学校日誌

学校日誌

錦高日記4月14日(木)~ミニ演奏会~

昨日(13日)の昼休み、Nスクエアにおいて、吹奏楽部のミニ演奏会がありました。

生徒たちは、教室前の廊下やウッドデッキから大きな拍手をおくっていました。

昼休みのほんの「ヒトトキ」でしたが、温かい雰囲気に包まれました。

皆さん、自分を表現していきましょう。

錦高日記4月13日(水)~中学校・高校 対面式~

本日、オンラインによる「中学校・高校 対面式」を行いました。

中学校生徒会、高校生徒会、総務委員による、第1フロアでの対面式の様子を

中学校、高校、全校生徒、教職員が教室で視聴しました。

この対面式は、金沢錦丘中学校・高校の特性を理解し、中高一貫で学ぶ実感を持たせ、

中学生は6年間の成長や期待を膨らませる機会とし、

高校生は先輩としての自覚を新たにし、中学生のよき手本となるよう意識を高めることを目的としています。

中学校、高校が連携し、すばらしい錦丘を作り上げましょう!

学校長から

「VUCAな時代を生きる意味を言志四録に求む」

 

 近年の予測困難な社会を「VUCA(ブーカ)な時代・VUCAな世界」と表現されることがある。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べた予測困難な状態を示す造語である。

 IT技術の急速な進展や新型ウイルスの出現と影響が世界的にVUCAの度合いを大きくしていることは、まさしくVUCAの時代と言えるだろう。想定外の出来事が次々と起こり、簡単に解決や対応できない問題、事前対策しにくい問題が多く、かつ多方面に渡るVUCA時代をこれからの私達は生きていかなければならない。私達がこの予測困難な社会を生き延びるためには、どのような学びが必要なのたろうか。

 その学びを示すひとつとして、江戸時代後期儒学者の佐藤一斎の「言志四録」を紹介したい。「言志四録」は、修養処世の心得を書き上げた文書である。その言志四録の中に、2つの条(語録)がある。

  少にて学べば、則ち壮にして為すことあり。

  壮にして学べば、則ち老いて衰えず。

  老いて学べば、則ち死して朽ちず。

 訳すると、「青少年時代にしっかり学んでおけば、壮年になってから役に立ち、何事かを為すことができる。壮年のときにしっかり学んでおけば、老年なっても気力が衰えることはない。老年になってもしっかり学んでおけば、ますます見識も高くなり、社会に役立つこととなり、死んでからもその人望は語り継がれる。」即ち、人生はいくつかの節目となるライフステージに分かれているが、それぞれの時代の学びを疎かにぜす、志を持って学ぶことは一生の大事であるという教えである。

  一燈を揚げて暗夜を行く。

  暗夜を憂うることなかれ。

  ただ一燈を頼め。

 訳すると、「一つの灯りを掲げて暗い夜道を歩くとき、夜道の暗さを嘆き悲しむな。暗夜をそのものを変えることはできない。できることはただひたすらに一つの灯りを信じて迷わず進め。」即ち、自分の置かれている厳しい状況を嘆き悲しむことなく、ひたすらに志を持って自分の可能性を信じてひたすら前に進むことだけという教えである。

 いずれの条(語録)にも共通する事項は、その「志」において重要なのは、青少年時の好奇心や夢中になった経験。そしてさまざまな出会いである。そして何より、学ぶことの楽しさを身につけて欲しいと願っている。

 志のために何を学ぶ必要があり、どう学べばそれが身につくのかを自分で考え、掴めることが求められるVUCAな時代をどう生き抜いていくのか、あなたは。

錦高日記4月11日(月)~1年スマホ教室

「e-ネット安心講座」講師:KDDI北陸総支社 管理部 コアスタッフ 細川一人氏

 スマホでの最近のトラブルや犯罪について講演していただきました。一人一台スマホのこの時代には、様々な危険とも隣り合わせになります。「ネット依存」「ネットいじめ」「誘い出し・なりすまし」「個人情報漏えい」などが挙げられます。犯罪は巧妙化しており、近年ではゲームなどで、仲良くなった友達と思い込ませ、安心させてから呼び出す犯罪も出ています。また、不適切な画像によって企業へ賠償金を払うケースなどでは、名前がネット上で消えないことも話していました。

 このような犯罪から身を守るには細川氏は「家庭でのルール作り」「フィルタリングによる利用制限」「ネットで知り合った人とは絶対に会わない」などをあげています。このような犯罪は都会だけではなく、北陸3県でも起こっているそうです。

 便利な時代である反面、人間関係が学校外やネット上にまで及びます。「うちは9時になったら携帯使えないから、連絡はそれまでに」と始めに伝えられるといいかなと思います。生徒だけではなかなか難しいので、各家庭でのルールづくりをお願いいたします。

 

錦高日記4月8日(金)~入学式~

 4月8日13時半から令和4年度の入学式が開かれました。朝田学校長からは相田みつをさんの「夢はでっかく 根は深く」という言葉と共に、高校生活の中で勉強や部活動や生徒会活動に励み、夢を支える揺るぎない根を育ててほしいというメッセージが送られました。北PTA会長からは、3年間充実した高校生活を送ることができるよう、エールをいただきました。

 320人の新入生と保護者のみなさん、ようこそ金沢錦丘高等学校へ!

 新入生入場呼名式辞祝辞入学者宣誓11H12H13H14H15H16H17H18H

錦高日誌4月8日~新任式、始業式が開かれました~

 1学期初日の今日、本校では新任式と始業式が開かれました。今年度は朝田学校長をはじめとした21名の先生方が新たに加わり、みなさんの学校生活を支えます。

 始業式で朝田校長先生が話されたことを一部紹介します。「13年ぶりにJAXAが宇宙飛行士を募集し、そこには17歳から70歳まで4000人もの応募がありました。JAXAが宇宙飛行士を募集するにあたって求めた人材は、本校の教育目標と非常に似通っています。興味のある人はぜひ調べてみてください。400Km上空では、平和のために格好が協力し人工衛星を管理し、宇宙開発を進めています。一方、今なお地上では戦争が起こり、ウクライナでは悲惨な光景が広がっています」

 本校の教育目標は「高い志を育み、豊かな心と知性、健やかな身体を培い、地域や国家、国際社会の持続可能な発展に貢献できる人材を育成する」です。高い志をもって素敵な1年を過ごしましょう!

 

錦高日記3月31日(木)~錦路21H/22H~

 錦路クラス紹介は21Hと22Hです。退職・異動される先生方の最後の日となりました。出会いがあれば、別れる日が必ず来ることは分かっているのですが、3月31日はいつも寂しい気持ちになります。

 明日から、朝田校長先生をはじめとする新しい先生方をお迎えして新年度が始まります。令和4年度が金沢錦丘のみなさんにとって素晴らしい年になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋 番外編その2 「from the beginning ・・・to the end」

 皆さん、こんにちは。堀です。今度こそ!最後です。たぶん・・・

今日は有給休暇を1日取得した上で、後片付けをしております・・・が・・・来客が引きを切らず・・・という中で、午後2時過ぎ、とある「親展」のお手紙が手元に届きました。開けてビックリ!生徒諸君に是非とも一読して欲しく、個人名をマスキングしつつ、その全文をお届けします。教師の一言の重さを再確認しました。そして、人のご縁ってスゴいね!!!やっぱ、教員という職業、いいかも!堀が教員として第1歩を踏み出した、まさに「the beginning」の教え子からの、34年間全く連絡を取っていなかった教え子からの、突然の感動のお手紙です。それともう1通、今年度の卒業生からのお手紙、まさに「the end」も紹介します。短いけれども、凝縮された、その内容にグッときました。なので、これも是非!!

ではでは。今日はこの辺で。今度こその~~~さ・よ・う・な・ら。明日はいよいよ、最後の日なりね~。

錦高日記3月30日(水)~錦路17H/18H~

今日の錦路クラス紹介は17Hと18Hです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月29日(火)~錦路15H/16H~

今日の錦路クラス紹介は15Hと16Hです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋 番外編 「ラストセール!」

 皆さん、こんにちは。堀です。

ただ今、後片付けの真っ最中!「今まで十分、活躍してくれた・・・捨てるには忍びない・・・」というものが多数出てきて、処理に困っています・・・明後日、31日の午後2時より、引き取って大切にしていただける方に差し上げたいと思います。たとえば・・・ハマダ大明神像、ミッキーだるま像、電子辞書、GATエンピツ<残40本くらい・1人1本で>、ボールペン<10本くらい>、奇跡のエンピツ<約20本>などなど・・・もし、引き取ってくれるという奇特な方、おられましたら、校長室までお越しください。もし万一、欲しい方々が複数いて、競合する場合は、大じゃんけん大会(?)にて、お渡ししたく存じます。最終登庁日なので、とにかく、全てお引き取り願いたいのですが・・・ご協力、よろしくお願いいたします。

錦高日記3月28日(月)~錦路13H/14H~

 3月最終週に入りました。春休み中ですが、部活動や自習のために多くの生徒が学校に来ています。なりたい自分を目指して、生徒のみなさんが一歩一歩前進しています。「錦路・59号」今日は13Hと14Hを掲載します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月25日(金)~錦路11H/12H~

 金沢錦丘高校生徒会誌の「錦路・59号」ができあがりました。各クラスの紹介のページをご覧ください。今日は11Hと12Hです。各クラスの生徒や先生のこと、日常の様子、担任、副担任の先生の似顔絵などが掲載されています。似顔絵は先生方の特徴がうまくとらえられています。どのページも各クラスの個性がつまった内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月24日(木)~終業式・離任式・退任式~

 令和3年度の終業式・離任式・退任式が第一フロア(体育館)で行われました。感染対策のため、今までの集会は放送でしたが、1年と2年の2学年のため充分に間隔をあけることができることから、一堂に会しての実施です。校歌はCDを流すだけで歌えませんでしたが、教室での放送と違い、対面で直接、先生方からメッセージを聴き、次の一歩を踏み出す勇気をもらいました。心を通わせた人との別れは寂しいですが、また会うことはできます。次に会った時に話すエピソードが増えると思うことにします。今までありがとうございました。

ほりほりの部屋Vol.100「『錦』で学んだ先生方へ~ぶれてはいけない『軸』のごときもの~」

 皆さん、こんにちは。堀です。2年前の4月中旬、一斉休校のまっただ中、生徒を励まし、生徒にメッセージを発し、生徒との繋がりを持ちたくて始めた「ほりほりの部屋」。コロナ禍が明けたら、即、止めるつもりでしたが・・・本日、Vol.100・・・いまだ、コロナ禍のクリアな出口は見通せてはいませんが、これで最終回とします。お読みいただいた方々、全員に感謝感謝です。掲載する前にいったんワードファイルに書き込むのですが、タイトルも含めて、207,000字を越えました。(軽く原稿用紙500枚越え。これ、本にできるんちゃう?!)今後、堀は学校現場から距離を置きますが、生徒諸君!保護者の方々!!そして、先生方!!!本当にお世話になりました!ありがとうございました!!どうかどうか、お元気で!!! GATで~~~!!!!!

 もう生徒への退任式あいさつ(ライブ?)も終わったということもあり、最終回は「錦」で共に学んだ先生方へのメッセージとさせていただきます。生徒諸君・保護者のみなさんも、今後の「錦」の方向性に関する、堀からの「種まき」であり「遺言(?)」めいたものだとお考えの上、(ちょっとお堅い論調・書きぶりですが)お読みいただければ、と思います。

 

*「錦」で学んだ先生方へ~ぶれてはいけない「軸」のごときもの~

 「こどもたちが、これからの先行き不透明な時代を生き抜くために、多様な他者と主体的に協働する力をいかに育てるか」これがここ数年、文科省が言うところの教育改革にまつわる議論の中心であった。

 一方で、教育におけるICT化の流れは、タブレット端末の活用やそこへの移行期に現れたBYODといった次元から、1人1台Chromebook無償貸与というところにまで、一気に向かっている。皮肉にも、コロナ禍のおかげで、「先行き不透明な時代」が、目前にあぶりだされ、必要経費・予算という最大の問題点ですら、国家レベルであっさりとブレイクスルーすることとなった。教師がICTをいかに上手く使って一斉授業をするかという、教師を中心に据えた、従来の「先生の教え方」から、生徒1人1人がICTをいかに主体的に使って学んでいくかという、新たな「生徒の学び方」へ、焦点は完全に移行しつつあるように思われる。コロナ禍に乗っかって、日本という国は、壮大な社会実験を開始したかのようにさえ、私には思われる。

 私は批判しているのではない。教育は常に、「今」を生きているこどもたちが、「将来」も生き抜いていくために、社会が必要としている「力」をつけさせることこそが、その責務であると信じている。仮に、社会がTOEICスコアを求めるのなら、「読む力・書く力」に加え「聴く力・話す力」も加えた4技能統合型の学力をつけさせる方法を追求し、そこへの興味・関心を植え付けることこそが英語の教員に課せられた、真の責務である。大学入試に対応した学力だけで良いというのは暴論である。仮に、社会がコミュニケーション力を求めているのなら、教師と生徒、あるいは生徒同士の意見交換やコトバのキャッチボールを誘発する指示・発問の追求やそういう場の創出に腐心することこそが、教科を越えてあらゆる教員に課せられた、真の責務である。授業中ずっと、年がら年中、教師が一方的にしゃべり倒し、ペーパーテストの点数が悪いからという理由だけで赤点を出すような教師は、少なくとも、「錦」には不要である。

 私はこの実験をこどもたちのためにどう活かしていくか、が大切だと思う。教育の根幹を忘れてはいけない、と思う。敗戦後、天然資源を持たない、小さな島国、日本が奇跡的な経済発展を遂げた最大の理由が教育であることを再認識すべきである。戦後、先人たちが試行錯誤しながら培ってきた「学校」の持つ「力」、空間としての「仲間集団の持つ相互教育力」とでも言うべき力の意義と有効性を忘れてはいけない。こどもたちは、人の間でこそ人となる。お互い、刺激を受け、高め合う。教育のフィールドにおいては、「デジタル」は手段に過ぎない。ツールにすぎないものを目的とすべきではない。

 では、教育の目的とは何か。私は「(個人の)成長」だと思う。何らかの働きかけをしても、すぐに数値化された「(全体の)成果」が出るわけではないし、場合によっては、全く逆の「成果」が出ることさえあるのが教育の本質だと思う。この本質を全教員が認識した上で、様々な「改革」「改善」に取り組まなければ、本末転倒になり、つまりは、即効的に「(全体の)成果」をあげることを目的とする、「手段の目的化」に陥ってしまうのである。国公立大学入学者数を目標数値化するがごとく・・・

 私は、迷ったときには、必ずこの原点に還って、この物さしで計り直すことで自問自答してきた。「このことは、こども1人1人、個々の成長につながっているのか?全体の成果に囚われていないか?」と。教育が大事にしているのは、「(全体の)成果」よりも、「(個人の)成長」であることを再確認した上で、「アナログ(対面式授業)」と「デジタル(ICT活用型授業)」をいかに融合させていくか。今後数年間、試行錯誤の連続が予想される。しかし、「錦」の先生方なら、このスタッフと風土なら、血を入れ替えつつも、「なりたい自分」を追求させつつ、「個々の成長」を促す、本校独自の「学ばせ方」を開発していってくれる、上手い落としどころ、ハイブリッドな方策を見つけてくれる、そう確信している。任せたよ。

*校長として心がけてきたもの~校務分掌として、校長を演じる、ということ~

①  現状認識と目標(わかりやすいビジョン)を、全教員と共有すること

「そもそも」にズレが生じていると誰もついてきてはくれない。教員との対話は言うまでもないが、生徒や保護者、地域住民の方々の懐に飛び込まずして、ニーズや不平・不満、ひいては本当の強みも知れることはない。悪しき現状なら、それを打破する、具体的方策につながる、シンプルでわかりやすいコトバで浸透を図る。校長が実践の先陣を切ることは言うまでもない。

②  ポジ・ネガ、様々な情報を、全教員と即時共有すること

必要な情報が、血液のようにサラサラと組織内を流れ、即時、共有されていれば、互いに疑心暗鬼に陥ることはない。教員は日々刻々と変わるこどもおよびその保護者の情報を持ち、校長は国や県教委をはじめ、保護者・地域住民・同窓会等の外部から情報も入ってくる。「職員室の担任」たる、副校長・教頭からの情報を得つつ、校長の知り得た情報に加え、校長の判断・考えを、積極的に発信し、できるだけ早く、全教員で共有することは極めて重要である。勤務校内での出来事について、外部から知らされることほどつらいことはない。「良い(ポジティブな)情報」も「悪い(ネガティブな)情報」も、まず当事者に近い者から知るべきである。「風通しの良い職場」作りは、口で言うほど簡単ではないが、心理的な壁を取り払い、なんでも相談できる雰囲気作りは、校長という校務分掌において、大切な役割である。

③  多様性を認めながら、一体感を目指すということ

ベストな解決策を見つけるために多様性は重要である。同時に、何を議論しているのか、という「そもそも」の論点コントロールも必要不可欠な校長の立ち位置である。「一体感」というコトバから、「みな、同じ」という状況を思い浮かべがちだが、そうではない。同じ現状認識・問題意識を持って同じ方向を向いているけれども、その解決に向かう方法論においては実は多様だということである。多様性を互いに認め合えるしなやかさがあり、それでいて一体感がある組織は強い。「錦」は今、ずいぶん、このしなやかさと一体感が醸成されてきているなあ、と感じている。管理職を含め、少々の人事異動では、びくともしない「軸」のようなものができつつあるのではないだろうか。(とある組織マネジメントのプロの話によれば、こういった一体感醸成に必須なのが、トップの人柄、具体的には、器の大きさ・教養の深さ・ユーモアのセンス・・・とのこと・・・先天的に欠く場合は?私なりの答えは「演じる」こと。なければ、あるかのように演じるまで。小さな器を、実際より大きく大きく。浅はかな教養しか無ければ、読書等を通じて、深くなるよう深くなるよう。どんなシリアスな場面に遭遇しても、最後はクスッとさせるため、映画館のみならず、なんばグランド花月に足繁く通い、笑いの神を呼び寄せる。悲しくも、楽しい自助努力。もう不要ですね、ほっとします。さみしくなるかな?)

