学校日誌
錦高日記4月2日(金) ~会誌『錦路』より 24H・25H・26Hのクラス紹介ページ~
会誌『錦路』のクラスページの紹介を続けます。
〈24H〉基本情報 生徒数・理文 男子19名 女子23名・文理混合(発展)
担任・副担任 野村晶子先生(英語)・中野郁子先生(理科/生物)
〈25H〉基本情報 生徒数・理文 男子24名 女子18名・文理混合(発展)
担任・副担任 岡本有由子先生(国語)・本田真愛先生(体育)/池端久泰先生(体育)
〈26H〉基本情報 生徒数・理文 男子10名 女子32名・文系
担任・副担任 田賀成美先生(英語)・北村仁史先生(地歴/世界史)
錦高日記4月1日(木) ~会誌『錦路』より 21H・22H・23Hのクラス紹介のページ~
本日より、いよいよ令和3年度がスタートします。が、授業も始まらず、旧年度の「会誌錦路」のクラスページをまだすべてをご紹介できていませんので、この後も続けて参ります。悪しからず!!
〈21H〉基本情報 生徒数・理文 男子14名 女子20名・理系
担任・副担任 宮越仁宣先生(数学)・本多伸也先生(国語)
【ホーム担任からのメーッセージ】
21Hのみなさんへ
担任という仕事をすると、毎回受け持ったクラスが、今まで担任したクラスの中で一番良いクラスだなぁと感じますが、今年もそう感じることができました。元気で素直で思いやりあふれる生徒たちに出会えて幸せでした。この1年間、担任として21Hのみなさんの力に少しでもなれていたとしたら嬉しいです。来年度は最終学年として夢に向かって頑張っている姿を後輩たちに見せてほしいと思います。この先辛いことはたくさんありますが、SQUATの辛さに比べればたいしたことはありませんので頑張ってください。これからもずっと応援しています。世の中が落ち着いたら、大会の応援に来てくださいね!
〈22H〉基本情報 生徒数・理文 男子21名 女子18名・理系
担任・副担任 向井愛先生(理科/化学)・竹下明秀先生(数学)
〈23H〉基本情報 生徒数・理文 男子21名 女子17名・理系
担任・副担任 甲斐智大先生(地歴/地理)・下尾美代子先生(数学)
錦高日記3月31日(水) ~会誌『錦路』より 37H・38Hのクラス紹介ページ~
本校の生徒会の皆さんが苦労の末につくりあげた”会誌 錦路通巻58号"が発行されております。今週は、各クラスのページを順次紹介して参ります。
〈37H〉基本情報 生徒数・理文 男子19名 女子21名・文系
担任・副担任 福田宣史先生(国語)・池田成壽先生(地歴/日本史)
〈38H〉基本情報 生徒数・理文 男子18名 女子21名・文系
担任・副担任 井波麻美先生(英語)・村田哲夫先生(理科/地学)
ほりほりの部屋Vol.51「令和2年度、最後の日に~Farewell to the R2!~」
皆さん、こんにちは。堀です。3月3日の卒業式以来、ひさびさの投稿です。入試業務やら、人事異動関連業務やらで忙殺されていたところに、花粉症の症状もかつてないほど悪化し、症状を抑える薬の副作用で頭の中にずーっとかすみがかかったかのような感覚が抜けません。そうこうするうちに、気がつけばもう、年度末最終日・・・う~~ぐたぐた言うとれん!早く身の回りを整理して新年度モードにきりかえねば!今日1日は自分自身に、ムチ入れて~~GAT!
先日の新聞報道にもあったとおり、本校の「競技かるた同好会」(新年度より「部」に昇格)の新3年生、林さんが個人で全国制覇を成し遂げました!おめでとう!!優勝トロフィや盾を持って、報告に来てくれました。かるたの聖地、近江神宮で勝ちきることには、格別の感動があったようです。思い返せば、2年前の校長室。林さんが一人で来室し、同好会を立ち上げたい旨、相談に来ていましたっけ。「生徒会規約」に沿って事を進めることを助言しました。同好会の活動実績を積み上げて、規約を満たせば、部に昇格できることも知り、部員集めや顧問の依頼など、持ち前の行動力を武器に、地道にその実績を積み上げていった結果が一花咲かせたということなのだと思っています。自分で考え、自分で壁を乗り越え、自分で競技かるたでの「なりたい自分」を実現したのです。うれしく、また、誇らしく思います。
競技かるたでの彼女の夢「なりたい自分」は、まだ道半ばです。2年前から彼女の夢は、「全国大会へ、団体での出場および活躍」です。新1年生に経験者もおり、漫画「ちはやふる」の世界にますます近づけそうで、期待は高まるばかりです。県予選でもマークされるでしょうし、団体戦での勝ち抜きは簡単なことではありません。が、自ら立てた目標に一歩一歩突き進んでいく姿は、とても清々しく、応援せずにはいられなくなります。
部活動でも、学習でも、生徒会活動でも、自らの意志で前進しようとする錦生は、堀の理想とする錦生です。諸君こそが、本校の自慢であり、誇りです。次年度もこのまま進みましょう!いざ、ともに!Let’s walk together!! ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.兼六園も、錦丘の裏の伏見川も、桜満開!入学式まで待ってはくれませんでした・・・
錦高日記3月30日(火)Ⅱ ~会誌『錦路』より 34H・35H・36Hのクラス紹介ページ~
本校の生徒会の皆さんが苦労の末につくりあげた”会誌 錦路通巻58号"が発行されております。昨日に続いて、各クラスのページを順次紹介して参ります。
〈34H〉基本情報 生徒数・理文 男子18名 女子25名・文理混合(発展)
担任・副担任 水野勝幸先生(英語)・八色利影先生(数学)
〈35H〉基本情報 生徒数・理文 男子21名 女子21名・文理混合(発展)
担任・副担任 山本司先生(数学)・鈴木信行先生(数学)
〈36H〉基本情報 生徒数・理文 男子13名 女子28名・文系
担任・副担任 村上尚子先生(理科/生物)・三浦薫先生(英語)
錦高日記3月30日(火)Ⅰ ~The pride of purple ⅩⅤ 少林寺拳法部 ~
15Hの髙宮あかりさんが、3月27日(土)に香川県で開催された第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会(善通寺市民体育館)女子規定単独演武に出場しました。
全国大会という大舞台でしたが、堂々たる演武を披露してきました。
錦高日記3月29日(月) ~会誌『錦路』より 31H・32H・33Hのクラス紹介ページ~
本校の生徒会の皆さんが苦労の末につくりあげた”会誌 錦路通巻58号"が発行されております。本日より各クラスのページを順次紹介して参ります。
〈31H〉基本情報 生徒数・理文 男子10名 女子17名・理系
担任・副担任 中川法子先生(英語)・北宥人先生(数学)
〈32H〉基本情報 生徒数・理文 男子24名 女子15名・理系
担任・副担任 後藤匡史先生(数学)・東拓郎先生(理科/物理)
〈33H〉基本情報 生徒数・理文 男子25名 女子14名・理系
担任・副担任 寺井啓人先生(地歴/地理)・宮越絢子先生(国語)
錦高日記3月26日(金) ~次学年に向けて②~
本日はお天気にも恵まれ、格好の部活動日和でした。このようななかでも、進路指導室横の学習スペースでは、部活動前後のいわゆる隙間時間を用いて学習するジャージ姿の生徒たちの姿が見られます。「時間を有効に(使おう)!」是非、続けていってほしいと願っています。
錦高日記3月25日(木) ~1年生探究活動 社会への提案~
昨日3月24日(水)、終業式と離任式、そして今年度最後のLHが終わった後に、1年生の探究活動「防災・減災プロジェクト」より3チームが、石川県土木部県央土木総合事務所にて「社会に対するプレゼンテーション」を行いました。
会場には、石川県土木部、金沢市危機管理課、石川県防災士会、NPOなど、多くの方々がお集まりになり、1年生の発表を熱心に聞いていただきました。発表したのは、以下の3チームです。
「水害から親子を守るための町づくり」11H 岡本、示野
「避難先での感染症対策」12H 穴太、石原、糸野、伊吹
「あなたの周り、安全ですか?」17H 野田、能浦、野村
どのグループも堂々と、表情豊かに発表し、参加者の方々からの質問にもしっかりと対応していました。
最後に感想を聞かれると、「今回、専門家の方々のご意見を聞くことができ、視野が広がりました。」などと述べていました。引率された北村先生によると、帰路では、これから2年生の探究活動でどのように深めていけるかを話していたそうです。かれらの「やってみたい」「もっと知りたい」という気持ちに拍車がかかったようです。
関係者の皆様、このように貴重な機会を与えていただき、心より感謝いたします。
発表してくれた皆さん、本当に立派でしたよ!
錦高日記3月24日(水)Ⅱ ~退任式・離任式~
本日3月24日(水)で令和2年度の全日程が終了しました。
終業式後のLHを終えて、第一フロアで退任・離任式が行われました。先生方にお世話になった卒業生もたくさん来校しましたが、密を避けるため、彼ら彼女らは視聴覚室でリモートでの離任式となりました。
離任式では、14名の退任・転出される先生方から生徒たちへ心温まる思い出話や激励の言葉を頂戴しました。
明日から春休みです。新年度を見据えた自主的・計画的な過ごし方ができますように・・・
錦高日記3月24日(水)Ⅰ ~2年生 新田学年主任からの挑戦状!~
本日、2年生は(放送による)終業式後のLHで『脱出ゲーム』を行いました。このゲームは数学の問題をベースとしており、チームで課題を解き進めながら、早く全問正解にたどりつこうとするものでした。時間の途中に教室をのぞいてみましたが、どの教室でもチーム全員で真剣に問題に取り組んでいる姿が見られました。廊下で待機している新田学年主任に、正解から導き出されたキーワードを伝えにいったチームは、「正解!」と言われて思わずガッツポーズ!「不正解」と言われたチームは、慌てて教室へと戻り再度課題に取り組んでいました。2学年の最後のLHは、思い出に残る楽しい時間になったようですね。
錦高日記3月23日(火)Ⅱ~予備入学が行われました~
本日、予備入学が行われ、4月に入学する中学生たちが本校を訪れました。
密を避けるため、錦丘中学校からの入学生と、高校入試を経ての入学生との2グループに分かれて実施されました。仮クラスで受け付けをした後、用意した書類を提出したり、その後案内に従って、教科書や上履きなどを購入したり、制服の採寸を受けたりしました。帰りには両手いっぱいに荷物を抱えて重そうでしたが、どこか嬉しげな姿が見られました。
青く晴れた空のもと、全員が予備入学に参加しました。今日は、それぞれの中学校の制服を着て様々でしたが、次に本校の門をくぐるときには、全員が真新しい本校の制服を着て登校することになります。
新入生のみなさん、在校生・職員一同、錦丘で待ってますよ!
