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山岳部
【山岳部】令和7年度 第1回登山~動山~
4月26日(土)に、小松市大杉町の動山にて、今年度第1回目の登山を実施しました。
天気に恵まれ、適度に涼しい中で楽しく登ることができました。
久しぶりの登山ということで、軽めの内容でしたが、概ね部員は良いペースで歩くことができていました。
地図読みで、いくつかのポイントで道を間違えたことは課題です。
この日は、本来は新入部員歓迎登山を計画しており、獅子吼の後高山へ登った後、昼食を作ってみんなで食べる予定でしたが、残念かつ悲しいことに今年の新入部員はゼロ人ということで2・3年生のみの登山となりました。
山岳部は、山を歩き、山で食事を作り、山で部員皆と泊まる活動を目指す部活動です。普段関わることのない非日常を体験したい人、自然が好きな人、高校から新しいことを始めてみたい人(2・3年も全員が初心者でした)、絶景を見てみたい人、ご飯を美味しく食べたい人などみなさんの興味にマッチする部分が必ずあると思います。常に部員は募集していますので、明倫高校の生徒に限りますが、興味のある方は、進路指導室の顧問か部室(視聴覚準備室)の部員まで声をかけてください。見学も歓迎します。お待ちしています。
《ツツジがきれいに咲いていました。》
《山頂の看板が折れていました…、昨年3月は折れていなかったのですが》
【山岳部】令和6年度 春合宿(六甲山)
令和6年度、締めくくりの登山として、3月25日(火)~27日(水)の2泊3日で兵庫県神戸市の六甲山系にて春合宿を実施しました。六甲全山縦走路の前半を1日で歩く計画です。六甲山登山は、もともととある部員が、昨年度「行きたい」と希望した山で1年越しの実現となりました。また、今回の合宿は卒業生も1名参加してくれ、全員が参加できたわけではありませんが、懐かしいメンバーでの登山ともなりました。宿泊場所は、摩耶山から近い神戸市立自然の家(標高約620m)にお世話になりました。
1日目・3日目は移動日で、登山行動は2日目に実施しました。
2日目は、朝、2:00に起床し、阪急六甲駅(標高約60m)へ向けて、杣谷峠からカスケードバレーを標高差約560m下るところからはじまりました。この区間は、完全なナイトトレイルとなり、ルートファインディングを含め良い経験となったのではないかと思います。そして、阪急六甲駅前のコンビニにて、朝ごはんとお昼ご飯を調達し、電車にて六甲全山縦走路登山口の須磨浦公園駅(標高10m)まで移動して登山が始まります。鉢伏山(標高248m)、旗振山(標高252m)、鉄拐山(標高234m)、横尾山(標高312m)、高取山(標高328m)など、小さな山のアップダウンを繰り返し、間に市街地を挟みながら進む行程となりました。都市と山が近い神戸ならではの登山を生徒は楽しむことができたのではないかと思います。しかし、予想外の気温(23度程度)により予定のルートを歩き切ることができず、途中の鵯越駅でギブアップとなりました。その後は、電車、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで掬星台まで行き、徒歩にて自然の家に戻るという、これも神戸ならではのルート選択となりました。
六甲山は日本の近代登山発祥の地であり、都市と山が近くルートも多くて整備も行き届き、普段の登山活動とは全く雰囲気の違う山行を、生徒たちは体験できたのではと思います。
一方、ルートの多さ、市街地と山地の行き来で地図読みに苦労する様子も見られた点は大きな課題でした。総体へ向けてさらに精度を高めてゆきたいと思います。
~以下、参加部員の感想です。~
今回登った六甲山は登山道だけでなく街の中も歩くルートでした。普段部活で行く登山では街の中は通らないのでとても貴重な経験になりました。六甲山は有名で道も整備されていてそんなに辛くはないと思っていましたが、全体的に階段が多く足への負担が大きくて想像以上に辛かったです。今回の反省点は、地図読みができず予定から遅れてしまったことです。これからはルートのポイントや地形の特徴について事前に詳しく調べておくということを大切にしていきたいです。菊水山から摩耶山は行けなかったですが、楽しくいい登山になったと思います。