④  ピンチ待ち、GATで、腹くくる!(おっ、5・7・5やん)ということ

ピンチは必ず来る。全て順調にいくはずがない。突然、壁は現れる。実は、その時こそが、信頼を得るチャンス!ピンチが来るのをビクビクするのではなく、ワクワクしながら迎い入れる!ようこそ、ピンチさん、よくぞ、我々の元へ!くらいの感覚でい続ける!!!

GATを見せ続ける。肩書きに頼らない(利用はする、こどもたちのためなら。)。外部からの評価を気にしない。評価の主体はこどもたち。常に元気で、明るく、たくましく!を体現し続ける。暗い顔は、こどもの前では見せないよう。いつもニコニコ、笑っている!!!

腹をくくる。心にいつも辞表を。判断が難しい場面、決断が鈍る場面は必ず来る。一部の者にとっては最適(部分最適)な方策であっても、それが全体にとっての最適(全体最適)な方策になるとは限らない。しかし、このことこそが、教育の難しさそのものであって、醍醐味である。落としどころを見極め、いったん自身が腹をくくって判断したことには謎の(?)自信を持つ!!!

 

 「もう一つのGAT(global, academic, tough)」発動には至りませんでしたが、縁あって皆さんと過ごした3年間、楽しかったです。お体には、くれぐれも気をつけてお過ごしください。赴任した年、若い教員たちの複数のグループとの不定期飲みニケーションに数多くお誘いいただき、語り合いましたっけ・・・なつかしい・・・楽しかったなぁ。この2年間、飲んで、ホンネで語り合うという場面がほとんど無くなってしまったことが残念でなりません。もっともっと、伝えたいことが山ほどあるのですが・・・残り1週間、コロナ禍でも許される、小さな飲み会、毎日でもお誘いください。待ってます。ではでは、今日はこの辺で。皆さん、さようなら。

P.S.

最後のぼっちめし!ありがとうございました。了。

P.P.S.

「ほりほりの部屋」のワードファイル(HPに掲載前原稿なので、HPに発表した文章と異なる部分多々あり)を、この後、shareの「R報告」にしばし置いておきます。必要なら、吸い上げてください。教員にとって、コトバ・ボキャブラリーは必須アイテム。使えそうなコトバ・表現、あれば、存分に盗んで自分のものにしていってください。著作権は放棄します。

錦高日記3月23日(水)~予備入学~

 校舎の紅梅が見頃になった今日、4月に入学する新入生の予備入学が行われました。密を避けるため、第一フロア(体育館)で、書類の回収、配付を行い、その後、制服や体操服の採寸と、シューズや校内スリッパ、雨具、教科書などの購入となりました。両手一杯の荷物が重そうでしたが、どの生徒もイキイキとした表情です。保護者のみなさまに対して、相談室、保健室、生徒指導課、総務課から、入学までに留意していただきたいことやお願い事項などの説明と堀学校長から熱いメッセージが伝えられました。4月8日の入学式には、生徒のみなさんを迎える桜が伏見川縁に咲き誇ることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月22日(火)~教科書購入・写真撮影~

 今日の午前中、授業の実施と平行して来年度の教科書購入と写真撮影が行われました。写真撮影では、髪やネクタイを整え、きりっとした表情でカメラマンの前に座るみんなの姿がありました。この1年で外見も内面も成長したと感じます。4月からは新しい学年です。新学期を迎える前に、ぜひこれまでを振り返ってほしいです。自分が成長したことや課題を考える中で、今、自分がしなければいけないことが見えてきます。みなさんの「なりたい自分」近づくことができるはずです。

 

錦高日記3月18日(金)~2年生球技大会~

待ちに待った2年生の球技大会が行われました!!

競技は男子はバレーボール・卓球・バドミントン、女子はソフトバレーボール・卓球・バドミントンです。感染対策のため、声援はできませんでしたが、大きな拍手と身振り手振り、身体全体を使った応援は、クラスの仲間たちに気持ちがよく伝わって、パワーとなっていました!クラスの絆が一層深まったことでしょう。

閉会式では、Silent Partners(準備や運営に携わった方々)に惜しみない感謝の拍手を送る2年生の姿がありました。とても爽やかで心が温まりました。

ほりほりの部屋Vol.99.5「ちょっとほっこりするハナシ~卒業生から・保護者から~」

 皆さん、こんにちは。堀です。最終回を予告したもんだから・・・スミマセン・・・「Vol.0.5」追加で挟みこませていただきます・・・今日は2年生の球技大会!各クラス、最後の思い出作りですね。めっちゃさぶいけども~~怪我しんように~~GAT!

 昨日、昨年度の卒業生が事務室にこれを預けていった、との連絡あり。堀が錦丘中の卒業式に参列していた時間帯だったため、会えず・・・ザンネン!封筒を開けてみて・・・ビックリ!堀が18才の頃、大学受験に備え、実際に共に戦った「戦友」「トモダチ」であるエンピツを、昨年度も今年度同様、「お守り代わりに諸君の筆箱に忍ばせて連れて行ってもいいよ~。」と、35H前に置いておいたのです。「受験が終わったら、返してね。」と事前に伝えてあったのですが、昨年度末になっても、数本(人?)と(エンピツ)補助器が未返却のまま・・・ま、いっか。だれか記念にでも持って行っているんなら・・・と思ってました。戻っては来ない、と思ってました。ところが・・・きのう・・・とつとつとしたコトバですが、「感謝」の気持ちがよく伝わってきました。こちらこそ、ありがとう!頼ってくれて。少しでも力になれたのなら、こんなうれしいことはありません!!!「忘れた頃に・・・」教員をやっててヨカッタ!と思える瞬間のひとつです。1年間の浪人生活が実りましたね!おめでとう!!この場を借りて~~~祝!合格!!!

 今、少しづつですが、校長室内を「次の主」のために、整理整頓し始めています。机の中から、「学校評価に関する保護者アンケートのお願い」の回答用紙が出てきました。グーグルフォームではなく、直接、紙媒体で提出いただいた回答の1枚です。欄外に記入されていたコメントが、堀の心に刺さり、この1枚だけ、集計後に担当者からもらって取っておいたもの。こんな風なコトバをいただけただけで、「よしっ!やっぱ、まちごーとらん!」って、自信が湧いてくるのです。たとえ、たった1枚でも・・・お書きいただいた保護者の方、ありがとうございました。心折れずに、ここまでやってこれました。感謝いたします。生徒および保護者の方々には、もう、以前のような思いはさせてはいけない、と思います。願っています。「錦」の先生方、あとは頼んだよ。

 赴任した3年前、「こどもたちの心を、内側から元気にする方法は?」「やらされ感がなく、満足感いっぱいの高校生活を送らせるには?」様々な観点から、自問自答していました。結局、「なりたい自分」を前面に押し出した、キャリア教育に軸を置いた指導、というところに落ち着きました。当時、教職員の反対ももちろんありました。特に、全員出席を要求する土曜補習や平日8限目補習の撤廃、週末課題の精選などは、「進学実績が下がったらどうするんですか??」とも言われました。そもそも、堀は進学実績など、「学校全体の成果」など求めてはいません、今も昔も。求め続けたのは、ただ「生徒1人1人個人の成長」のみ。その集合体として、結果として、周囲が褒めてくれるなら、それはそれでうれしい、その程度なのです。しかし、その結果は・・・この3年間の進学実績をどのように捉えるか、それは皆さんの判断にゆだねます。生徒1人1人は「よくやった!」その一言です。

 教育の本質は、数字で明確に表れることばかりではないのです。今でも、一番怖いのは、教え子たち、生徒たちからの「評価」です。そしてそれは、教師と生徒という上下関係から解き放たれた、卒業後にこそ、明確なものとなります。もう会いたくなければ、わざわざ会いには行かなければ良いだけなのですから。卒業後に、連絡してでも会いたい、と言ってもらえるこのお仕事の素晴らしさ。教員、というキャリアもなかなかいいもんよ、諸君!錦には「教員の資質」がある生徒、たくさんいます!目指してみませんか、諸君!!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.例の新聞での「退職校長」報道以来、生徒・保護者の方々のみならず、かつての教え子やら先生方やら様々な方面から、お声がけ・お手紙・メール・訪問の機会が激増しています。引退間際って、こんなにも多忙だとは・・・ここでは紹介しきれませんが、感謝のお声・お手紙・メール、本当にありがとうございます!あと2週間、やりきります!!

錦高日記3月17日(木)~1人1台Chromebook~

 全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、多様な子どもたちに最適化された創造性を育む教育を実現することを目的としたGIGAスクール構想のもと、今年度5月から、本校でもChromebookを活用した授業が展開されています。今までは、限られた台数を教員が運び使用していましたが、この3月、全校生徒分の台数が届いたおかげで、14日から、いつでも1人1台のChromebookを使うことができるようになりました。今日も、いくつかの授業でChromebookが活用されていました。移動させる時間がかからないため、活用頻度も上がることと思います。これから、どのような授業が展開されていくか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月16日(水)~合格発表~

 春風が吹く中、今日は高校入試の合格発表が行われました。正午ちょうどに玄関前に合格者の番号が張り出されると、待っていた生徒から「やった!」「合格した!」と歓声があがりました。友人や保護者と抱き合ったり、掲示されている番号の写真を撮ったりする生徒もいます。涙を流している保護者の姿も見られました。

 本校にご縁があった方も、なかった方もみなさん、お疲れ様でした。本校を受けてくれたみなさんのこれからに幸多きことを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月15日(火)~MP17(マジカル・フレーズ・セブンティーン)~

 昨日と今日の昼休み、堀校長先生が希望者を対象に「MP17(マジカル・フレーズ・セブンティーン)」と題したランチタイム補習を開催し、長文読解のコツを17個、伝授してくださいました。会場の31Hに集まった1,2年生は、校長先生の言葉を一言も聞き漏らすまいと真剣な表情で、校長先生を見つめます。補習終了後、次の授業ギリギリの時間まで質問している2年生もいました。

 1回20分の講座に詰め込まれたマジカルフレーズは、長文読解の際に、必ず役立つことでしょう。堀校長先生は3月31日まで校長室にいらっしゃいます。英語に関することで分からないことがあれば、校長先生の所へ!あなたの英語力向上につながるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月14日(月)~卒業生と語る会~

 今日の午前中、「卒業生と語る会」が開かれ、3月2日に卒業した先輩7名が、これから進路実現を目指す在校生に対して、たくさんのアドバイスをしてくれました。密を避けるため、学年を分けて行われた4回の講座で、卒業生たちはそれぞれの学年に応じた内容を伝えてくれました。1,2年生は重要なポイントをメモしたり、うなずいたりして、真剣に話を聴いていました。

 今日、来てくれた卒業生7名から在校生へのメッセージです。

「受験は長く、想像の何倍も辛いと思いますが、いつか必ず終わります。メンタル的に弱っている時は友だち、先生、家族と話すといいです。頑張ってください。」

「友だちと先生方を頼る。その日のことはその日のうちに。テスト前に開く講義室など上手に活用しよう。」

「高き理想とそれに潰れないだけの実力を!今日の努力はきっと未来の為となる!」

「模試の判定なんてあてにならないことが僕で証明されました。在校生も判定なんて気にせず頑張ってください。」

「受験は大変ですが、頑張っていたら急に成績が上がる時が来るので、一生懸命受験、頑張ってください!」

「頑張った分だけ、合格したときの喜びは大きいです!受験期はと~っても長いので、気負いすぎずに頑張ってくださいね!応援しています。」

「先生方をたくさん頼って頑張ってください。辛い時やしんどい時もあると思いますが、周りへの感謝をもって勉強を続けたら、きっと乗り越えられると思うので、頑張ってください。」

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.99「退任の春~なにもかもがなつかしく・・・~」

 皆さん、こんにちは。堀です。この春、退任する県立学校長の1人として報道されました。解放されるので、うれしいような・・・若者たちと会えなくなるので、さみしいような・・・以下に本県の高校校長会の「会誌」に投稿した文章を活用し、ダイジェストで、超特急で、堀の37年間の教員生活を振り返ってみます!GAT!

思ひ出の数々

金沢錦丘高等学校長 堀 義明

 「ない!ない!どこにもな~い!」大学卒業年3月24日の北國新聞本社前に張り出された夕刊。定期人事異動ページで「新採」に自分の名前が見当たらない。「A採なんに・・・もしや、第1希望の中学校ではなく第2希望の小学校かも。」もう1度、南から小学校をくまなく探す。「あれ~、ない・・・」まさか・・・高校欄を大聖寺実業から探し始めるとほどなく・・・「あ、あった!小松商業・・・なぜに高校??」願書に希望を記載せず、面接で尋ねられもしなかった校種。定年の今になっても謎です。WHY?石川県教委殿!

 小松商での一場面。「4番サード宮窪君(現小商進路課長)、4番サード宮窪君。職員室堀まで。」とウグイス嬢ばりに校内放送。直後、教務主任の先生から「ふざけた放送するんじゃないっ!」と大目玉。思い返せば、あれが「ふざけた37年」の始まりでした。

 新設の金沢辰巳丘での一場面。3期生を3年間持ち上がった際、卒業式の日にある女子生徒2人から。「3年間、ありがとうございました。結局、堀さん(当時から「卒業したら『先生』とは呼ぶな。『さん』と呼べ。」と教え子には言い続けていました。)は、『善人ぶった悪人』なのか、『悪人ぶった善人』なのか、最後まで分かりませんでした。本当はどっちなんですか?」「ほりほり(辰巳丘赴任1年目につけられたニックネーム。)のおかげで、英語が好きなままでいられました。本当にありがとうございました!」最初のコトバは、自分の教員生活を貫く哲学となりました。次の金沢泉丘で出会い、多大な影響を受ける事になる、梶本逸子大先生のコトバ「教員は役者なのよ~ん。Teachers should be actors AND actresses!」にも通じます。見破られるようでは大根役者なのでしょう。2つ目のコトバは、「教科でも、部活でも、『好きにさせたら(好きなままでいさせたら)』、こどもは勝手に走って行く」ことに確信を与えてくれました。あの日、職員室までわざわざ伝えに来てくれたあの子たちの表情まで思い出せるくらい、鮮烈なインパクトがある、堀にとっては「褒めコトバ」でした。お2人さん、ありがとう!

