石川県立小松商業高等学校 | |
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図書室の日誌
カテゴリ:図書室
絵本ライヴ その三
今年度3回目の東部児童センターでの「絵本ライヴ」に行ってきました。
今回は「幼児教育科」志望の3年生を中心に実演しました。
保育士を目指すだけあって、お面や小道具などの制作はお手の物で、
手際も仕上がりも大変良いものになりました。
もちろん、演技もなかなかのものでした。
『さかさことばでうんどうかい』で回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)を読み手と聞き手で大合唱!
次の石川県出身の絵本作家、とりごえまりさんの『ネコのラジオ局』では、かわいいネコたちのお面に癒され、
一方で図書担当先生のロックミュージシャンでハイテンションに!
『さつまのおいも』では、「この場面で飛んでくるはずの手作りのおいも」が(担当者が忘れて)飛んでこなくて、
結局子どもたちに「はい、どうぞ!」と一個ずつ配ったりしました。
子どもたちは大喜びで受け取っていました。(ハプニングも味方にした様子でした)
最後の『まないたにりょうりをあげないこと』では、甘え上手ななまいたと、
ちょっと気弱なコックの絶妙なやりとりに二ヤリとしました。
定期考査やイベントで、練習する時間が少なかったので「上手くいくかな?」と少し心配でしたが
本番が一番良かったので、ホッとしています。
何よりも生徒たちの子どもたちへの優しい眼差しと笑顔が印象的でした。
みんな、ありがとう!
「本の帯」で本選び
国語の授業で「本の帯」を作成しました。
初めての試みでしたが、なかなかの出来栄えです。
小松商業生は、普段から本に馴れ親しんでいるので、
前回のPOP同様、何の抵抗もなくすんなりと作品を仕上げることができました。
これは図書室としても喜ばしいことです。
実際に本に巻きつけて、図書室に展示してみました。
「何か面白い本はない?」「何を読めばいいかな?」と本選びにお悩みの皆さんに、
何かしらのヒントを与えてくれると思います。
もうすぐ「秋の読書週間」です。
本を読むには最適な季節、お気に入りの一冊を見つけて下さいね。
インターアクト年次大会に参加して
東部児童館での「絵本ライヴ」を、インターアクトの大会で実演することになりました。
出し物は、あきやまただしさんの『ひつじぱん』と、かがくいひろしさんの『がまんのケーキ』です。
今回の会場となった「うらら」のステージから観客席は遠く、実物の絵本だと見えなので、
パワーポイントを使い、その大きな画像に併せて実演しました。
児童館では絵本や読み手を、より身近に感じてもらうために、
小学生に囲まれるような形でのライヴだったので、少し勝手が違いましたが、
生徒たちは戸惑うことなく、見事に演じきってくれました。
会場の方々にも、もちろん参加していただきました。
『ひつじぱん』の「ぱんぱかぱーん」の掛け声を一緒に発することで、
読み手と聞き手が一体になるのは、児童館でのライヴと同じでした。
大人のみなさんも、一瞬でも童心に帰ることがことができたなら、嬉しい限りです。
今回はこのようなステージ立たせてもらう経験ができ、喜んでいます。
ありがとうございました。
ビブリオバトル VS寺井高校
7月30日、この日は「ビブリオバトル小商VS寺井」の決戦の日でした。
「ビブリオバトル」とは?これは京都大学発祥の書評発表会です。
発表者が5分間「これぞ!」と思う本を紹介して、その後3分間の質疑応答。
この約8分間のサイクルを発表者全員が終了後、参加者全員で
一番読みたくなった「チャンプ本」を決める書評合戦です。
この今話題の「ビブリオバトル」を図書委員の交流会を兼ねてやってみよう!、ということになり、
寺井、小商の両校の図書担当の先生や図書委員、常連を巻き込み、この日を迎えました。
参加者は、発表者6名(各校3名ずつ)+ギャラリー=27名。
初の2校合同の図書イベントというとで、近隣の高校の司書さんもたくさん見に来てくれました。
バトルの内容は…?
