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トピックス

A高等部から小学部へ出張授業

 油吸い取りパックプロジェクトでは、本校肢体不自由教育部門小学部でも油吸い取りパックを製作します。作業学習で油吸い取りパックを作っている高等部の生徒が、小学部へ出張授業に行き、一緒に油吸い取りパックを作り、作成のコツや注意点を伝えました。

 小学部児童からは「袋に材料を詰めるのが難しかった」、「作るのが楽しい」、また高等部生徒からは「一緒に作れて楽しかった」、「作るポイントをうまく伝えることができた」といった感想が聞かれました。

 

小松瀬領特別支援学校と「油吸い取りパック」製作の打合せ

油吸い取りパックプロジェクトとは、石川県の特別支援学校に通う肢体不自由がある児童・生徒が、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究大会参加者へのお土産を作るプロジェクトです。

今回は肢体不自由特別支援学校である小松瀬領特別支援学校と「油吸い取りパック」製作に関する打ち合わせをオンライン会議で行いました。作業学習で油吸い取りパックを作る本校の高等部生徒が、製作のポイントなどを小松瀬領特別支援学校の生徒に伝え、作成に関して打ち合わせを行いました。オンラインでの交流でしたが、「緊張したけど、他の学校の生徒と交流できるのが楽しかった」、「またやりたい」と交流を楽しみにしている様子でした。

 

油吸い取りパックプロジェクト

 令和6年の8月、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究大会が石川県で行われます。石川県の特別支援学校に通う、肢体不自由がある児童生徒が、この大会参加者へのお土産を作るプロジェクトが始動しました。プレゼントは「油吸い取りパック」で名称はみんなで考え、投票で決めます。

 今回は油吸い取りパックを作業学習で作っている高等部生徒が本校小学部、中学部の児童生徒に作り方を説明する活動を行いました。高等部生徒は小学部や中学部の児童生徒にもわかりやすいように説明のスライドにルビをつけるなど、相手のことを考えた工夫を行っていました。高等部生徒からは、「大変だったけど、説明が伝わってうれしい」という声が聞かれました。小中学部の児童生徒は高等部の先輩から作り方を教えてもらうと、「早く作ってみたい」「難しそうだけどやりたい」などの感想を言っていました。これからの活動が楽しみです。

B中学部「卒業生を送る会」

~ありがとうの花が咲いた日~

 2月22日(木)「卒業生を送る会」を行いました。3年生27名の門出にふさわしい、晴天に恵まれた一日となりました。

 1年生の出し物「〇✕クイズ」では、中学部3年間の思い出がつまった写真から問題が出題され、大いに盛り上がりました。2年生からは「思い出ムービー」の放映とプレゼント渡しです。プレゼントは、気持ちのこもった手作りのメッセージカードや、アンケートで一人ひとりの好きな色を聞いて作製したイニシャルキーホルダーで、「おめでとうございます!」の言葉と一緒に手渡しました。卒業生から在校生へは、「ゆめのせかい」と「ありがとうのはな」の歌唱と演奏の披露、心のこもったメッセージを送りました。中学部での3年間の思いがつまった一言一言に、在校生もいろいろな思いを抱いたことと思います。高等部でも大輪の「花」が咲くよう、成長を見守っていきたいです。

 

B高産業技術コース 外部講師による講話

~「アンガーマネジメントで自分の感情とうまく付き合おう」~

2月8日(木)に日本アンガーマネジメント協会 ファシリテーター 澤田 慎一郎氏をお招きし、アンガーマネジメントについての学習を行いました。

講話では、自分の感情とうまく付き合うための気持ちのコントロールの仕方や怒りの感情の対処法をわかりやすくお話していただきました。また、スーハー6秒トレーニングでは、スーハーの呼吸で周りが笑顔になりました。生徒たちはイライラした時、怒りが沸きそうになった時に、自分の気持ちを調整したり、後悔しないように上手に怒ったりして、様々な人と関わっていける手段を教わりました。

これからは、イライラにのみこまれないために‘スゥーハァー!’を思い出して実践したり、落ち着く魔法の言葉を唱えたり、口角アップ・目から☆(星)でイキイキした毎日を過ごしていきたいです。

 

                      

令和5年度ゲストティーチャー授業「しいたけの植菌」体験

令和5年度ゲストティーチャー授業で金沢市林業振興会 加藤八郎先生をお招きして、B高等部作業学習の時間にしいたけの植菌体験を行いました。

原木に電動ドリルで穴を開けて、その穴に「のとてまり」と「にく丸」というしいたけの菌のついたタネ駒を金づちで打ち込みました。原木全体に均一にタネ駒をうちつけるために、生徒たちは穴をあけるところをどこにするか考えて作業をしていました。

早くて、今秋にしいたけが発生することもあると聞きました。水分、日あたり風通しを調整して早くおいしいしいたけが採れるように頑張ります。

    

 

  

 

東京演劇集団 風「星の王子さま」公演会

 1月31日(水)にバリアフリー演劇「星の王子さま」の公演がありました。この公演は福岡県在住の権藤説子さん(一般社団法人東京演劇集団風研究所顧問)の基金により実現しました。

 体育館に大きなステージが設営され、まさに本物の劇場が出来上がり、午前と午後の2回の公演で全校児童生徒が鑑賞しました。

 バリアフリー演劇として手話通訳や音声ガイド、字幕があり、分かりやすく楽しめ、杉江校長が地理学者役、AB中学部教員や生徒が呑み助役で登場しました。1幕と2幕終わりの場面では児童生徒が自由にステージに上がって俳優さんと一緒に歌を歌う素晴らしい体験により夢と希望と喜びをいただきました。

B高産業技術コースと金沢向陽高校との共同学習⑥(家庭)

~一年間の共同学習振り返り・焼き菓子販売会~

1月25日(木)にB高産業技術コースのフードデザイングループの生徒9名と、金沢向陽高校2年の家庭科「食品」を選択している10名の生徒が、6回目の共同学習を金沢向陽高校で行いました。

まずは、1年間の共同学習のスライドを見ながら、「ゴロゴロ金ドーナツ」を考案し、商品化・販売するまでにどのような活動をしてきたかを思い出し、振り返りました。

次に金沢向陽高校の先生に共同開発商品をお披露目する機会として、焼き菓

子の販売会を行いました。今回の販売では向陽生徒が主となり、いしかわ生徒はサポートする側になって販売を行いました。たくさんの先生方が来客してくださり、完売となりました。

最後はともに学習し商品開発した「ゴロゴロ金ドーナツ」とジュースで乾杯をして、グループで楽しく歓談しました。いしかわの生徒からは「友達もできました。また、交流したいです。」向陽の生徒からは「最初は初めて会う人とどう接したらよいか、緊張もするし交流は不安だった。だけど、交流することでお互いの気持ちを知ることができた。また、スイーツを一緒に販売することで良い経験ができた。」という感想がありました。

これで「加賀野菜を使った焼き菓子の開発と商品化」を目指した金沢向陽高校と本校の共同学習プロジェクトは終わりです。それぞれの生徒が交流の回数を重ねるたびに、話し合いに深まりが見られ、お互いに教え合い、協力し合う姿が見られました。

   

 

本校B高と金沢向陽高校との合同授業

 1月22日(月)に本校の知的障害教育部門高等部の生徒が金沢向陽高校に行き、芸術科目の合同授業を行いました。

 午前中は2年生の生徒3名が美術の授業に参加し、アニメーションの手法に関して学習を行いました。自分の好きなアニメーションを発表し合う等の活動を通して交流しました。

 午後からは1年生の生徒4名が音楽の授業に参加し、バイオリンの演奏を体験してきました。向陽高校の生徒に演奏のポイント等を教えてもらいながら練習し、全員音を出すことができました。

 

 

日めくりカレンダーをいただきました

今年も、ヨシダ印刷さんから、日めくりカレンダーを、50部寄贈していただきました。

毎日朝の会で、きょうの日付を確認しています。日めくりカレンダーの大きな数字は、児童生徒にわかりやすく、紙も柔らかいため、手で握っても安心です。

このカレンダーと共に、今年も一年間、学習を頑張っていきます。

ヨシダ印刷 高松さんより

 

数字カードとマッチング

 

日にちを、確認

 

友達と協力して

 

柔らかい感触、大好き

 

 

冬休み前学部集会

12月18日(月)A中学部集会を行いました。全体で冬休みの過ごし方を確認した後、2学期の学習発表会を行いました。それぞれの教科での学習の成果を自信をもって堂々と発表していました。

1年 社会 「火事からくらしを守る」

 

1,2,3年 音楽 「おまつり」

1年 国語 劇「ねぼうしたねこ」

 

1,2,3年 体育 「フォークダンス」、「ジャンボリミッキー」

 

第2回金沢向陽高校1年生徒との作業学習及び給食交流

   12月14日(火)に金沢向陽高校1年11H生徒が11月21日の12Hと同様に本校の生徒と共に作業学習をしました。最初はやはり緊張している様子でしたが徐々に緊張感もほぐれ、クラフト班ではクラフトバンドの長さを一緒に測ったり、紙工班では紙すきの工程を本校生徒が説明して向陽高校の生徒が体験したりするなど今回も両校の生徒が関わり合いながら作業を行うシーンが多く見られました。

 給食交流は食堂と1-1教室で行いました。食堂では時間が経つにつれて雰囲気に慣れ、両校生徒同士で会話をする場面も見られました。1-1教室では給食を食べながら自己紹介や「今一番欲しいもの」をテーマに話し合い、両校生徒が楽しく会話するシーンも見られました。

 

 

パラスポーツ教室(B中2年)

12月14日(木)に、北國銀行ハンドボール部Honey Bee(ハニービー)の選手のみなさんが来校し、B中2年生と一緒にハンドボールを楽しみました。ほとんどの生徒がハンドボールに触れることは初めてでしたが、ボールを利用した準備運動、シュート練習等を体験するうちにハンドボールをすることに夢中になっていました。最後に行った選手との簡単なゲームでは、ゲームに出た生徒も応援する生徒も大いに盛り上がりました。

 

 

B中Shopを行いました

知的障害教育部門中学部では、作業学習の一環として販売活動に取り組んでいます。今年度より販売委員会を立ち上げ、作業学習の中で生徒が商品や接客について考えています。

今回は、肢体不自由教育部門中学部の生徒や、知的障害教育部門小学部5・6年生の児童をお客さんとして招いて行いました。

 販売委員の生徒たちは商品の並べ方を工夫したり、マニュアルにない質問やハプニングにも自ら考えお客さんに声をかけたりするなど、自分の持っている力を十分に活用して取り組んでいました。

お客さんとして参加した児童生徒も、たくさんの作業製品の中から、お気に入りの商品を選び、買い物を楽しむことができました。

花園保育所とのボッチャ交流

11月27日(月)花園保育所の年長児のみなさんと本校A中学部の生徒でボッチャ交流をしました。花園保育所の年長児のみなさんは、ボッチャのやり方をすぐに覚えて上手に投球していました。A中の生徒たちも負けてられないと白熱したゲームになりました。

花いっぱい運動

 一般社団法人きんしん環境財団「里山の利用・保全・花や緑の活動支援事業」での活動「花いっぱい運動」の助成を受け、A部門中学部とB部門高等部の作業学習の時間に、花や球根を植える活動をしました。中学部は球根を中心に植え、春に花開くように、高等部は冬の生徒玄関を彩る植え付けをしました。毎日、お花が出迎えてくれる生徒玄関になりました。

チューリップとクロッカスとムスカリの球根を下の方に植えたよ。春が楽しみ!

冬の間はビオラの花で楽しめるようにするよ!

ビオラの花の間に高等部が作った葉ボタンを植えるよ。どれにしようかな?

生徒玄関に置いて学校を花いっぱいにしよう!

高等部のクリスマス風アレンジのプランターで生徒玄関が素敵になりました。

選挙出前講座

 12月4日(月)18歳成人に向けて高等部2年生を対象とした、選挙出前講座と金融講座を行いました。石川県選挙管理委員会、金沢市選挙管理委員会の方から選挙の意義や投票の方法について説明を聞き、石川県知事の模擬選挙を行いました。候補者の説明を聞いたあと、本物の投票箱や記載台、投票用紙を使って投票を体験しました。一人で文字を書くことが難しい生徒は代理投票を利用し、投票を行いました。

 金融講座では、成人すると契約ができるようになり便利になる一方で、それに伴ってフィッシング詐欺、闇バイト等様々なお金のトラブルに巻き込まれる可能性がある等の危険性について学びました。生徒達からは、「話を聞いていてぞっとした」「騙されたらどうしよう」等の感想がありました。どの生徒も当事者意識を持って、真剣に話を聞いている様子が伝わりました。

 

 

いしかわ百万石文化祭2023閉会式

 11月26日(日)石川県立音楽堂邦楽ホールにて「いしかわ百万石文化祭2023」の閉会式があり、和太鼓サークル16名と金沢工業大学などで教える外国人講師4名がともに同じステージで演奏しました。

 生徒達はこの日のために練習を重ね、「煌」の曲を息の合ったばちさばきで1,400人の観客に披露しました。

 グランドフィナーレでは、狂言師・野村萬斎さんや校歌の作曲者・池辺晋一郎さん、ステージ出演者全員と一緒にステージに立ちフィナーレを飾り、10月14日に始まった44日間にわたる祭典に幕を下ろしました。

閉幕後に野村萬斎さんと一緒に記念撮影

野村萬斎さんからいただいたサイン色紙

一緒に演奏をしたフィリップさんとデヴィッドさん、

Tシャツデザインのモデルである中学部2年西田さん

パラスポーツ教室~田中恵子さんをお迎えして~

11月30日(木)に本校大体育館にて、令和5年度「パラスポーツ普及促進事業 パラスポーツ教室」が行われ、東京パラリンピック(ボッチャ競技)の銀メダリスト 田中恵子さんが来校されました。A中学部、A高等部生徒20名が参加し、田中選手との交流を楽しみました。

交流試合では、自分のボールをジャックボールにピタリとつける田中選手の技を見て、生徒教員ともに「おー!」や「すごい!」と歓声が上がっていました。

田中選手に負けじと、生徒たちは一球一球真剣にボールを投げていました。