 創立101年目から109年目まで勤務した金沢泉丘は、自身のキャリアとして最も長く、かつ、波瀾万丈の9年間でした。3年生の担任4回を含め、9回のホーム担任は思い出深い学年ばかりです。教員生活10年目から18年目、気力・体力・生意気MAXで、怖いもの知らず。思い出すのもハズい、9年でもあります。<男子バド部監督として、根上大会2年連続準優勝(相手はいずれも金沢市工)。団体で北信越大会にも出場しました。日々、ノックに明け暮れ、選手と野田山まで走っていたのもこの頃(含:本校おはら先生)。なつかしい・・・>

 赴任した年、「来年の韓国修学旅行の助言もらいに、広島の盈進(えいしん)高校行くぞ。堀さん、オレと一緒に行こう。」当時の加藤1年学年主任(病に倒れ修学旅行引率できず。故人、涙。)からお声を掛けていただきました。翌年2月14日、2人で鉄路、広島に向かいました。途中、がれきの山の神戸市内を徒歩で横断し、丸1日かけて。「あなた方は何のために韓国へ行くのですか?ロッテワールドで何を学ぶというのですか?」訪問先の校長先生からのコトバは衝撃的でした。「独立記念館を訪れずして、日本の高校生が訪韓する意義はありませんよ。」金沢に戻り、取り急ぎ、旅程及び事前学習の内容を大幅修正。翌年、本県初400人規模の海外修学旅行実施へとつながります。その後しばらく、あの旅行プランが本県の韓国修学旅行のプロトタイプとして定着。次の金沢錦丘でも、初の海外(韓国)修学旅行プラン策定・実施に深く関わることになります。

 泉丘勤務最終年の1月中旬。新聞の大見出しに、「来春、初の県立中学校誕生」。教採の頃のくすぶっていた思いが、校長室へと走らせました。「〇村校長先生!私を錦丘へ異動させてください!」「はぁ?こんな素晴らしい教員、生徒に恵まれとって、何が不満なんや!」「不満はありません。ただ・・・飽きました。」「ばかもーん!」またしても、ふざけた一言・・・やっちゃった・・・で、異動。

 金沢錦丘での4年間は、「中高6年を貫く独自教科(教材)の作成」「キャリア教育をベースにした、全く新しいコンセプトの学校の創造」を前面に出し、超多忙な中ではありました。一方で、日々、「やりがい」を感じながら過ごすことができました。高校生と同時併行して中学生にも3年間教え、夢かないました。ALTも演じきりました。

 金沢二水での「オレンジパワー全開の3年生」と過ごした充実の2年間、教育センターでの「英語中核教員研修」をはじめとする、小・中・高・特支全ての校種の「先生方への種まき」に奔走した6年間、内灘での「地域からの信頼回復」に全力で取り組んだ4年間を経て今、教員生活最後の3年間を、再び、この錦丘で全うすることができ、こんな幸せなことはありません。コロナ禍で実現できずに終わった「海外修学旅行の復活」は、(今しばらく時間がかかるかも知れませんが)後任に託していきます。こどもたちが世界へ「トビタテ」るよう、サポートをよろしくお願いします。ここまで支えてくださった全ての方々に感謝申し上げ、筆を置きます。合掌。

 今となっては、いろんな教え子たちと過ごした日々、その全てが、ただひたすら、懐かしく感じられます。諸先輩方からの叱咤ですら、面白おかしく感じられる今日この頃です。

 次回いよいよ、何とビックリ!「Vol.100」!キリの良いところで、最終回とします。3月24日、夕方頃の掲載を予定しています。ではでは。今日はこの辺で。CU on THE day!

錦高日記3月11日(金) ~1年生球技大会~

 生徒たちにとっては1週間ぶりの登校となる今日、1年生の球技大会が実施されました。感染対策として競技中はマスクを着用したまま、また人との接触を避けられるように工夫して行われました。競技は男子がバレーボールと卓球、バドミントン、女子はソフトバレーボールと卓球、バドミントンです。

 各競技で白熱した戦いが行われ、生徒たちはキラキラした表情で競技に取り組んでいました。しばらく自宅学習が続いていた生徒にとって、よいリフレッシュとなったでしょう。これで1年のクラスで行う大きなクラス行事は最後になります。1年間過ごした仲間たちと素晴らしい思い出が残せたと思います。運営にあたった生徒会のメンバーや先生方、総務委員、体育委員、各競技の部員のみなさん、本当にありがとうございました。

錦高日記3月10日(木)~伏見川のカルガモ~

 校舎の裏に流れる伏見川の川縁は、散歩する人や犬を連れた人などが行き交います。午後、伏見川に2羽のカルガモがいました。ずっと一緒に行動していたので、最初は「つがい」かな?と思いましたが、どちらも雄のようです。兄弟でしょうか。羽づくろいを行ったり、川の中に首を突っ込んで植物の実や、昆虫などを食べたりしていました。

 明日、2年生は通常授業ですが、1年生は球技大会が行われます。みんなの活躍が楽しみです。

 

 

錦高日記3月9日(水)~高校入試2日目~

 穏やかなお天気に恵まれた高校入試でした。今日は社会と数学の試験が行われました。受験生のみなさん、お疲れさまでした。今は、「人事を尽くして天命を待つ」といった心持ちかもしれませんね。

 校舎前の白梅にウグイスに似た鳥がとまっていました。オナガでしょうか。どちらにしても春の鳥です。校舎の日陰にはまだ雪が残っています。雪が溶けて、春になりますように!

錦高日記3月8日(火)~高校入試1日目~

 校舎前の白梅と紅梅が、膨らみ始めました。晴天に恵まれ春の気配が感じられる今日、高校入試の1日目が実施され、国語、理科、英語の試験が行われました。明日は、社会と数学の試験があります。受験生のみなさん、明朝も天気は良さそうですが、気を付けて来てくださいね。

 みなさんの春を目指して、Do your best ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月7日(月)~「Orattya!」が紹介されました~

 2月7日(月)の錦高日記で、みなさんにお知らせした、2年課題研究の「Orattya!」が、3月5日(土)の北國新聞の朝刊で紹介されました。2年生4人が「総合的な探究の時間」の課題研究で、普段の生活であまり接点のない人たちのことを理解することを研究テーマに設定し、本校に隣接するろう学校の生徒さんや県内外に暮らす外国人に取材しました。そして、身近でありながら、あまりよく知らなかった方々のことを冊子「Orattya!」にまとめ、校内に配布しました。この活動を通して、冊子を作成した4人は「多様性を知ってほしい。」「異なる個性の人たちが自分らしく生きるにはどうすれば良いか、考えを共有する場を持ってみたい。」と語っています。

 「Orattya!」と3月5日(土)の北國新聞は4階のマルチメディアセンターにも置いてあります。読んでいない方はどうぞ!

錦高日記3月4日(金)~高校入試に向けて~

 来週の3月8日(火)と9日(水)に高校入試が実施されます。今日の午後、在校生全員で校舎の掃除を行い、受験会場を設営しました。受験生が心地良く試験に臨んでもらえるように、生徒たちは、教室のすみずみまで気を配ってきれいにしてくれていました。椅子や机をひっくり返して、脚のゴミを雑巾で丁寧に拭く生徒、黒板の汚れを黒板消しで力をこめて消す生徒。教室の本棚やプロジェクタなどは使わない教室に移動させます。各自の机の中だけでなく、ロッカーなどに入れてある私物もすべて持ち帰ります。床のゴミを取った後、設営図通りに正確に机・イスを配置してくれました。

 在校生のみなさん、会場準備、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記3月3日(木)~中高接続授業・地歴編

 本校では、高校の教員が錦丘中学の生徒を対象として、高校での学習を少しだけ体験する中高接続授業(ブリッジ授業)を行っています。今回は、寺井先生が地理の授業として、バングラデシュの縫製工場崩落事件から考えるグローバル課題を題材にしました。最後は、SDGsの17ゴールについて、ダイヤモンドランキングで生徒それぞれの優先順位を考えさせ、お互いにその理由を意見交換させていました。

 もう1時間は、村井先生による世界史の授業で、「ロシアとウクライナの対立の要因」を歴史的な背景から紐解くものでした。中学校で学ぶ概念や知識を確認しながら、最終的にはロシアの意図がどのようなものであるのかを考えさせる展開でした。

 両授業ともに、中学生の真剣に学ぼうとする姿勢や反応の良さに、意識の高さを感じました。私たち高校の側も、1ヶ月後に入学してくるこの生徒たちに対して、質の高い授業と学ぶ環境を提供できるように励みたいと気持ちを新たにした時間でした。

錦高日記3月2日(水)~第57回卒業証書授与式~

 本日挙行された卒業式の様子をお知らせいたします。新型コロナウイルス感染症対策のため、「保護者の参加は1家族2名までとする」「座席間隔を大きくとる」「式の様子をLive配信する」「校歌や蛍の光などの式歌はCDを流し、それぞれの心の中で歌う」「在校生の参加は代表者のみとする」などの対応をとり実施しました。

 ホーム担任の呼名の後、34H松崎亮太さんが310名の卒業生の総代として卒業証書を受け取りました。25H野田蓮さんが在校生代表として送辞を、36H石川裟紅良さんが卒業生代表として答辞をよんでおります。ご祝辞をいただきました井波秀俊PTA会長様、式にご列席いただきましたPTA役員の方々、そして卒業生の保護者の皆様方、今日は本当にありがとうございました。

 ※堀学校長の式辞要旨は『ほりほりの部屋vol98』よりご覧いただくことができます。

 3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演劇部 ~3年生を送る会 ご卒業おめでとうございます!~

本日、卒業式を終えた3年生に感謝の意を込めて、送別の劇を上演しました。

これまでいろいろとご指導いただき、ありがとうございました。

先輩方から教えて頂いたことを今後の活動に生かして、自分達らしい劇を作り上げていきます。

また、遊びに来でくださいね。

 

ほりほりの部屋Vol.98「Spread your little wings and fly away!~卒業生に捧ぐ~」

風雪に耐え咲く梅の花のように

元気で、明るく、たくましく!

 皆さん、こんにちは。堀です。今日は本校第57回目の卒業(証書授与)式です。校舎前のしだれ梅も諸君の門出を祝ってます!高校生活最後の日も、やっぱ、GAT!!!     

 コロナ禍のための「異常な」卒業式も3回連続となりました。生徒会長以外の在校生不在、1家族2名様までの参列、国歌・校歌を心の中だけでの斉唱等々・・・出席者全員マスク姿という光景も、(不本意ながらも)ずいぶん見慣れたものとなりました。今できる範囲で、最高の式典にすべく、全職員一丸、いろいろと取り組んでみました。卒業生諸君、保護者の皆様、ご満足いただけたでしょうか?以下に、堀から卒業生諸君へのラストメッセージ、「式辞」全文を載せます。ご参列適わなかった、卒業生のご家族の方々にもご覧いただければ、と思います。

石川県立金沢錦丘高等学校

第五十七回 卒業証書授与式

式  辞

 校舎正面のしだれ梅が花をほころばせ、伏見川の川辺にも春の気配が感じられる今日のよき日、同窓会長 宮川外志様、PTA会長 井波秀俊様をはじめ、ご来賓の皆様には、公私ご多忙の中、お祝いに駆けつけていただき、誠にありがとうございます。

 ご列席の保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。高校に入学したての春から、今日のこの日まで、すべてが順調に来ましたでしょうか。そういうご家庭もおありでしょうが、大半のご家庭においては、もがき苦しむような事もあったのではないかと推察いたします。あたかも、頭の上を嵐が過ぎ去るのをただひたすら待つだけというようなご経験も、人知れずあったのではないでしょうか。いずれにせよ、この三年、いや、十八年にも及ぶ子育て、本当にご苦労様でした。今日くらいは、自分自身を褒めてあげて下さい。手塩にかけて育ててこられたお子様たちは、いよいよ皆様の手から離れ、今まさに飛び立つ時を迎えました。本校の全教職員と共に、今日のこの巣立ちを祝福しませんか?返す返すも、保護者の皆様、本当にお疲れさまでした。

 卒業生諸君、卒業おめでとう。錦丘高校での三年間はいかがでしたか。二年前の三ヶ月にもわたる一斉休校に始まり、今もまだ、コロナ禍は完全に収束したというわけではありません。紫錦祭をはじめとする様々な学校行事も、中止や規模縮小、内容変更を余儀なくされました。しかし、諸君はこのような試練を、二年間にわたり、見事に耐え抜いてくれました。それはあたかも、本校のシンボルツリー、梅の花のようでした。冬の寒さに耐え忍び、春に見事に咲くのが梅の花。その梅の花がデザインされた錦丘の校章が今、入学式の時と同様、諸君の左胸で満開です。錦丘高校生を象徴する花だと思います。梅の花のように耐えて咲く、どうか、生涯、忘れずにいてください。スクールカラーの紫色・すみれ色とともに、プライドを持って、心に留めておいてください。

 さて、諸君、日本を代表する、次の三人の若きアスリートに共通する事は何でしょう?大谷翔平、平野歩夢、髙木美保。三人とも、諸君が高校の最終学年を過ごしたこの一年の間に、それぞれの競技において、グローバルな舞台で、世界中の人々を驚かせる結果を出したということは言うまでもありません。それ以上に、今後八十年続く諸君の人生において、是非とも実践し続けて欲しい、ぶれない「羅針盤」とでも言うべき、共通した教訓が込められていると思うのです。それは、従来、絶対に不可能とされていたことに疑問を持ち、自身の力を信じて、新たな価値観を作り出したということ、つまり、価値観を書き換えた、アップデートした、ということなのです。「今まで、誰もやった人がいないから」ということを、挑戦をあきらめる理由、とはしなかったのです。

 野球の世界最高峰、メジャーリーグで投打の二刀流、ツーウェイプレイヤーを高度なレベルで実践し、MVPを取ること、オリンピックにおいて、炎天下、スケートボードを操って世界と渡り合った半年後に、氷点下、スノーボードで金メダルを取ること、コンマ何秒で一発勝負を競うスピードスケートにおいて、競技特性の全く異なる、短距離でも長距離でも、世界のトップ選手と互角に戦い、複数のメダルを獲得すること。いずれも、彼ら以前の価値観では否定され続けてきたことばかりです。

 「メジャーで両方は無理。現代野球では、どちらかに集中しないと失敗する」とか「他のトップ選手は皆、夏は南半球でスノーボードに乗ってる。半年前に他競技で夏季オリンピック出場なんてあり得ない」とか「そもそも、短距離で勝つための瞬発力と長距離で勝つための持久力の両方を兼ね備えたメダリストなんていやしない。求められる筋肉の質が全く異なるのだ」などと言われていました。冬季オリンピック日本選手団主将も務めた高木美保選手は、オリンピック初挑戦種目の五百メートルでの銀メダル獲得について、「挑戦した証。誇りたい。」とインタビューで答えていました。諸君にも、前例がないからといって、あきらめて欲しくはないのです。

 諸君の修学旅行についても、私自身、決断まで相当悩みました。しかし、「前例がなくても必ずブレイクスルーできる。実施を前提に突破口を探すのだ」と自身に言い聞かせ、感染症対策を配慮しつつ、保護者の皆様のご助言や同意を得て、完全実施に踏み切ったことは、諸君と共有できる、素晴らしい思い出のひとつであり、校長としての「誇り」です。

 こういったこと全てをまとめ、英語の教員らしく、英語で、メッセージを送りたいと思います。

Leave the beaten track, dive into the woods,

and you will find something that you have never seen before.

(舗装された道を離れなさい!未開の森に飛び込のです!そうすれば、今まで見たこともないものを発見することになるでしょう。)

 さあ、羽ばたく時がきました。きっと、いつの日か、ここに戻ってきてください。何もかもがなつかしい、そう思える日が必ず来ます。それは、ここが、諸君のふるさとだから。錦丘は諸君の母校だから。

 最後に、諸君全員が、元気で、明るく、たくましく、生き抜いていってくれることを、心より祈念し、私の式辞といたします。

     令和四年三月二日

     石川県立金沢錦丘高等学校 校長 堀 義明

  この式辞に目を通す際のBGMとして、1曲、オススメしておきます。それは、Queenの“Spread your wings”「永遠の翼」です。You Tubeで「元気になれるジョンの名曲(3)永遠の翼 Spread your wings / Queen」を探してみてください。カラオケのように、英語の字幕スーパーと日本語対訳が流れてきて、堀からのメッセージがより鮮明かつ正確に伝わるのではないか、と思います。この曲、1977年発売のQueenのアルバム「世界に捧ぐ」(諸君おなじみの“We are the champions.”や「ドンドンぱっ、ドンドンぱっ」のイントロが印象的な“We will rock you.”収録)に収められていた名曲。クイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンの作品。彼が創った作品の多くは、派手さはなく、シンプルだけど力強い歌詞が特徴的。45年前、堀が今の諸君のように、閉塞感と劣等感にさいなまれ、悩み多き高校生だった頃、この曲の主人公、Sammyの姿に、自身を投影していました。諸君の中にも、この歌詞に共感する人がきっといると思います。1人1人が皆、Sammyなのです。当時、堀は、このサビの部分の歌詞にずいぶんと勇気づけられました。

Spread your wings and fly away! Fly away, far away!

 Spread your little wings and fly away! Fly away, far away!”