一言で言えば、6人の発表者の個性炸裂!
バトルの中身も濃いのですが、粋な浴衣姿の者あり、
「そう思いますよね~?」と油断しているギャラリーにふる者あり、
マイワールドに引っぱり込もうとする者あり、理路整然とそれでいて温かみのある
語り口の者あり、派手なパフォーマンスあり、とちょっとしたショータイムでもありました。
多数決により、「チャンプ本」は寺井高校の『世界遺産の街を歩こう』に決定しました。
表彰式、寺井高校の図書担当の先生による愛あふれる講評の後、
お待ちかねの図書委員の交流会に入りました。
共通の友人、兄弟姉妹の話題、好きな本の話などで盛り上がりました。
「楽しかった」「勉強になった」「またやりたい」「参加して良かった!」の言葉を
たくさん聞くことができ、喜んでいます。
みなさん、有意義な時間をありがとうございました。
さて、次は何をしようかな?
納涼朗読会~小泉八雲の怪談を聴きながら~
7月10日の放課後、ある強い思いからこの「納涼朗読会」を企画しました。
今年の「総文の放送コンテスト」に図書委員と常連がエントリーしました。
その時に2人が読み上げたのが『怪談』でした。
報道部もなく、顧問もいない中、他校の本格的な指導を受けている部員たちに
臆することなく、堂々とステージで読み上げた姿は、誇らしく思えました。
その勇姿を小商の生徒や先生方にも見てもらいたい、という思いから、
今回の企画が生まれました。
窓ガラスに新聞紙を貼り、外からの光が入らないように工夫、
読み手が姿を隠すなど、演出にも凝りました。
今回は『怪談』の中の「むじな」と「かけひき」を二人で演じ分けて、
今回も見事に読み上げました。
聴き手の背筋を凍らせたことは間違いありません!
朗読後の「作品解説」も大変勉強になりました。
どちらの作品も、タイトルだけでは「ピン」とこないかもしれませんが、
内容はとても有名で、一度は聴いたことはあるかと思います。
暑さと湿気のまとわりつく夜にお薦めの一冊です。
今年度初の「図書室はギャラリー」
2年生の「現代文B」の授業で作成したPOPが、図書室と購買前に貼り出されています。
どれも色使いやレイアウト、キャッチコピーが工夫されていて、力作揃いです。
多数決で決まった「1番読んでみたいと思うチャンプ本」は、
東野圭吾さんの『流星の絆』と、乙一さんの『暗いところで待ち合わせ』でした。
どちらもまだ読んでいないので、この夏チャレンジしてみよう!と
思わせるほどの心をつかむ作品でした。
図書室は、美術や家庭科などの授業で制作した作品や、
生徒のイラストを展示する機会に恵まれています。
その間、とても華やかな図書室に変身します。
さて、今年はどんな作品がやってくるかな?今から楽しみにしています。
短冊に願いを込めて(図書室より)
今年も、七夕の笹を用意してもらいました。
生徒玄関と正面玄関に、学務員さんが安全を考慮して、立ててくれました。
笹と短冊とペンが置かれて間もなく、生徒のみなさんはそれぞれの思いや
願いを短冊にしたためました。
今年は「みんなでインターハイにいけますように」「みんな笑顔でいられますように」
「この幸せが続きますように」「世界平和!」などの、
「みんなの幸せは私の幸せ」的な言葉が目立ちました。
短冊を見ているこちらが、ほのぼのとした気持ちになれました。
暑い中、笹をとってきてくれた職員の方、笹の設置や撤去をしてくれた学務員さん、
そして数々の名言を残してくれた生徒や先生の皆さん、どうもありがとうございました。
図書委員会のどのイベントをとっても、たくさんの人の協力と優しい気持ちの上で
成り立っていると、つくづく思います。感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
「SILVER MEMBER」、誕生しました!