《旗振り山付近にて、整備された広い登山道》
《高倉台にて、山から町へ、そしてまた山へ(目の前が次の山)》
《須磨アルプス、今回の最大の山場だが、見た目ほど難しくない》
《公共交通機関を乗り継いでたどり着いた掬星台、徒歩のはずだったのだが…》
《夜、車で掬星台へ、「1000万ドル」の夜景》
【山岳部】令和6年度 県高体連登山部リーダー講習会
1月25日(土)~26日(日)にかけて、県内学校の山岳部が集まるリーダー研修会に参加しました。
1日目は、雪上歩行体験と白山ろく少年自然の家で宿泊、1年間の活動報告を各学校が行いました。2日目は一里野温泉スキー場にてスキー(スノーボード)実習を行いました。
雪上歩行体験は、瀬名高原スキー場跡の駐車場にて翠星高校さんと合同で実施しました。この日までの好天のため、雪が良くしまりワカンを着用しての歩行でしたが、非常に歩きやすいものでした。そして、お昼を挟み、雪洞掘り体験を行いました。かなり時間がかかりながらも2人が横になれるサイズのものが完成しました。顧問個人としても摂動を掘ったことはあったのですが、泊まったことはなかったので、是非一度泊まってみたいと感じました。
その後、英検受験者が合流し、食事の後、活動報告が行われました。ここ2週間、このためにプレゼンテーションの作成と練習を繰り返してきました。顧問からのオーダーとして「1人1笑をとる」ことを課しましたが、笑ってもらえた部分はあったものの、まだまだ課題が残りました。
スキー実習はレベルに合わせて2グループに分かれて実施しました。初心者グループは、練習を重ねるごとに徐々に滑ることができるようになっていっていました。
以下、部員の感想です。
瀬名高原スキー場跡で雪上歩行体験を行いました。この日は晴れた天気で動いていると暑く感じました。ワカンを付けて歩くと雪に沈みにくかったです。ワカンで雪の坂を登りました。自力では難しく2人の先生に引き上げてもらいました。一般の方は歩きやすい道に迂回するべきですよ。お昼に翠星高校の皆さんにうどんをおすそ分けしていただきました。沁みました。午後は雪洞を作りました。2人で2時間かかりました。肩がこりました。しばらく雪は見たくないです。
1日目のリーダー研修会が終わり、この日はスキーやスノボーをして楽しみました。スキーが始めての後輩が半日で急成長を成し遂げていてすごいと思いました。自分はスノボーでターンができるように頑張りました。早くみんなに追いつけるように何度も練習をして、ようやくうまい人たちと一緒に滑れるようになりかけた時に、部員の1人が手を怪我してしまいました。その点は残念でしたが、参加したみんなと楽しい経験ができたのでよかったです。
《雪上歩行体験》
《完成した雪洞にて、L字型になっており奥行きがある》
《夕食後の活動報告の様子》
《スキー実習、リフトにて》
【山岳部】小松オリエンテーリング
1月19日(日)に小松市にてオリエンテーリングを実施しました。オリエンテーリング協会さん設置のパーマネントコースを使用させていただきました。
朝は寒かったものの天気に恵まれ、快適に実施することができました。
生徒たちは、地図の読み取りに苦労する面を見せつつも、何とか全てのポイントを回ることができていました。
オリエンテーリングは、先月に続き2回目となり、だいぶ慣れてきた様子となりました。この活動で培われる地図読み=地形の読み取りの能力を今度の総体に活かして欲しいと顧問としては思います。
一方、雨が続いた後の道ということもあり、ぬかるむ箇所や歩道に残る雪の上などで苦労する面も見られ、ルートの選び方なども含め、今後の課題が見つかった活動でもありました。
以下、参加生徒の感想です。