 3年生諸君の、これからの人生に幸多からんことを!どこへ行こうとも、GATで、乗り切らんことを!!その小さな翼を、大きく広げて、飛び立つのです!!遠くへ、遠くへ、もっと遠くへ!!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.堀が飛べない鳥、「ペンギン」になるのも、今回でちょうど10回目。燕尾服は、入学式と卒業式にのみ、着用してきました。(我が子の結婚式はハワイでのリゾ婚だったので、着用せず。ハワイではアロハシャツが正装。オススメ。)校長としての最後の正装も無事終了ということになります。The first penguinならぬ、ふとっちょのthe last penguinでした。見納めナリよ。

P.P.S.

堀が先週から校長室前に持ち込んだ紅白の桜。良いタイミングで咲かせることができました!めでたし、めでたし。

錦高日記3月1日(火)~同窓会入会式等~

 本日3月1日(火)午後、第1フロアにて紫錦賞・生徒会功労賞・皆勤賞授与式と卒業記念品贈呈式、同窓会入会式等が行われました。まだまだ肌寒い気候の中、3年生の明るい笑顔が印象的でした。

 まず最初に、皆勤賞・紫錦賞・生徒会功労賞の授与式があり、3年生は呼名の後、元気よく返事をしていました。3年間の努力の成果を共有することができ、とても良い授与式となりました。また、卒業記念品贈呈式では、卒業生よりパイプいすを贈呈していただいた旨が披露されました。大切に使わせていただきたいと思います。

 その後の同窓会入会式では、同窓会副会長の木綿様よりお祝いの言葉ととともに、同窓会入会の意味や幹事についての説明があり、入会する3年生の顔が心なしか誇らしげに感じました。

 明日はいよいよ卒業式です。卒業生の輝かしい旅立ちの日にふさわしい式となるよう願っています。

 

 

 

 

女子バスケットボール部 3年生ありがとう!!

こんにちは!女子バスケットボール部です!!

 

県内の高校はいよいよ卒業式シーズンです。本校も明日3/2は、卒業式を迎えます。

卒業式前日に毎年恒例の3年生卒業セレモニーを行いました!

 

1・2年生の部員が入学してくる以前の錦丘女子バスケットボール部を支え続けてくれた、

何人もの先輩や仲間たちが部を去っていく中、最後まで部活動を支えてくれた、たった2人の3年生。

2人がいてくれたおかげで、今の錦丘女子バスケットボール部の素晴らしい成績があります!

 

本当にありがとう!だいすきです!!

(一同より)

 

さて、明日はいよいよ卒業式。本当におめでとう!これからも頑張ってね、いつでも遊びに来ていいからね~~っ!

 

錦高日記2月28日(月)~球技大会に向けて~

 3月中旬に後期の球技大会が実施されます。例年、バスケットボールやフットサルなど接触の可能性がある競技が行われていましたが、感染対策を考えて、今年度の球技大会はバレーボール、ソフトバレーボール、バドミントン、卓球の4種目で実施されることになりました。

 今日の体育の授業の様子です。1年生は3月11日(金)、2年生は3月18日(金)の球技大会に向けて、各チームがそれぞれの種目に一生懸命取り組み、競技の技能を高めていました。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月25日(金)~書道・創作カレンダー~

 1年生の芸術科目「書道」の授業で、創作カレンダーを作成していました。カレンダーの上の部分に、今年の自分に送る好きな漢字を1文字選び、筆で大きくしたためます。漢字の脇には、説明と自分の名前を細筆で書き、先日各自が篆刻した印と干支の「寅」の印を押して仕上げます。

 「高校1年生の記念にずっと取っておいてくれる生徒や保護者の方もいるんですよ。」と、担当の本間先生が教えてくださいました。世界で1つだけの自分へエールを送るカレンダーのできあがりです。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月24日(木)~2年LC発展・パフォーマンステスト~

 本校では、英語科教員とALTがチーム・ティーチングで行う学校設定科目「LC探究」「LC発展」(LCは、Logical Communicationの略。1年次は「LC探究」、2,3年次は「LC発展」)を設定し、身近な話題から社会問題まで現実の題材を扱い、グループワークやディスカッション、プレゼンテーション、ライティングなどの活動を通して、英語による論理的・批判的思考力の育成を図っています。

 今日の2年生LC発展の授業では、パフォーマンステストが行われていました。生徒は3学期に入り、自分が担当する世界の様々な国の現状や課題を調べ、自分なりに改善策を考え、英文を作成しました。今日の発表では、画像を提示したり、ジェスチャーを使ったりして、聞き手にわかりやすくプレゼンテーションしている様子を見ることができました。貧困に苦慮している国について、教育や仕事の重要性、清潔な生活環境の大切さなどを熱く語る生徒もいました。

 聴いている生徒にとっても、世界の数多くの国の現状や課題を知ることができ、多くの知見や新しい発見があったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月22日(火)~中高接続授業・古典編~

 1、2年生の学年末試験が終了しました。放課後の部活動も、今日は降雪ということもあり短時間で終了です。高校生が試験をしている中、中学校では、昨日に引き続き中高接続授業(ブリッジ授業)が行われていました。今日は本多先生の『今昔物語集』の「阿蘇(あそ)の史(さかん)」を題材にした3回シリーズの1日目の授業です。史(さかん)は、令制の四等官の最下位の地位の「主典」(さかん)のうち、神祇官、太政官のこと、主に文書の作成や公文書管理などをつかさどる役人のことです。主人公の阿蘇の某(なにがし)という史(さかん)のユーモラスな行動について、読み解いていきます。

 この授業を通して、古典作品を読み解く楽しさを知るとともに、「予習」+「授業」の流れに慣れることが目標です。中学生のみんなは、本多先生の問いに、個人やペアで一生懸命に考えをまとめ、発表していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月21日(月)~中高接続授業~

 本校では、この時期に高校の教員が錦丘中学の生徒さん対象に、高校で学習する内容の授業を行います。中高接続授業(ブリッジ授業)と呼ばれているこの取り組みは、中学生の学ぶ意欲を高めることや未知のことを学ぶ楽しさを感じてもらうことなどが目的です。

 今日のテーマは「化学反応の量的関係」。礒野先生が担当する授業が、高校棟の化学実験室で行われていました。まん延防止等重点措置が延長になったことや、感染対策のため、実験は行いませんでしたが、物質が一定のモル数の比で反応することを求めることを通して、化学反応における量的変化の「量」を、「個数」と「質量」の視点でとらえます。化学の計算で最も重要な概念になる、数の数え方、mol(モル)についても学習しました。錦中3年のみなさんは、真剣な眼差しで説明を聞き、懸命に課題に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月18日(金)~次年度からの1人1台端末に向けて

コロナ禍の終息も見えない中、ウイズコロナ、そしてアフターコロナの社会のあり方についても試行錯誤が始まっています。教育の世界においても、新しい時代に向けて進歩を遂げようとする胎動が感じられます。次年度からの1人1台端末の実現に向けて一歩ずつ準備作業が始まりました。廊下には保管庫が並んで、主役がやってくる日を待っています。そして、それを活用した新たな学びのあり方への挑戦も、いよいよもうすぐです。

ほりほりの部屋Vol.97「成し遂げずとも、やりとげる~あるスケーターの生き様~」

 皆さん、こんにちは。堀です。立春が過ぎたとはいえ、極寒の日々。さらには、大学受験まっただ中の3年生は言うに及ばず、1・2年生も学年末試験3日目の中盤戦、ということで試練の日々・・・こういう時こそ、「全ては『なりたい自分』のため!」の気持ち、忘れず!学年末試験も、大学入試さえも、所詮は「踏み台」!将来の(小林りょうゆう選手並みの?!)大ジャンプのための下地作り!ぐっと膝を曲げて、耐えろ~~~GATだぁ!!!

 北京五輪も終盤を迎え、悲喜こもごもの結果とともに、秘蔵映像やインタビューなどを通して、選手個々の秘話やら、生い立ちやら、各報道陣からの「裏話」を目に、耳にすることも多くなっています。昨日、あるスケーターが競技後のインタビューで、涙をこらえながら、こんな風に語っていました。「成し遂げることはできなかったけど、やりとげることはできた。そのことを誇りたい。」

「3年生諸君、全員の就職内定および進学内定を取り消します!」もし、3月にこう言われたら、諸君はどう思いますか。なんで???と戸惑ったり、怒りを感じたり、会社や学校を恨んだりすることでしょう。今をさかのぼること、13年前、2009年3月に、実際に就職内定を取り消されたアスリートがいました。当時、国立の信州大学4年生だった女性、名前は小平奈緒といいます。前回の平昌五輪、スピードスケート女子1000メートルで銀メダル、500メートルで金メダルをもぎ取ったあの小平選手です。当時から有名なスケーターだった小平選手はある有名な大企業に1年近く前から就職が内定しており、大学卒業後も練習に集中できることになっていたそうです。しかし当時の日本経済はどん底にあえいでいた頃で、学生はみな就職難。大企業といえども例外ではなかったのです。いったん出した内定を、会社の都合で取り消す、それも3月の卒業直前になって、そんなことが実際に起こっていたのです。スケーターとしての選手生命の危機、それを救ったのが今の所属先、長野県松本市にある相沢病院でした。相沢病院にはスケート部があるわけではなく、所属アスリートは小平選手1人だけ。電車で1時間ほどかかる長野市のスケートリンク「エムウェーブ」を拠点に、大学時代から師事する結城コーチの指導をずっと受けています。相沢病院の相沢理事長さんは、小平選手の就職の件で、知り合いから相談を受けて頭を悩ませていました。当時の人事部長さんからも「アスリートの採用なんて考えたこともない。病院で採用しなければならない理由もない」と反対されたそうです。すると相沢理事長さんは「だけど相手は困ったと言ってる。どうするんだい」と答え、「困っているんだから何とか助けなきゃ」という理由だけで人事部長さんを納得させ、相沢病院は見も知らぬ女子大生を救うことになったそうです。小平選手の就職面接は2009年3月末日、他の同期は4月1日付け入社だったそうですが、彼女だけ4月16日付け入社だったそうです。その後彼女は、初出場だったカナダのバンクーバー五輪で銀メダルを獲得し、帰国後、メダルを持って病棟を回り、病気で動けない患者さんやその家族は、メダリストの訪問を心から喜んだそうです。ちなみに、この相沢病院、ある小説のモデルになったことでも有名です。その小説のタイトルは「神様のカルテ」といいます。こんなお医者さんがいたらいいなあと思わせる、4部作の小説です。嵐の櫻井翔や宮崎あおいが出演する映画にもなり、大ヒットしました。

 話を戻します。小平選手が前回の平昌五輪に行く前、オリンピックへの思いを漢字1文字で表してくださいとのリクエストが報道陣からありました。彼女は、「輪」という漢字を答えました。「応援してくれる人、支えてくれた人、みんな一つの輪、それが私の五輪です」と答え、また、「大学生の頃、全く面識のない人が就職先、つまり居場所を作ってくれた。だから人は、輪のようにつながっていると信じられる」とも語っていました。

 彼女のコトバには、毎回、本当に「言霊(ことだま)」を感じます。身震いします。就職先との輪、家族との輪、指導者との輪、地元との輪、そして、新たに出会う全ての人との輪。例えばこんな5つの輪を大切にし、慈しんでいるんじゃないかなあ、と個人的には感じていました。今回の五輪後、昨夜のコトバにも心動かされました。「(オリンピック連覇やメダル獲得といったことは)成し遂げることはできなかったけど、(最後まで全力で夢を追いかけることを)やり遂げることはできた」。このコトバにこそ、スケーター小平選手の、長い選手生活の最終形、「なりたい自分」が凝縮されているのではないでしょうか。本当の「言霊」には、それを吐いた本人の意図を離れて、言外に、周囲の人々にいろいろ考えさせる力が宿っていると思います。負けた直後の、つらい場面においてさえも、こんなコトバを紡ぎ出せるアスリートはそうそういません。諸君も、こういう生き方しませんか?「成し遂げずとも、やり遂げる」とてもかっこいい生き方だな、と感じた堀でした。(堀も最後まで「やり遂げます」。)

 また、相沢理事長さんの「困っているんだから助けなきゃ」の心があれば、人の輪は自然と広がっていくんだろうな、とも思います。人は、出会った人の数が多ければ多いほど、成長します。諸君も「出会い」を大切にしてください。過去に出会った人も、これから出合う人も。本校の先生方に、こういう方、すっごい密度で存在します!いつも頭が下がります。ありがとうございます、みなさんのおかげで錦はなんとか、もってます。なんだか、いろいろ考えさせられる今日この頃です。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月17日(木)~放課後の様子です~

 学期末試験2日目が終了しました。16時30分過ぎの学校の様子です。自分では解決できなかった問題を先生に質問している生徒、各クラスで静かに自習する生徒、分からないところを聞き合う生徒、それぞれが各自の課題に真摯に向かっていました。試験期間を含めていつも見られる錦丘高校の風景です。

 生徒は「なりたい自分」を目指して頑張り、教員はその生徒たちを最大限支援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月16日(水)~マルチメディアセンター5階紹介~

 今日から1・2年生の学年末試験が始まりました。2月22日(火)の最終日まで、1年生は12科目、2年生は13科目の試験が行われます。今日の午後も、多くの生徒が学校の色々な場所で自習していました。

 本校の自習場所のひとつ、マルチメディアセンター5階を紹介したいと思います。4万冊を超える蔵書を持つマルチメディアセンター(図書館)は4階と5階が階段でつながり、5階が自習スペースになっています。1人ずつ壁に向かって勉強できるスペースが16席、2人ずつ4人が座ることができる座席が42席、計58席あり、今日もたくさんの生徒が利用していました。この場所は天井が高く、常に暖かくて明るいことから、心地良く勉強することができます。さりげなく絵や観葉植物が飾ってある他、受験用の赤本が置いてあり、いつでも閲覧することができます。

 黙々と各自の課題に取り組んでいるみんなに、心のなかでエールを送っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月15日(火)~明日から学年末試験(1・2年)

 いよいよ今年度も最終コーナーをまわりつつあります。明日から、1・2年生は学年末試験です。

 これまでの授業や家庭学習で培ってきた学習を、試験勉強を通して整理し、自分の学力として昇華させる絶好の機会です。時間に追われ、課題に追われている高校時代には、なかなか試験のことを「チャンス」と受け止めるのは難しいかもしれません。しかし、是非とも、この定期的に目の前に現れるハードルを越える努力が、自分自身の様々な筋力をつけることにつながっていると前向きにとらえて、全力を尽くしてほしいと願っています。

 放課後の校舎の中も、ひたむきに自学自習をする姿でいっぱいです。3年の階だけではなく、1・2年生の階も下校時間いっぱいまで、教室の明かりがついています。みなさんの明日からの健闘を期待します。

 

錦高日記2月14日(月)~1年家庭科・株式学習ゲーム途中経過~

 4階から5階の踊り場にある掲示版に、「株式学習ゲーム」の途中経過が随時更新されています。「錦高日記11月5日(金)~株式の模擬売買を通して、経済や社会の仕組みを学ぶ~」で、ご紹介しましたが、1年生家庭科の授業で、経済や社会の仕組みを学ぶために、インターネットを活用した「株式学習ゲーム」に取り組みました。11月に、1チーム5人ぐらいのメンバーで、仮想通貨1,000万円を元手に企業の株式を買うことを始めてから3ヶ月が経ちます。掲示されているのは、1年生80チームの2月10日現在の上位10チームです。刻一刻と変わる社会情勢に伴い、株価は大きく変動します。株価の上下を通して、社会がこれからどのような方向に動いていくか考えることもできます。

 今年度の締めは、2月28日(月)です。最近、株価を見ていなかった1年生!学年末考査が終了してからしばらく時間があるので、ぜひ再開してください。現実の社会、経済、会社の仕組みを学び、自分の将来の職業や仕事を考えるきっかけになるはずです。

 

錦高日記2月10日(木)~3年全員での授業終了~

 3年生は来週から、進学・就職準備期間に入ります。多くの生徒が国公立大学の試験を控えており、来週以降も学校で授業や個別指導を受けることになっていますが、学年全員が登校して授業を受けるのは今日が最後です。

 3限目、昨日の感染者数が多かったこともあり、放送を使って学年主任の新田先生が3年生全員に向けてメッセージを伝えました。新田先生は、来週以降の注意事項やアドバイスの他、「最後の最後まであきらめずにがんばってほしい。」そして、「最高の卒業式(3/2)を迎えよう!」と3年間持ち上がった3年生に、熱い思いを伝えられました。新田先生のお話の後は、各担任から今後の日程や注意事項など詳しい説明がありました。

 3年教室前の廊下には、中学生や高1、高2生からの応援メッセージや3年生自身が書いた合格祈願の絵馬が飾られています。今日からリスタートです。3年生!ファイト!