錦高日記3月23日(火)Ⅰ~次学年に向けて・・・~
7:30過ぎの進路指導室横の学習スペースの様子です。高校入試を過ぎたころからか、ぽつりぽつりとなのですが、2年生たちが授業が始まるまでの時間を使って学習している姿が見られるようになっています。先日行われた「卒業生と語る会」においても、この春合格切符をつかんだ先輩たちが「学習する時間帯を固定して勉強していた」や「隙間の時間を(目的意識をもって)有効に活用するようにした」などのように後輩たちにアドバイスしています。ここ錦丘の良き伝統がしっかりと2年生たちに受け継がれているように思えて、大変嬉しくなりました。(頑張れ!2年生!!)
本日の午後は次年度の新入生たちの予備入学となります。1年生たちに後輩ができるのはまもなくです。この後の春休み期間を是非有意義に過ごしていってほしいと思います。
錦高日記3月22日(月) ~2年生 球技大会~
今日は2年生の球技大会が行われました。1年生と同様にフットサル、バスケットボール、バドミントン、卓球のチームに分かれ、ゲームを楽しみました。
出場した選手たちの表情を見ると、緊張している者もいれば、プレーを楽しんでリラックスしている者もいました。体育館にはチームメート同士がかけ合う声が響き、それを応援する友人たちの声援で溢れました。友人のファインプレーには、惜しみない拍手が体育館のフロアーから、また体育館上部にあるランニングロードから沸き起こっていました。
コロナ禍でなければ、球技大会は1・2年生同時に実施されますが、今年は密を避けるために1学年ずつ実施せざるをえませんでした。1日も早く新型コロナウイルス感染症が終息して、「あの先輩、かっこいい!」「あんなプレーができるなんて!すごい!」といった声が聞こえてくるような球技大会をしたいと思いました。
大会の実施に尽力してくれたすべての人々に感謝します。ありがとうございました。
錦高日記3月19日(金)Ⅱ ~令和3年度前期生徒会役員選挙~
本日の7限目、令和3年度前期の生徒会役員を決める選挙が行われました。会長候補は26Hの石川裟紅良さん、副会長候補は同Hの宮野湧斗さん、書記・会計候補は11H示野さくらさんと16H山岸しずさんとなります。
会長、副会長候補は信任投票で選出され、信任されれば石川さんは3期連続の、宮野さんは2期連続の役員となります。演説は動画にとって各教室で映す形式で行われたのですが、特に宮野さんは「65%」という数字を資料として示しながら、一緒に錦丘の学校生活をより良い楽しいものにしていこうと呼びかけていました。(65%が何を表す数字であるのか、保護者の皆様は是非お子様に聞いてみてください。)また、書記・会計候補は選挙となっています。まず、これからの本校生徒会を担うべく、勇気と意欲をもって立候補してくれた二人の生徒に心からの拍手です。そして、きっとこのような機会を通してさらに人間的に大きく成長してくれるものと信じています。
錦高日記3月19日(金)Ⅰ ~1・2年生 教科書・補助教材販売、個人写真撮影~
本日は午前中から、次学年の生徒証などに用いる個人写真の撮影および次学年で使う教科書・補助教材の販売がありました。各学年ともに密を避けるため、時間をずらしてクラス毎に会場に集合し、まず、生徒指導の先生方による頭髪・容儀チェックを受けた後に写真撮影にのぞみました。その後で、補助教材などの販売会場へと進み、非常にたくさんの教科書・問題集を抱えたまま??(ほとんどの生徒はバックを持参していたのですが・・・)各教室に戻り授業を受けました。
持ち帰った教科書や問題集にはすぐに自宅に持ち帰り、必ず記名しておいてほしいと思います。特に、2年生にとっては次年度の受験期をともに戦ってくれる心強い味方たちなのですから・・・。大切にしていってください。
錦高日記3月18日(木) ~今年度最後の錦ラウンドテーブル~
本日の放課後、今年度最後の『錦丘ラウンドテーブル』が開催されました。通算4回目となります。今回も、生徒たちから「やりたい!」という声があがり、実施に向けて彼らが行動し、交渉して、実現しました。20数名の生徒たちが集まり、『この1年の変化とこれから』というテーマで、一人一人が思いや意見を述べ、その言葉に耳を傾け、うなずいたり、時にはワッと笑い声をあげたりしていました。「この1年」となると、やはり新型コロナウイルス感染症が発言の背景となり、コロナで独り時間が増え、「SNSやYoutubeが身近な存在となり、友人が増えた」といった意見や、その代わりに「話すのが下手になった」といった発言など、様々な報告や意見がありました。
自分の思いを言葉にして実際に声に出して相手に伝える、時としてとても難しいこの行為ですが、集まった生徒たちにはその不安は感じられませんでした。彼らのたくましさには脱帽です。
錦高日記3月17日(水)Ⅱ~新聞部 合格発表を取材~
本日行われた合格発表の場で、「錦丘高校」と名の入った紫色の腕章を付けた本校新聞部の生徒が見られました。彼らは、プロのカメラマンと並んで、掲示板の上からベストショットをねらったり、合格した中学生にインタビューをして、喜びの声を記録したりしていました。今日の取材は、この中学生たちが本校に入学する頃『錦丘新聞』となり、新入生だけでなく、全校生徒が目にするところとなるでしょう。どんな瞬間を彼らが切り取ったのか、出来映えが今から楽しみです。
錦高日記3月17日(水) Ⅰ~高校入試合格発表~
本日の正午に、高校入試の合格発表がありました。思わず歓声をあげて友達と手をとりあって喜ぶ姿、掲示板の前で友達と記念撮影をする姿など悲喜こもごもの様子が見られました。
この瞬間から、本校生にとって新しい後輩が生まれたことになります。新学期が始まったら、彼ら彼女らから「魅力ある先輩たちだな」とみられるよう”GAT(元気に、明るく、たくましく)”全開で、また「優しい先輩たちだな」と思われるよう、積極的に声をかけたり、高校生活に役立つ部活動や勉強などについてのアドバイスをおくってあげたりしてくださいね。
2年学年通信3月・春休み号発行のお知らせ
2学年の学年通信3月・春休み号が発行されております。ご覧おきください。
錦高日記3月16日(火)Ⅱ ~The pride of purple 2020 ⅩⅤ 少林寺拳法部 部活動激励費授与式~
本日のお昼休みに、第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会についての『部活動激励費授与式』が校長室にて行われました。
井波秀俊PTA会長様から、激励費を渡されたのは15H髙宮あかりさんです。「精一杯がんばって来て下さい」という井波会長、堀学校長の激励の言葉の後、髙宮さんは「錦丘高校の代表として、頑張ってきます。応援よろしくお願いします。」という旨の立派な挨拶をしてくれました。
この大会は3月26日(金)~28日(日)にかけて香川県善通寺市民体育館にて行われます。彼女を含む少林寺拳法部の皆さんのこれからの更なる活躍に期待しています。
【お知らせ3/16】保護者の皆様へ ~部活動等に関するお願い~
日頃より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、本日終礼時にお子様方に対して、既卒大学生等との接触および集団での飲食について、以下のように伝えましたので、よろしくご協力ください。
「 今一度、生徒の皆さんに確認させていただきます。新型コロナウィルス感染症拡大防止に関することです。現状は、まだまだ注意意識を緩めることができるタイミングとはなっていません。今年度、言い続けているとおり、マスク着用・ソーシャルディスタンスの確保・飲食時の予防等が重要であることに変わりはありません。本校においても、現在も昼食時の黙食時間を徹底したり、卒業式に際しても、直後の部活動ミーティングでの飲食を禁じたりしてきました。
本県において、ウィルスが全く存在しない状況とは言えず、特に、1都3県においては、感染者数は下げ止まりどころか再拡大も懸念される現状です。
今後とも、いましばらく、既卒の大学生等との交流(試合)や部活動後に集団での飲食を伴う行動は厳に慎むよう、お願いいたします。高い予防意識を伴った行動を取ってください。全ては、皆さん一人一人が自分自身を守るのと同様、家族を始めとする身近な人々を守るためなのです。よろしくお願いいたします。」
石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明
錦高日記3月16日(火)Ⅰ ~HP訪問者数100万人!!~
平成31年4月から『錦高日記』などと称して、このホームページで校内の各種情報を発信し続けて参りましたが、本日、訪問者数が100万人を突破しました。いつも本校のHPをご覧いただき本当にありがとうございます。
本校HPのトップページは「食事時の親子会話のネタを届ける」をコンセプトとして、平日は必ず更新を続けております。当初は1ヶ月8千人ほどの訪問をいただきましたが、『ほりほりの部屋』の登場、『課題研究から』『学年から』『保健室・相談室から』『部活動』などのメニューの充実、長期にわたる新型コロナウイルス感染症による臨時休業期間によって連絡ツールの一つとしての認知度が上がったことなどから、見ていただける方が大幅に増え、現在は1ヶ月7.5万人ほどの訪問をいただけるようになっています。
今後も本校生徒の生き生きとした学校での姿を皆様にお届けできるよう、生徒諸君のこれからますますの活躍を期待するとともに、我々教職員一同も生徒たちの様子をしっかりこまめに見守っていくよう意識し続けて参りたいと思います。
錦高日記3月15日(月)Ⅱ~堀校長 錦中生に送るメッセージ~
本日の4限目、錦丘高校の堀校長が、錦丘中学校の3年生に向けて授業を行いました。
まずは、「Mr. Holly」誕生秘話から始まりました。英語教育に重点を置く教育目標の下、堀校長はMr. Hollyと名乗り、生徒の前では一言も日本語を使わずに、”ALT”として1年間を過ごしたそうです。堀校長が、ユーモアたっぷりにエピソードを話すと、中学生たちは楽しそうに笑ったり、うなずいたりしていました。
お話しの内容には、明日から役立つような英語の知識、例えば「ofを見たら、ガオっというの」(ofの用法を分かり易く記憶できるフレーズ)や「過去は遠くになりにけり」(仮定法で過去形を用いるのは"キョリ感”があるから、ということを記憶できるフレーズ)などを披露していただきました。楽しくて、分かり易い授業の最後に、校長先生が伝えたメッセージは、先生が常日頃から本校の高校生に伝えているメッセージと同じものでした。それは、「英語を武器に、金沢から、石川から、世界へ飛び立って欲しい」ということでした。
