機械システム科ニュース

第2回工業科「安全教育講習会」

本校の機械システム科教員および管理職を対象に、溶接に関する安全教育講習会が行われました。

外部講師として、石川県立小松産業技術専門校 副校長兼訓練課長として勤務されている西出 悟氏に依頼し、安全確保のために必要な事項を理解し、安全に関する資質・能力の育成および教員間での共通理解をすることや学外の工業系有識者による施設・設備における安全管理、作業上の注意点や危険性などの経験を伺い、今後の環境整備および生徒の活動場所での指導や事故防止に活用することを目的として実施しました。内容として、小松産業技術専門校で実際に行っている安全対策や危険な事例など実経験を元に貴重な話をお聞きした後、本校の実習棟に移動して溶接関係の施設・設備における安全対策などについてご意見を頂きました。

  

石川県産業教育フェア

 10月25日(土)に、イオンモール白山で行われた石川県産業教育フェア2025に参加しました。参加したのは、3年生の課題研究における成果発表で、ロボットコンテスト班・射出成型班・アイガモロボット班が参加しました。ロボットコンテスト班では、実演を交えたロボットの紹介と魅力を発信してきました。射出成型班・アイガモロボット班では、研究内容と今後の展望について発表しました。多くの方々の前で発表したことは生徒にとって、成長を感じられる良い機会でした!

以下は、参加した生徒の感想です。

・人の前に出て話す力や、どんなことにも臨機応変に応える力を身に付けることができて良かったと思います。

・みんなで頑張って作ったロボットを、いろいろな人に見てもらえてよかったです。

・自分たちの成果を、たくさんの人の前で発表出来て成長できたと思います。

 

※写真は、保護者の方からの提供です。

10/19 いしかわ技の祭典に挑戦!

10月19日、ポリテクセンター石川で行われた、いしかわ技能まつり(技の祭典・旋盤加工部門)に機械システム科3年の末平君が出場しました。

 

この課題は内径と外径にテーパ加工を施し、80%以上の接触を目指すことや、旋盤で加工した外径ねじに対して、検査用のねじゲージが脱着できるように追い込んだ加工を制限時間内に行うといった難しいものでした。考査や東雲祭など、とても忙しい中練習を積み上げた末平君は、最後まであきらめず加工を続け見事敢闘賞に輝きました。

 

この経験は、今後の人生においても一つの指標として輝き続けることでしょう。

大会への挑戦、お疲れさまでした!

 

資格取得「小型建設機械の運転」

 8月25・26日の2日間の日程で3年生の希望者を対象に、コマツ特別教育出張講習(小型建設機械の運転)が行われました。1日目は安全教育などの学科講習、2日目は本校の屋外敷地で実技講習を行いました。受講生徒は、運転操作・掘削作業などをコマツ教習所講師の方から指導を受け、真剣な表情で受講し、将来活かすことのできる有効な資格を得る機会となりました。

 

 

工業科「ものづくり体験・説明会」

 8月1日(金)の午後に「工業科ものづくり高校の魅力発信強化事業」を行いました。能登地区の小学生と中学生を対象に、2テーマのものづくり体験教室として、専用ソフトで設計し工作機械による金属コマづくりと専用ソフトでプログラムしたロボットカーを走行させる体験を行った後、ものづくり高校の魅力の説明と本校卒業生による高校生活や就職先についての講話が行われました。

 

 

資格取得「小型フォークリフトの運転」

 7月29・30・31日の3日間の日程で3年生の希望者を対象に、コマツ特別教育出張講習(小型フォークリフトの運転)が行われました。1日目は、安全教育などの学科講習、2日目と3日目は本校駐車場で実技講習を行いました。生徒は、運転操作・荷物運搬作業などをコマツ教習所講師の指導を受け、真剣な表情で受講し、将来活かすことのできる有効な資格を得る機会となりました。

  

7/5 ものづくりコンテスト石川県大会に挑戦しました!

7月5日にポリテクセンター石川で「ものづくりコンテスト石川県大会(旋盤作業部門)」が行われ、本校機械システム科から31H浜名君が出場しました。

 

課題は非常に難しく、序盤のミスが最後まで響き制限時間超過による失格となりました。

練習時間も充分に取れないまま慣れない機械操作に挑みましたが、ベストを尽くすことができました。

この経験は、彼の今後の人生においても一つの指標として輝き続けることでしょう。

大会への挑戦、お疲れさまでした!

