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園芸部日誌

【園芸(農蚕)部】春蚕(飼育6日目:1令の眠蚕~2令の起蚕)

5月16日(日)、飼育6日目です。

今朝、飼育箱をのぞいてみると、9割以上が2令の起蚕(脱皮が終わった蚕)となっていました。しかし、若干ではあるものの、まだ眠蚕がいたので、そのお蚕さんたちが起きるまで(脱皮をするまで)は、新しい桑の葉を与えることができません。これは、蚕の飼育の中でも特に重要なことで、起蚕のタイミングを揃えないと、最終的な糸を吐くタイミングがずれてしまうので、必ず全ての蚕が脱皮を終えたことを確認してから新しい桑の葉を与えます。また、起蚕が現れたら、全体に薄く石灰を撒きます。これは、桑の葉を乾燥させて2令起蚕が桑の葉を食べないようにするためと、お蚕さんのからだの消毒することが目的です。

本日の夕方に全ての蚕が2令になったのを確認したので、網を敷いて桑の葉を与えました。なぜ、網を敷くのかは次回に詳しく説明したいと思います。

この日は雨模様だったのですが、雨のすき間を見計らって、桑の葉の収穫も頑張りました!!

 ※まだ眠に入っていなかった1令の蚕が4~5頭いましたので、小さな容器に隔離して新しい桑の葉を与えました。

1令の眠蚕 

       <1令の眠蚕の残りです>            <全体に薄く石灰を撒いた様子です>

 

 

   <まだ眠に入っていない1令蚕(青色の方)>           <隔離した数頭の1令蚕たち>

 

 

         <網を敷きました>               <網の上に桑の葉を置きました>

 

 

         <桑の葉の収穫①>                  <桑の葉の収穫②>