日誌

2018年3月の記事一覧

京都で学ぶ人文学 2日目

 
 2日目は京都大学へ行き、大西先生から「自分でつくる「人間学」」を題に、人間の定義とは何かを考えました。「○○なものはすべて人間だが、
○○でないものは人間ではない」、この○○にどのような言葉を入れるかを4グループに分かれ対話しました。1時間という限られた時間の中で、ファシリテーターの大学院生や大西先生に助言をいただきながら生徒達は深い対話を行うことが出来ました。4グループの発表の後、大西先生より「今日のような難しい課題に対してグループの中で答えを導き出せたのはとても素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。生徒達はとても嬉しそうに今日までの活動を振り返っていたように見えました。
  

     京都大学での集合写真         京都大学時計塔資料館にて
  

   人間の定義について考え中          堂々と発表できました

 昼食は昨日宿舎にお越しいただいた金沢二水高校のOBの方と京都大学の学食に行き、その後、京都大学の中を案内していただきました。案内が終わった後は「哲学の道 散策チーム」と「京都大学についてもっと知りたいチーム」の2チームに分かれ、活動しました。「哲学の道 散策チーム」は桜が満開の中、西田幾多郎が歩いた道をのんびりと楽しく散策することが出来ました。「京都大学についてもっと知りたいチーム」はOBの方の案内で京都大学の細部まで紹介していただき、大学の大きさや研究の内容に驚いていました。

   
     「哲学の道」の前で一枚      大学を案内していただいている様子

 生徒達はこの二日間の記録、感想用紙を書き上げ、しっかりとこの2日間について振り返ることができました。参加した生徒達は皆、達成感や自身の成長を感じているようでした。

京都で学ぶ人文学 1日目


 1月から続いた「京都で学ぶ人文学」の総仕上げとして、京都へ出発しました。金沢駅に集まり、いざ京都へ!

 京都駅へ到着後、宿舎に荷物を置き、本日の会場「ちおん舎」へ向かいました。そこで京都大学の先生や大学院生と一緒に昼食をいただきながらフリートークを楽しみました。グループによってはすでに本日の内容について話し合っているところもありました。

 
      京町屋「ちおん舎」         京都大学の方と楽しく昼食

 「他人を助ける義務はあるのか」と題して、京都大学大学院文学研究科倫理学専修准教授である児玉聡先生から、義務、超義務、消極的義務、積極的義務について講義をしていただきました。その後、1つ目のテーマとして「その行為を行う義務はあるのか」について色々な場面で義務が生じるのかどうか、2つ目のテーマとして「お金に余裕がある人は寄付を行う義務があるか」を、それぞれのテーマについて各グループがグループディスカッションをし、発表を行いました。生徒達はこの3ヶ月で学んだことを生かし、積極的に発言をして考えを深めることが出来ました。
 
     グループワークの様子        最後はみんなで集合写真


 宿舎に戻り夕食を摂った後、現役京都大学生であり金沢二水高校のOBOGの方3名に宿舎来ていただいて生徒たちと対談を行いました。「苦手な科目の克服法」、「部活動と勉強との両立方法」など生徒達の抱えている疑問に丁寧に答えていただきました。終了後、生徒達の部屋に行くと先ほど教えていただいた勉強方法で勉強している生徒の姿があり、とても良い刺激を受けたようです。
 
    OB、OGの紹介の様子         積極的に質問する生徒達

 

第48回オレンジコンサート

3月20日(火)に第48回オレンジコンサートを開催しました。オレンジコンサートとは、生徒会企画の一つで、一年間の学校生活における二水生の様々な活動の成果を、ステージ発表や展示発表という形式で披露するものです。