 

技能検定(機械検査3級)

 12月8日と15日(日)に本校第三実習棟で技能検定(機械検査作業3級)が行われました。本校1年生と一部2年生が受験をしました。機械検査作業では、外形や内径などの寸法を制限時間内に測定します。解答との誤差に応じて減点があり、その点数により合否が判定されます。当日は、11月半ばから毎日練習してきた成果が垣間見え、生徒たちの測定技術の向上と成長を感じられました。本検定の筆記試験は、令和7年2月9日(日)に行われます。全員が合格できるよう、補習等これからも頑張っていきます!

 

技能検定(普通旋盤3級)

 12月15日(日)に本校第二実習棟で技能検定(機械加工普通旋盤作業3級)が行われました。本校生徒10名が受験をしました。旋盤加工では、外形加工や内径加工などの加工法を駆使し、制限時間内に課題を完成させます。加工にかかった時間や、工作物の精度に応じて合否が判定されます。10月半ばから毎日練習してきた成果が垣間見え、生徒たちの旋盤技術の向上と成長を感じられました。本検定の筆記試験は、令和7年2月9日(日)に行われます。全員が合格できるよう、補習等これからも頑張っていきます!

 

工業科教員対象の「安全教育講習会」を実施

 12月の期末考査期間中に、本校の機械システム科教員および管理職を対象に安全教育講習会が行われました。

講師を石川県立七尾産業技術専門校 自動車整備科指導員として勤務されている關口清裕氏に依頼し、若手教員に対して安全確保のために必要な事項の理解や安全に関する資質・能力の育成および教員間での共通理解について話がありました。また、この講習会は、施設・設備における安全管理、作業上の注意点や危険性などの経験を伺い、今後の環境整備および生徒の活動場所での指導や事故防止に活用することを目的として実施しています。内容として、七尾産業技術専門校で実際に行っている安全対策や危険な事例など実経験を元に貴重な話をお聞きした後、本校の実習棟に移動して施設・設備における安全対策などについてご意見を頂きました。

  

ジャパンマイコンカーラリー2025北信越大会

11月23日(土)から24日(日)にかけて、新潟県立新潟県央工業高等学校で行われたジャパンマイコンカーラリー2025北信越大会に参加しました。今年4月からマイコンカーの製作、プログラムの修正を行い、その成果を発表する場でした。本校からは6名の生徒がbasicクラスとcameraクラスに分かれて参加しました。試走ではうまく走ることができず1台のみ完走し、残りの5台は完走することができませんでした。予選の開始ぎりぎりまで全員が試行錯誤を繰り返し、プログラムを修正し、予選に挑みました。予選は1人2回ずつ行われ、1回目では6台すべて完走することができず、再度修正を行いました。2回目では、見事1台完走することができました。残りの5台は完走することはできなかったものの、最後まで諦めずに完走を目指す姿勢はとても素晴らしいものでした。全国大会への出場権は得られませんでしたが、生徒・教員ともにとても良い経験になったと思います。残りの期間、来年度に向けて更に課題を修正できるように取り組んでいこうと思います!

【修正した機体を試走中】           【basicクラス予選】

  

 

【cameraクラス予選】               【集合写真】

 

技能まつり

 10月20日(日)に石川職業能力開発促進センターで第51回石川の技能まつりが行われました。旋盤加工の部門では全体で4名の出場者の中、本校の機械システム科から1名が出場しました。旋盤加工では、外形加工や内径加工に加え、ねじ切りや溝加工などの難易度の高い加工法を駆使し、制限時間内に課題を完成させます。加工にかかった時間や、工作物の精度を競いました。結果は、3位で敢闘賞を頂きました。優勝には届きませんでしたが、練習を含め、1番良い精度での加工ができており、成長を感じられました。

 

 

能登香島中学校への出前授業

7月9日(火)に能登香島中学への出前授業に行ってきました。

中学3年生を対象に、黒い線のコースを走るロボットカープログラミングを行いました。

生徒は、どのようにしたらロボットカーを走らせるのかを考えながら楽しそうに授業に参加していました。

この活動も参考に自分の適性をいかして進路選択をしてほしいと思います。

工場見学 & MEX金沢2024 に参加してきました!

