〒926-8555 石川県七尾市下町戊部12-1
TEL:0767-57-1411 FAX:0767-57-2945
機械システム科ニュース
技能まつりの出場
10月22日(日)に『第50回石川の技能まつり いしかわ技の祭典【旋盤加工】』に31Hの北田君が出場しました。惜しくも入賞することはできませんでしたが、参加者8人中2番目に加工を終えるなど練習以上の成果を発揮してくれました。
北田君は終了後、「やっと終わった~。」と正直な感想を述べていましたが、充実感に満ち溢れた顔をしていました。結果は残念でしたが、「何かに打ち込む高校生はキラキラ輝いているな~。」と技能まつりを通じて改めて感じました!ここまで頑張ってくれて本当にありがとう!感謝してます!!
ものづくり体験・説明会
8月4日(金)石川県教育委員会ものづくり高校の魅力発信「ものづくり体験・説明会」が行われました。
金属コマづくりでは、参加者自身がプログラムをつくり、NC旋盤での加工を体験しました。
ロボットカーづくりでは、ロボットカーを組み立てて、プログラミングしコースを走らせました。
続いて、OBによるものづくりの魅力についての話を聞くことができました。
それぞれの活動の様子をご覧ください。
金属コマづくり
ロボットカーづくり
OBによるものづくり講話
サンドブラストでオリジナルコップの制作
デザイン科目の実習では、ガラスの加工方法の学習のためサンドブラストでコップを制作しました。サンドブラストとは、研磨剤を吹き付けて加工することです。部品のさびやバリを取ったり、ガラスに吹き付けるとすりガラスのようになります。
今回はガラスのコップにサンドブラストをして、模様を付けました。自分たちで考えたデザインになるようにシートを切りました。木象嵌でデザインカッターの使い方を学んだので、細かいデザインでもきれいに切ることができました。
お気に入りのデザインの世界に一つだけのコップが完成しました!
機械システム科3年生 ものづくりマイスターの実技指導
機械システム科3年生が本校教員の指導だけではなく、「ものづくりマイスター」というその道のプロの方に実技指導を受けている様子をご紹介します。
① 普通旋盤
普通旋盤作業では、7月8日(土)に実施される第23回高校生ものづくりコンテストにて、上位入賞を目標に、ものづくりマイスターの実技指導を受けています。授業で使用する4尺旋盤ではなく、さらに一回り大きい6尺旋盤を使用して、授業では行わないより高度な技術を指導していただいています。
② NC旋盤(数値制御旋盤)
NC旋盤作業では、技能検定の数値制御旋盤3級という資格の取得を目標にものづくりマイスターの実技指導を受けています。NC旋盤とは、プログラミングを行い、自動で鉄を削ってくれる工作機械のことをいいます。加工時間は短く、より正確な加工を行うことができる反面、プログラムを作成しなければならないという難しさもあります。
両作業ともにものづくりマイスターの丁寧なご指導のおかげで、生徒は想像以上の頑張りを見せてくれています。高度な作業を通して「ものづくりの楽しさ」を感じることができるのは機械システム科生徒の醍醐味ではないかと思います。今後の更なる頑張りに期待します!
2年生機械コース シーケンス実習(PLC)
機械システム科は2年生から機械コースと電気コースに分かれて実習を行います。
今回は、機械コースによるシーケンス実習(PLC)の様子をご紹介します。
仲間とプログラミングの課題を把握し、PCで実際にプログラムを組んでいきます。
プログラムが課題どおり正しく動作すればミッションクリアとなります。
4月から学んだ内容が活かされ、6月にはより高度な課題をプログラミングできるようになりました。
1年生 リレーシーケンス実習開始
5月から1年生は工業技術基礎の授業の中で、実習作業が始まりました。
真新しい作業服に袖を通し、仲間と協力しながら課題に取り組みます。今回の写真はリレーシーケンス実習の様子です。
6月に入ると難しい問題にも果敢に挑戦する生徒が増え、作業に自信がでてきているのを感じます。課題を完成した時の喜びは格別です。
染色デザインの研究 その2
3年生課題研究
染色デザイン班では、藍染めをするため藍を育てています。藍が染められる状態に育つまで、雪花絞りという技法で染め方や模様の研究をします。
雪花絞りとは布をたたみ板で挟んで染める板締め絞りの技法の1つで、出来上がった模様が雪の結晶のように見えることから雪花絞りと呼ばれています。
今回は、布を正三角形にたたみ染めました。全員同じたたみ方ですが、染める場所や色、染料に付ける時間などによってさまざまな模様ができました。今後もいろんな模様や自分の作りたい模様ができるように研究を進めていきます。
染色デザインの研究 その1
3年生課題研究
染色デザイン班では、染色方法や模様の付け方などを研究しています。今年は自分たちで藍を育て藍染めの研究をします。5月に種をまき、しっかり育つようにそれぞれのプランターに名前を付け、当番を決めて毎日水やりをしています。
しっかり育ち藍染ができるようにお世話をしていきます!
令和4年度 課題研究発表会
令和4年度 第29回石川県高等学校 課題研究発表会(工業科目)
令和5年2月17日(金)コスモアイル羽咋
石川県において工業科目を学ぶ各校の代表生徒がコスモアイル羽咋を会場として日頃の研究成果を発表しました。長らくオンラインでの開催となっていましたが、4年ぶりに実際に集まり開催されました。
本校からは「自動制御の研究と応用」と題した研究メンバーの代表者2名(31H三谷天志、一花亮太郎)が参加しました。三年間で学んだ機械加工や、プログラム、電子回路を応用した研究内容で、中学生や来賓の方の前で堂々と発表を行い、また質問に的確に答える姿が見られました。
発表会場前にて
発表中の様子
中学生からの質問の様子
参加者表彰の様子(最前、本校の生徒)
オリジナルトートバッグ制作
機械システム科デザイン選択者の実習では、オリジナルトートバッグを制作しました。
Illustrator(デザインソフト)を使いデザインを制作し、シルクスクリーンでバッグにデザインをプリントしました。
Illustratorでデザインを制作するのは初めてでしたが、うまく機能やツールを使いオリジナルの模様を作ることができました。
生徒は「すごっ!」「かわいい~」「楽しい!!」「オリジナルグッズとか作れそう」と自分で作った模様を、トートバックにプリントした時はみんな大喜びでした!
パソコンでデザインしたものが、実際の「もの」として制作することができ、ものづくりの楽しさや達成感につながったと思います。
自分で作ったトートバッグは、家で使ったり、移動教室の時に教科書を入れて持って行ったりして使っています。
みんなのトートバッグ
作業風景1
作業風景2
作業風景3
たくさんのご来場ありがとうございました!!