校長室より

生徒による出前授業 AIを使ってラジコンカーを動かそう

 いしかわ子ども交流センター小松館様の企画に対し電気科1年生5人が講師役となって出前授業を行いました。

 楽しい教室になるようにと生徒が一生懸命に準備してきたものです。参加者1人(1班)に1人の生徒がついて熱心に教えていました。生徒にとって講師として教えるということは貴重な経験になったのではないかと思います。また、最後に行ったレースは参加者はもちろん、会場にいた全員が楽しく見ることができ、おおいに盛り上がりました。

 参加してくれた小中学生の皆さんありがとう。ものづくりに興味を持ってくれたらうれしいです。参加者の中から将来、工業高校に、できれば本校に進学してくれる人がいたらありがたいですね。

追記)11月19日の北陸中日新聞に詳しい記事が載りました

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税に関する作文で感謝状をいただきました

 税に関する高校生の作文について、小松税務署長様から感謝状をいただきました。国語の時間を活用し、応募したものですが、このように目に見える形で評価していただけることは生徒の励みとなり、ありがたいことです。

 本校の生徒は例年約8割が就職する社会に近い学校です。ものづくりをとおして社会に貢献することに加え、市民として良き納税者となることでも社会に貢献して欲しいと思います。

先日実施した租税教室の様子はこちらご覧いただけます

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お祝い 祝!優勝 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会

 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会において本校機械システム科3年 西手秀志選手が優勝しました。

 本校にとって6大会ぶり、3度目の日本一、石川県勢としては2年連続の快挙です。

※詳しくは別途お知らせする予定です。

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献血セミナーを実施しました

 日本赤十字社、小松青雲ライオンズクラブ様をお招きして献血セミナーを実施しました。「血液のしくみを通して命の大切さを学ぶ」と題してお話しをしていただきましたが、多くの生徒が命の大切さを再認識したものと思います。

 私も高校2年生のときにはじめて献血しましたが、そのときは体がびっくりしたのか夕方になって握力が弱くなって最初はなんでだろうと不思議に感じたのをおぼえています。(夕飯を食べたらすぐに元気になりましたが)その後何度も献血しましたが、2回目からは慣れて全くなんともなくなりました。ちょうど400mlなどが始まったころで、比較的体格がよかったためかよく「200mlってなっているけど400mlにしたら」などと看護師さんにお誘いを受けました。また、なぜか左腕の血管が細いらしく針を入れにくいと看護師さんから言われたこともよく覚えています。因みに血管が細いと時間がかかるのもそのとき実感しました。残念ながら現在は協力したくてもできない状況で、個人的には非常に残念です。しそびれて心理的なハードルが上がる前に、生徒のみんなには気軽な人助け・ボランティアと捉えて一度体験して欲しいと思っています。

 今年は工業祭前日の11月21日(火)に献血協力を設定していますので多くの生徒が協力できるよう、保護者の皆様には、ご理解とご協力をお願いします。

※献血はあくまでも個人の希望によるものです

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高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会があります

 今週末に高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会が福岡職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福岡、福岡県北九州市)で行われます。今年度の北信越大会優勝の本校機械システム科3年 西手秀志選手が参加します。

 本校にとって6大会ぶりの3度目の日本一に輝くことを期待しています。

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今日から後期の新人大会です

 主に屋内競技について新人大会が始まりました。本校からは、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、柔道、卓球、サッカー、ソフトテニス、弓道、ウエイトリフティング、ボウリング、少林寺拳法が参加します。

 天気は良くなったり悪くなったり、暑くなったり寒くなったりとコンディションを整えることが難しい面もありそうですが、生徒の皆さんには、ケガや病気をすることなく本番を迎え、持てる力を発揮することを期待しています。

 保護者の皆様におかれましては、暖かく見守っていただければと思っていますので、よろしくお願いします。

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小松ロータリークラブによる職業講話を実施しました

 小松ロータリークラブから講師6名を招いて、「職業・勤労意識を高揚させる」ことを目的に生のお話を聞きました。本校では例年約8割の生徒が就職をします。1年生と言えども約2年半後には社会人となる訳で、教師でも保護者でもない大人から、働くとはどういうことなのかということをお聞きすることは自分の進路決定に大きな意味があります。来ていただいた小松ロータリークラブの皆様、本当にありがとうございました。

