図書室の日誌

図書室の日誌

小商生によるビブリオバトル講座

今回は「ビブリオバトル」の楽しみ方を伝授するために、松陽中学校にお邪魔しました。
 
ビブリオバトルとは京都大学発祥の「書評合戦ゲーム」で、
全国的に広まっている本のイベントです。
この辺では、石川県立図書館や金沢大学が力を入れています。
 
簡単なルール説明の後、本校生徒2名が実演。
高校生の貫録と慣れで、見事に「お気に入り一冊」への思いを語ってくれました。
(『ランチのあっこちゃん』と『旅猫リポート』を紹介)
次に中学生4名が実演。
「みんなの前で本の紹介なんて初めて!」と緊張していましたが、
いざ語り出すと、言いたいことが溢れ出てくるようでした。(『獣の奏者』などを紹介)
 
「今回は上手くできなかったから、リベンジしたい!」
「今度は私たち中学生が、小学校でビブリオの面白さを語ってきたい」
などの声が上がり、頼もしく思えました。
実演してくれた生徒たちはもちろん、
『モンテクリスト伯』で「復讐の美学」を熱弁してくれた本校の先生と、
自らの読書体験について熱く語ってくれた松陽中学校の先生、ありがとうございました。
 
そして松陽中学の司書さん、今回の企画に付き合い心を砕いて下さり感謝しています。
近いうちに、また交流したいですね!
 

POP、ステップ、ジャンプ! その後

小松市南部図書館での、寺井高校との「合同POP展」が無事に終了しました。
 
たくさんの方が展示に足をとめて下さり、
更にPOPで紹介された本の貸出が増えた、と聞くことができ、大変嬉しく思っています。
 
これからも、他校の図書委員会や公共図書館と連携し、
楽しい企画ができることを願っています。
みなさん、本当にありがとうございました。
 
 

文化祭で弾けました!(図書委員会)

今年の文化祭は何と、図書委員会のステージがありました!
 
今年度より近隣の児童館で行っている「絵本ライヴ」と、
生徒書き下ろしの「新説 本能寺の変」を実演しました。
あまりの熱演に、予定時間を大幅にオーバーしてしまい、ヤキモキしましたが、
みなさんの理解と温かい眼差しに包まれ、無事に終えることができました。
感謝しています。
 
ステージに上がった図書委員と有志、「安定志向の明智光秀」を演じてくれた先生、
そして『ひつじぱん』を一緒に歌ってくれた野球部のみなさん、本当にありがとうござました。
 
 
絵本ライブ『がまんのケーキ』        野球部も一緒に『ひつじぱん』
 
 
セリフ劇                    みんなありがとう!

POP、ステップ、ジャンプ!

タイトル通り、小商のPOPは図書室を飛び出し、「小松市南部図書館」に着地しました。
 
寺井高校との合同企画第2弾「POP仲良し展」が、南部図書館で開催されています。
両校合わせて約40点のPOPと、本校の課題研究「保育班」の秋をテーマにした作品が、
展示されています。
 
 
 
展示期間は10月24日(金)~11月7日(金)の2週間です。
ちょうど「読書週間」も始まり、本格的に本と親しめる季節になってきました。
生徒たちのPOPが、皆さんの「秋のお供」を探すお手伝いができたら、嬉しい限りです。
 
今回の展示にあたり、南部図書館の館長さんや職員の方々のご理解やご協力、
そして様々なお心遣いをいただき、感謝しております。本当にありがとうございました。
 

絵本ライヴ その三

今年度3回目の東部児童センターでの「絵本ライヴ」に行ってきました。
 
今回は「幼児教育科」志望の3年生を中心に実演しました。
保育士を目指すだけあって、お面や小道具などの制作はお手の物で、
手際も仕上がりも大変良いものになりました。
もちろん、演技もなかなかのものでした。
 
さかさことばでうんどうかい』で回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)を読み手と聞き手で大合唱!
 
次の石川県出身の絵本作家、とりごえまりさんの『ネコのラジオ局』では、かわいいネコたちのお面に癒され、
一方で図書担当先生のロックミュージシャンでハイテンションに!
 
さつまのおいも』では、「この場面で飛んでくるはずの手作りのおいも」が(担当者が忘れて)飛んでこなくて、
結局子どもたちに「はい、どうぞ!」と一個ずつ配ったりしました。
子どもたちは大喜びで受け取っていました。(ハプニングも味方にした様子でした)
 
最後の『まないたにりょうりをあげないこと』では、甘え上手ななまいたと、
ちょっと気弱なコックの絶妙なやりとりに二ヤリとしました。
 
定期考査やイベントで、練習する時間が少なかったので「上手くいくかな?」と少し心配でしたが
本番が一番良かったので、ホッとしています。
何よりも生徒たちの子どもたちへの優しい眼差しと笑顔が印象的でした。
みんな、ありがとう!