2025年9月の記事一覧

夏を詠む

地震から 627 日目

豪雨から 363 日目

 

夏休み俳句コンテスト開催中

生徒玄関に作品を展示してあります

一人ひとりにいろんな夏があったようです

毎日少しずつ紹介します

 

夏のはじまりに胸躍る

今日はそんな句を紹介します

 

「夏の海 きらめく先に 七ツ島」

 

七ツ島は輪島の沖合の小島です

輪島市名舟町に属します

北の島群(大島 狩又島 竜島)と

南の島群(荒三子島 烏帽子島 赤島 御厨島)

からなります

もともとは能登半島と陸続きでしたが

1万4千年前に別れたと考えられています

7つの峰を有し南西部に噴火口のある

大きなひとつの火山であったようです

 

 


「天高く馬肥ゆる秋」

 

 

 

 

 

 

夏の湿った太平洋高気圧とは異なり

秋の移動性高気圧は大陸から来る乾いた空気なので

雲のできる高さが高くなります

夏は雲底が2000m程度の積乱雲が中心ですが

秋は5000m付近でようやく高積雲

8000mを超えて巻雲ができるなど

実際に雲の高さが違うのです

それを昔の人は「天高く」と表現したのですね

さらには空気中の水蒸気が少ないと

青い光が散乱されず地表に届くので

空自体の青が深く澄んで見えます

 

ところでこの

「天高く馬肥ゆる秋」

美味しいもの食べて馬も太るよ

などと呑気な諺ではなく

本来は古代中国で

「北方騎馬民族が肥えた馬に乗って

 秋に侵攻してくる」という

敵襲への警戒を促す意味合いで

使われていた物騒なものです

 

講談社の近藤大介氏は

著書『ほんとうの中国』の中で

多くの国に囲まれ

常に周辺異民族との侵略に晒されていた中国人と

周りを海に囲まれ

侵略から守られてきた日本人では

考え方がまるで違うと指摘なさっています

 

 「常に周りに気を遣って同調しなければならない」

日本社会と

「周りはいつ敵になってもおかしくない」

中国人は

どうも相性が悪いような気がしますが

日本にやってくる多くの中国人は

社会保障制度やセーフティネットが脆弱で

政府や周囲の人間を信用できない

カネだけが唯一の拠り所である

そんな社会に疲弊しているそうです

 

 


【科学と歴史】vol.4

20世紀のマッドサイエンティストを紹介し

科学の発展と人類の幸せを考えるコーナー

 

実は日本にもマッドサイエンティストが存在します

名前は伏せます

 

先日とあるテレビ番組で

ある歴史上の人物を批判的に描いたところ

その子孫の方から名誉を貶められたと

局が訴えられていたからです

 

第二次世界大戦中

生物兵器の研究に携わっていた

陸軍731部隊の初代隊長が

捕虜に対して細菌を注射する

生きたまま解剖して感染細胞を取り出す

手足を切断するなどの

人体実験を繰り返したという

記録が残っています

 

このことは

中国で本日封切りとなる映画

「421」にも描かれているそうです

 

中国では政権が不安定になってくると

反日感情を煽って国民の目を逸らすのが

常套手段ではありますが

 

中国が「抗日戦争勝利80年」を謳う今年は

記念式典や軍事パレードが大々的に行われるなど

これまでとは違って穏やかではなさそうです

 

そんな中

南京での日本兵の残虐を描いた映画「南京大虐殺」

が7月25日に公開されるや空前のヒットとなり

8月15日にはアメリカとカナダでも上映され

中国国民のみならず

全世界に拡がりを見せているそうです

 

さらには8月8日公開の「東獄島」に続き

本日封切りの「421」

反日三部作ともいうべき作品が揃います

本来7月に封切りされる予定でしたが

中国共産党の意向で

本日に延期されています

9月18日は満州事変の発端となる

柳条湖事件が起こった日で

中国はこの日を「国恥日」としています

 

「421」のキーワードは

『馬路大』

「マールーター」と読みます

人体実験の実験台にする中国人を

「木材のような扱い」ということで

隠語で「丸太」と呼んでいたそうです

その中国語読みが『馬路大」です

 

戦争が落とした傷跡は大きいです

80年経っても癒えません

 

それでも世界中の人が

お互いを認め合って暮らせる社会の実現に向けて

歩みを止めてはいけません

 

 


北信越地区商業教育研究大会のため

先々週に引き続き

新潟の朱鷺メッセに来ています