詳しくは別途お知らせする予定です。

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3年生 職業講話 卒業生との意見交換

 卒業生8名を招いて、「企業が求めているものを具体的に理解するとともに、残りの高校生活における目的意識を高めることで、将来に向けて必要とされる社会人としての資質をさらに身に着ける」ことを目的に生のお話を聞きました。コーディネーターとなった教員が巧みに話を聞き出し、生徒にとって有意義な時間となったと思います。来ていただいた卒業生の皆様、本当にありがとうございました。また、快く派遣いただいた企業様に感謝申し上げます。地域の企業様から大切にされていることを改めて感じた日になりました。

詳しくはこちらをご覧下さい。

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租税教室を開きました

 本日6限目に3年生を対象にした租税教室を開きました。

 「主権者・有権者として」と「社会人として」の大きく2本立てで税理士会の方からお話しを伺いました。約8割の3年生が春からは就職し税金を納める立場になるので大切なお話しです。就職したときに当たり前のように税金が引かれていましたが、あまり関心を持つことがなかったように思います。生徒にはぜひ興味関心を持ってもらい、立派な納税者として社会を支える一員に加わって欲しいものです。

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知事表敬訪問に行ってきました

 本校電気科3年の深澤君、池田君と知事表敬訪問に行ってきました。

 10月7~8日に東京の武道館で行われた「2023年少林寺拳法世界大会in Tokyo,Japan」にて一般男子初段(組演武)で優勝したことを知事に報告してきました。知事から色々な質問を受けましたが、臆することなくはきはきと答えており、頼もしく感じました。

 最後に将来について聞かれたときに知事から「知事になるのはどうだ」と言われ戸惑っていましたが、本校の同窓生には小松地区を中心に地域のために活躍している議員さんが多数いますので、彼らも将来、地域産業と少林寺拳法を熟知した政治家になっているかもしれません。

詳しくはこちらをご覧ください。

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ラグビーワールドカップ

 フランスで開催されたラグビーワールドカップが終わりました。テレビで観戦してきた人も多いかと思います。ワールドカップがある4年ごとに私自身のルールや戦術の理解が進むような気がします。もっと国内リーグなども見て深く理解すればいいのですが、なかなかラグビーは難しい。

 さて、ラグビーの用語でノーサイドというのがあります。これは、試合終了を意味する言葉で、ラグビー独特のものです。知っている方も多いと思いますが、激しく戦った後でも「試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃えようというメッセージが、ノーサイドという言葉には込められている。」というものです。 
 因みに今回調べてびっくりしたのが、今ではこの用語を使うのは日本だけということです。ただ、ノーサイド精神は受け継がれているとのことで安心しました。 本校生徒にもスポーツは真剣に取り組んで欲しいけれど、それ以上に相手を称えるノーサイド精神や礼儀、作法といったことを大切にできるよう日頃から指導していきたいものです。
 

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産業教育フェア2023に行ってきました

 産業教育フェア2023に行ってきました。昨年度までの産業展示館から、多くの人が”通りかかる”イオンモール白山に会場を移しての開催となりました。今までは、案内を見て関心を持って来て下さる市民の皆さんがお客様でしたが、今年はショッピングに来たらたまたま面白そうなことをやっていたという方々が立ち寄って下さる形でした。もちろんすべてがうまくいったわけではありませんが、多くの市民の皆さんに興味を持って産業教育を見ていただけたことは素晴らしいことだと感じました。他校も含め参加した高校生皆が大変充実したうれしそうな表情だったのが印象的でした。

詳しくは別途お知らせする予定です。

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避難訓練を実施しました

 本日、6限目の時間に避難訓練を実施しました。これまでいろいろな機会を通じて生徒の様子を見てきましたが、今日も大変立派だったと感じました。昔は講評で「遅い」とか「自分たちの学校が燃えているのになぜ笑っている人がいるのか」といった話があったものですが、現代はそのような話をしなければならないことはありません。小学校からの訓練の成果なのかと感じています。

 今回講評として、「訓練の成果が少しでも上がるように後で振り返ってみて欲しい」、「地域でも大人として他人を助けることができるようになって欲しい」というお話をしました。 保護者の皆様におかれましては、ご家庭で今日の避難訓練についてお話しをしていただけると助かります。