授業を受けた中学生たちは、もうすぐ高校1年生、新入生として本校に入学します。今日の堀校長からのメッセージを忘れず、生き生きと高校生活を送って欲しいと思いました。
錦高日記3月15日(火)Ⅰ ~1・2年生 卒業生と語る会~
本日の午後、この春の大学への合格切符を既につかんでいる卒業生を招いた「卒業生と語る会」が行われました。(前年度のこの会はコロナ禍であったため、3年次の6月になってやっと行うことができています。)参加してくれた11名の卒業生たち(31H山崎晴菜さん、33H益野勇魚さん、34H荒瀬友希さん、同H貞廣佳子さん、同H宮本里紗さん、35H川崎志穂さん、同H山田陽介さん、36H小林留羽空さん、36H沢口羽菜さん、37H末林卓馬さん、同H濵翔輝さん)は、6限目は1年生らに対して、7限目は2年生らに対して、学習・生活に関するアドバイスや思い・メッセージなどを順番に述べていきました。主に伝えられていたことは、「志望校を決定した時期・理由」「苦手科目の学習方法」「効率の良い学習方法」「くじけそうなときの対処方法」「勉強と部活動との両立の方法」「錦丘高校の良かったところ、高校生活で最も楽しかった思い出」などで、1,2年生たちは熱心にメモをとりながら、先輩たちの話に真剣に耳を傾けていました。今年度の3年生たちの”頑張る力”が後輩たちにもしっかり受け継がれること、後輩たちの学習意欲がさらに喚起されることなどを強く期待できる時間になったと確信します。
錦高日記3月12日(金)Ⅱ ~1年生 球技大会~
今日は高校入試が終わって、久々の登校日。1年生は ”高校生になって初めての” 球技大会が行われました。
バスケットボール、フットサル、バドミントン、卓球のチームを組み、生徒たちは1日ゲームを楽しみました。ゲームが白熱すると、選手は大きな声でチームメートに呼びかけたり、会心のプレーには喜びを爆発させたりしていました。プレーヤーを見守る観客は一斉にワーッと歓声をあげたり、ガッツポーズをしたり手をたたいたりして友のファインプレーを讃えていました。体育館は、若いエネルギーと生徒の笑顔で溢れました。
閉会式では生徒会より結果発表があり、一つ一つの結果に生徒全員から拍手が起こりました。最後に鈴木先生から、今年はコロナ禍で多くの行事ができなかったので、今日このように球技大会を開催できて大変嬉しいこと、開催するにあたってたくさんの人たちの心遣いや力をもらっていることに感謝したいといった言葉がありました。
教室の中とは違った、生徒たちの素顔が輝いた1日となりました。
錦高日記3月12日(金)Ⅰ ~久しぶりの授業日~
高校入試が終わって、3日ぶりの授業日でした。
下の写真は7:30頃の2年生の教室の様子です。教室が受検会場となっていたため、早くに登校した生徒たちが自主的に教室の復元作業を行っていました。特に、2年生たちは手慣れた様子で、先生方の指示がなくても、不足している机やイスの数を元に戻しきちんと並べ、ホワイトボードなどの不要物は所定の位置に戻し、室内の掲示物の復元まで行ってくれていました。
錦生、さすがです!!
錦高日記3月11日(木) ~明日は国公立大学後期試験&国公立大学前期試験結果より~
明日は国公立大学の後期試験が実施されます。昨日の金沢大学や東京大学・京都大学の合格発表で、ほぼすべての国公立大学の前期試験の結果が判明し、喜びの結果につながった卒業生がたくさんいる反面、悔しい思いをした卒業生が少なからず出ております。悔しい思いをした卒業生の諸君が気持ちを入れ直して、明日行われる「なりたい自分」になるための”Bプラン”に全力を尽くしてきてくれることを強く願っています。
必ず最後までやりきってみてください!(あきらめたら、自分の未来を変えることも、奇跡を起こすことも絶対にできないのです。また、やりきった経験は、必ずや将来の自信にもつながります。)
さて、昨日、本校の34Hの荒瀬友希さんが東京大学文科3類に合格を果たし、北國新聞社の取材を受けました。
彼女は、新型コロナウイルス感染症による3ヶ月にわたる臨時休業中でも塾等には通わず、学校の指導や教材を大切にし教室で「自立的な学習」を続けて、この栄冠を勝ち取りました。本当におめでとうございます。
本校は強制的な補習や課題をできるだけ少なくするなどして「キャリア教育」を軸とした進路指導を行っておりますが、1,2年生の後輩達も彼女の後に続いてくれることを強く期待しています。
←3/11(木)の北國新聞より
錦高日記3月10日(水)Ⅱ~マイプロ全国大会へ~
本校では2学年になると、同様の課題に関心を持つ者同士がチームを組んで、課題研究を行っています。校内発表会は12月に行われるのですが、さらに校外での発表会にチャレンジするチームもあります。そのようなチームが、今年も「マイプロジェクトアワード」に参加し、このたび以下のような成績をおさめました。
北陸Summit ベスト6
○「伏見台商店街の活性化」プロジェクト 21H 東、26H 石川
○「学習塾を融合させた飲食店」プロジェクト 24H 森川、26H 小畠
さらに、北陸Summitを勝ち抜き、以下のチームは全国大会へ出場します。
○「受験生応援弁当 引き継いでみた」プロジェクト 21H 櫻井、24H 金濱、西村
自分で調査したことを基に構築した意見を、大勢の人に聞いてもらい、さらに意見交換をする、そこにはフェアな小さな社会があります。ここで身に付けた力は、生徒たちが社会に出たときに、必ずや役に立ってくれるものと思います。全国大会へ出場する皆さん、プレゼンテーションにますます磨きをかけて、頑張ってください。
*全国大会は3月20日(土)、21日(日)に行われます。
錦高日記3月10日(水)Ⅰ~高校入試2日目~
本日、入学者選抜学力試験 2日目が終了しました。社会と数学の試験が実施されました。昨日同様、7時半過ぎより受験生が試験場に入り、2限目の数学のテスト終了のアナウンスがあるまで懸命に問題に取り組んでいました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。再び、ここ錦丘の制服を着た皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
錦高日記3月9日(火)Ⅱ ~第19回りんり俳句大賞入賞~
『文芸のにしき』に関する嬉しいニュースがひとつ・・・。
3月8日(月)の”日本教育新聞”に、『第19回りんり俳句大賞』の年間優秀句の91句が発表されており、大変嬉しいことに28H加藤千晶さんの作品が佳作に選出されていました。全国の小中学生・高校生・教諭の部のあわせて18,825編のなかから高校生の部での入賞者は22名でした。(なお、県内高校生の受賞者は本校生の1人のみでした!!)
本校ではマルチメディアセンター(図書室)を中心として俳句や短歌等の創作活動が活発に行われておりますが、この春本校に入学するであろう中学生たちにも、是非このような活動に興味をもっていただき、入学後上級生と一緒に活動に参加するとともに、各種コンクールにも挑戦していってもらいたいと願っております。
『風光る竿におおきな父のシャツ』
錦高日記3月9日(火)Ⅰ ~高校入試1日目~
本日、「令和3年度入学者選抜学力試験」1日目が実施されました。1日目の科目は、国語、理科、英語でした。
今朝、7時半を過ぎた頃から、受験生が次々に試験会場へと入っていきました。今年は、試験場の下見が中止されたため、校舎内に入るのは今日が初めて、という受験生も多かったのではないでしょうか。どのような印象を持ってくれたのか、少し気になるところです。
教室に入った後、受験生は教科書を広げて最後の確認をする者が多く、皆緊張している様子でした。放送によって試験開始が告げられると、一斉に問題に取り組んでいました。最後の英語の試験が終了すると、密を避けるために順番に校舎外へと出て、友人たちと肩を並べて帰宅する姿がみられました。
明日は社会と数学の試験が実施されます。受験生の皆さん、明日もまたベストを尽くしてください。
錦高日記3月8日(月) ~高校入試前日~
本日は高校入試の前日でしたが、新型コロナウイルス感染症防止のため、高校生の登校が禁止され、また中学生の下見も中止となっており、高校の校舎内に生徒たちの姿は見えませんでした。(3/11木まで生徒たちの登校禁止は続きますので、よろしくお願いします。)
明日、本校を受検する中学生たちには精一杯のエールをおくりたいと思います。
錦高日記3月5日(金) ~高校入試に向けて~
来週の3月9日(火)、10日(水)は高校入試が実施されます。本日は在校生全員で校舎の掃除をし、入試会場を設営しました。高校入試の受験生は、すなわち、在校生にとっては後輩です。そう思うと清掃活動の意味は「おもてなし」というところでしょうか。生徒たちは、教室のすみずみまで気を配ってきれいにし、設営図をじっと見て正確に机・イスを配置していました。受験生が気持ちよく問題に取り組むことのできる環境が整いました。在校生のみなさん、ありがとう。
高校入試に伴って、在校生は、学校も、部活動も、長いお休みとなり、次に登校するのは12日(金)となります。この1週間程の期間には、普段できなかったことやこれまでやりたくてもできなかったことなどをやってみて欲しいと思います。(と、言ってもコロナ禍の制約はありますが・・・)また、この1年間を反省して、進級する自分をパワーアップすることも大切です。苦手な分野にじっくり取り組んで得意分野に変えておけば、4月のスタートがスムーズに切れると思います。ぜひ、有意義に過ごして欲しいと思います。
錦高日記3月4日(木) ~社会科 中高ブリッジ授業~
本校では、高校の先生方が錦中へ出張授業(ブリッジ授業)に出掛けます。先日は、国語のブリッジ授業の様子をお伝えしました。今日は、本校の地歴公民科の先生方が行った授業の様子をお知らせします。
テーマは「金沢」。金沢の町をいろいろな視点から分析し、最後にその情報を統合して、考察するという内容です。人口分布はどうなっているか、学校はどこにあるか、地形の特徴は何か、など、机の上いっぱいに広げられた金沢の地図の上に、様々な統計資料を重ね、グループのメンバーと議論します。どうしたら問題を解決できるか、どうしたらよりよい町に変えられるのか、生徒たちは大変活発に意見を出し合っていました。
錦高日記3月3日(水)Ⅱ~錦での最後のLH~
白い雲が穏やかに流れていく青空の下、卒業式が行われました。例年であれば、卒業式後のLHには保護者の方々にも参加していただき、クラス担任の最後のメッセージを聞いていただくのですが、今年は残念ながらそれは叶いませんでした。
そこで、ここではありったけの写真とともに、卒業生たちの「高校生活最後のロングホームルーム」の様子をお届けします!