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月9日(水)~2年課題研究・3校合同発表会~

 昨日、2年生課題研究最終発表会の後、野々市明倫高校と松任高校、そして本校の3校の合同発表会が行われ、明倫2グループ、本校2グループ、松任1グループの研究の成果が披露されました。本来なら、集まって意見を交わしたかったのですが、コロナ禍の中、オンラインでの開催です。

 野々市明倫高校はSDGsをメインテーマに「日本一の町から世界一の町へ」ユニバーサルデザインに関する発表と、「捨てられていく『いただきます』」フードロスに関する発表でした。本校は「高校生の高校生による高校生のためのふせん講座!!」ふせんの使い方についての提案と、「温泉の魅力」草津、別府、和倉、山中温泉を比較し魅力等を提案しました。松任高校の「バルーンリリース」はコロナ禍の中、頑張っている医療従事者への感謝を伝えることと,自校生徒の活力源にするために青色の風船を飛ばす行事を企画し、たくさんの課題をクリアしていく課程から学んだことなどを伝えてくれました。探究アドバイザーの風間先生や杉森先生もコメントをくださり、有意機な時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月8日(火)~2年課題研究 最終発表会~

 今日の午後、2年生の課題研究最終発表会が行われました。1年間のプロジェクトのまとめとして、自分たちの提案を他者に対し発表することを通して、自己の意見を表出するプレゼンテーション力や質疑応答における対話力を育み、双方向的なコミュニケーション力を養うことがねらいです。発表したのは全部で85グループ。勉強法や文房具、ゲーム、音楽、趣味、睡眠、スポーツ、食べ物など高校生にとって身近なものから、政治、経済、育児、教育、老後、健康、環境問題、バリアフリー、地域活性化、防災など社会に関わるテーマまで多岐に渡る内容です。「音楽が植物に及ぼす影響」など、数ヶ月をかけて実験したグループの発表もありました。

 当初は、1年生を参観者にポスターセッション型式の発表を予定していましたが、感染対策のため、2年生同士の発表です。後日、今日の発表動画を1年生に観てもらうことになっています。

 最後に、探究アドバイザーの風間先生や(株)ガクトラボの仁志出さんから、助言をいただいたクラスもありました。コロナ禍で、校外のフィールドワークや対面での調査ができないなどたくさんの制約があった中、無事、最終発表会を終えることできました。生徒のみなさん、お疲れさまでした。担当してくださった先生方やご協力してくださった地域の方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月7日(月)~2年課題研究・Orattya!できました~

 2年生の4人グループが課題研究で作成したフリーペーパー「Orattya!(オラッチャ)」について、きっかけやコンセプト、内容、エピソード等を教えてもらいました。

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 このプロジェクトを始めたきっかけは『跳びはねる思考~会話のできない自閉症の僕が考えていること~』という一冊のエッセイに出会ったことです。筆者の東田直樹さんが紡ぎ出した表現力豊かで美しい文章の数々は、私たちを新しい世界へと連れ出してくれました。東田さんの本は自閉症の当事者だけでなく家族の人たちの救いや希望となっています。この本から、人それぞれの個性が誰かを救うということや、相手の世界や個性を知れば互いにイキイキと暮らすことができるのではないかと感じました。そこで、そのようなインクルーシブな考え方をフリーペーパーで伝えるプロジェクトを思いついたのです。

 このフリーペーパーを通して、「インクルーシブな社会」の実現を目指しています。「インクルーシブな社会」とは、みんながみんなを認めあってお互いに支え合い、みんなが「自分らしく」生きることができる社会のことをいいます。国籍や性別など様々な属性によって、精神的・物理的な「壁」が生じている今、このフリーペーパーを読んだ人たちが「壁」をなくし、自分らしく生きることができる社会の実現に近づけるようにと願っています。

 私たちが目指す「インクルーシブな社会」の実現に向けて、どんなことを学校のみんなに伝えたらよいかを考え、同じ地域に暮らし、身近な存在でありながら今まであまり関わっていなかったろう学校の方々と日本で暮らす外国の方々にお話しを伺いたいと思いました。実際にインタビューしたり、アンケート調査を行ったりしたことで気づいたたくさんのことをもとに、自分たちがどんなことができるかを考え、学校のみんなに知ってほしいと思ったことや提案をメインページにまとめました。見やすさ、わかりやすさ、手に取って読みたくなるようにと考え、明るいテーマのイメージでデザインしてあります。

 フリーペーパーの制作にあたる前の段階から、自分たちが本当に伝えたいことは何なのか、誰にどんな取材をするべきなのか、担当の武田先生と何度も何度も話し合ってコンセプトを形作ってきました。たくさんの話し合いの中で、自分たちにとっても色々な発見がありました。フリーペーパーの制作に入った後も、レイアウトや文面、費用の工面や発行部数など4人で悩みながら時間をかけて完成させることができました。ここまでたくさんご協力いただいた武田先生をはじめとする先生方、取材にご協力してくださった方々、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.96「雪と氷の平和の祭典に関する一考察~『人は好き。でも、国としては・・・』という場合~」

 皆さん、こんにちは。堀です。構想1分、制作20分。デスクワークばっかやと、悪化の一途とのことなので、腰痛予防の一環で、雪踏みしながら、歩いてみた。なんか、バランス悪いけれども~~~スペルミスったけれども~~~GAT!!(うーん、G、むずい・・・)

 ただいま、冬季オリンピックの真っ最中!ひとつの年度内に2回って・・・諸君の生涯(全人類の生涯、ってことでもあるわけですが)、2度とないことでしょうね、スゴい!昨日は家にこもって、TVをzap、zap、ザッピングぅ~。諸君らの同世代、河村あんり選手のモーグルやら、スマイルジャパンの延長戦やら、小林りょうゆう選手の大ジャンプやら。感動!感激!そのスキマに、個人的には、33Hの担任の素晴らしいスタイルを思い出してしまう、「孤独のグ〇メ、season9」と、クスッと笑ってしまう場面満載の天才三谷幸喜脚本の大河をはめ込んで。そして、シメはもちろん、「鬼〇の刃~遊郭編~第十話」!えっえっ?どうなっとるん?大爆発??来週の最終話(45分に延長)が、もう待ち遠しい・・・(それにしても、毎回思うけれども、ufotableさん、スゴすぎます、その表現力!社長の脱税だけはいただけないけれども・・・やたら儲かってるってことか・・・「有頂天家族」のP.A.worksさんの京都再現力も異次元に素晴らしい!)

 日本では、どのTV局も、裏話も含め、盛り上げてるけど、世界的には、今回の北京オリンピックって、どんな風に報道されているのだろう?昨日のニュース映像には、新疆ウイグル地区における、中国の人権(自治権)無視の行動に対して、“No rights, no Games!”(人権無きところに、オリンピック無し!)という強烈なボードを掲げた、オリンピック反対デモの様子なんかも見かけました。暑い国において、参加選手もまばらな地域での国民全体の関心度って?

 そんな最中、ウクライナ情勢が緊迫の度合いを急速にあげていることを、諸君はご存じか?今まで、何度も陸続きの国境を侵され続けてきた国。母国防衛の意識は極めて高く、地下鉄の駅は地下150メートルまで掘り下げた場所まで、長大なエスカレーターで延々と降りたところに設置。有事の際、国民は地中深く、地下鉄構内まで避難。つまり、そこを最後の逃げ場所、生活の場、シェルターとして活用するのです。最悪のシナリオ、核戦争勃発の場合でも耐えうる、核シェルターの役割まであらかじめ想定された構造とのこと。衛星写真によると、ウクライナ国境にロシア軍はすでに数十万人の部隊が駐留済みで、NATO軍の中心地ドイツ周辺や黒海等、即座に機動できる部隊をアメリカは集中的に展開中。まさに、一触即発の様相を呈していることを、諸君はご存じ?世界は今、プーチン大統領の動向・言動に注目しています。国家レベルの組織的ドーピング疑惑のせいで、国としての正式な参加が認められず、ROC(ロシアオリンピック委員会)代表としての参加しか認められていないはずの国の大統領が、なぜ、習近平さんと堂々と「オリンピック外交」とやらを展開しているのでしょう???一方で、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとする戦争勃発を回避しようと、様々な国の首脳が、外交戦略を駆使しようとしています。最も期待されていた仲介役、トルコのエルドアン大統領も、残念ながら、オミクロン陽性となり、予定されていたプーチン大統領との直接対話による外交的融和策の実効性も怪しくなってきました。果たして世界はどうなるのでしょう?「平和の祭典」の最中、あるいは、直後、「ロシア、ウクライナ侵攻」とのニュースが飛び込んでこないことを切に願っています。

 なぜ、諸君にこんなお話しをしようと思ったのか?それは、今日が2月7日だから。2月7日は、日本国民にとって忘れてはいけない日だから。今日は、「北方領土の日」。以下は外務省の公式サイトからの引用です。いろいろググってね。諸君!無知は罪なのです。

 「1855年2月7日,日本とロシアとの間で「日魯通好条約」が調印され択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。それ以降も,択捉島,国後島,色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は,一度も他国の領土となったことがない,日本固有の領土です。しかし,1945年に北方四島がソ連に占領されて以降,今日に至るまでソ連・ロシアによる不法占拠が続いています。

 政府、北方領土問題に対する国民の皆様の関心と理解をさらに深め、返還運動のいっそうの推進を図るため、「日魯通好条約」が調印された2月7日を「北方領土の日」に制定しました。」

 諸君、いかがですか?行動を起こそう!今は無理でも、卒業後には!ロシアに最も近い、最北の地、礼文島の「桃岩荘」に行って叫ぶのです!「北方領土返せ~、北方領土返せ~、北方領土返せ~!」って、堀が21才の時、やってきたように?!任せたよ。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月4日(金)~学校公式キャラクター募集~

 くまモンやフナッシーなどのキャラクターは誰もが知っているところですが、金沢錦丘中学校・高等学校の生徒会も今日から学校の公式キャラクターの募集を始めました。

 キャラクターはイラストで募集し、中高生徒会執行部による一次審査で数点に絞られます。さらに、そこで選ばれたキャラクターを対象に全校生徒による投票を行い、一番票の集まったものが錦丘のキャラクターに輝きます。

 募集期間は3月1日までです。名だたるご当地キャラたちに負けないアイデアあふれるキャラクターを待っていますよ!生徒の皆さん、どしどしご応募を!

錦高日記2月3日(木)~今日は節分~

 今日は節分です。古くから、季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられていました。特に、2月の時期は寒く体調を崩しやすいことから、豆をまいて邪気を祓い清め、1年間の無病息災を願います。節分に豆をまく以外に、近畿圏発祥の恵方巻きをこの日に食べる人も増えています。

 予約した人への販売になりますが、本校の購買に、恵方巻きがありました。本校の生徒が企画した受験生応援おにぎりも販売されています。恵方巻きは今日だけですが、受験生応援おにぎりは毎日ありますので、購入希望者はいつでも買いにきてください。

 コロナという鬼がはやく退散しますように! 高3生が希望校に合格しますように!「鬼は外!福は内!」

錦高日記2月2日(水)~茶道部・炉のお手前~

 水曜日は茶道部のお稽古の日です。2階の和室で茶道部が「炉」のお手前を練習していました。茶道でお湯を沸かす道具は「炉」と「風炉」の2種類あり、冬の季節は「炉」を使います。お手前をする人の前に置く「風炉」と比較して「炉」は、火元がお客様の近くになるため、お客様は温かくなります。夏は、火元が近いと暑いのでお客様から遠いところに配置されるのです。「炉」と「風炉」では、柄杓の扱い方などが違います。

 感染防止のため、この場でお茶やお菓子をいただくことはできなくなりましたが、部員たちは心を込めて「炉」のお手前に取り組んでいました。茶道部の練習はいつ訪れても、心地良さを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月26日(水)消費者教育講演会

 1月26日(水)3・4限目を使い、外部講師の方をお招きして、1年生に消費者教育の講演会を開催しました。

 成年年齢が、2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。成年年齢引き下げとともに、18歳で契約ができるようになるので、どのようなことに気をつけたらいいのかを聞くことができました。消費者トラブルや金銭に関するトラブルは巧妙化しており、高校生だけでなく誰もが気をつけなければならないことだと感じました。

 個人の信用情報を管理しているところや契約についての基本的な考え方、アルバイト詐欺や名義貸しなど若者がかかりやすい悪質商法などの事例を紹介してもらったので、自分事としてとらえることができたと思います。今日学んだことをこれからも覚えておいてほしいです。

 

錦高日記1月28日(金)~1年・コミュニケーション英語~

 今日のコミュニケーション英語の授業、アメリカでの感動的な実話を知ることができました。要約です。『アリゾナ州に住む6歳の少年Bopsyは白血病でした。息子の将来の夢が消防士であることを知ったBopsyの母親が、地元の消防署を訪れます。そこで出会ったBob消防士に息子の最後の願いについて説明し、消防車に乗せて街を回ることができるかどうかを尋ねました。Bob消防士は、Bopsyのために本物の消防士の制服を作り、ヘルメットやゴム長靴を用意し、Bopsyを1日限定の消防士として消防車や救急車などに乗せてくれます。Bopsyは母親と消防士たちがしてくれたことに感動し、医師が考えていたよりも長く生きることができたのです。』

 授業では、Bopsyの母親やBob消防士の行動で素晴らしいと思った部分を抜き出し、理由を含めて書き出しました。ワークシートやChromebookを使ってグループで内容を共有したあと、Bopsyの立場になって、自分のために行動を起こしてくれた母親やBob消防士に対して、感謝の気持ちを伝える英文の手紙を書きます。生徒のみんなはそれぞれの課題に真剣に取り組んでいました。Bopsyを思う人たちの行動に心が熱くなった1時間です。

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月27日(木)~音楽・ギターの練習~

 1年生・音楽選択者のフォーク・ギターの練習が今日から始まりました。右手で弦をはじく方法や左手で指板を押さえる方法などを教わった後、クリーガーのメヌエットの楽譜を見ながら、各自が音を出しています。音楽の細川先生から、「弦をはじく場所はサウンド・ホール(ギーターの穴が空いている部分)の上ですよ。」「楽器は身体と平行になるように持ってくださいね。」などのアドバイスをもらいながら、繰り返し練習します。授業の最後は、細川先生のピアノ伴奏で合奏しました。みんなの上達が楽しみなギター初日でした。

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.95「ボーッと生きてんじゃねーよ!~Don’t sleep through life!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。腰の調子が思わしくなく、朝の挨拶に立てていない今日この頃・・・若い諸君は大丈夫??どうかどうか、GATで!!

 昨日、校舎内を「徘徊」していたら、中学棟から朗々とした(歌?)声が響いてきます。おー!3年生の百人一首大会!毎年恒例、この時期の風物詩。しかし・・・マスクにフェイスシールド装着、エキサイトせずに、静かに静かに・・・コロナ禍で、ずいぶん、様変わりしたなあ、なんて感慨にふけりながら、しばし、観戦。かつての大熱戦風景、大盛り上がりを思い出していました。I miss it・・・

 さて、窓の外を見やると「ん?」な光景が・・・本校校舎から、ろう学校グランド越しに山科方面を撮影すると・・・

さらに、校舎の反対側、本校のグランドを撮影すると・・・

こんなカンジ。諸君も目にしましたよね?雪解けの際に見える、この模様って・・いったい何??なんでできるの??「雪の降る中、グランドに線引いた人、だれ?サッカー部の西田センセ?」なんて思っている錦生のなんと多いことか?!

 ボーッと生きてんじゃねーよ!Don’t sleep through life!チコちゃんに叱られますよ。答えはさしずめ・・・(ドンドン)「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」というカンジでしょうか??理科の先生方~~~!