 実施した企画は以下の通りです。

~ステージ発表~

1.演劇部「そのとき、証言者たちは・・・」

2.化学部「犀川水系の水質調査その21」

3.放送部「ドキドキアフレコ体験!!」

4.ESS部「Room For One More

5.生徒会企画 生徒会活動報告「Cheers!!」

      「JEGダンス発表(有志)」

6.合唱部「TheChorus

7.図書委員会「学年対抗ビブリオバトル!」

8.吹奏学部「Playing and Dancing

~展示発表~

写真部「photo’s garden

文芸部「あなたに贈る『一』『三』『五』『七』『九』」

書道部「晴れた朝」

美術部「美術作品」


(左)演劇部:先生方も生徒に負けじと熱演!
(右)化学部:代々続く犀川水系の調査結果を簡潔に述べました。我々の環境に対する意識は向上しているとのことでした。


(左)放送部:初オフレコに挑戦。案外難しい!
(右)ESS:県の英語スピーチコンテストで第2位を獲得した2年生によるスピーチ。堂々として大変立派でした。


(左)生徒会有志:観客の声援に後押しされ、とびきりの笑顔を見せました!
(右)合唱部:二水生ならではの、調和のとれた美しいハーモニーが響き渡りました。


(左)図書委員会:ビブリオバトル頂上決戦を制した2年生。大変よく練られていたスピーチに感心しきりの観衆。
(右)同じく優勝した2年生。昨年の優勝者でもあります。貫禄があります。


吹奏楽部:最後は、ヒット曲にのせて先生方も一緒にdance!!オレンジコンサートにふさわしい締めくくりとなりました。


(左)写真部「photo’s garden
(右)文芸部「あなたに贈る『一』『三』『五』『七』『九』」


美術部「美術作品」

二水生の知的な姿、美を追い求める姿、エンターテイナーとしての一面、全てを出し切ったオレンジコンサートとなりました。二水生の底力を感じるイベントとなりました。

西田幾多郎記念哲学館訪問

 3月3日(土)の午後、1年生の希望者20名が、かほく市にある西田幾多郎記念哲学館を訪問しました。
 前半は、館内の展示を説明を受けながら見学しました。微笑ましいエピソードも織り込みながら、西田幾多郎の生涯やその業績について理解を深めました。
 後半は、眺望の素晴らしい展望ラウンジで、中嶋研究員の指導により哲学対話を行いました。絵本を題材に「理由と屁理屈の区別」のテーマで各自が思うことを話し合いました。様々な意見が出て、考え方を広めることができました。
 このメンバーで3月26日(月)から27日(火)にかけて、京都を訪ね、研修をさらに深めます。

       館内見学             哲学対話 

科学の甲子園 競技力向上合宿

『科学の甲子園』に向けて、競技力の向上のための合宿を
金沢大学臨海実験施設で能登里海教育研究所の浦田慎先生を講師に
1泊2日の日程で行いました。のべ9時間半とハードな実験と講義で
生物分野の勉強を行いました。

DNAの抽出、吸光度を測定して定量、PCR、電気泳動などDNAに関する
一通りの実験と理論を学びました。実験の間に普段の5倍速の
生物の授業もありました!短期集中講座でした!
来週はいよいよ全国大会です。

H29年度 卒業式

 本日3月1日(木)午前10時より第70回卒業証書授与式が行われました。
今年は男子167名、女子229名、計396名の生徒が本校を卒業しました。
卒業生の総代として306Hの河原生知くんが卒業証書を受け取りました。
    
             【式場風景】【担任の呼名に起立する303Hの卒業生】
    
             【卒業証書を受け取る河原くん】              【在校生送辞】
    
             【卒業生答辞】             【拍手の中退場する卒業生】

二水LIVEを行いました

2月28日(水)、学年末試験最終日の午後、校内清掃ボランティア活動「二水ライブ」を行いました。部活動に所属している1・2年生341人が校内の窓拭きや雪かきを行いました。



開会式です。活動の心構えや掃除方法をしっかり頭に入れました。



試験後のすっきりとした気持ちで、窓磨きにも力が入ります。



卒業式を明日に控え、窓をピカピカにして卒業生を送りだそう!


普段お世話になっている校舎に感謝の気持ちを込めて。


二水ライブ(LIVE)とは・・・

 iberty(自由)

 dentity(自己)&Internationalis(国際)

 olunteer(奉仕)

 nvironment(環境)

 Live(生きる)

二水高校ならではのボランティア活動のひとつで、後期最大の生徒会イベントです。1998年から毎年様々なボランティア活動・体験活動を実施しています。