まずは、卒業証書授与式です。クラス担任の先生が、ひとり一人の名前を呼んで授与していきます。するとクラスメートから一斉に拍手が起こります。担任の先生が「卒業、おめでとう」と言うと「ありがとうございます」と胸を張る者やペコリと頭を下げる者、さまざまですが、みな思いは同じ「感謝の心」ではないかと思います。
卒業アルバムが配られると、皆目を皿のようにして、1ページ1ページめくっていきました。友人と集まって写真を指さしては明るく笑ったり、アルバムの空白ページにメッセージを書き込んだりしていました。一生の宝物ですね。
最後に担任の先生のお話しが始まると、生徒たちは顔を上げて真剣に耳を傾けていました。高校生活の中で、3年生の担任は、生徒にとっても、私たち教員にとっても’特別’な存在ではないでしょうか。この縁がこれからも続いて欲しいと思いました。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。みなさんの未来に幸多かれとお祈りします!
錦高日記3月3日(水)Ⅰ ~卒業式~
本日挙行された卒業式の様子をお知らせします。本校は新型コロナウイルス感染症を予防するため、「保護者の参加は1家族1名とする(⇒座席間隔を大きくとる+式の様子をLive配信する)」「生徒は呼名時の返事をしない」「校歌・蛍の光などはCDを流して各人の心の中で歌う」「在校生の参加は代表者のみとする」などの対応をとり実施しました。34H荒瀬友希さんが307名の卒業生の総代として卒業証書を受け取り、26H石川裟紅良さんが在校生代表として送辞を、38H稲田匠馬さんが卒業生代表として答辞をよんでおります。ご祝辞をいただきました井波秀俊PTA会長様、式にご列席いただきましたPTA役員の方々、そして卒業生の保護者の皆様方、本当にありがとうございました。
※堀学校長の式辞要旨は『ほりほりの部屋vol50』よりご覧いただくことができます。
3年生のみなさん、ご卒業おめでとう!!
←田畑学年主任、1000日間本当にお疲れ様でした!!
ほりほりの部屋Vol.50「3年生諸君!卒業、おめでとう!!~Just like starting over!~」
皆さん、こんにちは。堀です。とても良い天気になりましたね!こんなに晴れた卒業式も、あまり記憶にありません。お日様に負けずに~GAT!
今日はめでたい日!別れの日ではなく、新たな旅立ちの日です。なので、諸君の今年の退場曲はジョン・レノンの「スターティング・オーバー」。ググってね、歌詞を。3年生の先生方からのメッセージを感じますよ。“We have grown, we have grown”が何度もレフレイン。諸君!成長したかい??ここ、「錦」で。34H担任の水野先生の選曲。なかなかシブい!けど、イイ!(ショッカー?)「彼らにぴったりだと思うんです。」とのこと。堀の好きな歌詞の一部は、“Let’s take a chance and fly away somewhere alone.”(特に、aloneが大切!意志なく群れるくらいなら、意志ある孤立を選びなさい!)“It’s time to spread our wings and fly.”(spread our wingsってかっこよくない?)本当に諸君の門出にふさわしい一曲だと思います。また、今年の堀の「式辞」全文を以下に載せておきます。私からのラストメッセージです。ではでは。今日はこの辺で。3年生諸君!CU someday, somewhere!必ず!!
石川県立金沢錦丘高等学校
第五十六回 卒業証書授与式
式 辞
校舎正面の紅白のしだれ梅が花を咲かせ、伏見の川辺にも春の気配が感じられる今日のよき日、同窓会長 宮川外志様、本校PTA会長 井波秀俊様をはじめ、多くのご来賓の皆様には、公私ご多忙の中、お祝いに駆けつけていただき、誠にありがとうございます。
ご列席の保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。この三年間、いや、十八年間の子育て、本当にご苦労様でした。今日くらいは、自分自身を褒めてあげて下さい。本当にお疲れさまでした。
卒業生の諸君、卒業おめでとう。錦丘での三年間はいかがでしたか。昨年二月までは、普通に高校生活を楽しめていたはずです。三月から五月の一斉休校を経てのコロナ禍において、高校総体も高校総文も高校野球も、紫錦祭を始めとする様々な学校行事も、例年どおりというわけにはいかなくなりました。諸君の高校生活は、最終学年において、様々な面で、我慢を強いることとなりました。しかし、諸君はこの試練に耐え抜きました。それはあたかも、本校のシンボルツリー、梅の花のようです。冬の寒さに耐え忍び、春に見事に咲くのが梅の花。その梅の花がデザインされた錦丘の校章が今、諸君の左胸で満開です。錦丘高校生を象徴する花だと思います。梅の花のように耐えて咲く、どうか、生涯、忘れずにいてください。スクールカラーの紫色とともに、プライドを持って、心に留めておいてください。
さて、私はもともと、英語の教員です。諸君達には、英語を武器に、国際社会に羽ばたいて欲しい、グローバル時代を生き抜いて欲しいと常々願ってきました。グローバルな今の時代に大切なことはいろいろあります。中でも、重要なことの一つは、ジェンダーに関する考え方を適切に理解するということです。
「男性と女性は違うけれど、基本は平等である。」という考え方があります。一昔前なら、男女は違って当たり前、でも平等だ、という考え方が正しいものとされていました。革新的であるとさえ、とらえられていました。しかし、実はこの考え方、異質平等論は、現在、世界的には「誤り」であると認識されているのです。もし仮に、国際的会議の席上で、この認識を欠いた言動があれば、世界中からバッシングを受けるのは当然のことなのです。
「男性」と「女性」という分け方をすると「男性とは何?女性とは何?」という問いが出てきます。生物学上男性であっても、心の性が女性の人はどちらに入るのでしょう。もし仮に、「女性はかよわい」という基準があるとするなら、かよわくない女性は女性ではないのでしょうか。そういう疑問が出てきて、定義されたジェンダーの姿から漏れた人は苦しむことになるのです。
「個人差は性差を超える」。これが今の世界の共通見解です。大事なことは、性差、年齢、国籍などではなく、その人の個性そのものなのです。「男らしさ・女らしさ」ではなく、「自分らしさ」こそが、尊重されるのです。
世界有数のIT企業「グーグル」は、人事採用において、次の三点だけを確認します。それは、「過去、何をしていたか」「今、何をしているか」「これから、何をしたいか」。性差、年齢、国籍などは気にしません。
世界の変化のスピードは加速する一方です。ジェンダーに関する考え方の変化も、ほんの一例に過ぎません。諸君は考え方そのものを、常に更新(アップデート)する必要があるということです。そんな時に大切なのは、諸君自身の実体験です。一つの考えに固執せず、たくさんの本や人に触れること。全く立場の違う人、普段接することのない年齢の人、価値観が正反対の人、そういう人の意見に耳を傾けてみる、言葉を交わしてみること。それが今後八十年続く諸君の人生をより充実したものにするコツではないでしょうか。
さあ、羽ばたく時がきました。きっと、いつの日か、ここに戻ってきてください。何もかも、なつかしい、そう思える日が必ず来ます。それは、ここが、諸君のふるさとですから。錦丘は諸君の母校ですから。
最後に、諸君の無事と健康と、そして、いいことがたくさん起こることを、心より祈念し、私の式辞といたします。
令和三年三月三日
石川県立金沢錦丘高等学校 校長 堀 義明
P.S.前回の「ほり部屋」で紹介した自衛官が今年の正月、帰省したときに言っていたコトバ、「最近、上官から仕事を依頼されるとき、『女やから、〇〇、おまえに任すわ。』って言われることがあって、がっかりすることあるんや。『〇〇、おまえやから任すわ。』って言われたいんやけどね。」とのこと。隊員の男女比率、9:1の職場なので仕方ないのかなあ・・・「あっ、でも、ちゃ~んと私自身を見て評価してくれとる上官もたくさんおるからね!」とも・・・自衛隊こそ、率先してジェンダー理解を促進して欲しい組織ですよね。今は過渡期なのかな?素晴らしい「ボス」に恵まれますように・・・と、ここで、ひさびさに「ある日のぼっちめし:春」。おいしくいただきました、「3色ごはん」。今日も感謝感謝です。(あれ?紅ショウガいれたら4色?)