 昨日、名古屋市で私立高校の体育館で火事がありました。詳細はわかりませんが、幸い人的な被害はなかったそうです。災害は火事だけではありません。本校でも万が一のときに備え、日ごろからの心構えをしっかりしたいと思います。

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高文連文化教室がありました

 高文連文化教室というのは、昭和45年から始まり50年以上続いている「石川県の高等学校生徒の情操陶冶と健やかな人間形成とに資すること」を目的とした、演劇および音楽の芸術鑑賞事業です。私も高校生のときに鑑賞しましたが、私のような演劇や音楽の分野に縁遠い者にとっては、本物の演劇や音楽に接する貴重な機会だったと思います。保護者の皆様にも覚えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 年に1回ではありますが、文化的な本物に触れるということは大変意義ある機会です。この機会をきっかけに自分の進路を定めたり、生涯にわたる趣味を見つけたりする人もいると思います。そこまででなくても例えば私などでも、「たまにはコンサートに行きたいな」とか「美術館でこんな企画展をやっているのか」など文化的なものに触れる機会を持とうかなと思うときがあり、少なからず影響を受けているものと思います。 

 音楽や美術をはじめとする文化的・芸術的なものはなくても生きられるという人がいますが、そのような世の中・人生はとても味気ないものだと思います。栄養が足りているからといってファストフードやサプリメントだけを食べるのではなく、ときどき愛情のこもった料理や手の込んだデザートなどを食べてこそ、生きる喜びが感じられるのではないかと思います。だからこそ学校の教科・科目に芸術に関するものがあり、全員が学ぶことになっているのではないでしょうか?「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉もありますね。

 今日はT.J.P.P.A.L☆(ティージェイパル)の皆様が、重厚で迫力のある、そしてスピード感と臨場感あふれるパフォーマンスを披露して下さいました。きっと生徒みんなが音楽をたっぷり堪能できる時間になったことと思います。たくさんの拍手や観客参加のボディパーカッションにより、退屈しないことはもちろんですが、結構疲れました。そして最後には生徒代表によるお礼の言葉と花束贈呈がありました。お礼の言葉が”あらかじめ用意されたかしこまったもの”でなく、今日の演奏にぴったりの感じたままの言葉であったことも大変素晴らしかったです。なお、体育館のシート敷きはハンドボール部が、片付けはバスケットボール部がやってくれました。ありがとう。

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石川の技能まつりの応援に来ました

ポリテクセンターいしかわで石川の技能まつりがあり応援に来ました。参加の西手君はものづくりコンテストの北信越チャンピオンとは言え、課題が違うので全国大会に向けた練習と並行しての準備は大変だった様です。表彰式は14:30ごろとのことでした。

 

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後期インターンシップ 

 二学期が始まって早くも1か月半が経ちました。本校では10/17~19の日程で、後期のインターンシップを実施します。インターンシップの目的は、「自らの学習内容や将来の進路等に関連した就業体験を行い、将来設計について考える機会とし、職業選択能力を養うこと。」になるかと思います。 

 この人手不足で忙しい中、本校生徒の将来のために、地元企業がこのインターシップに協力してくださっています。これは、受け入れて下さる地企業様のご厚意と先輩方の培ってきた信頼によるものです。本当にありがたいことです。 

 また、生徒は、一人一人、小松工業高という看板を背負って、臨むことになります。小松工業高校の名前に恥ずかしくないよう、この機会を最大限に活用し、普段の学校では学べないことをしっかり吸収して来てもらいたいと思っています。 

 さて、事前指導のときに私から、3つのことをお願いという形で伝えました。
一つ目は、安全第一。 
 作業中はもちろん休憩時間や行き帰りの交通事故など、細心の注意を払い、安全第一を心がける。 
二つ目は、目的意識を持つ。 
 明確な目的を持って、積極的に臨む。 
三つ目は、積極的なコミュニケーション。 
 まずは元気な挨拶。そして意識的に報告・連絡・相談をして、あいまいなままで迷惑をかけることのないようにする。 

 これら三つのことを意識し、インターンシップを通じて、職業に就くということについて、多くのことを感じ、学び、身につけ、学校へ持ち帰って欲しいと願っています。鮭ではありませんが、一回り大きく成長して帰って来ることを期待しています。 

