校長室より「おこらいえ」

じゃんけんの壺

地震から 669 日目

豪雨から 405 日目

 

2年前の大晦日

忙しすぎて帰省できずに

そのうち帰ろうと

アパートでお正月を迎え

被災してしまい

そのまま何ヶ月も

車中泊をせざるを得なかった

山崎裕貴先生

情報科の彼がいてくれたおかげで

輪島高校のネットワークは

1月4日に全面復旧するという

奇跡を見せるわけです

 

その山崎先生の研究授業が行われました

 

 

 

 

 

 

楽しみながら

プログラミングの技術を身につけます

試行錯誤しながら

諦めない力や順序立てて考える力を

身につけます

 

 

 

 

 

 

山崎先生曰く

「今日の授業は数学に例えると

 因数分解ができるように

 なったレベル

 これから様々な技術を身につけると

 アプリ開発できるようになる」

とのことでした

 

 


隣のクラスでもおもしろそうな授業をしていますよ

山上 佳織 先生の家庭一般

 

 

 

 

 

 

本物の和服の10分の1

ミニチュアの着物づくりです

 

 

 

 

 

 

和装の基礎とその特徴を学びました

 

 


昨日お越しになった

山梨県立興譲館高校さん

支援金をくださるとともに

牛奥商店様からの寄付金も

お持ちくださいました

株式会社まもかーる様も

一緒に支援金を持ってきてくださいました

 

 

 

 

 

 

 本当にありがとうございます

 

 


輪島実業高校の元同窓会会長の椿原様

「元」というのは

現在は「桐章会」役員だからです

「桐章会」は輪島高校の同窓会組織

震災直前に迎えた

輪島高校の創立百周年の際に

両校の同窓会組織が一緒になりました

輪島実業高校は

元々は輪島高校の商業科

戦後のベビーブームにより

独立したのですが

少子化により募集停止

輪島実業高校の商業科や

輪島塗職人を養成するインテリア科の

優れた教育実践は

現在の輪島高校普通科ビジネスコースに

脈々と引き継がれています

いわば元の鞘に収まった

という形でしょうか

 

一時期両校は仲が悪く

同窓会組織が一緒になることに対して

苦情やお怒りの言葉も聞きました

しかしながら

昔のしがらみを捨て

親の出身校に関係なく

これからの輪島の子どもたちを

一緒に力を合わせて育てていくことが

重要であると判断しました

 

話は大きくなりますが

日韓関係もそのようになればいいなと

新しい総理の手腕に期待しています

 

さてその椿原様が

被災した自宅から見つけた

1952年の輪島高校の卒業アルバムを

学校に寄付してくださいました

戦後わずか7年後のアルバムには

戦後復興の中心となっていく

若者の姿が凛々しく写っていました

まるで当時の映画のポスターのような

何ともおしゃれなアルバムです

 

 

 

 

 

 

みなさんにお願いです

被災した家の片付けの際に

このような昔のアルバムありませんか?

ありましたら

輪島高校に寄贈していただけないでしょうか

ある年度以降のものは揃っているのですが

貴重な資料として揃えたいと考えます 

 

 


3年生「英語探究」選択の生徒たちが

「海の星幼稚園」を訪れ

園児たちとの交流を楽しみました

 

 

 

 

 

 

 

まずは「じゃんけん列車」

英語でじゃんけん

「Rock Paper Scissors!」

 

 

 

 

 

 

話はそれますが

フランスのじゃんけんには

石 ハサミ 葉っぱ(紙)のほかに

壺があります

グーを緩めて丸い壺を作ります

石やハサミは沈むので壺に負けますが

葉っぱは浮かぶので壺の負けです

ちょっとややこしいのですが

色々駆け引きがあって面白そうです

 

 次はクイズ

 

 

 

 

 

 

 

そして絵本読み聞かせ

「きんぎょがにげた」

「はらぺこあおむし」

「Good Morning Mr. Moon」

 

 

 

 

 

 


【今日のMAJIでWAJI活】

11月1日に開催される

探究学習「WAJI活」発表会

その内容を告知し

繋がってくださる方を見つけるコーナー

今日が最終回

 

(21)未来へつなぐツアー

  さあどんな未来が待っているのでしょう

  ご覧になってのお楽しみです

 

当日はお昼にキッチンカーも来てくださいます

できたばかりの仮設校舎のお披露目会もあります

内田洋行さんからご支援いただいた

フリーアドレス制の職員室も

ご覧になれます

ぜひお越しください

 

また

360°カメラで発表会の様子を

同時配信します

お越しになれない方は

どうぞご覧ください

 

被災地の生徒たちが思い描く

未来のふるさとを

ぜひご覧いただきたく思います