今回のオリエンテーションではいつもの長距離を長時間かけて歩き続けるというスタミナが重要となるものとは違い、雪道を歩行での足腰の強さや泥道を歩く技術が必要になるものだったと思います。また、前回のオリエンテーションよりも時間がかかりましたがそれは成長の機会が多くなったとも考えられます。この経験は単なる体力だけの問題ではないことを自覚させられました。今後は歩く中でどこを踏めば体力を温存できるかを考えたいと思います。
《スタート地点にて》
《地点確認の様子》
《コントロール(ポイント)の一例》
【山岳部】卯辰山オリエンテーリング
12月14日(土)の午前中に、奥卯辰山県民公園にて、パーマネントコースを利用させていただき、オリエンテーリングを実施しました。本来は、小松市の鞍掛山登山の予定でしたが、降雪などもあり実施となりました。
雨または雪の中を覚悟していたのですが、徐々に晴れ、遠くにはうっすら雪景色の山・近くには金沢の市街となかなかの眺望でした。
オリエンテーリングそのものは、2年生が2回目、また、前回よりは短いコース、自身の影響による立ち入り禁止区画の影響により予定よりもかなり早く1時間程度で9個のポイントを回ることができていました。
昨年と比較して成長を感じる一方、最短ルートを選べない箇所や、ポイントを行き過ぎてしまうこと、(おそらく)工事による移動で、地図から少しずれた位置に設置されていたポイントを見つけることができない者がいるなど地図読みの課題が浮き彫りになった活動でもありました。
以下、参加部員の感想です。
今回は鞍掛山に登る予定だったが、急遽卯辰山オリエンテーリングに変更なった。今回のオリエンテーリングは2チームに分かれサブザッグで行動すると思ったら20kgのメインバックでとても大変でした。良かった点は前回より地図読みが上手くなったし、周りの地形を見渡すこともでき、成長を感じることができたところです。まだ伸ばせる点は、地図記号で分からなかったとこがあったところです。次のオリエンテーリングではもっと成長できるように頑張りたいです。
【山岳部】令和6年度 第9回山行~荒島岳~
11月16日(土)に月例山行として、福井県大野市にある日本百名山の1つ、荒島岳(1523m)へ登りました。
今回の登山は、紅葉の鑑賞と重い荷物を背負う体力トレーニングを目的として実施しました。特に体力トレーニングに関しては、今年度の県総体、県新人大会の結果を受けて、不足している部分の1つとして、全員ではないですが、2年生は基本的に20kgの荷物を背負って登ることとしました。重量に関しては、来年度の県総体で各自が背負う可能性のある重量+1~2kgを基準として設定しています。また、登る山の選定は、部員のリクエストによるものでした。
荒島岳は、標高差が1000mほどある少し登りごたえのある山であり、登山道はスキー場跡の舗装路から始まり、緩やかな箇所や急なところ、滑りやすい箇所など変化に富むため飽きずに歩くことができる山でした。部員は、ザックの重さに苦労しながらも、意外としっかりと歩けている様子が見られました。紅葉に関しては、少し時期が遅く、標高700~800m程度の箇所で、少しだけ鮮やかに色づいた葉を見ることができました。
普段は22kg程度の水の入ったポリタンクを担いで学校内の階段などを歩いて上り下りしながらトレーニングをしています。実際20kg背負った状況での登山を経験することで、普段のトレーニングからより具体的に登山をイメージして取り組めるようになってほしいと思っています。
そして、今回はゲストとして英語科の先生も一緒に登りました。休憩ごとにおやつの差し入れがあり、部員は喜んでいました。
以下部員の感想です。
今回の登山は、20kgを持って紅葉登山を楽しむというどちらが本命の目的かわからない登山でしたが全員たぶん20kgを持って山に登れたので良かったと思いました。ちなみに、20kgの中身は大会の規定装備と1Lの水が入るペットボトルが何本も入っていました。普段は水なしでは生きられない山岳部でしたが、今回はそんな水に死ぬような思いをさせられました。紅葉の方は辛くてちょっとしか見られなかったけど、山に沿って木が赤色や黄色に変わっている様子が見られる箇所では、疲れが少しだけとれたような気がして良かったです。そして今後も登山を行う際には20kgだと言われているので、そんな20kgに慣れるためにもいつもの部活でポリタンクを欠かさずに持って思い荷物に慣れようと思いました。(部員N)
