2024年12月の記事一覧

【1・2年総合学科】キムチの製造を行いました

 科目「農業と環境」と「食品製造」の時間を用いてキムチ製造を行いました。例年1年生の「農業と環境」で行っていますが、昨年度は能登半島地震による休校でできなかったことから2年生も同時に行うことにしました。

本校のキムチは数年前までは販売をしており、本格的なキムチになっています。先週、極寒の加工室で白菜を流水で洗い、食塩をすり込み下漬けをしました。そして、キムチの素になる「ジャン」を作りました。「ジャン」にはイカの塩辛や事前に作った出汁、ダイコンや人参などが入っています。今週、「ジャン」を下漬けした白菜に漬け込み、4日間漬けて完成です。しっかり出来ているのか楽しみです。

【3年総合学科】「食品製造」デコレーションケーキを作りました

 農業科目「食品製造」でデコレーションケーキの製造を行いました。本校では、毎年3年生がクリスマスの時期にデコレーションケーキを作っています。

最初にスポンジ生地の製造です。家でもスポンジ生地を作ったことがある生徒もいれば全く初めての生徒もいて、生地の膨らみに若干の差はあったものの生地をうまく焼くことに成功!そして、肝心のデコレーションは学校で用意した生クリームとイチゴのほかに生徒が自ら様々なフルーツや飾りを持ち寄ったものを使い、個性豊かなデコレーションを完成させました。

うまくできた生徒もいれば少し形がいびつになったりした生徒もいましたが全員が一生懸命時間をかけて作っていたのが印象的でした。

【3年総合学科農業系列】クリスマスリース

3年総合学科農業系列9名は授業でクリスマスリースを制作しました。

①ブドウの木の長い枝数本を使って輪っか作り

 長い枝が周りの生徒にあたらないよう、間隔をとって、注意しながら、枝を折らないよう丸めていきます。枝の先が不揃いの部分は、目立たないようにひもで固定します。

②飾り付け

 ペイントしたまつぼっくり、コニファー、ゴールドクレスト、なんてんの実を使って飾り付けします。今回はセイヨウキズタの葦(放っておくと木を傷める)を有効活用します。材料はすべて学校の敷地から拾ってきました。

 

③リボンをつけて完成

 あらかじめ作っておいたリボンを最後につけて完成です。みんな上手にできました。クリスマスリースを飾るのは魔除けの意味があります。いいクリスマスが迎えられそうです。

  

 

 

【2年総合学科農業系列】「作物」

収量調査② 一穂もみ(・・)数の計測(2023/12/12  総合学科農業系列)

2年生「作物」 

 バケツで育てた稲の収量調査です。前回までに1株当たりの茎の数を計測し、今回は1本の穂についているもみの数を計測しました。

  穂の長さが長いと思われるもの3本を選び、一本ずつもみの数を数えます。まず、穂からもみを外します。飛び散らないよう慎重に扱わなければなりません。そして、外したもみを数えます。事前の予想では「30~50粒ぐらい」と答えた生徒が一番多かったですが、実際に調べてみるとほとんどが100粒を超えていました。「想像以上にたくさんあって驚いた」と感想に記していました。

 計測を終えたもみは、もみすりをします。もみの周りについている頴(えい)と呼ばれる殻を外す作業です。これはすり鉢とソフトボールを使って行いました、もみをすり鉢に入れてソフトボールで上からゴリゴリすると…あら不思議、殻が外れて玄米が出てくるのでした。その玄米を集め、玄米の重さを測って今回の実習は終わりです。

千歯こきを使った脱穀作業も体験しました。いかに効率よくたくさんもみを外すことができるか―

作業の工夫や道具の進化についても学ぶことができました。

3年総合学科農業系列「ハウス内の野菜の収穫」

3年生「野菜」 

 12月に入り寒さも増してきましたが、ハウス内のトマトやブロッコリーはまだまだ元気です。

期末考査が明け授業が再開し、早速「野菜」の実習では、出荷にむけた収穫と袋詰めを行いました。

 水耕のハウスではトマトが植わっています。大玉・中玉・ミニトマトで合計7種類。3年生は繰り返し実習をしてきたので、“大玉やミニトマトはハサミを使う”“種類ごとに分ける”など収穫にも慣れてきました。

 ブロッコリーは、側花蕾(そっからい 脇芽)を収穫します。蕾のしっかり膨らんだものを選びハサミで切り取ります。大きな葉に隠れている場合もあるので、取り残しがないように注意深く探す必要があります。

 収穫したものは規定量を測って、袋詰めをします。その際、傷や虫食い、色の薄いものなどが入らないようによく見なければなりません。

 

 
 
 
 
 

 

今日袋詰めしたものは、JAの直売所に出荷しました。