度は「図書委員会、一歩外へ」をモットーに、外に向けた活動、例えば、
 
①近隣の児童館での小学生を対象にした「小商流・絵本ライヴ」
②寺井高校との「合同ビブリオバトル」と小松市立図書館と南部図書館での「合同POP展」
③市内中学校での「ビブリオ講座」
④本校文化祭でのステージ発表
 
など、斬新な活動に多数挑戦できました。
「やってみたい!」と思っていた活動が実現でき喜ばれたのも、
協力してくれた生徒たちのお陰です。
その感謝の気持ちを込めて、今年度初めて「功労者賞」を設けました。
図書委員会担当の先生が、多読者の認定カードと、
功労者への感謝状を読み上げてくれました。
シンプルではありましたが、心がこもった温かい式になったと思います。
 
 
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
そして、楽しく充実した時間をありがとう!
卒業しても、たまに図書室に顔を出して下さいね。
 
 
ひなまつりのバルーンアート☆
 
 

図書室はクリスマスモード

昨日、首都圏の友人より「オペラシティで第九を聴いてきます」とメールがありました。
第九と言えばクリスマス、ということで図書室でもクリスマスの飾りつけをしました。
 
早めのサンタさんからのサプライズ、「バルーンアート」の愛らしさに生徒も先生も癒されています。
また、図書委員や常連によるクリスマスツリーやカウンター周りの飾りつけは、毎年恒例のことです。
今年の出来も上々です。
 
見た目の華やかさや可愛らしさだけでなく、心が温かくなる小商の図書室に足を運んでみませんか?
飾りつけやレイアウトに協力してくれた皆さん、ありがとうございます!

本の処方箋、始めました!

みんなの悩みや不安、疑問を解決するお手伝いができる本の紹介文、
これが「本の処方箋」です。
これは「失恋した」「やる気が出ない」「一言多い」などの症状を改善するかもしれない処方本と、
読後の心の変化を記したリストです。
 
例えば、「自信が持てない」人に、
『フリーター、家を買う』を処方→「過去は諦めても、未来は諦めないぞ」と思えた、という感じです。
 
1冊の本の「あの一言」「あの場面」「あの描写」が、あなたの心のモヤモヤを晴らしてくれるかもしれません。
小商の図書室はそんな1冊をあなたに処方したいと思ってます。お気軽にご相談を!
 

小商生によるビブリオバトル講座

今回は「ビブリオバトル」の楽しみ方を伝授するために、松陽中学校にお邪魔しました。
 
ビブリオバトルとは京都大学発祥の「書評合戦ゲーム」で、
全国的に広まっている本のイベントです。
この辺では、石川県立図書館や金沢大学が力を入れています。
 
簡単なルール説明の後、本校生徒2名が実演。
高校生の貫録と慣れで、見事に「お気に入り一冊」への思いを語ってくれました。
(『ランチのあっこちゃん』と『旅猫リポート』を紹介)
次に中学生4名が実演。
「みんなの前で本の紹介なんて初めて!」と緊張していましたが、
いざ語り出すと、言いたいことが溢れ出てくるようでした。(『獣の奏者』などを紹介)
 
「今回は上手くできなかったから、リベンジしたい!」
「今度は私たち中学生が、小学校でビブリオの面白さを語ってきたい」
などの声が上がり、頼もしく思えました。
実演してくれた生徒たちはもちろん、
『モンテクリスト伯』で「復讐の美学」を熱弁してくれた本校の先生と、
自らの読書体験について熱く語ってくれた松陽中学校の先生、ありがとうございました。
 
そして松陽中学の司書さん、今回の企画に付き合い心を砕いて下さり感謝しています。
近いうちに、また交流したいですね!
 

POP、ステップ、ジャンプ! その後

小松市南部図書館での、寺井高校との「合同POP展」が無事に終了しました。
 
たくさんの方が展示に足をとめて下さり、
更にPOPで紹介された本の貸出が増えた、と聞くことができ、大変嬉しく思っています。
 
これからも、他校の図書委員会や公共図書館と連携し、
楽しい企画ができることを願っています。
みなさん、本当にありがとうございました。
 
 

文化祭で弾けました!(図書委員会)

今年の文化祭は何と、図書委員会のステージがありました!
 
今年度より近隣の児童館で行っている「絵本ライヴ」と、
生徒書き下ろしの「新説 本能寺の変」を実演しました。
あまりの熱演に、予定時間を大幅にオーバーしてしまい、ヤキモキしましたが、
みなさんの理解と温かい眼差しに包まれ、無事に終えることができました。
感謝しています。
 
ステージに上がった図書委員と有志、「安定志向の明智光秀」を演じてくれた先生、
そして『ひつじぱん』を一緒に歌ってくれた野球部のみなさん、本当にありがとうござました。
 
 
絵本ライブ『がまんのケーキ』        野球部も一緒に『ひつじぱん』
 
 
セリフ劇                    みんなありがとう!

POP、ステップ、ジャンプ!

タイトル通り、小商のPOPは図書室を飛び出し、「小松市南部図書館」に着地しました。
 
寺井高校との合同企画第2弾「POP仲良し展」が、南部図書館で開催されています。
両校合わせて約40点のPOPと、本校の課題研究「保育班」の秋をテーマにした作品が、
展示されています。
 
 
 
展示期間は10月24日(金)~11月7日(金)の2週間です。
ちょうど「読書週間」も始まり、本格的に本と親しめる季節になってきました。
生徒たちのPOPが、皆さんの「秋のお供」を探すお手伝いができたら、嬉しい限りです。
 
今回の展示にあたり、南部図書館の館長さんや職員の方々のご理解やご協力、
そして様々なお心遣いをいただき、感謝しております。本当にありがとうございました。
 

絵本ライヴ その三

今年度3回目の東部児童センターでの「絵本ライヴ」に行ってきました。
 
今回は「幼児教育科」志望の3年生を中心に実演しました。
保育士を目指すだけあって、お面や小道具などの制作はお手の物で、
手際も仕上がりも大変良いものになりました。
もちろん、演技もなかなかのものでした。
 
さかさことばでうんどうかい』で回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)を読み手と聞き手で大合唱!
 
次の石川県出身の絵本作家、とりごえまりさんの『ネコのラジオ局』では、かわいいネコたちのお面に癒され、
一方で図書担当先生のロックミュージシャンでハイテンションに!
 
さつまのおいも』では、「この場面で飛んでくるはずの手作りのおいも」が(担当者が忘れて)飛んでこなくて、
結局子どもたちに「はい、どうぞ!」と一個ずつ配ったりしました。
子どもたちは大喜びで受け取っていました。(ハプニングも味方にした様子でした)
 
最後の『まないたにりょうりをあげないこと』では、甘え上手ななまいたと、
ちょっと気弱なコックの絶妙なやりとりに二ヤリとしました。
 
定期考査やイベントで、練習する時間が少なかったので「上手くいくかな?」と少し心配でしたが
本番が一番良かったので、ホッとしています。
何よりも生徒たちの子どもたちへの優しい眼差しと笑顔が印象的でした。
みんな、ありがとう!