錦高日記3月2日(火) ~同窓会入会式、表彰式が行われました~
本日、卒業式を明日に控え、同窓会入会式や各種表彰式が行われ、久しぶりに3年生が教室にそろいました。
それぞれの場所で大学入試等にチャレンジした仲間たちが久しぶりに教室に集まると、学校は笑顔と明るい声でいっぱいになりました。本日の式典には、例年であれば、卒業式に列席する2年生も参加して行われますが、今年は送辞を読む代表生徒一人のみが参加しました。
皆勤賞受賞者の氏名が、学年主任の田畑先生によって読み上げられると、生徒たちは返事の代わりにスクッと立ち上がって応えていました。代表の35H中川綾乃さんが前に進み、校長先生から賞状を受け取りました。生徒会功労賞の代表は33H益野勇魚君が務めました。そして、卒業記念品が36H川田瑛翔君の手から校長先生へと渡されると、校長先生からは「大切に使わせていただきます」とお礼の言葉がありました。
最後に、同窓会入会式において、会長が「同窓会を開いても全員はそろいません。このように集まるのは今日が最後かもしれません。」とお話しされると、それぞれの道に進むんだな、という思いが起こりました。
明日はいよいよ卒業式です。今日も大変立派な姿でしたが、明日はさらに背筋の伸びた卒業生の姿を見ることになるでしょう。明日の卒業式はライブ配信されます。ご家族の皆様は、そちらもご覧になっていただければと思います。
錦高日記3月1日(月)Ⅱ ~2年生 ビジネスプラン・グランプリ出場~
2月27日(土)に「高校生ビジネスプラン・グランプリ 北陸地区プラン発表会」が開催されました。この会は日本政策金融公庫が企画・運営しているもので、本校からは「学習塾を融合させた飲食店」と「ゲーム人口100%計画~ゲームは悪?~」の2グループが参加しました。発表はリモートで行われ、生徒たちは自分たちでつくった資料を用いながら、なぜこのプランを考えるのにいたったか、だれをターゲットとしており、どのような利点があるのかなどを堂々と発表しました。審査にあたられた方々からは、好意的な意見とともに批判的な意見も頂戴し、今まであまり気づくことができなかった「ビジネス」という視点からの課題研究(提案)の難しさを学ぶことができました。
映像内での彼ら彼女らが発表する姿はとてもたくましく、校内発表会のときよりもさらに自信をもっているようにみえ、彼らが社会に出たときに、このような経験はきっと役に立つだろうと確信できた場になりました。
錦高日記3月1日(月)Ⅰ ~令和2年度PTA常任委員会~
先週の2/26(金)18:30から「PTA常任委員会」が開催されています。今年度はコロナ禍にあったため、PTA役員の方全員に学校にお集まりいただくようお願いできたのは、今回が初めてとなりました。「みなさん、初めまして・・」で始まった井波PTA会長様、堀学校長のご挨拶の後、学年主任による各学年の現状報告があり、その後、令和2年度事業報告、令和2年度会計決算報告、令和3年度事業計画(案)、令和3年度事業計画(案)、令和3年度会計予算(案)と審議されました。井波PTA会長様には、次年度も会長職を継続して引き受けていただくことを確認しております。会にご参加いただきました役員の皆様方、本当にありがとうございました。次年度以降も金沢錦丘高校をよろしくお願いいたします。
ほりほりの部屋Vol.49「いよいよ、やよい(弥生)!~Spring has come!~」
皆さん、こんにちは。堀です。今日から弥生3月。本校のしだれ梅も満開へまっしぐら。春は、もう、そこまで来ています。気温の上昇とともに、気分も上がってきますよね?が、しか~し!花粉症の堀にはつらいつらいシーズン到来・・・コロナと間違われないよう、お薬しっかり飲んで~GAT!(副作用の眠気との闘いにも突入・・・)
3年生諸君!登校すべき日は、明日および卒業式の明後日、2日のみとなりました。大学入試の結果も気になるところですが、明後日は新たな門出の日、節目の日です。体調整えて登校して下さい。「凜」とした式になればいいな、と思っています。
1・2年生の諸君!今年度、出席すべき日は、あと13日間となりました。昨年同様、高校入試におけるコロナ予防対策を徹底するよう、県教育委員会から通達があり、在校生の登校できる日はあまり多くはありません。学習にせよ、部活にせよ、クラスメートや部員、全員で集まることがなかなかできません。一方で、「次年度に向けて、自分は~を克服しておきたい!」とか「新1年生には、自分の~な姿を見せたい!」とか、各自、自身の課題にチャレンジできる時間が十分取れるということでもあります。学習でも、部活でも、「なりたい自分」へ向けて、4月にロケットスタート決めよう!!!そのための3月、0学期にしよう!将来の自立に向けて、今こそ、自律!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.月替わりの今朝、カレンダーをめくって、あるいは、切り取って来た人も多いのでは??今年2021年の海上自衛隊カレンダー(卓上版)に本校卒業生の写真が掲載されているので紹介しておきます。(25H前に実物を置いときます。)表紙の一番下段の左から2番目と8月のカレンダー上段に「米軍兵士との交流」というタイトルで、同じ写真が使われてます。2018年夏にハワイ沖で行われた、日本の海上自衛隊とアメリカ第7艦隊との太平洋合同訓練(通称:リムパック)の際に、それぞれの国・隊を代表する士官(officer)どうし、両国・両隊の交流の証として撮影されたものです。当時、彼女はヘリコプター搭載型護衛艦(空母と似た大型艦)「いせ」の砲術士でした。(現在は、練習艦「せとゆき」に配属され、教官として、防衛大学生や幹部候補学校生を鍛える任務に従事中。今は約1ヶ月の練習航海中でグアム近海に。いったん呉の基地に戻って後、3ヶ月の遠洋航海実習へ。世界の海でお仕事中。)9年前2012年3月本校を卒業。6年間、陸上部で長距離を走り、駅伝チームのアンカーも努めました。
錦高日記2月26日(金) ~国語科 中高ブリッジ授業Ⅱ~
本校の教員が錦丘中学校の3年生教室で授業を行う『中高ブリッジ授業』とよばれている取組の2時間目が国語科によって行われています。(先週も1時間目を紹介させていただきました。)
本日の授業は、先週に行われた「高校古典」の学習内容の続きで、京の盗人たちに、裸で牛車に乗っていた理由を問われた史(さかん:昔の国家公務員のこと)の回答を予想し、漫画で表してみようとするものでした。
さて、写真にあります4コマ漫画は、本校21Hの山田友恵さんが課題研究のなかで描いたものです。中3生たちによって、4コマ目にはどのような絵やセリフが描かれたのでしょうか??皆様も是非予想してみてくださいね。
生徒たちには、中学校段階で古典という科目に対する興味を高め、高校に入ってからは学習内容についても理解を深めていってほしいと期待しております。
漫画の作者が考えた模範解答の1例
錦高日記2月25日(木) ~進め!錦生!~
今日は、国公立大学の前期試験の日です。本校からも多くの生徒たちが、それぞれの受験会場で入試問題に挑んでいます。国公立大学のみならず、これまでに行われた私立大学の入学試験において、生徒たちは錦丘高校で学び、積み上げてきた力で、大学入試という壁に立ち向かっています。「なりたい自分」に向かえるように、各々が持てる力を発揮して欲しいと願っています。
←まったく誰もいなかった3年生の教室・・・少し寂しい・・・
さて、このようなタイミングで、大変うれしいニュースが届きました。昨年度、本校を卒業して京都大学へ進学した阿部玲華さんが「第5回京都大学久能賞」を受賞しました。久能賞とは、「科学・技術分野において自ら定めた独創的な夢を持つ意欲のある女子学生を支援することを目的として」設けられた奨学金制度です。阿部さんは「工学を医療の翼に」というタイトルでエッセイを書き、1回生であるにもかかわらず、この賞を受賞しました。受賞コメントのなかで、「(大学での学びを通して)人間と機械の最適な繋がりを研究し、医療福祉現場における最善な仕様を模索していきたい」と綴っており、「なりたい自分」をしっかりと追及している姿勢を伺うことができます。
今、大学入試という大きなステップにチャレンジしている3年生の皆さん、前期試験は単なる通過点として、あなたの夢を見失わずに進んでいってください。
※阿部さんに関する記事は以下のサイトから見ることができます。
「Campus Life News 京都大学」で検索し、「バックナンバー」よりNo.48を探してください。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/cli/cln/back-number/2020kouki
←京都大学「Campus Life News No.48」より
錦高日記2月24日(水) ~3年生 決戦?!国公立大学前期試験前日~
いよいよ明日は、国公立大学の前期試験が行われます。
金沢大学など近隣の国公立大学の志願者たちは、本日の午前中も学校に来て、真剣な面持ちで補習を受けておりました。いつもどおりに7時には学校に来て、廊下にあるいつもの机で勉強している生徒たち、午後になってもふつうの授業日のように教室で夕方まで黙々と学習を進める生徒たちの姿が見られました。例年以上に「勝利の女神」に微笑んでもらえそうな行動をとってきている3年生が多いように思います。明日は、本校の受験者全員が目の前に配られた問題と冷静に向き合い、ここまで積み上げてきた学力を精一杯に出し切ってくれることを期待しています。(頑張れ!頑張れ!!3年生!!!)
錦高日記2月22日(月) ~学年末試験終了!!これからも・・・~
長かった学年末試験が終了し(生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。)、放課後の体育館やグラウンドに生徒たちの姿と明るい声が戻っています。試験が終わり、心が軽くなって開放感が勝る人も多いと思います。この日ぐらいは、リラックスするのは大切なことでしょうね。
さて、近隣高校では、新型コロナウイルス感染症の罹患者が出ているようです。当然、本校でも起こりえることですので、室内の換気や手指の消毒の徹底、できうる限りのマスクの着用や静かな食事を心がけるなど、本校生徒一人一人の感染予防の心がけを一層喚起していこうと考えています。また、コロナ禍での部活動等においては、今後突然の制約があるやもしれませんので、各人個々での工夫が望まれます。
放課後の部活動の”いつもの”風景を守るために、今後もしっかりと取り組んでいきましょう。
ほりほりの部屋Vol.48「今日は猫の日!にゃん、にゃん、にゃん!~令和は平和?~」
皆さん、こんにちは。堀です。1・2年生諸君!今年度の学年末試験はともに、数学で締めくくりですね。80分の長丁場、全力を出せましたか??おつかれ~!今日明日くらいはリラックスして、ゆっくり睡眠取って、免疫力あげて~GAT!
(紅梅一輪!これもステキ!)
ここ数日、2月とは思えない暖かい日が続いてます。本校のシンボルツリーである梅も、白梅を中心に咲き始めています。登下校の際、自転車小屋横の紅白の「しだれ梅」、まさに梅花麗し。香りもすてきです。ご鑑賞あれ~。願わくば、3年生諸君のために、来週水曜日(卒業式の日)に満開とならんことを!
『厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。』新年号制定の際、前首相が公表した談話の一部です。厳しい冬の寒さに耐えてこそ、梅の花は美しくなるのです。諸君の校章に梅の花がデザインされているのも、この「耐えるたくましさ(GATのT!)」を身につけて欲しいとの願いから。期待しています!
さて、今日2月22日は、語呂合わせで、222をにゃんにゃんにゃんと読み、「猫の日」とのこと。ふ~む。なにかイベントでもあるのかにゃ?誰か教えて欲しいにゃ。堀が以前から知っているのは、今日は「竹島の日」ということ。ググってね、ぜひぜひ!!前々回触れた、北方領土とロシアとの関係と同様、竹島と韓国との関係、さらには、最近緊張感MAXの尖閣諸島と中国との関係も含め、海に囲まれた我が国、日本と近接諸国との領土問題は一朝一夕では解決できそうにありません。諸君達の世代で、「令和」の時代に、ひとつでも解決できること、心より願っています。物理的には、3つの島々はたいした領土面積を持っているわけではありません。しかし、それぞれが持つ、水産資源、観光資源としての価値とともに、海底油田を始めとする鉱物資源の利権問題などが絡み、複雑な経済問題・政治問題となっています。海の彼方の遠い出来事ではなく、どれかひとつ、失なった場合、国境線はどこに引かれることになり、どのような現実にさらされることになるのか、諸君の想像力をフル回転させてみてください。一気に、身近な現実問題であることが理解できることでしょう。逆に、竹島問題が解決すれば、2月22日は、やっぱり「猫の日」がいいなあ。だって、「にゃんにゃんにゃん」ですから~、なんて言える時代って、「平和」ってことですから。ん?てことは、「令和」は「平和」??諸君はどう思いますか???ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S. 今回取り上げたトピック、「梅」と「猫」って、相性がよろしくないってこと、ご存じ?梅に限らず、ねこちゃんにとって、植物は概して相性が良くないようです。主に、食用として。理由は、猫が食性において、完全肉食だから。その点で、猫と犬は根本的に異なるようです。犬はその食性においては雑食性、つまり、肉も植物もいけるのです。食性に合わせて、ヒトや犬の肝臓の解毒機能は、肉にも植物にも対応できるよう進化した一方で、猫の肝臓の解毒作用は、肉にしか対応できないのです。よって、ある植物に含まれる化学成分によっては、ヒトや犬は大丈夫でも、猫には致命的に作用することがあるのです。梅に含まれるシアン化系の成分がよろしくないようです。この理屈から、猫を飼う場合、アロマを炊いてはいけない場合があることに注意!と知り合いの愛猫家は言ってます。ふむ。なるほど。知らないということが罪になるのね・・・
錦高日記2月19日(金) ~探究フォーラムで本校の活動紹介~
今日は学年末試験4日目。1年生は英語表現Ⅰと化学基礎の2科目が、2年生は現代文B、保健、世界史/日本史/物理基礎/物理 の3科目が実施されました。一昨日からの雪空も、今日は真っ青な空へと変わったこともあり、勉強も小休止となるのでしょうか。月曜日が最終日、1・2年生とも数学80分のテストです。この週末は何度も演習をして、月曜日に備えて欲しいと思います。
さて、本日の午後に「探究フォーラム」(合同研修会)がZoomで開催され、野々市明倫高校、金沢西高校、本校の3校における、探究活動の報告がなされました。それぞれ探究活動の取り組み方に特色があり、興味深い発表会でした。本校からは北村先生が、今年度2年生の活動を例に挙げながら発表しました。探究活動での紆余曲折ーつまづき、迷いなどがあったこと、それを乗り越えて成果を残したこと、人とのつながりが広がり、感謝する心が持てたことなどが報告されました。中でも、「生徒のやりたいことを、やらせる」という姿勢を大切にしたという言葉が印象的でした。
来年の報告会にはどのような内容が並ぶのでしょうか。1年生の来年度に向けた探究活動は、すでにスタートを切っています。
錦高日記2月18日(木) ~学年末試験3日目 ある教室の黒板~
今日は学年末試験3日目でした。1年生は国語総合(古典)、現代社会、社会と情報の3科目、2年生は英語表現Ⅱ、生物基礎/生物、政治経済/地理Bの3科目でした。
放課後には、生徒があちこちの教室や廊下の学習コーナーなどで勉強する姿が見られました。講義室Aを訪れると黒板いっぱいに化学のイオン化傾向が書かれていました。リチウム、カリウム、カルシウム、・・・銀、白金、金と書かれた下には性質などの特記事項が書かれています。「これを覚えないとダメなんです」と、その教室で勉強していた生徒が話してくれました。隣の講義室Cは教え合いのできる教室です。生徒たちは、数人ずつのグループになって、疑問点を質問したり、それを説明しながら、協力して理解を深めていました。
明日は1年生は2科目、2年生は3科目の試験があります。
錦高日記2月17日(水) ~学年末試験2日目 国語科中高ブリッジ授業Ⅰ~
学年末試験の2日目、1年生は国語総合(現代文)・コミュニケーション英語Ⅰ・家庭基礎の3科目を、2年生はLC発展・古典B・地学基礎/化学の3科目を受けるという、文系生徒にやや有利な??1日でありました。
このようななか、本校の教員が錦丘中学校の3年生教室で授業を行う『中高ブリッジ授業』とよばれている取組が国語科で行われています。(今週および来週にかけて、クラス毎に数時間ずつ予定されております。)
本日の授業は「高校古典」にまで少し踏み込んだ学習内容で、”阿蘇の史”という題材の文章(史(さかん)とは国家公務員のことだそうです)を読み、各段落のあらすじをつかもうとするものでした。中3生たちは、教員の指示に従いながら、ワークシートのいつ・どこで・だれが・どんなことをしたのかを読み取るという作業を進め、自分が読み取ったことを大変楽しそうに周りのクラスメイトと意見交換していました。生徒たちには、中学校段階で古典という科目に対する興味を高め、高校に入ってからは学習内容について理解を深めていってほしいと期待しております。
錦高日記2月16日(火) ~1・2年生 学年末試験が始まりました~
1・2年生の学年末試験が、今日から22日(月)まで5日間に渡って実施されます。職員室には途切れることなく質問をする生徒の姿があり、教室には残って勉強に励む姿があり、マルチメディアセンターの5階では真剣に問題に取り組む姿がありました。学年末という言葉が表す通り、今回のテストは1年間の最後の試験となります。試験範囲は1年分ではありませんが、心は1年分であって欲しい、1つ上の学年が近くなった今だからこその”意気込み”を見せて欲しいと思います。今日の写真の中には3年生も入っていますが、1・2年生の今日のがんばりは、必ず3年生になった時の今の頑張りにつながると思います。
1・2年生、しっかり勉強に取り組みましょう!
ほりほりの部屋Vol.47「恵方巻き?北方領土にバレンタイン!2・25は因果な日~後編~」
皆さん、こんにちは。堀です。昨日は、元々は日本のチョコレート業界にとって、1年間の収入の約半分を稼ぎ出すために制定された、経済的側面から大切な日でした。今年は休日だったので例年より低調なのでは?と思っていましたが、本校2年生や教職員有志の手厚い「義理」に守られ、例年並みに味わえそうです。ありがとうございます!感謝しかございません。ポリフェノールパワーでGAT!
このチョコの日に、生徒からかつて手渡されたプレゼントにまつわる、忘れられない事件が2つあります。1件目は、あるイケメン男子生徒。小顔で美形、高身長、足も長く、バスケットプレイヤー、女子人気No.1。その日の昼休み、職員室に現れ、堀の前で、美しい小顔を耳まで真っ赤にしながら、真剣な表情で「せんせい、これ、手作りです。うけとってください。」とつぶやくんです!今から30年以上前の当時、ボーイズラヴとかLGBTQなんてコトバも存在せず、ただただ「えっ?!えっ?!」と戸惑っていました。そして、次の大きくはっきりしたコトバで吹っ飛びました。「せんせい、これ、賄賂です!」「はっ?」「今度の学年末テストでも、英語は点が取れる気がしません!なので、どうかこれでお見逃しを~!」って、なんや、それ?!「は~ん、そういうことね。ホワイトデーのお返しは『赤点』ならぬ『黒点』で!っつうこと?ま、いったん、お預かりしますわ。せっかくなんで。」みたいな。実際のところ、彼は、赤点どころか、がんばって、平均点近い点を取り、ワイロの必要は全くなかったのでした。あまりにあっけらかーんとした、昼の職員室での会話だったので、ウワサはあっという間に広まり、女子が寄ってたかって、どんなチョコやったか見せろだの、味見させろだの、反響がすごかったことも思い出です。(今年、「これ、わいろです。」というコトバとともに持参された方がおられました。30数年ぶりに耳にしました。感動です!その方は女性です。赤点はつけないでおきます?!)
