2023年6月の記事一覧

機械システム科3年生 ものづくりマイスターの実技指導

 機械システム科3年生が本校教員の指導だけではなく、「ものづくりマイスター」というその道のプロの方に実技指導を受けている様子をご紹介します。

① 普通旋盤

 

 普通旋盤作業では、7月8日(土)に実施される第23回高校生ものづくりコンテストにて、上位入賞を目標に、ものづくりマイスターの実技指導を受けています。授業で使用する4尺旋盤ではなく、さらに一回り大きい6尺旋盤を使用して、授業では行わないより高度な技術を指導していただいています。

 

② NC旋盤(数値制御旋盤)

 

 NC旋盤作業では、技能検定の数値制御旋盤3級という資格の取得を目標にものづくりマイスターの実技指導を受けています。NC旋盤とは、プログラミングを行い、自動で鉄を削ってくれる工作機械のことをいいます。加工時間は短く、より正確な加工を行うことができる反面、プログラムを作成しなければならないという難しさもあります。

 

 両作業ともにものづくりマイスターの丁寧なご指導のおかげで、生徒は想像以上の頑張りを見せてくれています。高度な作業を通して「ものづくりの楽しさ」を感じることができるのは機械システム科生徒の醍醐味ではないかと思います。今後の更なる頑張りに期待します!

 

2年生機械コース シーケンス実習(PLC)

 機械システム科は2年生から機械コースと電気コースに分かれて実習を行います。

今回は、機械コースによるシーケンス実習(PLC)の様子をご紹介します。

仲間とプログラミングの課題を把握し、PCで実際にプログラムを組んでいきます。

プログラムが課題どおり正しく動作すればミッションクリアとなります。

 4月から学んだ内容が活かされ、6月にはより高度な課題をプログラミングできるようになりました。

 

 

1年生 リレーシーケンス実習開始

 5月から1年生は工業技術基礎の授業の中で、実習作業が始まりました。

 真新しい作業服に袖を通し、仲間と協力しながら課題に取り組みます。今回の写真はリレーシーケンス実習の様子です。

 6月に入ると難しい問題にも果敢に挑戦する生徒が増え、作業に自信がでてきているのを感じます。課題を完成した時の喜びは格別です。

 

 

染色デザインの研究 その2

 3年生課題研究

 染色デザイン班では、藍染めをするため藍を育てています。藍が染められる状態に育つまで、雪花絞りという技法で染め方や模様の研究をします。

雪花絞りとは布をたたみ板で挟んで染める板締め絞りの技法の1つで、出来上がった模様が雪の結晶のように見えることから雪花絞りと呼ばれています。

 今回は、布を正三角形にたたみ染めました。全員同じたたみ方ですが、染める場所や色、染料に付ける時間などによってさまざまな模様ができました。今後もいろんな模様や自分の作りたい模様ができるように研究を進めていきます。

 

 

 

染色デザインの研究 その1

 3年生課題研究

 染色デザイン班では、染色方法や模様の付け方などを研究しています。今年は自分たちで藍を育て藍染めの研究をします。5月に種をまき、しっかり育つようにそれぞれのプランターに名前を付け、当番を決めて毎日水やりをしています。

 しっかり育ち藍染ができるようにお世話をしていきます!