 雪解けの際のこの模様、実は、排水溝の埋められている場所だけ、雪が解けずに残った、自然現象なのです。ウチに限らず、学校のグランドや公園の広場など、土中に排水溝が埋め込まれていて、土に流れ込んだ水をその排水溝から排水するという土木技術が活用されているのです。排水溝の上だけ、雪解けが遅れて、このような模様が現れるということなのです。

 では、なぜ、排水溝の上だけ、雪解けが遅れるのか??キーワードは「比熱」:ものの暖まりにくさを示す数値。比熱が大きいほど、暖まりにくく、さめにくい。諸君の身の回りにあるもので、最も比熱が大きいもの、つまり、暖まりにくく、さめにくいもの、それが水。

 降雪時に雪が解けるメカニズムは・・・雪より温度の高い土から熱エネルギーが移動し、土の温度低下とともに、融雪、ということ。

 一方で・・・排水溝がある上の土→水はけ良し→水の含有量が他の場所より少→比熱小なので、土の温度がすぐにさめて雪と同じような温度に下がり、そこから先、融雪せず、ということ。

 排水溝のない土→水たっぷり→比熱大なので、雪に熱エネルギーを奪われても、土の温度下がらず、さめず、よって、どんどん融雪、ということ。

 いかがですか?「比熱」って何?と、まだ、首をひね(つ)ってる諸君?!理科のセンセに、お尋ねを!そういえば・・・クルマに積もった雪がいつまでも解けないなあ、なんていうところに気がついた先生方!「比熱が小さいものに積もった雪ほど解けにくい」とうことを覚えておけば、我が子に、ちょっこし、いいとこ、見せられるかも~~。「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」なのです。素朴な疑問、大切に!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記1月26日(水)~部活動激励~

 お昼の時間に、高体連や高文連が主催する北信越以上の大会に出場する少林寺拳法部と放送部の選手への激励が行われ、堀校長先生から「石川県の代表として、また、金沢錦丘を代表して頑張ってきてほしい。」と熱いエールが送られました。少林寺拳法部、放送部の生徒は県の代表として、大会に参加する決意を力強く伝えてくれました。

 放送部は、2月5日(土)~6日(日)に行われる第18回北信越高等学校選抜放送大会新潟大会の①朗読、②アナウンス、③ビデオメッセージの3つの部門に出場します。ただ今回、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新潟県の会場に集まることはせず、録音による審査が2月5日と6日に行われることになっています。

 少林寺拳法部は、3月25日(金)~27日(日)に香川県の善通寺市民体育館で行われる第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会において、女子規定単独演武と女子規定組演武に出場します。両部の活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日高1月25日(火)~体育・バスケットボールの授業~

 6限目、2年生のバスケットボールの授業が行われていました。チームや自分の動きを分析して、良い点や修正点を指摘できるようにすることが、今日のねらいです。このねらいを達成するために、授業では、①前半と後半の2回試合を行う。②前半の試合前にチームでミーティングを行い、作戦を考える。③試合の様子をタブレット端末で撮影し、試合後すぐに動画を確認する。④後半の試合前にもう1度、ミーティングを行い、作戦を再度考える。⑤気づいたことや考えたことなどを学習カードに記述する。などが行われていました。

 試合では、選手たちが空いている空間へ速攻で移動したり、行く手をふさがれた時はバウンドパスで味方にボールを渡したりなど、工夫されたプレーを随所に見ることができました。自分の姿をその場で確認したり、作戦を立てたり、考えを文字化したりすることが、技術力だけでなく、思考力や表現力の向上にもつながっていると感じた1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子バスケットボール部 新人選抜七尾大会 結果報告!

こんにちは!女子バスケットボール部です!

 

 1/22,23に七尾市で行われた新人選抜七尾大会に出場してきました!

 先に行われた新人大会でベスト8に勝ち進んだチームだけで行われる、レベルの高い大会です!

 対戦相手の津幡(第2シード)には、豊富な運動量と強力なフィジカルで序盤から圧倒される苦しい展開でしたが、自分たちに戦える部分はないか、常にチームで模索して、全員出場で最後まで戦いぬきました!!

   金沢錦丘 42 ー 99 津幡(準優勝)

           12 ー 28

         13 ー 24

           3 ー 24

         14 ー 23

 試合以上に、大会前日からチームで移動し、外部体育館でチーム練習をしたこと、チームで宿泊し食事や生活を共にしたこと、この経験は、仲間の絆を深く、強くしたに違いありません!!もちろん、常に感染症対策を忘れません。

 今大会の経験を踏み台にして、チームはまだまだ頑張ります!応援よろしくお願いします!

(写真は部員がおいしくいただいた旅館ごはんです☆彡)

      夕食                                         朝食

 朝食~~夕食~

錦高日記1月24日(月)~マイプロジェクトアワードに向けて~

 今日の放課後、2年生がリハーサルを行っていました。1月30日(日)に行われるマイプロジェクトアワード北陸Summitに参加するグループです。マイプロジェクトアワードは、自ら気づいた問いを探究し、実際に行動してきた高校生のための学びの祭典です。取り組んできたプロジェクトを振り返り、大勢の前で発表し、フィードバックをもらい、全国の仲間と出会う機会になります。本校からは4グループが北陸Summitに出場します。発表はオンラインのため、接続の練習を兼ねてのリハーサルでした。今日は接続にちょっと手間取っていましたが、これで当日はスムーズに行うことができるはずです。みんなの探究の成果を多くの人に見てもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月21日(金)~美術・模写~

 1年生・美術選択者の「模写」の授業です。ゴッホやフェルメール、アンリ・マチスなど教科書のたくさんの作品の中から、各自が好きな絵を選び、「模写」しています。「模写」することによって、構図の取り方、構成の仕方、色の選び方や塗り方など、画家の考えなどを学ぶことができます。これが自分の画力を上げることにつながるのです。

 生徒はお手本を真剣に見つめ、懸命に描いています。時折聞こえる開先生のアドバイスの言葉以外、美術教室は静寂に包まれていました。完成は2月末です。この授業によって、生徒たちには画力だけでなく、集中力もつくように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月20日(木)~篆刻作成中~

 1年生の「書道」選択者が授業で、『篆刻(てんこく)』に取り組んでいました。『篆刻』とは、石や木などの比較的柔らかい印材に「篆書を書いてこれを刻す」ことであり、自分で印面に文字を書き入れて自分で刻り上げ、自分だけの印を作って楽しむことをいいます。

 前時までに、名前など各自が刻りたい語句を決め、篆書字典で字形を調べて書き出した文字をもとに、印稿を作りました。今日は、布字(字入れ…印材に文字を写す作業)を行っています。書道の本間先生の説明の後、どの生徒も心をこめて丁寧に作業をしていました。この後、印刀を使って刻っていきます。世界に1つだけの自分の『篆刻』です。どのような作品ができあがるのか、みんなの完成を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月19日(水)~除雪作業~

 今朝の除雪作業の様子です。除雪当番の12Hのみんなと教員が手分けして、校門から校舎に続く道を除雪してくれました。作業に関わってくださったみなさん、ありがとうございます。みなさんのおかげでスムーズに通行することができました。この天候は週末まで続きそうです。道路の凍結による交通渋滞などが予想されますので、朝はいつもより早めの登校を心がけてください。お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.94「27年前の出来事~いくつもの悲しみを越えて~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今朝は冷え込んだね~。幸い、さほど積もらず、みんな、なんとか登校できそうなカンジの朝でした。錦の前庭にも、フカフカの雪がこんもりと。極寒にも負けず~~~GAT!

 本校自慢のSPs(Silent Partners:物言わぬ同伴者・縁の下の力持ち)、こちらから頼んだわけではないのに、諸君が敷地内を登校しやすいよう、歩きやすいよう、早朝、さーっと除雪してくれていました。本当にありがとうございます、先生方!また、本日、除雪当番のクラスの諸君、ご苦労様でした!みんなのおかげで、靴が濡れずに済みました。コケずに済みました。これからもよろしくお願いいたします。

 27年前の1月17日、月曜の朝、金沢でも揺れました。生後1年になろうとしていた末娘(本校卒・錦中3期生)に覆い被さり、4歳・7歳の長女・長男に布団で頭をかばうよう、大声を出し・・・阪神淡路地区を未曾有の巨大地震が襲った瞬間でした。

 この時、堀は泉丘高勤務1年目で1年生の担任(本校の保健体育・陸上部の宮〇先生も受け持ち)でした。3年生はセンター試験の自己採点の日ということもあり、みんなの出来がどうだったか、気に掛けていた矢先の大地震でした。当時、石川県には地震による直接の被害はなかったのですが、程なく、県関係者の不幸が伝わってくることとなります。ある3年生のお兄さんが神戸の下宿先で犠牲になったとの一報。それだけでも受験生には大きなショックですが、この報道に絡んで、お母さんが悲しみの余り自ら・・・極めて短い間に、身近な親族を次々と失うこととなった受験生・・・しかし、ホーム担任の懸命の声かけやら、学校を挙げてのサポートやらもあり、第1志望の大学を見事に突破。悲しみを越えて、自己実現に邁進した生徒がいました。あの強さ・たくましさには驚嘆しかありませんでした。

 この年、関西地区の受験動向に大きな変化が起きました。医学・看護学をはじめとする医療系への進学者が激増したのです。震災で教科書・辞書・参考書・問題集など、あらゆるものを失い、筆記用具すらない避難所暮らしを強いられた受験生たちの心を動かしたのは、他でもない、自分たちの身近で献身的に働く医療関係者の姿そのものだったのです。偏差値だけでは計れない、大きなモチベーションが産まれたことは想像に難くありません。昨年から今年にかけて、医療関係者の仕事に強く惹きつけられている高校3年生が、本校のみならず、全国的に増加している現象は、あの震災時と似たようなモチベーションが関係しているような気がしてなりません。諸君らにも、「なりたい自分」を、崇高な志望動機を、最後まで貫いて欲しい、と願わずにはいられません。

 また、泉丘に赴任したこの年は、「来年の韓国修学旅行の助言もらいに、広島の盈進(えいしん)高校行くぞ。堀さん、オレと一緒に行こう。」加藤1年学年主任(病に倒れ修学旅行引率できず。故人・・・涙)からお声を掛けていただいた年でもありました。震災の約4週間後の2月14日、2人で鉄路、広島に向かいました。途中、いまだ、がれきの山の神戸市内を徒歩で横断(学校という学校のグラウンドは全てテント村・・・涙)し、丸1日かけて。「あなた方は何のために韓国へ行くのですか?ロッテワールドで何を学ぶというのですか?」訪問先の校長先生からのコトバは衝撃的でした。「独立記念館を訪れずして、日本の高校生が訪韓する意義はありませんよ。」金沢に戻り、取り急ぎ、旅程及び事前学習の内容を大幅修正。翌年、本県初400人規模の海外修学旅行実施へとつながります。その後しばらく、あの旅行プランが本県の韓国修学旅行のプロトタイプとして定着。次に赴任する錦丘でも、学校初の海外修学旅行プラン策定に深く関わることになります。

 当時、錦中と連携して作り上げた修学旅行は、「日本と東アジアの友好」を軸にしていました。中学では、まず、北九州へ行き、漢委奴国王の印などに触れ、日本と韓半島や中国との関係性に思いを馳せます。太古の人々の航路を模して、フェリーで瀬戸内海を東進し、大阪南港より関西に上陸。その後、奈良(「ナラ」という音は、ハングルでは「都」の意。「奈良」は表音文字表記、表意にあらず。)に向かい、仏像や寺院から大陸との交流を想像します。高校では、釜山の古墳公園で、日本では直接入ることのできない古墳内部を体験するなど、日本との太古からの深い関係性を実体験します。日本と韓国・北朝鮮との長きにわたる、友好的関係が、近現代に入ると、激変していく様、特に、大戦時の日本が韓半島の人々に行った、目を背けたくなる差別的言動の数々を、独立記念館で学びます。その上で、同年代の韓国の高校生との直接交流会に臨ませる。若い者同士は、反日感情とか、嫌韓感情とか、全く無関係で、出会って数分で、ものの見事に、お話しを、交流を始めます!つたない英語と懸命のジェスチャーを駆使して!あの時の感動といったら!!生涯忘れることができない瞬間!!互いの(幸も不幸も)歴史をしっかり学んだ上で、「今」を生きるもの同士の、未来指向の直接交流!!これからの国際化時代を生き抜く若者たちには是非とも経験させたい瞬間です。本県における、海外修学旅行の端緒もまた、元を正せば、27年前だったのです。

 数年間、順調に経験を積んでいた矢先、錦中3期生が高校2年生の頃、今と似たような感染症(サーズ)の大流行により、本校の海外修学旅行が中止、国内修学旅行(北海道)へ変更となります。それ以来、本校では、海外修学旅行が実施されることなく、現在に至っています。ねらいを修正しつつ、錦丘の海外修学旅行復活を試みてきた3年間でしたが、コロナの壁を越えることはできませんでした。「種」は蒔いていきます。後は、後任の校長、そして、来年度以降の教職員諸君に託します。錦生諸君が、世界に「トビタテ」るきっかけとなるよう、サポートをよろしくお願いいたします。もちろん、世界がコロナを克服している、ということが大前提であることは言うまでもありません!実現するような日が来れば、堀も私費で、同日程で、「その地」に行こうかな?!邪魔はしませんので。それくらい、夢見てもいいですか、ね?英語を駆使しながら、異国の学生と懸命にコミュニケーションしようとする、錦生の姿。それを目撃できたら、もう思い残すことはありません。

 Boys & girls! Be GLOBAL, ACADEMIC and TOUGH!!

堀が諸君に望む、「もうひとつのGAT」がこれです。「元気で、明るく、たくましく!」生きることを前提としつつ、‘global’(地球規模で考え)、‘academic’(学問を突き詰め)、‘tough’(あきらめない)、そんな生き方を貫いて欲しいと強く強く願っています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.先日、「バナナマンのせっかくグルメ」という番組で、「せっかく富山市来たんやから、『糸庄』の『もつ煮込みうどん』食べてかれ~」って紹介されていました。それも若き4人組に!Native Toyamanとしては、嬉しい限りでした。冬はもう、just on seasonという感じですが、夏、汗かきかき、ほうばるもつ煮込みやあの氷見うどんも捨てがたいのです。金沢からもけっこう近いし、ドライブがてら、保護者の方々と行かれては?オススメ。元富山県人としては、東の『糸庄』と並び称されるのが、西の『吉宗』!!我が故郷、高岡市中心部、市民病院ヨコにある、「カレーうどん」の名店!実は先日、食べてきましたぁ~、久々に。高校時代から40年以上食べ続けてます(高岡高校にも近いんで)。たまご入り、にして、小ライスも。ぶっとい手打ちうどん、独特の濃厚なルー(隠し味にナッツが大量に投入されているらしい)と、ごろごろ入ってる鶏肉。ん~たまりませんねえ。『糸庄』以上に金沢寄りなので、是非是非!オススメ。駐車場いっぱいの際、市民病院駐車場に止めている人もいるやに。「せっかく高岡市来たんやから、『吉宗』の『カレーうどん』食べてかれ~」。いとしょうも、よしむねも、どちらも行列必至。覚悟の上、ご来店を。(予約不可)

錦高日記1月18日(火)~3年生特別時間割~

 大学入学共通テストが終わり、3年生は今日から進路別の特別時間割です。3限目の化学実験室では、トウモロコシの実験が行われていました。ポップコーンはなぜはじけて、大きく膨らむのか?理論を学び、実際に確かめます。

 私達が普段食べているトウモロコシとポップコーン用のトウモロコシは種類が違い、ポップコーン用のトウモロコシは、外側は硬いデンプンによって覆われ、内側に水分を含んだ柔らかいデンプンがあります。加熱すると、内側の水分が水蒸気になって膨らもうとするのですが、まわりの硬いデンプンに邪魔されて膨らむことができません。加熱を続けると、水蒸気になろうとする力が高まって爆発し、膨らんでポップコーンになります。

 比較のため、ポップコーン用のトウモロコシに穴を開けたものを加熱し、膨らまないことも確かめました。本来なら、はじけないはずが、鍋の蓋を開けたら、ポップコーンができあがっていたグループも…。感染対策のため試食は行わず、できあがったものはすべて持ち帰りです。

 4限目、講義室Fでは、校長先生の特別講座が行われていました。今回のテーマは「リエゾンとリダクション」

 久保田利伸さんが歌う『Oh,What A Night!』が「終わらない」と聞こえることなど、英語では発音しない部分があります。複数の単語が並んでいる場合、1つ目の単語の「最後の音」と次の単語の「最初の音」が繋がっていたり、「末尾の音」があまりしっかりとは発音されずに、脱落したりします。これらの音の変化を正しく理解することによって、リスニング力やスピーキング力が格段にアップするのです。

 寒い1日でしたが、校内はホットな空気に包まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月17日(月)~大学入学共通テスト自己採点~

 3年生の教室では、大学入学共通テストの自己採点が行われていました。3年生のみなさん、堀校長先生からのメッセージにある「あきらめない心」を持ち、次の1歩を踏み出してくださいね。困ったことや迷うことがあれば、教員に相談してください。どの教員もみなさんからの一言を待っています。

 1年、2年生のみなさん!ぜひ、この土日に行われた大学入学共通テストの問題を見てください。問題は昨日と今日の新聞に掲載されています。ネット上にも掲載されているので、スマホ等から確認することもできます。大学入試の問題だから難しくて解けないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、このテストの目的は「大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定すること」です。今までに学習した範囲で解ける問題や時間をかければ正解にたどり着くものもあります。問題を見ることによって、これから自分がどのような力を身につけなければいけないかがわかるのです。「なりたい自分」になるために、歩みを進めてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.93「あきらめない心~You still have a choice!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。さあ!今日から、もう1回、始めよう!Let’s start once again! まだ何も終わってないから。全生徒・全教職員、一丸となって、感染症対策も今一度、徹底して~~~GAT!!!!!