2件目は、ホーム担任をしていたクラスの女子、30名のほぼほぼ全員が手作りチョコを持参するという、今のコロナ禍ではあり得ないイベントが挙行された際の出来事。ある女子が、高さと奥行きがそれぞれ約5センチ、長さが30センチを超える大きな箱を持参しました。周りの友人達もクスクス笑っています。「せんせい、どーぞ!今すぐ開けて下さい!」手渡されるとズシリと重い!かつてない重量感!こんなに重いチョコ、初めて!その大きな箱を開けると「な、なんと!」職員室中にぷ~んと拡散する、その独特の香り。中に入っていたのは、生チョコならぬ、生たくあん、1本丸ごと!やられましたあ・・・みんなで大爆笑!おうちで家族みんなでおいしくいただきました。あんなに度肝を抜かれた贈り物は・・・今までないなあ。バレンタインにたくあん丸ごと1本って・・・発想がシュール過ぎ・・・(そんな彼女も今は立派なお母さん。昨日、息子にたくあんのプレゼントしたんかなあ・・・しんやろなぁ・・・今はまぼろしぃ・・・)
さて、3年生諸君!国公立前期2次試験まで、あと10日!決戦まで1週間ちょい。明日からの天候は真冬に逆戻りとか・・・気温の変化がヒトの体調・神経に与える影響は無視できません。暖かーい格好で、免疫力あげて、がんばり抜いて下さい。いつからなんでしょう、2次試験の日が2月25日(曜日に無関係)となったのは・・・堀の誕生日と重なったのは・・・因果な日です。
一方で、生徒達から最も祝ってもらえた日でもあり、その日の光景がいまだにまぶたに焼き付いています。その年も堀は3年生のホーム担任(文系)を楽しんでおりました。この学年は、基礎学力が高く、当時のセンター試験直前時点では、金沢大学指向が非常に顕著で、富山大学を第1志望としている生徒はゼロでした。ところが!その年のセンター試験がいきなりの難化。文系も理系も目標点に届かない連中が続出してしまう緊急事態。そこで目標点にいたらなかった金大志望者が選んだのは・・・浪人を避けるべく、富大への前期出願でした。前期ゼロだった富大第1志望者数が、出願者数30人越えということに。当時の担任団は、2月25日に受験生を応援すべく、出願者の多い金大と富大に分かれました。堀は富大の応援に赴きました。金大と違って、富大は構造上、正門を必ず全員が通るように(ほんとは裏門もあるんですが、受験生レベルでそれを知っている者はいない・・・)なっています。門のところで待っていれば、ほぼ全員を激励できるというわけです。前日から富山市内のホテルに泊まる者もいれば、当日、JRでやってくる者もいます。みんなが門を通過する、だいたいの時刻に、富大正門前で待っていました。ところが、次々と他校の生徒達が通過し、母校の先生方やら、塾・予備校の先生方やらから、檄を飛ばされ、握手しているというのに、ウチらの生徒が姿を見せません。あれ~、ウチら来る前にもう入場したんかな~、おかしいな~と思って時計で時刻を確認した、その次の瞬間!門の死角から、大勢の見覚えのある制服が一斉にわーっと出てきて、堀を取り囲みます。20人を超える高校生がリエゾンで「ほりせんせ~!おたんじょうび、おめでとうございま~す!」とシャウト!そして、せーの、の合図で「ハッピ、バースデー、ツーユー。ハッピ、バースデー、ツーユー。ハッピ、バースデーーーディア、パーパー!ハッピ、バースデーーーツーユー!!パパ~おめでとう!!」(当時のあだ名が「ほりぱぱ」でした・・・なので、「ぱぱ~」と呼ばれること多し、この学年からは、いまだに・・・片町あたりで当時の教え子から「あっ、パパ~、なにしとれん、こんなとこで~!」と声をかけられると、周囲が変な目で堀をながめます・・・止めて欲しい、繁華街では・・・パパ活かっ、みたいな)まさに、サプライズ!ほんとに驚きました。一瞬、目が点になって、囲まれて、注目の的になってて・・・激励すべき任務を忘れ、ぼーっと固まってました。でも、あの時の生徒達の純粋で澄んだ目を、してやったりのニッコニッコの満面の笑みを忘れることはできません。そして、次の瞬間、「こいつらは勝った!」と確信しました。この余裕って・・・何?自らの人生をかけた勝負直前に、他人のことをおもんばかってサプライズしかけるって・・・どーゆーこと?しかも、このリラックスした表情!!「はい!あなたたちの勝ち!」ほんとにそう思いました。実際、90%以上の合格率で富大を突破し、その大半が就職の際は、金沢に戻ってきて、知りうる限り、それぞれに幸せに過ごしているようです。あと10日で、59才・・・もう十分生きましたねぇ・・・そして、あと1年で・・・2年生諸君!ともに卒業しましょう!その日までは、なんとか、しのぎます、いろいろと。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.先週のクイズの解答です。この商品、いまだにアメリカで、その独特の「入れ物(container)」で有名な、その名も‘L’eggs’(「レッグズ」のように発音)。分かります?見た目、Largeサイズの、Lサイズのeggというわけです。まさに、「大きな卵」形の入れ物。その中身は・・・日本語で言う「パンスト」なのです。実はこれ、和製英語。英語では側面に‘pantyhose’と記載されていますよね?そうです。日本語で言うところの「ホース(馬でなく、筒状のもの:ビニールホース)」の元になった単語が、しかも、音が静音化されて(英語では「ホウズ」のように濁音)、外来語として「輸入」されたものなのです。この製品名は「パンホー」となる可能性があったということです。でも、「ホウズ」やら「ホース」ではなあ・・・わかりやすい商品名は・・・そうだ!「ストッキング」!略して「パンスト」となった、とのこと(諸説あり)。ちなみに、sがついて複数形になっているのは、jeansやらpantsやらと同じで、足を突っ込むところが複数(2ヶ所)あるから。諸君!L’eggsで検索してみて下さい。実に様々な色とデザインの「大きな卵」がヒットします。将来、渡米したら、お土産にどうぞ。意外とウケますよ。高級なお土産物屋さんにはないので、「ウオルマート」みたいなスーパーへGO!
P.P.S.25H前に置いてある奴、白い卵なのに・・・中身はグレー・・・なんで??変色したわけではなく、もともと、グレー・・・WHY?!Americans!!
錦高日記2月15日(月) ~英語研究部 英語暗唱コンテスト結果~
2月11日(木・祝)に、本校英語研究部員の8名が「第27回英語暗唱コンテスト」に出場し、県内高校英語部の約100名と競い合いました。予選は10会場に分かれて行われ、各予選会場から2名ずつが決勝進出者として選ばれ、本校からは22Hの本同加奈さんが見事、決勝進出を果たしました。引率された先生からは、「コロナ禍において各校が参加者を絞ってきたため、予選でも予想していた以上にレベルが高くなっていました。決勝に進んだ本同さんは、結果にはまだまだ不満足なようでした。」とのコメントが・・・。
本校の2年生徒たちは、今年度様々な外部コンテストなどに積極的に参加してパフォーマンスが演じられておりますが、単に参加するだけでなく、結果まで意識するような高みを目指すものたちが増えているように感じます。自分たちのやりたいことに積極的な生徒たちを本当に誇らしく思います。
錦高日記2月12日(金)Ⅱ~1年生「求人票」作り~
本日の7限目、1年生は「総合的な探究の時間」でした。今日のテーマは「求人票作り」です。これまではある程度学校が設定したテーマに沿って活動し、探究のプロセスを学んできましたが、いよいよ「自分のやりたい事」を「求人票」にまとめて仲間を募集する段階に入りました。
今日は、まず北村先生から各教室の生徒たちへZoomで求人票作りのポイントが一斉に説明されました。生徒たちは画面と手元のプリントを見ながら、自分の課題を考えていました。そして、後半は「求人票」に実際にやってみたいことを書き込んでいきました。「フルーツ大福を作る」「300均商品を考える」など、アイディアが書き込まれていきました。
本日作成された求人票は、春休み期間にGoogleClassroomで公開され、4月には希望調査、グループ編成と進みます。これから仲間と協力し合って、自分の意思で行動する楽しさを体感して欲しいと思います。
錦高日記2月12日(金)Ⅰ ~3年生 小論文等添削指導~
3年生は出校限を過ぎましたが、校内の各所において、小論文などの添削指導が続いています。大学入試の方法が昨年から変化したこともあり、今年度は小論文や面接の指導を希望する生徒が大幅に増えました。本校では、以前から職員全員で指導を行うことができるよう、指導方法などを共有する機会を設けてきました。今日も本校の若い先生方が、ご自分で勉強をしながら、またベテラン先生のアドバイスをもらいながら??、一生懸命に指導にあたられています。
本日から始まった特別補習にも多くの3年生が参加して頑張っています。3年生の諸君!最後まで一緒にがんばっていきましょう!!(1,2年生の諸君も学年末試験の準備を3年生に負けないようしっかりやってくださいね。)
錦高日記2月10日(水) ~3年生 出校限 学年主任が贈るLast Message!~
本日は、3年生にとって最後の授業日になります。朝のST、1・2限目の授業と進んだ後に、3・4限目は学年集会とLH(4クラス毎に分かれて実施)が行われました。
学年集会では、始めに髙橋進路指導主事から今後の受験に関する諸注意などが、続いて宮岸生徒指導主事から卒業式に関する諸注意などがあり、最後に田畑3学年主任が登場してお話をされました。
約1000日間、本校3年生の成長を見守ってこられた先生は、「他の先生から”3年生が(精神的にも身体的にも)立派に成長したね”というコメントをもらうことが多くて、学年を預かってきた者として本当に嬉しく思います。ありがとう。」、「今日で授業日は終わりますが、進路が決定している人は、明日以降も(4月からの新しい生活をするために役立つ)勉強をしっかり続けていってください。」、「これから個別試験を迎える進路の未決定の人たちは、成績向上の実感がなくても、ここからの2週間が現役生が最も力をつけられる時期なのです。明日以降も前期試験や後期試験に向けて最後まで頑張ってくれるものと、皆さんを信じています。頑張ってください。」などと、Last Messageを送られました。
この後、3年生らが学校に来なくてはならない日は、3月の2日(火)と3日(水)(卒業式)の2日間だけで、田畑先生が彼ら彼女らに何かを伝える機会はほとんどないのが実状です。
P.S. 個別試験対策用の特別補習や小論文等の添削は明後日以降も続けられていきますので、是非、この後も学校を活用して栄冠を勝ち取ってくださいね。(最後まで応援してます!!)
