機械システム科ニュース

実習(2年生・表計算)の様子

 機械システム科の2年生は、現在、実習の時間でExcelについての学習を行っています。Excelは中学校でも行うと思いますが、本校では、関数や計算式を用いて計算を行ったり、表からグラフを作成したりと少し難しい内容となっています。

 本校で1番元気なクラスにて、初めてペア学習を導入してExcelの授業を行いました。持ち前のパワーを活かした活発な授業を行うことができました。教え合う姿を見ていると、3年生に向けて自覚と責任が芽生えてきたのかな?と感じることができ、中身の濃い充実した授業となりました。今後の活躍にも期待してください!

 

実習(1年生・旋盤)の様子

 先週から通常通りとはいかないものの通常に近い形で実習の授業を再開しています。今日は「旋盤」という円柱形状の鉄を削るという1年生の実習を紹介します。地震により、約1トンという重さの旋盤が動いてしまい、精度の高い加工ができなくなってしまいました。その中でも基本的な外径加工(材料の直径を小さくする加工)について学びました。最初は怖がっていた生徒たちでしたが、きれいに削れる様子を見て、やりがいを感じているのが伺えました!教え合ったり、確認し合ったりする生徒の熱心な姿を見ることができて指導する側にも力が入ります!

 

機械システム科課題研究発表会

 工業高校に通う生徒は3年次に「課題研究」という授業があります。本校機械システム科では5人程度の班に分かれて1年間研究を行いました。生徒は自ら課題を考え、解決に向けて、班のメンバーと協力しました。2月8日(木)に縮小版という形でしたが1年間の研究の成果を発表する「機械システム科課題研究発表会」を無事に行うことができました。演劇科、総合学科の3年生も見に来てくれて、3年間の集大成となる大変素晴らしい発表会となりました!3年生のみんなお疲れ様でした!

 

 

技能まつりの出場

 10月22日(日)に『第50回石川の技能まつり いしかわ技の祭典【旋盤加工】』に31Hの北田君が出場しました。惜しくも入賞することはできませんでしたが、参加者8人中2番目に加工を終えるなど練習以上の成果を発揮してくれました。

 北田君は終了後、「やっと終わった~。」と正直な感想を述べていましたが、充実感に満ち溢れた顔をしていました。結果は残念でしたが、「何かに打ち込む高校生はキラキラ輝いているな~。」と技能まつりを通じて改めて感じました!ここまで頑張ってくれて本当にありがとう!感謝してます!!

 

ものづくり体験・説明会

8月4日(金)石川県教育委員会ものづくり高校の魅力発信「ものづくり体験・説明会」が行われました。

金属コマづくりでは、参加者自身がプログラムをつくり、NC旋盤での加工を体験しました。

ロボットカーづくりでは、ロボットカーを組み立てて、プログラミングしコースを走らせました。

続いて、OBによるものづくりの魅力についての話を聞くことができました。

それぞれの活動の様子をご覧ください。

 

金属コマづくり

 

ロボットカーづくり

 

OBによるものづくり講話

サンドブラストでオリジナルコップの制作

 デザイン科目の実習では、ガラスの加工方法の学習のためサンドブラストでコップを制作しました。サンドブラストとは、研磨剤を吹き付けて加工することです。部品のさびやバリを取ったり、ガラスに吹き付けるとすりガラスのようになります。

 今回はガラスのコップにサンドブラストをして、模様を付けました。自分たちで考えたデザインになるようにシートを切りました。木象嵌でデザインカッターの使い方を学んだので、細かいデザインでもきれいに切ることができました。

 お気に入りのデザインの世界に一つだけのコップが完成しました!

 

 

 

 

機械システム科3年生 ものづくりマイスターの実技指導

 機械システム科3年生が本校教員の指導だけではなく、「ものづくりマイスター」というその道のプロの方に実技指導を受けている様子をご紹介します。

① 普通旋盤

 

 普通旋盤作業では、7月8日(土)に実施される第23回高校生ものづくりコンテストにて、上位入賞を目標に、ものづくりマイスターの実技指導を受けています。授業で使用する4尺旋盤ではなく、さらに一回り大きい6尺旋盤を使用して、授業では行わないより高度な技術を指導していただいています。

 

② NC旋盤(数値制御旋盤)

 

 NC旋盤作業では、技能検定の数値制御旋盤3級という資格の取得を目標にものづくりマイスターの実技指導を受けています。NC旋盤とは、プログラミングを行い、自動で鉄を削ってくれる工作機械のことをいいます。加工時間は短く、より正確な加工を行うことができる反面、プログラムを作成しなければならないという難しさもあります。

 

 両作業ともにものづくりマイスターの丁寧なご指導のおかげで、生徒は想像以上の頑張りを見せてくれています。高度な作業を通して「ものづくりの楽しさ」を感じることができるのは機械システム科生徒の醍醐味ではないかと思います。今後の更なる頑張りに期待します!

 

2年生機械コース シーケンス実習(PLC)

 機械システム科は2年生から機械コースと電気コースに分かれて実習を行います。

今回は、機械コースによるシーケンス実習(PLC)の様子をご紹介します。

仲間とプログラミングの課題を把握し、PCで実際にプログラムを組んでいきます。

プログラムが課題どおり正しく動作すればミッションクリアとなります。

 4月から学んだ内容が活かされ、6月にはより高度な課題をプログラミングできるようになりました。

 

 

1年生 リレーシーケンス実習開始

 5月から1年生は工業技術基礎の授業の中で、実習作業が始まりました。

 真新しい作業服に袖を通し、仲間と協力しながら課題に取り組みます。今回の写真はリレーシーケンス実習の様子です。

 6月に入ると難しい問題にも果敢に挑戦する生徒が増え、作業に自信がでてきているのを感じます。課題を完成した時の喜びは格別です。

 

 

染色デザインの研究 その2

 3年生課題研究

 染色デザイン班では、藍染めをするため藍を育てています。藍が染められる状態に育つまで、雪花絞りという技法で染め方や模様の研究をします。

雪花絞りとは布をたたみ板で挟んで染める板締め絞りの技法の1つで、出来上がった模様が雪の結晶のように見えることから雪花絞りと呼ばれています。

 今回は、布を正三角形にたたみ染めました。全員同じたたみ方ですが、染める場所や色、染料に付ける時間などによってさまざまな模様ができました。今後もいろんな模様や自分の作りたい模様ができるように研究を進めていきます。