 3年生諸君!「不沈生還」してくれたようですね。護衛艦「凉月」のごとく(激励動画、観てくれたかなぁ・・・)。登校時から自己採点までの様子を確認していましたが、予想していたよりも落ち着いた様子・雰囲気にとりあえず「ほっ」としています。

 国公立大学出願開始までのこの1週間余り、「すんなり予定どおり」の人もいれば、ホーム担任から「今まで、全く考えたこともない」大学・学部の提示を受ける人もいるでしょう。いずれにせよ、最終決戦は2・25であり、3・12なのです。あるいは、本命の私大なのです。各大学・学部の傾向やクセに合わせた学習を再開しましょう!そして、つらくなったら、原点に戻るのです、絶対に!そして、自問するのです。

「そもそも、私の『なりたい自分』って、なんやったっけ?」

進学先というのは、この目的達成のための「手段」に過ぎないということを思い出しなさい。「踏み台」に過ぎないっていうことに立ち返りなさい。

 万一、今まで目指してきた大学・学部への合格判定がEで返ってきたとしても、そのことでもって、「夢」への道が完全に閉ざされたことになるのでしょうか???その「夢の微調整」や「ルート変更」は絶対に無理なことなのでしょうか???家族の皆さん、ホーム担任、話しやすい先生方、様々な経験則を持っている身近な大人の方々の意見に、耳を傾けてみるのも1つのテです。その上で、なお、諸君に確認したいこと、それは、

It’s YOU who still have a choice!

「それでも、まだ、選択権を持っているのは、『あなた』自身なのだ!」ということなのです。誰の意見を聴いても構いません。でも、「夢への最終ルート」を決めるのは、諸君自身なのだ、ということを忘れてはなりません。場合によっては、保護者の方々と、もめにもめ、ケンカまがいの事態になるやもしれません。感情的にならず、冷静に、自分の親を説得することもまた、進路選択・決定の一環で、避けては通れぬ道なのです。(逆に言えば、説得できないのであれば、それもまた、諸君の力不足ということです。)この一連のルート決定へのプロセスこそが、諸君が大人として「自立」するために必要不可欠な通過儀礼なのだと、堀は信じています。ゆめゆめ、後になってから、「あの時、あんたの言ったとおりにしたから、こんな人生になってしもうたんや!」などと口にすることのないよう、納得できる受験、「悔いの残らない受験」となることを心より祈っています。

 さて、土壇場、最後に栄冠を掴む人に共通している持ち物、なんだと思いますか?それは、「あきらめない心」です。世界的に有名な、あるカードゲームプレイヤーのコトバ:You cannot change the cards you are playing, but you can change the way you play them.「手持ちのカードは変えられない。でも、そのカードの操り方は自由自在だ。」堀が見たいのは、諸君の「操り方」であって、どんな「役」でアガルかではありません。まずは、配られた手札をしっかり受け入れ、あきらめることなく、アガリに向かう最善策を熟考する、そこが大切なのではないでしょうか。「運」が全てではなく、むしろ、困難なカードの時こそ、どこかにbreak-throughできるテがないか、突破口がないか、もがき、あがき、あきらめない心(GAT!のT<たくましく!>)をしっかりと持って、事にあたる。そうこうしていると、「運」が向いてくる、「ツキ」がやってくる。そういうことだと思います。「人事を尽くしつつ、天命を待つ」そんな感じがいいと思います。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

強運オールスターズ一同、ずっと祈ってますから!!

錦高日記1月11日(火)~受験生応援おにぎり~

 先週末のテレビや新聞等で紹介された「受験生応援おにぎり」が3年生全員に配られました。この「受験生応援おにぎり」を考案したのが、本校の3年生5人です。この5人が昨年の「総合的な探究の時間」の課題研究で、「どうすれば受験生に頑張ってもらえるか」を探究テーマに、(株)米心石川とコラボしておにぎりを企画したことがきっかけです。

 味は「チキンカツ」と「ドライカレー」の2種類。「合格を勝ち(カツ)取り(鳥)」「受かれ~(カレ~)」の願いを込めて、5人が具材を考案しました。考案したメンバーは「昨年は2年生だったので、受験する先輩を応援する立場でしたが、今年は受験する自分たちが応援されている気持ちがします。」また、「この企画を後輩たちに引き継いでもらえたらうれしいです。」と語ります。

 本校の3年生はもちろんですが、上級学校を受験する人たちに、錦丘生が考案した「受験生応援おにぎり」でパワーを付けてもらえたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月7日(金)~2年課題研究~

 今日の7限、2年「総合的な探究の時間」の様子です。1月25日(火)のプレ発表、2月8日(火)の本発表に向けて、87のグループが活動を行っています。研究のまとめに入っているグループ、継続して調査をしているグループ、教員からアドバイスをもらっているグループなど、様々です。年が明け、昨年に増して、ディスカッションの様子が活発ななり、研究を更に良いものにしようとする意気込みが感じられました。

 発表まで、残りわずか!今年はどんなプレゼンが聴けるのか、とても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月6日(木)~受験生応援企画~

 大学入学共通テストまで10日を切った今日、2階の講義室前に受験生応援企画が設営されました。企画したのは、2年生の松本さんと松林さん、2人は「昨年、先輩方が受験生応援企画を行っているのを見て、私たちも3年生のために何かできることがないかと考え、『絵馬』という目に見える形で応援したらいいのではないかと思いつきました。高校生、中学生、先生など、たくさんの人にメッセージを書いてもらい、受験生の励みになったらうれしいです。」と、この企画の動機を語ってくれました。

 早速、何人かの人が絵馬を書いてくれています。3年生が「なりたい自分になるために」チーム錦丘で応援します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月5日(水)~3学期始業式~

 今日から3学期が始まりました。2年生修学旅行の実施による感染対策のため、2日早く2学期を終了したためです。今回も全体で集まることはせず、放送での始業式となりました。宮田先生の司会のもと、堀校長先生が生徒に語ります。

 2年生に対しては、「修学旅行が無事に実施できたことを誇りに思ってほしい。陰で支えてくれる人々への感謝を行動で示すことをこれからも継続してほしい。」1年生には、「これからは自ら進んで、2年生とともに新たな錦丘の伝統を作り出してほしい。勉強に、部活動に、生徒会活動に、主体的に自分たちのこととして、取りくんでくれることを期待します。」と話し、また、箱根駅伝で優勝した青山学院大学の原監督が語った「自立」と「自律」を取り上げ、この3学期は「なりたい自分になるための「自立」のための準備期間である。」と熱くエールを送ってくださいました。

 

錦高日記1月4日(火)~2022年がスタート~

新年明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。年末年始ですっかり冷たくなった校舎の中、すでに3年生のフロアでは、すべての教室で真剣に自習に取り組む姿が見られます。何かに打ち込む姿は本当に美しい、そう思える光景に出会えることはとても幸せです。

本校では、昨年に引き続き、コロナ禍の中であっても、かけがえのない高校生活をどのように充実させていくかに挑戦していきます。今年も、何気ない日常を切り取りながら、ひとつでも多くの”成長”や”チャレンジ”をお伝えしていきたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ほりほりの部屋Vol.92 「強気の姿勢で、今こそ勝負!!!~さあ!行こう!~」

 皆さん、あけましておめでとうございます。堀です。金沢錦丘高校は今年も、明日5日から3学期始業となります。先生方は本日が、「仕事始め」。部活動指導やら、明日からの授業準備やら、みなさん、忙しく立ち回っておられます。生徒諸君!校舎も冷え切っており、雪の降り具合も心配ですが、どうか元気な姿で登校してきてください。こんな時こそ、強がってみせるのです!GAT!

 先月、早めの願掛けに、白山比め神社に行ってきました。3年生全員が「なりたい自分」となるための、「踏み台」としての次のステップに、無事到達・「合格」することを祈った、「五角」形の絵馬を奉納してきました。堀にできるのは、ただただ祈ることのみ。どうかどうか、悔いのないチャレンジとなりますよ~ウニ(年末ジャンボのCMより)。

 元日、尾山神社に初詣。ここでも3年生諸君、全員の「合格」を祈願した後、恒例のおみくじを引くと・・・見事「大吉」!!!何年連続だろ?ここ数年ずっと続いている幸運の大波動は、今年も続くようです?!ある成功者から「『大吉』のおみくじは、お宮さんに結ばず、身につけておくと良い」と言われて以来、ずっとお財布に入れて持ち歩くことにしています。御利益ハンパない?!今年の実物を35H前にしばらく置いときます。拝みなさい、祈りなさい!御利益、お裾分け~~~(Ikko風に)!「躊躇せず強気の姿勢で、今こそ勝負に出よ。」3年生諸君の健闘を心より祈る!まずは、10日後の共通テストへ!さあ!行こう!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.

 先日、「呪術廻戦0」観てきました。本編については全く「予備知識0」で・・・孫たちが「鬼滅」に引き続き、ドはまりしている、とのことだったので・・・話題を合わせるため、でしたが、内容は・・・スゴい!2時間があっという間でした。冒頭、乙骨君の「里香ちゃん、だめだ・・・」の意味が、ストーリー展開と同時に鮮明になり、そのあまりに悲しい出来事に、純愛に涙しました。また、「呪い」というコトバの捉え方について、各キャラによって、大きく枝分かれしていることが、「呪術廻戦」のキモなんじゃないか、と思い至り、夏油傑(げとうすぐる)のコトバにも肯けるものがありました。棘君が普段、おにぎりの種しか、コトバにしないのも、SNSでの誹謗中傷に傷つけられることが日常化している現代社会を揶揄したキャラなんじゃないか、なんて思ったりもしました。「しゃけ」(これ、イエスの時ですよね??)。

 鑑賞者全員に配布された非売品の「0.5」(興味ある方、校長室までカムカムエブリバディ<NHK朝ドラより>)のおかげで、孫たちに「じいじ、すご~い!」と褒められました。いろんなキャラについて、教えてもらいました。舌っ足らずで、「どじょ~てんて、だ~いちゅき!おめめがぶるーで、ちゅよーいの。」とかいうのを耳にすると、もうたまりません!かきくけこをさしすせそに、さしすせそをたちつてとに、瞬時に逆翻訳することにも慣れました。(ちなみに、孫が好きなのは軟体動物ではなく「五条先生」)

P.P.S.クライマックスでの乙骨君に、シンジの影を感じたのは堀だけ??「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」的な・・・CV:緒方恵美ゆえ???か?

錦高日記12月28日(火)②~2021年最終日~

 2021年最終日のスナップです。部活動や大掃除に汗する生徒、試験を目前に控えて一瞬も無駄にしたくないと頑張る生徒、今日もカメラを通して、素敵な光景をたくさん観ることができました。

 明日12月29日(水)から1月3日(月)は閉庁日となり、錦高日記もしばらくお休みとなります。錦高日記を観てくださっているみなさまが、温かい気持ちでよい新年を迎えられることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月28日(火)~書き損じはがき回収します~

 生徒会執行部が「書き損じはがき回収箱」を作成し、中央階段1階と2階から3階の踊り場に設置しました。募集するものは、年賀状などの書き損じはがき、未使用のはがき、切手、テレホンカードです。回収箱に入れてくださったものは、社会福祉法人 石川県視覚障害者協会に送り、福祉事業に役立ててもらいます。募集期間は、1月5日(水)~19日(水)。1枚でも大歓迎です。ご協力をお願いします。

 

錦高日記12月27日(月)~年末大掃除~

 今日で終わりとなる部活動もあり、年末の大掃除が行われていました。少林寺拳法部は毎年、この時期に柔道場の畳上げ掃除を行います。柔道場から畳を全て上げ、床を掃除します。柔道場の畳の枚数は250枚!20数名の部員で全ての畳を運び出します。さすが日々の練習で鍛えられているだけあって、重い畳を軽々と運んでいました。運んだ畳は1枚、1枚丁寧に水拭きをします。少林寺拳法部長の永長さんが「畳を上げるとたくさんのゴミが出てきました。新年は汚れをきれいに落とした柔道場で、気持ちを新たに練習を頑張りたいと思います。」と語ってくれました。少林寺拳法部の他、男子バスケットボール部などの部活動で大掃除が行われていました。みなさん、お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月24日(金)~MROラジオ防災ステーション~

 12月14日(火)に行われた1年生の「防災・減災」の発表会の様子が、MROラジオで紹介されることになりました。番組は 年末特番 HAND IN HAND「MRO防災ステーション ~災害に備え、守ろう命~」

 オンエアされるのは、12月31日(金)の朝9時からです。金沢市の防災情報番組と河北台中学校の防災学習の後に本校の「防災・減災」の取り組みが紹介されます。金沢大学の青木賢人准教授が本校の防災学習の感想を語ってくださることになっています。

 発表会後の生徒アンケートから、自宅に防災グッズを用意したと答えた生徒が増えたことがわかりました。学んだことについては「自分の身は自分で守る」「災害時は自助、共助、公助が大切」「高校生も災害時は主体的に行動しなければいけない大人のうちの1人である」など、

 また、「災害に対しての危機感や防災意識が高まった」「家族と災害時の対応について話し合うことが大切だと思った」と多くの生徒が防災に対する意識が変わったと答えてくれました。

 大晦日の朝、あなたの発表が紹介されるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月23日(木)~学年通信~

 学校ホームページメニューの「学年から」をクリックしてみてください。1~3年の学年通信をご覧いただくことができます。次の月の日程や行事予定、学年の教員から生徒や保護者のみなさんに伝えたいことなどが掲載されています。学年通信は月によって担当者が異なっており、書き手の熱い思いが込められています。ご覧いただけたら幸いです。

 

ほりほりの部屋Vol.91 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part3~珊瑚礁と軽石~」

 皆さん、こんにちは。堀です。本日、錦中も終業式。明日からは部活動や自習のための生徒のみの登校風景となります。クリスマス・お正月とリフレッシュする時間もまた貴重です。緩める時間と締める時間、サメに、あっ、ちがう、上手に使い分けてぇ~、GAT!

 今朝の金沢、ピーカンのお天気(死語?)で、冷えましたねえ。先週の今日、沖縄もピーカンでした。ただし、最低気温17℃最高気温25℃!!半袖短パンの世界です。北陸の寒さを吹き飛ばす、亜熱帯の(?)日本の写真を、ほんの一部ですがご覧ください。(バナナボート中心の他の映像データについては、村井先生に預けてあります。見てみたい2年生A隊マリンスポーツ体験隊の諸君は村井先生に頼んでくださいませ。ただ・・・あまりサメには、ちご、ジョーズには撮れていないので期待しないでください・・・とほほ)

これぞ沖縄!紺碧の空!コバルトブルーの海!真っ白な砂!

シュノーケリン・グ~!浅瀬で練習。ドラえもん??

 限りなくクリアな海水!この後、足ビレも装着して白砂の途切れる、沖合に見えている黒っぽい海域まで泳いでいきます。この黒っぽい海域こそが、珊瑚礁!亜熱帯のお魚さんたちとごたいめ~ん!そのためのシュノーケリング体験なのです。エサやりも体験!目の前まで「ニモ」たちがやってくる様子は「かわいくてかわいくて、たまりません!」だそうです。

 ちなみに、沖縄の砂が白いのは、岩石が砕けた砂ではなく、珊瑚礁が細かくなったものだから、とのこと。水が透き通っているのも、プランクトンの死骸などの不純物を含んでいないためだとか。なので、風は強かったのですが、いわゆる「磯のにおい」も全くしない海でした。体験した鈴木先生談「さらっとした海です!海水浴後のべたつき感がないんです。体験後のシャワーもほとんど不要なくらいですよ。」ふむふむ。見てるだけじゃ分からない、だからこそ、実経験に優るものなし!ですね。

 いざ!バナナボート出航!ぐいぐい行くよ、どこまでも!?けっこう沖まで!ここでぐんぐん加速!からの~バウンド!蛇行!そして歓声!!「キャ~~~!」「うお~~~!」マリンレジャー満喫の若者たち(+2名)でした。

 こんな生徒たちの様子を、ビーチの大きな日傘の下で温かく見守ってくれていた、同行した沖縄の看護師さん談「あーんな日向で、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ・・・なーにが楽しいだろ?って、正直、毎回、思ってますよ(笑)。沖縄の人は皆そう思ってるんじゃないですかねぇ。日陰で風に当たっているのが一番です。だって、日焼けするじゃないですかぁ(笑)。」

 そんな沖縄の人は、大人でも、冬の金沢の雪見たら、大喜びで、傘も差さずに飛び出して、空に向かって大口開けて雪を食べたり、雪合戦始めたり、大の字で積雪の上に寝そべったりするんでしょうな、きっと。そして我々は言うのです。「あーんな雪の中、きゃっきゃっ、きゃっきゃっ・・・なーにが楽しいだろ?って、正直、毎回、思ってますよ(笑)。金沢の人は皆そう思ってるんじゃないですかねぇ。家でこたつに入っているのが一番です。だって、風邪ひくじゃないですかぁ(笑)。」なんてね。

 狭い日本の中ですらこんなにも環境・価値観、異なります。諸君!世界は広いぞ-!卒業後、ぜーったいに「トビタテ」!!自らの価値観を大いに疑え!いろんな意味でキャパの大きい人を目指しなさい!期待しています。大きくなった諸君らとの再会を楽しみにしています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.