 受け入れて下さる地元企業の皆様、本当にありがとうございます。 

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デュアルシステム学習発表を行いました

 デュアルシステム発表会を行いました。

 デュアルシステムとはドイツを発祥とする学術的教育と職業教育を同時に進めるシステムと聞いています。そして日本版デュアルシステムは、座学と企業内の実習を並行して実施する職業訓練システムで、文部科学省が携わるものです。中身はいわゆるOJTと呼ばれるもので単なる見学や補助作業ではなく、「現場の課題に対して基礎的な知識・技能を応用し解決する力」を養成するため、与えられた課題を解決し、実際に企業のラインに入って行う、実践的な企業実習をねらいとする、となっています。昔はOJTは就職してから行われるのが一般的でしたが、就職前に行うことで端的にいうとミスマッチを防ぐことができると考えられています。入ってみたら想像していたのと違っていて毎日つまらない思いをしたり、場合によってはすぐにやめてしまったりということが減らせるというわけです。

 この取り組みにより1学期に毎週1日、合計10日間、企業様へ生徒が通い産業の現場を体験することができました。そして今日参加した生徒の体験の成果を聴くことができました。みんな立派に発表をしていて頼もしく感じました。参加した生徒は充実した時間を過ごしたと思いますが、ときには苦しい思いをしながらそれを乗り越えて来たと思います。本当にお疲れ様でした。

 さて、現在OJTにかかる費用は基本すべて企業様側の負担となっています。しかし、全員が研修先に就職するわけではありません。つまり企業様の善意によって支えられているわけです。本来利潤を追求することが企業の大きな目的であり、入社するかわからない高校生の教育のために貴重な人的資源や時間、お金を本校生徒のために費やすということは、大きな負担となります。それでも多くの企業様が、積極的にこの事業にかかわってくださるのは、企業様の、自社だけでなく、小松地区や石川県、ひいては日本の工業全体のためになればという思いによるものではないかと思います。本当にありがたいことです。

 受け入れてくださっている企業様に、やってよかった。来年もぜひやりたいと思っていただく、win・winの関係になり、後輩に引き継ぐことができるということが大切です。発表はその一つとなったと思っています。

 発表は2年生も聞きましたが、2年生は、「次はいよいよ自分たちが取り組むのだな」という心構えや自分が行くときのイメージを膨らませながら、聞いてくれたようです。

 改めて、受け入れ、指導いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。発表した生徒は感謝の気持ちを忘れず発表してくれたと思います。来年度もよろしくお願いします。

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同窓会関西支部総会に行って来ました ~同窓会のありがたみ~

 10月14日(土)に同窓会関西支部総会に出席してきました。コロナ禍もあって、久しぶりの開催ということで、参加の皆さんは本当にうれしそうでした。目下の悩みは若手の方の参加が思わしくないことだそうですが、これはうちに限らず、どの学校も抱える問題です。確かに最近は社会にゆとりがなく、また、人間関係が希薄になってきておりそのような組織は煩わしく感じる人も多いのかもしれません。

 しかし、同窓会というのは学校にとってPTAに次ぐ第2の応援団というべきありがたい存在です。一人ひとりにとっても卒業後は学校の様子を伝えてくれるだけでなく、なにかと心強い存在です。しかし、残念ながらその価値、ありがたみは若い時にはわかりにくいものです。 無理もないことです。かくいう私もわかっていませんでしたが、歳を重ねるにしたがってわかって来ました 。でもそれはもったいないことです。

 例えば、故郷を離れて生活する人にとって心強いものです 。地元にいても本当に困ったときに相談したら親身になって相談に乗ってもらえることもあります。仕事をする上で同じ会社内であれば、立場を超えた縦のつながりが簡単にできます 。また、会社を超えた横のつながりが簡単にできます。しかも同窓会は金では買えません 。高校3年間を本校で過ごさないと手にすることができないプライスレスなプラチナカードです。だからこそ価値があるのです。また、同窓会は時間を超えます 。どこかの社長や議員さんがいきなり「そうか、君も●●高校か」なんて言っていきなり親しく話など普通はしてくれません。でも同窓会ではそういった出会いがあります。同窓生というだけで、同じ価値観を分かち合える存在と認めてくれる訳です。

 そんな訳で同窓生の皆さんはもちろん、今から同窓生となる在校生諸君には同窓会のありがたみや同窓会への親しみを感じて欲しいと思います。そして卒業したらその一歩として同窓会の案内があったら是非出席をしてみてください。

※12月2日に関東支部総会があります。

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