《山頂にて、晴れれば背後に白山が見られるはずだったが…》
《山頂から下山開始直後、中荒島岳の手前、霞んでいるが大野の町を見下ろすことができた》
《中腹の紅葉は、鮮やかだった》
【山岳部】第42回 野々市じょんからの里 マラソン大会
10月20日(日)に行われた第42回野々市じょんからの里マラソン大会へ山岳部として出場しました。
昨年と同様、山岳部のTシャツを着用しての参加です。今年は過去最多となる8名+顧問2名の10名で参加させていただきました。日頃、ランニングがトレーニングとして多い山岳部としては、日々の成果を試す場となりました。昨年と比較してタイムが伸びた者や伸びなかった者など結果はそれぞれでしたが、一緒に参加した顧問を含め、全員が無事に完走することができました。この大会をきっかけに日々のトレーニングの取り組み方について、改めて見直していきたいと思います。
最後になりましたが、大会を開催していただいた方々やボランティアの方々などへ感謝申し上げます。参加させていただきありがとうございました。
《出走前、りんくんと共に》
《ゴール直前の部員》
《ゴール後、校門前にて、全員無事完走!》
【山岳部】令和6年度石川県高等学校新人体育大会登山大会
9月18日(木)~20日(土)にかけて、富山県の立山山系を会場に県新人大会が行われました。
初日は、国立立山青少年自然の家で、装備審査・設営審査・インスペクション(筆記試験)・炊事審査・計画書審査が実施されました。2日目は登山行動日で、天候悪化の予報を受けてコースが短縮されはしたものの、立山室堂から雄山を往復する登山が実施されました。ここでは、体力・歩行技術・読図・行動記録・装備に関する審査が実施されました。
今回は直前のハプニングもあり、少し準備不足の感じがありましたが、多くの処で課題が浮き彫りとなりました。一方、「行動記録」は今まで不備が多かった審査項目でしたが、今回は不備なく終えることができました。
来年度の総体へ向けて、より体力の強化を図るとともに、今回の課題を改善していきたいと思います。結果は4位となりました。
また、閉会式では、8月に実施された夏山大会の表彰も行われ、「優秀校」として表彰されました。
以下、参加した部員の感想です。
自分は今回初めて大会にB隊で参加することになって気づいたことがたくさんあった。まず始めに今までA隊では、テント設営などの時に他の高校の様子をあまりみる機会がなかったけど改めて他の高校をみてみると、チームワークが良い高校や一人が指示をたくさんだしてそれを主体に動いている高校もあったので参考になる点がいくつもあった。炊事では、満点だったけど自分がナイフで手を切ってしまったため危なかったシーンがあったので今後ナイフは一切持たないようにしたいと思った。二日目では、本来決めてあったコースよりも天気の影響で短縮する形になったけど、自分は明倫のB隊をみていて特に歩き方に気になる点はなくて挨拶もしっかりとしていたのでよかった。今回の新人大会を通して学び気づいたことは一人一人が役割分担をするということ。この点を活かして次の総大に向けて頑張りたい。
今回の新人大会は4位という結果を収めましたが過去最悪と言って良い結果でした。元々計画書作りが遅すぎてろくに練習出来なかったり、テントの設営練習でポールを折ってしまったり、準備段階から失敗の予感が漂っていました。そしてほぼ全ての審査において何かしらのやらかしがあり、減点されすぎて1位と8.8点差の87点となりました。読図と記録書が前回より良かった点はぎりぎり褒めることが出来る点なのかなと思います。初めてとはいえ自分でも酷い結果だと思うので日々の練習をしっかりやることが重要だと改めて学んだ3日間でした。