 機械システム科では学年ごとに工場見学を行います。今回は3年生です。白山市にある中村留精密工業株式会社に工場見学に行ってきました。様々なところに目を向け、メモを取り、興味・関心を持ちながら工場見学を行ってきました。

会社の概要等の説明

   

 

 

 

 

 【会社概要等の説明の様子】

   【工場見学の様子】

 

 同日の午後からは、金沢で行われたMEX金沢2024に参加し、様々な最先端の技術に触れてきました。生徒たちは「回る時間が足りない」、「個人的に来てもっとゆっくり回りたい」と200社近くの企業が集まるMEX金沢に名残惜しさを感じながら充実した1日を過ごすことができました。

   【MEX金沢2024】

実習(2年生・表計算)の様子

 機械システム科の2年生は、現在、実習の時間でExcelについての学習を行っています。Excelは中学校でも行うと思いますが、本校では、関数や計算式を用いて計算を行ったり、表からグラフを作成したりと少し難しい内容となっています。

 本校で1番元気なクラスにて、初めてペア学習を導入してExcelの授業を行いました。持ち前のパワーを活かした活発な授業を行うことができました。教え合う姿を見ていると、3年生に向けて自覚と責任が芽生えてきたのかな?と感じることができ、中身の濃い充実した授業となりました。今後の活躍にも期待してください!

 

実習(1年生・旋盤)の様子

 先週から通常通りとはいかないものの通常に近い形で実習の授業を再開しています。今日は「旋盤」という円柱形状の鉄を削るという1年生の実習を紹介します。地震により、約1トンという重さの旋盤が動いてしまい、精度の高い加工ができなくなってしまいました。その中でも基本的な外径加工(材料の直径を小さくする加工)について学びました。最初は怖がっていた生徒たちでしたが、きれいに削れる様子を見て、やりがいを感じているのが伺えました!教え合ったり、確認し合ったりする生徒の熱心な姿を見ることができて指導する側にも力が入ります!

 

機械システム科課題研究発表会

 工業高校に通う生徒は3年次に「課題研究」という授業があります。本校機械システム科では5人程度の班に分かれて1年間研究を行いました。生徒は自ら課題を考え、解決に向けて、班のメンバーと協力しました。2月8日(木)に縮小版という形でしたが1年間の研究の成果を発表する「機械システム科課題研究発表会」を無事に行うことができました。演劇科、総合学科の3年生も見に来てくれて、3年間の集大成となる大変素晴らしい発表会となりました!3年生のみんなお疲れ様でした!

 

 

技能まつりの出場

 10月22日(日)に『第50回石川の技能まつり いしかわ技の祭典【旋盤加工】』に31Hの北田君が出場しました。惜しくも入賞することはできませんでしたが、参加者8人中2番目に加工を終えるなど練習以上の成果を発揮してくれました。

 北田君は終了後、「やっと終わった~。」と正直な感想を述べていましたが、充実感に満ち溢れた顔をしていました。結果は残念でしたが、「何かに打ち込む高校生はキラキラ輝いているな~。」と技能まつりを通じて改めて感じました!ここまで頑張ってくれて本当にありがとう!感謝してます!!

 

ものづくり体験・説明会

8月4日(金)石川県教育委員会ものづくり高校の魅力発信「ものづくり体験・説明会」が行われました。

金属コマづくりでは、参加者自身がプログラムをつくり、NC旋盤での加工を体験しました。

ロボットカーづくりでは、ロボットカーを組み立てて、プログラミングしコースを走らせました。

続いて、OBによるものづくりの魅力についての話を聞くことができました。

それぞれの活動の様子をご覧ください。

 

金属コマづくり

 

ロボットカーづくり

 

OBによるものづくり講話

サンドブラストでオリジナルコップの制作

 デザイン科目の実習では、ガラスの加工方法の学習のためサンドブラストでコップを制作しました。サンドブラストとは、研磨剤を吹き付けて加工することです。部品のさびやバリを取ったり、ガラスに吹き付けるとすりガラスのようになります。

 今回はガラスのコップにサンドブラストをして、模様を付けました。自分たちで考えたデザインになるようにシートを切りました。木象嵌でデザインカッターの使い方を学んだので、細かいデザインでもきれいに切ることができました。

 お気に入りのデザインの世界に一つだけのコップが完成しました!