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A小ゲストティーチャー授業 -九谷焼のオーナメント-

12月3日・10日、A小2年生が中心となり、ゲストティーチャー授業を行いました。ゲストティーチャーは、(有)片岡光山堂代表取締役 片岡瑞貴さんです。片岡さんは、産学連携やSDGsにも貢献され、次世代を担う九谷焼作家としても活動されています。廃棄される九谷焼の破片を使って作る、金沢市の修学旅行者向けの学習プログラム「デコ・フォトフレーム」がその一つです。九谷焼の作品は、焼成などで生じるわずかな傷でも廃棄になります。片岡さんはそこに目をつけ、廃棄される九谷焼を砕いて破片にし、再利用する事業を考案されました。

 当日は、オーナメントを作る前に、本物の九谷焼のお皿に触れることができました。なかなか間近で見ることのない、歴史的にも芸術的にも価値ある美しい“本物”に触れることは、子ども達の心を動かし、創作意欲に火を付けました。子どもたちは、きらきら光る九谷焼のかけらに目を輝かせて思い思いに柄を選び、自分だけのクリスマスオーナメントを作ることができました。

 1cm四方およそ1,000個の破片全てにやすりをかけるなど、それはそれは細やかな準備をしてくださった片岡先生、本当にありがとうございました。