初めての新人大会でどんな感じなのかと心配していたけど全然きつくなく楽しく過ごせてよかったなーと思っています。雄山では風がとても強く飛ばされるかと思ったけど無事登りきり、下ることができて良かったと思います。今回の先輩たちを見ていて僕もそろそろ自分でしっかりできるようにしていかないと、と思ったので頑張りたいと思います。特に明倫山岳部が弱いインスぺクトを頑張りたいと思いました。まだ夏山や総体があるのでそこで力をつけていきたいです。
新人大会において野々市明倫高校山岳部は第4位という結果に終わった。その結末を迎えるまでの出来事を振り返ろうと思う。新人大会1日目、我々は開会式を行った後、装備審査が行われた。審査員の方からマッチを提示するよう言われ、私はマッチを自分のザックから探した。しかし、鍋の中に入れてきたことを忘れており、焦ってザックの中身をほとんど出す奇行に走った。その後はテント設営審査が行われ、未完成のまま時間切れとなった。その後はインスペクションが行われ、私は気象問題を解いた。結果は散々だった。その後は炊事審査があり、カレーライスを作った。これは上手くいき、レベルの高い合格点を超えるカレーライスを美味しくいただいた。夜は暑く、寝袋は枕にして眠りについた。新人大会二日目、テント撤収後に車で立山駅に向かった。ケーブルカーとバスに乗って行き、室堂に着いた。山頂は霧に覆われており、ルート変更を余儀なくされた。読図ポイントを見つけながら歩いていき、一の越に着いた。ペースはかなり早かった。余裕で付いて行けるようになりたい。一の越付近では風が吹き荒れており雄山まで行って下山となった。下山はかなり早かった。登りで本気を出せば良かったと思う。室堂に着いた後地図に読図ポイントを書いて計画書と共に提出した。装備品審査も行われた。国立立山青少年自然の家で風呂と食事を済ませ、他校と交流をした。人間知恵の輪は楽しかった。夜は暑く、上下の服を脱いで、掛け布団は使わなかった。三日目の朝に閉会式が行われ新人大会が終わった。やることの全てが上手くいかなかったように思えるが第4位という結果になった。実質最下位のようなものであり、反省点は数え切れないほどある。来年の総体では新人大会の反省を活かして良い結果になるよう頑張りたい。
今回の新人大会では全体的に見て反省点がとても多かったと思います。室堂から浄土山へ行かずに直接一の越まで行ってそのあとに雄山までしか行ってないですけど、個人的には体力面では僕はまだ余裕があったのでそこはよかった点だったと思います。反省点はまずチームワークがあまり取れていなかったなと感じました。テント設営の時の声かけや歩行中の間隔などチームワークをとってお互いにカバーできるように取り組んでいきたいです。あと、僕が指示を誤解してしまい行動が遅れてしまった時があったので他のメンバーと指示の内容を確認するということをこれから意識していきたいです。
登山日の天候は悪く、室堂ターミナルに着く時点で雲が雄山にかぶさり、登山を安全にできる状況ではなく、これからどうするのかと悪天候の経験がないが故にに思っていました。それから浄土山には行かずに、一の越から雄山となり、風に注意した方が良いと聞いていたものの想像よりも強く、この中で山を登るのかとそのときは少々不安を感じています。そこから黙々と風を受けながら登り、雄山に着くと、すぐに終わってしまいました。今回の登山はすぐ終わりましたがこれからも山に登るため、悪天候での行動を踏まえつつ、また登山の経験を増やしていきたいと思います。
《2日目、立山室堂にて。第6回山行、夏山大会と合わせ、今年3回目の室堂》
《雷鳥沢方面、一の越手前から。意外と天気は悪くなかった。》
《登るにつれて、頭上の雲が迫ってくる》
《下山後、雲はかなり下がってきていた》
《3日目。国立立山青少年自然の家にて。賞状は夏山大会のもの》
【山岳部】令和6年度 第8回山行~白馬岳(小蓮華山まで)~
9月14日(土)~15日(日)の日程で新人大会前のトレーニングとして、白馬岳(2932m)へ1泊2日で登りました。しかし、天候悪化により、途中の小蓮華山(2763m)までとなりました。