 このビーチに隣接する小さな湾の光景。一面、例の「軽石」だらけ。こちらではもうニュースで流れていなかったので、解決済みだとばかり思い込んでいました。ところが・・・見ての通りで、沖縄の至る所で、特に観光業者・漁師さんたちにとっては、いまだに死活問題となっているのです。浜にあがっているのは、比較的大物ですが、船を操る職業の方々にとっては、海上に浮かんで見えている、細かーい砂状の軽石の方が致命的だとのこと。出航できないこと自体が問題ですが、航行中にこれをエンジンが吸い込んだりすると、たちどころに動かなくなり、その位置によっては、仲間が助けにも行けず、孤立してとんでもない事態になる、とのこと。「記念に、少しもらっていっていいですか?」と尋ねると「おー、何キロでも持ってってくださーい!」との元気なお返事。いただきます。

 25H前に実物を置いておきます。1・3年生諸君も、直接手にとって見てみてください。きっとこう言うでしょうね:「軽石、軽いし(金沢弁ギャグ)。」また、PART1でお伝えしたホテルからの感謝のお手紙(実物)と、堀が国際通りの裏の裏の裏通り、かなりdeepな所にある、小さな鄙びた画廊(らしきお店)にて買い求めた、4枚の絵(複製品)とともに飾っておきます。部活や勉強に疲れたら、覗いてみてください。古き良き時代の琉球の爽やかな風、感謝を行動にできる錦生の温かい心、沖縄の人たちが直面している現実の一端、そういうものを少しでも感じてくれたら、と念じています。

女子バスケットボール部 活動報告!

こんにちは、女子バスケットボール部です!

 

先の県高校新人バスケットボール大会では、ウィンターカップ予選に続いてベスト8に入ることができました!

1/22~23に七尾市で行われる県高校バスケットボール七尾大会に出場できることになりました!

 

2年生の修学旅行が終わり、長い冬場が始まります。

チームで目的をもって練習に取り組んだ後、毎日の紅白戦で個々人のチーム貢献度を競い合っています!

得点だけでなくアシストやリバウンド、ターンオーバーなども、数字にして『視える化』すると、わかりやすくてモチベーションにつながります!

記録・集計は敏腕マネージャー3人のおかげです、感謝っ!!!

錦高日記12月22日(水)~写真集「MINAMATA」を紹介します~

 今年の秋、映画MINAMATAが公開されました。主人公は、ジョニー・ディップが演じる写真家ユージン・スミス。水俣病 の惨状を取材し、美しく悲しい写真を世界に配信しました。その闘いを描いた映画です。

 そして長年絶版になっていた彼の写真集「MINAMATA」が新版として発行され、錦丘の図書館にも入りました。年月を経ても、その写真は圧倒的であり、写真の間に綴られる文章は胸を打ちます。また、巻末に添えられた「水俣病 歴史と解説」(斎藤靖史)は分かりやすく、水俣病について学ぶことができます。

ところで、かつて公害で苦しんだ水俣は現在、市民の努力で環境先進都市として知られています。私は一度視察のため水俣を訪れたことがありますが、全市民あげて環境保全に取り組んでいる姿に感動したことを覚えています。

(文:三津野真澄)

 

 錦丘のマルチメディアセンターは年内、明日23日(木)の16時30分まで開館しています。12月は1人10冊まで借りることができます。市中の図書館では、順番まちで借りることができない人気の新刊図書もありますので、「MINAMATA」とともに、閲覧しに来てください。

ほりほりの部屋Vol.90 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part2~終戦から美ら海へ~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今日は冬至、英語でthe shortest day。1年で昼時間が最も短い日。さすがに寒いっ!先週の今頃は夏日やったんに・・・老いた身にはこたえます・・・カボチャ食べてぇ~、ゆず湯入ってぇ~、暖か~くしてぇ~、GAT!

 沖縄を修学旅行先に選んだ理由の1つとして、現在の我が国の領土内における、唯一地上戦が行われた場所、という事実は外せません。終戦間際に沖縄で起こった数々の悲劇は語り部がいなくなっても引き継いでいかなければなりません。「負の遺産」かもしれませんが、若く感受性がみずみずしい頃に、「その場」に実際に身を置くことは何事にも代えがたい、まさにpricelessなことだと思います。

壕の跡と平和への祈りを捧げる錦生

ひめゆり会館での昼食(ソーキそばや「じゅーしー<炊き込みごはん>」など)も、全員同じ方向を向いて、感染症対策

 他にも若いうちに、是非とも、直接出向いて欲しい場所がいくつかあります。高齢の語り部さんたちが健在なうちに・・・早く早く・・・長崎・広島・鹿児島の知覧・韓国の独立記念館(どこからの独立?)、さらにはニューヨークのグラウンドゼロなんかも。(息子が大学卒業旅行にどこがオススメか?と尋ねてきたので、当時、「グラウンドゼロ、ニューヨーク」と即答しましたっけ。1人旅に40万、貸したな・・・就職1年目のボーナスで返してもらったのも、いい思い出です。「過去に思いを馳せる瞬間」と「今を楽しむ瞬間」とが上手く混在する旅ってよくないですか?)美ら海水族館はまさに「今を楽しむ瞬間」でしたね。

 

煌めく小魚たち   ちんあなごからの~ じんた君!

おさかなとチュ 「サメしてください!」に応えるの図

ホテルからの夕暮れ

翌朝、ホテルのベランダから。この日も快晴!

マリンスポーツ体験に同行。サングラス装着!SPF50塗りまくり!全艦紫外線防御態勢をとれ~!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TO BE CONTINUED!

 

錦高日記12月21日(火)~石川県立大学研修会~

 12/18(土)に1年生の希望者を募って石川県立大学での研修会に参加してきました。石川県立大学生物資源工学研究所ゲノム情報利用技術教育センターの中谷内修先生のご厚意により今回の研修会が実現しました。リアルタイムPCR法によるDNAの定量の実験により環境DNAの検出にチャレンジしました。

 実験を前に中谷内先生からは「科学では、見えない現象、見たことがない現象がどのように起きているのかを想像することがとても大切です。正しい想像をする事は目的ではありません。間違っていて良いので、自分なりのイメージを持つ習慣を身につけてください。この手間を省き、正解を効率よく覚える習慣は、合理的な試験対策にはなりますが、未知の現象を解明する力を育てることにはなりません。」というお言葉をいただきました。

 実験は高校では目にしないような精密な実験器具や装置を使って行いました。臆せずに実験操作を進めることができ、先生からお褒めの言葉もいただきました。生徒たちは「高校では体験できないような実験で楽しかった。」や「大学での研究が楽しみになった。」と話していました。

 みなさんの進路選択の手助けとなる良い経験ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.89 「紺碧の空・コバルトブルーの海Part1~感謝を行動で~」

 皆さん、こんにちは。堀です。今年も錦丘高校は明日から冬季休業開始、3学期始業は1月5日ということで、他校と比べて2日間前倒しパターンです。全学年の「安全」はもちろんのこと、「安心」も熟慮した結果です。諸君!こういう自由時間中にこそ、自己管理能力が問われるのです。己に厳しく!GAT!

 先週、2年生諸君と沖縄へ飛びました。300名を超える諸君をA・B2班に分けて。堀は主にA隊に同行しました。昨年と異なり、3泊とも違うホテルに滞在するので、堀も「お留守番」せず、みんなと同じ行程で動きました。なので、昨年は4枚しか撮らなかった写真も、今年は軽く100枚を越えました。一部、時系列に沿って、紹介してみます。

金沢から空港へのバス車内。コロナ対応で換気も間隔も十分。元気いっぱいに「しゅっぱーつ!」

沖縄のバスガイドさんとドライバーさんに金沢土産贈呈。「4日間よろしくお願いしまーす!」

初日のホテル入口にて。「『ゆい』ポーズでシーサーしてください!」に応える堀。

ルームキー入れ。こちらこそ、「めんそーれー、沖縄!」

 翌朝、部屋を出る前に。堀も『 Thank-you コースター』置いてきた!異国出身のベッドメイクさんに向けて“Thank you for everything you did!”

 そして、今日、堀の元に、こんなステキなお手紙、thank-you-letterが!!2年生諸君!結団式でお願いしたこと、ちゃーんと実践してくれていたのですね!「感謝を行動で」表せる諸君は、堀の自慢です。誇りです。

(本文より抜粋)「皆様が出発された後、ご利用いただいたお部屋から私共スタッフ宛に沢山のメッセージを頂戴致しました。私共のホテルに滞在しこんなにも丁寧に、こんなにも多くの生徒様からお言葉を頂戴した事は初めてであり、スタッフ一同大いに喜び、感動いたしました。

感謝の気持ちもお伝えしきれないくらい大変うれしく、ホテルで働く私共の大変な励みとなっております。是非、私共の感謝の気持ちを生徒様にお伝えいただければと存じます。」

 「ありがとう」は「ありがとう」の連鎖を呼ぶのです。諸君はホテルに「ありがとう」。ホテルは堀に「ありがとう」。堀は諸君に「ありがとう」。これからも「ありがとう」あふれる錦にしていってください。2年生諸君、本当に、ありがとう!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TO BE CONTINUED!

 

 

錦高日記12月20日(月)~企業の企画書を提案します~

 1年生、現代社会の授業です。この春「株式会社○×」に採用された新入社員という設定で、新しく設立するショッピングモールの企画のアイデアをグループで出し合い、企画書を作成しました。

 企業は利潤を上げることを追求するだけでなく、地域住民と良好な関係を築くことは重要です。また、株式会社にとって、株主は大切な存在です。そこで、①地域支援、②芸術・文化に対する支援、社会的貢献(メセナ・フィランソロピー)、③株主への配当、④その他の活動の4つについて、どのような取り組みが提案できるか考え、企画書としてまとめ、発表します。

 地元の高校生の雇用を増やす。沿道のゴミ掃除を行う。混雑時に株主を優先する。企業が高校などの部活動を行う。などの様々なアイデアが提案されました。

 企業の様々な取り組みを具体的に提案することを通して、生徒は、企業の役割と社会的責任、株式会社のしくみ等について理解を深めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月17日(金)~LC探究~

 今日のLC探究の授業は、クリスマスに関するアクティビティーをたくさん行いました。クリスマスにまつわる英単語をもみの木の絵の中から探しだしたり、ペアになって、1人がカードに書かれた単語を英語で説明し、相手がその単語をあてるゲームを行ったり。カードには使ってはいけない単語も書いてあり、各自の語彙力が試されます。ALTのルイス先生からヒントをもらっている生徒もいました。Thinking timeには、クリスマスの音楽と映像が流れています。

  ルイス先生は出身のイギリスのクリスマスについて、画像を使って詳しく説明してくれました。イギリスの伝統的なクリスマス料理は七面鳥です。ミンスパイやクリスマスプディングなどのデザートも日本とは違います。家族で過ごすことが多く、Dinnerの後にはゲームをしたり、プレゼントを開けたりするなど、イギリスのクリスマスをたっぷりと学ぶことができました。

 最後のアクティビティー「All I want for Christmas」、One wish I  have for my ~、 my ~には、「家族」「クラスメート」「コミュニティ」「世界」が入ります。この4つに対してどんな願いがあるか考えました。 

 異文化理解が深まった1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月16日(木)~短歌・俳句を物語にしよう~

 1年生の国語総合の授業です。前時までに正岡子規や種田山頭火などの作品の中から好きな短歌や俳句を選び、読み解き、それを物語にして1枚のスライドに仕上げました。今日はみんなが創作した物語を鑑賞し、どこが、どのようによかったか、Chromebook上でコメントを付けます。

 同じ短歌や俳句からまったく違った物語ができあがっていました。作品の背景の画像や文字の選び方によっても、味わいが違います。家族の愛、切ない恋、自然やふるさと、何気ない日常から終戦を扱ったものまで多岐に渡り、42人それぞれの感性が光ります。スライドに、込められた思いに胸が熱くなりました。みんなの感受性の豊かさを感じることができた1時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月15日(水)~1年救急法講習会~

 1年、保健体育の授業で、救急法講習会が実施されています。学校や部活動だけでなく日常生活の緊急時に必要な処置が適切にできるように、正しい救急法と蘇生法の知識と技術を身につけることが目的です。

 日本赤十字社石川県支部指導員の方に、AEDの機材を使った心肺蘇生法などについてご指導いただきました。普段からけがや事故の無いように行動することはもちろんですが、いざという時に冷静に対処できるように、今回の講習会で学んだことをしっかりと覚えておいてほしいです。迅速で適切な対応が、傷病者の命を救うことにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月14日(火)~1年課題研究ポスターセッション~

 1年生の「総合的な探究の時間」、4階と5階の16教室を会場にして、「防災・減災研究」&「地域活性化」プロジェクトのポスターセッションが行われました。2学期のプロジェクトのまとめとして、自分たちの提案を他者に対し発表することで自己の意見を表出するプレゼンテーション能力や質疑応答における対話力を育み、双方向的なコミュニケーション能力を培うことに加えて、発表を聞くことを通して、「地域の防災」や「地域の活性化」に目を向けることが目的です。

 フィールドワークでお世話になった石川県防災士会や広域地域災害研究所、伏見台商店街の方の他、今日は高尾台町連合会長さんや富樫公民館長さん、金沢市都市政策局の笠間さん、(株)ガクトラボの仁志出さんをゲストティーチャーとしてお招きし、各グループに助言してもらいました。石川県防災士会や広域地域災害研究所の方々は数年前からこの活動に関わってくださる、本校の心強いサポーターです。今回のポスターセッションには錦丘中学3年生も参加してくれ、高校生の発表を真剣に聴いてくれるとともに、活発に質問をしてくれました。

 錦丘生の経験値がどんどん上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月13日(月)~エコバッグ作り~

 1年生は家庭科の授業で、エコバッグを製作しています。ミシンを使って内袋を作ったり、スナップボタンを縫い付けたりすることを通して、手縫いやミシンの技術の向上を図ります。また、全員同じ無地のエコバッグのため、他の人と区別できるようにワンポイントの刺繍を入れることも課題の1つです。黙々と刺繍したり、友だち同士でミシンを教えあったり、どの人も意欲的に作業をしていました。普段の生活の中で針や糸を使うことがない人が多く、家庭科の授業は貴重な機会となっています。自分のできることを1つでも増やして、これからの生活を豊かにしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月10日(金)~中和滴定【化学基礎】~

 1年生が化学基礎の授業で、今年度初めてとなる実験を行いました。コロナ禍の影響でなかなか実験を実施できませんでしたが、しっかりと手を消毒し、感染対策をしながら行うことができました。

 内容は「中和滴定」です。市販のお酢に含まれる酢酸の濃度を決定するために、水酸化ナトリウムを用いて滴定を行います。この時間を迎えるまでに、器具の正確な使い方の説明を受けて練習をしてきました。どの班も、みんなで確認しながらスムーズに操作を進めていて、すばらしかったです。中和点は、フェノールフタレインが赤色に変色することによりわかります。できるだけ薄い赤色を目指して慎重に滴定を行っていましたが、真っ赤に染まった溶液がちらほらと…。薄い赤色で止められた班はみんなで喜びを分かち合っていました。

 初めての実験、みんなで楽しみながら行うことができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月9日(木)~修学旅行結団式~

本日7限に、第一フロアにて修学旅行の結団式を行いました。

団長の堀校長先生からのメッセージは「感謝を行動で表す錦丘生になろう!」「健康に行って帰ってこよう!」

保健課・生徒指導課・旅行会社・学年主任の先生からのお話もありました。 

教室へ帰ったあとは、修学旅行へ向けた最終確認。 

そして、クラス全員で教室を掃除しました!

次に全員が教室にそろうのは、なんと来年の1月5日です。 

2年生、そして引率教員は、明日から4日間の自宅待機に入ります。コロナウイルスに配慮しながら、沖縄を楽しみたいと思います^^修学旅行の様子は「2年生修学旅行」のページで、随時更新予定です!