6月19日に今年度初の「SILVER MEMBER」カードを発行しました。
第1号は1年生女子です。
これは、個人貸出が50冊を超えると、通常貸出が3冊のところ4冊の貸出が可能になる
「特典付き」カードです。また、個人貸出が100冊を超えると、5冊の貸出が可能になる
「GOLD MEMBER」カードに進化します。
昨年度より始めたこの多読者特典は、カードのデザインの良さも手伝い、なかなか好評です。
「GOLD MEMBER」が誕生する日も近いと思います。
カード獲得のために、たくさん読むのも良し、じっくりと一冊を堪能するのもこれまた良し。
あなたなりの「読書」を楽しんで下さいね!
小松商業流「絵本ライヴ」、再び
先月に引き続き、今月も「絵本ライヴ」のため東部児童センターにお邪魔しました。
今回は、前回よりさらにバージョンアップ!出演者の演技力に磨きがかかったのはもちろん、
手作りの小道具なども充実し、より「ライヴ感」を堪能できる内容になりました。
歌いながら読み進める、あきやまただしさんの『もっとひつじぱん』で、
子ども達は元気に大合唱!
その後、「動物さんは今日も大変!」の絵本を3冊続けて演じました。
手作りのかつらや、帽子、お面などを使い役になりきり、
声も役によって演じわけ、「ざっぶ~ん!」などの効果音は子ども達も一緒に叫んでもらい、
しまいには「あふれ出る大水」にみたてた青いポンポンが飛んできたり・・・
子ども達の歓声に、図書委員たちは大いに励まされ、大満足のようでした。
「ライヴ」に付き合ってくれた、東部児童センターのみなさん、すずらんクラブのお母様、
小学生のお友達、どうもありがとうございました。涼しくなったら(秋)また会いましょう!
小松商業図書委員会のモットーは「ライヴ・ラリー」
「LIBRARY=図書室」の意味だけでなく、
「ライヴ=生の」「ラリー=やりとり」の意味もあります。
今後も「生の声のやりとり」から、小松商業図書委員会の新たな活動が生まれるように、
楽しみながら頑張っていきます。
初挑戦!小商流「絵本ライヴ」
5月20日(火)の放課後、図書委員、常連の有志6名で、「小商流絵本ライヴ」を
披露するために、東部児童センターに赴きました。
子ども達に「ライヴ感覚」で絵本を楽しんでもらうため、絵本を歌いながら読み進めたり、
役を演じ分けたりなりきったりしました。また聞き手の子ども達には、「せーのーで!」で
一緒にセリフを言てもらう「聞き手参加型」で、従来の読み聞かせとは少し違います。
『ひつじぱん』で歌い、『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』で1人9役を演じ、
『わにさんどきっ はいしゃさんどきっ』で役柄の扮装をし熱演したり、
『がまんのケーキ』ではボケとつっこみがいい味出したりと、
手前味噌ですがなかなか面白い内容の「絵本ライヴ」になったと思います。
もちろん、約30名の子どもたちも大喜び!予備に持参した『へんしんおばけ』を見つけると、
「これも読んで~!」とアンコールまでありました。これには、みんな大感激でした。
最後は、図書委員たちの自己紹介で締めくくりました。
「来月も来てもいいかな~?」と聞くと、「は~い!!」の元気な返事があり、ホッとしました。
玄関を出る時の「ありがとうございました!」の子ども達の大きな声が嬉しかったです。
子ども達の笑顔や笑い声がやみつきになりそうなこの活動、今後も続けていきたいです。
「小商流絵本ライヴ」は、テーマに基づき絵本を紹介します。
ブックトークの要素も兼ね備えています。今回のテーマは「いろんなガマン」でした。
来月は6月17日(火)の16:00からを予定してます。
テーマは「動物さんは今日も大変!」です。
最後になりましたが、東部児童館の館長さんはじめ職員の方々、
今回お声掛けして下さった「すずらんクラブ」のお母様方、
そして、一緒に楽しんでくれた子どもたちに感謝いたします。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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