コースとしては、栂池スキー場のゴンドラ・栂池ロープウェーにて、栂池自然園登山口まで上がり、そこから白馬大池山荘テント場まで歩いて1泊、翌日、サブザック(軽い荷物)で白馬山頂往復し、テントを撤収した後、同じ道を下山するという計画でした。実際には、2日目のサブザック行動時に、途中で引き返すこととなりました。
部員たちは、夏山大会の成果もあり、メインザック(重い荷物)での行動やテント設営、炊事などスムーズに行うことができていました。新人大会へ向けてのトレーニングとしては、体力的に物足りないものとなってしまいましたが、部員たちはそれぞれの成長具合を実感することができたのではないかと思います。
以下、部員の感想です。
今回の登山は新人体会前最後の登山でした。今回の登山も前回と同じく全部員そろっての登山だったのでよかったです。
1日目は、ゴンドラに乗った後テント場まで約3時間ぐらいのルートでとても楽なルートだと思っていましたが、大間違いでした。最初から急斜面が多く体力をもっていかれテント場に着く頃は疲れていました。テント設営、炊事は夏山の経験が生きていたのかとても正確で素早くできたので良かったです。この日は他の登山者がとても多く大変な一日になりました。
2日目は白馬に行く途中、部員の1人が体調を崩し、彼抜きの登山となりました。また、雨も強い中の登山となり目標の白馬まで行けず小蓮華山まで行った後引き返しました。下りでは登ってくる登山者が多く道を譲る機会がたくさんあり、その都度声かけをして道を譲れたので良かったです。ですが、まだ声が小さかったり、避ける場所を間違ったりすることもあったので新人大会ではそういうことを気をつけようと思いました。今回は全部員揃っての登山になりとても良かった一方、自分の行動に甘い点もあったので新人体会への課題としたいと思います。
《登山口にて》
《天狗原、徐々にガスが取れ、視界が開けてきた》
《白馬乗鞍岳山頂、視界はいまいち》
《白馬大池山荘が見えた。》
《白馬大池をバックに。池の水は思ったよりも冷たくなかった》
《2日目、小蓮華山で撤退し、大池山荘テント場に戻る直前。》
《白馬乗鞍岳より急登を下山中、天狗原がクリアに見えた瞬間》
《天狗原にて、ゴールは近いが、今回は元気、紅葉には少し早いのが残念》
【山岳部】令和6年度 第7回山行~白山~
9月7日(土)に新人大会へ向けたトレーニングとして、白山へ日帰り登山を実施しました。今回は砂防新道から登り、観光新道を下山するコースです。天気はあまりよくなく、雨にこそ降られなかったものの山の上部には雲がかかっている状態で、登に従ってあたりはガスに包まれました。
しかし、夏山大会に参加した生徒は、軽い荷物ということもあり、余裕そうな様子で登っていました。全員が山頂に立てたわけではありませんが、良い経験となったと思います。
以下、参加生徒の感想です。
今日の登山はおそらく今年最後の白山でした。夏山大会の経験や荷物が軽かったということもあり僕は体力的には余裕があったと思います。今日は天気があまり良くなく、まわりが真っ白で景色が何も見えなかったのが残念でしたが、涼しくて歩きやすかったです。今回の登山でも反省点はいくつかあったので新人大会に向けて改善できるように頑張っていきます。特に防寒着を忘れている人が多かったので、忘れ物をしないように確認を怠らないように取り組んでいきたいです。
《山頂にて》
《下山途中、五葉坂にて》
《観光新道にて、雲を脱出しようとしているあたり》
《下山後、観光新道登山口にて》
◇4月の行事予定はこちら
◇令和7年度年間行事計画はこちらをご確認ください。(年度当初の計画のため、毎月の予定でご確認ください。)
◇「不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド」について
石川県教育委員会作成のガイドブックです、次のリンクからご覧ください。 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf