11月22日（金）、材料化学科3年生が課題研究の中間発表を行いました。中間発表は、研究を行う段階でどうしても上手くいかなかったりすることが多い（ほとんどが失敗）と思いますが、その解決策を他の班の生徒や教員からもらうことでより良い研究にするためのものです。どの班も事前にスライドを作成し、質疑応答にも一生懸命答えていました。また、材料化学科の教員だけでなく、社会科の教員も参加していただいたおかげで専門分野の異なる教員からいつもとは違う視点からの助言をいただくことができ、非常に有意義な時間となりました。

11月14日（木）３・４限の時間に1年材料化学科・テキスタイル工学科の生徒を対象に金沢工業大学革新複合材料研究開発センターより稙村公彦先生、乾伸晃先生をお呼びして先端技術講義を行いました。近年、炭素繊維は自転車フレームなどに利用されており、軽くて強い材料として注目されています。1年材料化学科の生徒は、炭素繊維に非常に興味を持ち、真剣な眼差しで講義を聞いていました。

　11月13日（水）、大阪有機化学工業株式会社さん、東レ株式会社石川工場さんにお願いして、材料化学科1年生を対象に企業見学を行いました。1年生はまだまだ卒業後に就職して働くという意識が薄かったのですが、今回の企業見学後に県内をはじめ多くの企業について聞きに来てくれるようになり、とても良い機会となりました。

　７月の後半、８月の後半に加賀製紙株式会社さん、石川メッキ工業（株）さん、信晃化学株式会社さん、DIC（株）北陸工場さんにお願いして、２年生を対象にインターンシップを行い、９月11日（水）、インターンシップに行ってきた生徒に材料化学科１、２年生に報告してもらいました。県工生の大半は卒業後に就職する生徒が多いため、将来について考える有意義な時間となりました。

　7月30日（火）、県内の中学１・２年生を対象にものづくり体験を行いました。材料化学科では、「いろいろなプラスチックの強さを調べよう！」というテーマのもと、射出成形機を用いてプラスチック定規を作成したり、２液硬化樹脂を使用し食品サンプルを作成し、強度試験を行いました。