2023年7月の記事一覧

第6回しののめ市その2(ビジネス系列)

 では、工夫を凝らして行われた「しののめ市」の様子を見てみましょう。

当日は販売対象を本校生徒と保護者限定として開催されました。

 総合学科農業系列生徒が育てたペンタスやユウギリソウなどの花苗・花鉢3種類を、ビジネス系列生徒20名が接客や会計を担当し販売しました。生徒たちは初めての販売実習で不慣れな部分もありましたが、天候にも恵まれ多くの方々に来店いただきました。  販売実習を終えた生徒たちからは、「人とかかわるということがより好きになった。」、「とても楽しかった。初めてのことばかりで不安だったけどよくできたと思う。」などの声が聞こえてきました。

 「しののめ市」を通して得た、接客の楽しさや達成感などの学び・気づきを今後の生活に活かしていってくれることを期待しています。

受付

 

接客

 

会計

 

アンケート

 

第6回しののめ市その1(ビジネス系列)

 新しいメンバーで行った第6回「しののめ市」の工夫点を2つご紹介します。

 1つ目は、POPです。前年度同様、POPは商品名や価格などを一目でわかるようなシンプルなものを作成しました。また、配色などもこだわっています。

 2つ目は、学校紹介ポスターです。来ていただいたお客様に、より本校のことを知ってもらえるように、ポスターを新たに作成しました。作成するにあたって、在校生向けに学科ごとにアンケートを実施し、情報を収集し、自分たちの手で1つのポスターにまとめました。

 さらに、過去のしののめ市から、お客様の年齢層や性別等の傾向を把握し、お客様のためにどうすべきなのか、どうしたらいいのかを生徒たちが試行錯誤し「しののめ市」を創り上げてくれました。

一目でわかるPOP

 

学校紹介ポスター

 

トウモロコシの収穫(農業系列)

 トウモロコシの収穫がいよいよ始まりました。4月に種を播いてから3か月余り。ここまでほぼ順調に生育してきました。

 1年生は「農業と環境」の時間で1学期に栽培実習するのが、トウモロコシです。播種から定植、水やりや追肥、土寄せなどひと通りの栽培管理を行ってきました。収穫では、①絹糸の色が十分に濃く変色してきているもの②触ってみて先の方まで実が充実しているもの③アワノメイガの幼虫に食害されていないものという3点に注意します。

 蒸し暑い畑の中ですが、「どれがいいか」とトウモロコシを選ぶ生徒の目は真剣です。中には、実から“イモ虫”(アワノメイガの幼虫)が出てきて「ギャ~っ!」という叫び声も聞こえてきました。

 一人3本選んで一本ずつ長さと重さをはかり、生育の様子を観察しました。大きいものでは1本350gを超えるものもありました。収穫したものは家に持ち帰ります。各家庭で味わうまでが農業の実習です。食卓を囲みながら、感じたこと学んだことを家の人に伝えてほしいです。