H24~26年度 学校行事
自転車マナー指導を行いました。
「道路左側の一列走行の励行」や「携帯電話を使いながら或いは音楽を聴きながらの運転の禁止」といった交通安全に関することや、「挨拶の励行」などマナーに関することを重点的に指導しました。
1年心の教育講座を実施しました。
二水アクトでPTAのめった汁が大好評!
夾竹桃の花開く。
1年生進路講話を行いました。
6月5日(水)、1年生を対象として進路講話を実施しました。ベネッセコーポレション北陸支社の富田泰成氏を迎えて「進路実現に向けて」というテーマで、文理選択の留意点や、学習に対する心構えなどを聞きました。
「現在の学力ではなく、成長した自分にふさわしい大学を目指す。」
「世界で通用する大学を目指す。入試試験のライバルは優秀な外国人」
「中学時代の貯金は通用しない。」
「今、始めなければ、1年の11月に差が出る。」
「無い時間だからこそ価値がある。価値を与えるのは自分。」
1年生「卒業生の話を聞く会」を行いました。
「なぜ二水高校を選んだのか」、「中学校と高校の違いについて」、「勉強と部活動の両立は」、「モチベーションの上げ方」、「勉強に集中する秘訣」、「苦手科目について」、「辛いときの乗り越え方」など、現在生徒が関心を持っているテーマについて、いろいろな考えを聞くことができました。生徒たちは大いに刺激を受けていた様子で、その後に書いてもらった感想文には、前向きな気持ちが強く綴られていました。その感想文の中から、いくつかを紹介します。
・ 自分の限界をつくらずに、物事は体験して判断して、早め早めに行動することが今後の
・ やっぱり勉強をしていく上で大切なことは目標設定を具体的にはっきりさせることだと思
・ 部活動を最後まで続けることで、受験勉強をするための体力が身につくんだと思い
これからも目標を高く掲げ、その達成に向けて努力する生徒の育成のために、様々な学校行事を実施して参ります。
3年生進路講話を実施しました。
6月3日(月)7限目の時間に、3年生全員を対象に進路講話を実施しました。主な内容は今週末の6月8日(土)・9日(日)に受験する進研マーク模試の概要、受験上の諸注意などで、過去の先輩たちの成功例、失敗例を交えながら進路指導課長から丁寧な説明を行いました。初めてのマーク模試ということもあって、3年生は真剣かつ熱心に耳を傾けていました。
1年生人権教育講話を行いました。
5月17日(金)、1年生を対象に人権教育講話を行いました。
第3学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。
第2学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。
PTA総会を開催しました。
少女像とハナミズキ
からたちの花が咲いたよ
防災訓練を実施しました。
4月19日(金)の朝礼の時間に、強い地震があったという想定で防災訓練を実施しました。地震が起きたときに、生徒・職員が素早く身の安全を確保し、現員数を確認して迅速な避難行動ができるよう、緊張感を持って訓練を行いました。
高峰桜げんきです!
平成25年度 第66回入学式
担任が生徒の前に整列(▼)
校長挨拶を更新しました。
【再掲】平成25年度合格者の皆様へ
合格発表の日の交通についてのお願い
第65回卒業証書授与式を挙行しました。
幾たびかの大雪に見舞われたこの冬も終わり、緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第65回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
348名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。三年間、夏の暑い日差しや厳しい冬の寒さに耐え、通い続けたこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、清々しい満足感に満ちあふれていることでしょう。
保護者の皆様、本日お子様が三か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、お子様と苦楽をともにされ本校と何かと関わりをいただいたこの星霜を思うとき、感無量であると拝察し、心からお喜び申し上げます。
さて、三年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の4月、本校へ入学した初々しい一年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。一昨年3月11日に発生した「東日本大震災」の記憶は今も忘れることができません。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらしましたが、現在着実に復興が進められております。
本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ重要な役割を担った二年生では、北海道への修学旅行において、班別自主研修やラフティング体験に楽しく取り組みました。
本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代を実践した生徒たちであると言えましょう。
ところで、わが国を取り巻く国際情勢においては、領土問題を抱えた中国・韓国と友好関係を保ち、更に発展させていくという協調する姿勢が求められております。グローバル社会において、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいと願っています。
明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「己に克つの極功は『意なし、必なし、固なし、我なし』と言っておられます。これは克己心の目標は、自分勝手に当て推量をしない、無理押ししない、固執しない、我を通さない、という意味です。さらに言いかえますと、柔軟な姿勢で事に臨みなさい、バランス良い生き方が大事ですよということでしょう。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として、幸福な人生をおくるための三か条について話したいと思います。
一つ目に「向上心を持つ努力の人であれ」ということです。
皆さんは、本校における学業を通じて、三年間を見通してこつこつと努力することの大切さを学んだはずです。この姿勢は人生を生き抜く根本姿勢ともなります。いくつになっても目標に向かって、向上心を持ちこつこつと努力する日々の姿勢で、人生を貫いてください。自分で自分を誉めてやることのできる生き様を、見せて欲しいと心から期待しております。
二つ目に「誠実であれ」ということです。
これからは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生では必要となります。時には人間関係で悩むこともあろうかと思いますが、誠実さを貫き相手の信頼をかち得ていくことがその解決方法です。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
三つ目は「随所に主と為る」ということです。
人生のどの場面においても、主役・主体は自分自身であるという自覚を持ってください。特に進路決定等、人生の節目における重大な決断は自分自身でしなければなりません。なぜならば「この道は他の誰でもない自らが選択した道なのだ」という思いだけが、困難を乗り切る原動力となるからです。
その際、世阿弥が「花鏡」の中で述べている「離見の見」という考え方が参考になるでしょう。すなわち、離は離れる、見は見ると書きます。つまり自分を離れて見るということです。能を演じている自分を、観客の立場から見る、客観的に自分を見る視点を持ちなさいという意味を世阿弥は言っているのでしょう。このことによって、自分はどのように生き、何をしなければならないのかが見えて来るはずです。
また、仕事がうまくいかないとき、あるいは自分の処遇に不満を感じたとき、それを他のせいにしてはなりません。自分の人生の主体は自分自身なのですから、現状をしっかり受け止めて今日只今から努力すれば状況は好転するのだという信念を持って頑張り抜くことが周囲からの信頼と支援を得ることにつながります。
卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高等学校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。