錦高日記2月9日(火) ~2年生 課題研究発表会~
本日の午後、2年生は課題研究の発表会及び1年間の研究の振り返りを行いました。今日の各グループの発表は動画として記録されるということもあり、ポスターもプレゼンテーションでのパフォーマンスも直前まで練習を重ねていました。発表の後には質疑応答やメッセージのやり取りがあり、さらに自分の考えを深めていました。
最後の1時間は1年間を振り返る時間です。ワークシートには「プロジェクショングラフ」を記入する部分があり、この1年間の自分を振り返り、どんな時にモチベーションが上がり、または下がったかを振り返っていました。自分がグループ内で貢献できたことを述べる部分もあり、自分を冷静に見つめ直す時間となっていました。
本日の発表会にはこれまで関わっていただいた4名の講師の先生方もいらっしゃり、生徒たちの1年間の成長に感心していらっしゃる様子でした。
自分で見つけて、自分で考えて、仲間と相談して、まとめて発表する、この過程を通して、生徒たちは一回り大きな人間に成長しました。
【お知らせ2/9】保護者の皆様及び1,2年生徒諸君へ ~学年末試験の1週間前です~
2月16日(火)より、1,2年生の学年末試験が始まります。本日はそのちょうど1週間前となり、職員室等への入室にも制限がかかるようになります。1年生は12科目、2年生は13科目を5日間でこなさなくてはならない進級のかかった大切な試験になります。学習内容で自信のないところがあれば、ドンドン先生方に質問に来てください。しっかりと準備を進めていきましょう。
ほりほりの部屋Vol.46「恵方巻き?北方領土にバレンタイン!2・25は因果な日~前編~」
皆さん、こんにちは。堀です。3年生諸君!いよいよ、あさっての水曜日が最終登校日ですねっ(3月2日の同窓会入会式や3日の卒業式はありますけども)!長かった?あっという間だった?それぞれに感じ方はあるでしょう。悔いはないですか??やりきりました?受験は今から佳境に入るヒトが大半。そこんとこ、やりきろう!必ず!!皆さんの出願一覧を見ていて言いたくなるのは、やっぱり「よし!(願書)出したんなら、やるしかない!がんばれ!」しかないです。緊張しきってるヒトに、さらに緊張感を高めるコトバをかけるのはいかがなものか、と最近の心理学者さんは言います。でも、‘Take it easy!’(気楽にいけよ。)は我が国の伝統的精神文化にはなかなかしっくりとはきませんねぇ。韓民族と共通で‘tension’民族と言われる我々には、やはり「がんばれ!」でしょう。がんばれ、がんばれ!にしき!GATで乗り越えろ!!
さて、諸君は恵方巻きなるものを先週食べましたか??今年は、百数十年ぶりに「節分の日」、つまり、立春の前日が、天文学上の理由で、2月2日だったそうですが、今年で教員生活36年目の堀にとって、忘れられない「節分の日」があります。教員生活9年目、32才の時、2月3日の朝、STのため、わがホームに向かっていました。教室に入ろうとすると、扉の上に黒板消しが挟まっています。扉を開ければ、その黒板消しが堀のアタマを直撃し、スーツもチョークの粉まみれになる、という寸法です。「ふふ、そのテには乗らん!!」とばかりに逆の引き戸を「甘いっ!」と叫んで勢いよく開けました。その次の瞬間、目の前でいったい何が起こったのかわかりませんでした。クラス全員45名の息の合った「オニは外!ホリは外!!」の大合唱とともに膨大な数の、全員、手にいっぱいの豆を、全集中で一斉に投げつけてきたのです!しかも波状攻撃で!!痛いのなんのって・・・生徒名簿で防戦一方でした。顔も上がられないくらい、何度も何度も「ホリは外!」の連呼!豆の嵐!クラスの外まで後退せざるを得ず、全まめ撃ち尽くしたところで「ホリオニを追い出したぞ~!やったあ!」と拍手と歓声!やられました・・・そして、「これでオニを退治できました。ご協力、ありがとうございました!」とのクラス委員長の声の後、クラス全員が「ありがとうございましたぁ!!」とリエゾン。さらに、こちらから指示するまでもなく、素早く全員で豆の後片付け・回収作業開始。終了後は窓の外の芝生にばらまき、近隣からよくやってくる鳩や野鳥がついばむエサとなりました。うむ、悔しいけれど、敵ながらあっぱれ、潔し、段取りよし、憎めぬ奴らじゃ。2月3日になると思い出します。I miss it.(豆を投げつけられたいわけではない!M?!)
昨日の日曜日、2月7日は何の日だったでしょう?それは「北方領土の日」。しかも今年はこの日が制定されて40年目の節目の年。様々な記念式典が準備されていたそうですが、コロナ禍であるがゆえ、北方領土返還運動発祥の地、根室にて、東京とオンラインでつないでの式典開催、との報道がありました。式の締めくくりに、島民4世で、諸君らと同世代の高校2年の女子生徒を中心に、左手を腰に、右手をグーで斜め上に突き上げて、あるシュプレヒコールを大声で4回、参加者全員で繰り返している映像が流れていました。「北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!」その時、37年前、堀が21才、大学3年生の夏の思い出がフラッシュバックしました。
訳あって、7月上旬から8月下旬までの1ヶ月あまり、堀は北海道1人旅の真っ最中でした。バイトで貯めたおマネー握りしめ、特急で日本海沿岸を北上、青森から青函連絡船でイルカの大群の歓迎を受けながら函館入り。その後、JRとヒッチハイクを併用して、ほぼほぼ時計回りで北海道をぐるり1周の旅。貧乏旅なので「ユースホステル(略称:YH 堀のイニシャルと一緒)」というボランティアのヘルパーさん達で運営される簡易旅館を利用し、全道泊まり歩きました。おマネーがなくなりかけると、その場でバイト。一番思い出深いバイトは、海岸の浅瀬でゴム長を胸まで履き、我が身そのものを回転させコンブを全身で巻き取るという、超原始的コンブ採取業、その名も「コンブラー」!夏でも冷たい根室の海での「コンブラー」は過酷!ただし、1日がんばると7~8,000円もらえたので、当時としては破格のバイト代で、YH4~5泊くらいできましたっけ。
その旅の中頃、稚内港から船で2時間あまり、(北方4島を除いた)日本最北の島(有人島)、礼文島を訪れました。夏、その緯度の高さゆえ、海抜数メートルでも高山植物が生い茂る、お花の島となります。今も昔も、自然は相変わらずのようです。ネットで調べて、ほっとしました。変わってないものがもう1つ。この島唯一のYH、その名も「桃岩荘」。かつてはニシン漁で栄え、巨万の富を手にした漁師のベース基地で、かつては「ニシン御殿」と言われたお屋敷です。ニシン漁が廃れ、手放されたお屋敷を、あるペアレントさん(YHのオーナーさんの通称)がYHに改築した伝説の「北海道3バカユースホステル」の1つ。ボランティアのヘルパーさん達の元気の良さ(バカさ?)が、当時も今もハンパないんです!この件については、今回は詳しくは触れません。各自、ネットで調べるように?!各YH毎に、楽しいオリジナルツアーが組まれることが多く、堀は当時、「この最北の島の、最北の地を巡るツアー」に参加。最北の崖の上、参加者全員で、目前に見える島に向かって、大声で叫ぶのが、このツアーのクライマックス!当時のソビエト連邦に向かって叫んだ、そのコトバこそ!「北方4島~返せ~!!」でした。皆、ばかばかしいくらい大声で、力の限り叫びました。何度も何度も。政治的な思惑とか、そういうのではなく、若さゆえのバカさの限りを尽くしていただけだったと思います。今思えば、あの頃が「北方領土の日」制定から3年目くらいだったことになります。元住民の方々の熱い思いが政治を動かしていたことは間違いありません。40年も経ったのに・・・青臭い学生だったやつが、定年間近にかかっているのに・・・お花畑は不変でいいけれど、こういう不変って・・・どうよ?でもでも、言い続けないと風化してしまう。生徒諸君!大学進学して、「自分時間」使って、バイトして、自分のおマネーで、ときには「コンブラー(今もあるんか、このバイト??)」しながら、日本最北の地「桃岩荘」を目指そうではないかっ!そして、ロシアに向かって叫ぶのです、最北の崖の上で!「北方4島~、返せ~!」って。どうかお願いです。思いをつないでいって下さい。この「思い」重いでぇ~。お後がよろしいようで。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.今回、写真が使えなかったので・・・突然ですが!クイズです。次の写真の商品はいったい何でしょう??実物は、25H前の机の上に置いておきますが、触らないよう・・・35年ほど前、アメリカ・テキサスのスーパーにて、「面白い!」と思って購入。だいぶ劣化してるので・・・そのフォルムや書かれている英語表記からいろいろ想像してみて下さい!英語のコトバ遊び、だじゃれから商品化されたものです。堀が購入したのは「白」ですが、スーパーにはものすごい色のバリエーションが存在しました!(現在も全米で売られているのかな??)答えが分かったら、校長室までGO!GO!。正解者には豪華(?)景品贈呈!
錦高日記2月8日(月) ~1月の花々~
今月の花々のコーナーです。
本校の中央階段踊り場には、いつも華道部の作品が飾られています。生けられた花々は日を経るにつれ、蕾を膨らませ、花を開きます。今回はその様子を交えながら、作品を楽しんでいただこうと思います。
まずは、春の代表的な花「菜の花」です。ここでは黄色い菜の花が生けられていますが、広く捉えると菜の花には白色も薄い紫色のものもあるそうです。小さな黄色の花が少しずつ開いていくと、春も一緒に一歩一歩近づいて来るようですね。
次は紫色が高貴な雰囲気を醸す「杜若」と、春の花の1つ「ストック」です。カキツバタは本来なら5月頃の花だそうです。ストックのピンク色と好対照ですね。中心のカキツバタが開くと、グッと華やかさが増す気がします。
錦高日記2月5日(金) ~「読んでみたくなっちゃう本」⑤~
今日は「読んでみたくなっちゃう本」最終回です。
今日の1冊目は、現在テレビドラマ、CMなどで大活躍している浜辺美波さんが主演した「君の膵臓を食べたい」です。もう読んだ人も多いかと思います。
『君の膵臓をたべたい』 住野 よる 著
「君の膵臓を食べたい」(中略)「いきなりカニバリズムに目覚めたの?」「昨日テレビで見たんだあ。昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって。」
2冊目もタイトルが「?」ですね。作者の名前と何かつながりがあるのでしょうか?興味が湧きます。
『晴れ、時々くらげを呼ぶ』 鯨井 あめ 著
「・・・・こんなテロの想像したことない?」「理不尽なんだよ。 理不尽に対抗する手段でさえ、理不尽なんだよ。」
長らくお付き合いしていただき、ありがとうございました。若い頃の感性に磨きをかけるためにも、たくさんの、色々なジャンルの本をぜひ読んでくださいね。
ほりほりの部屋Vol.45「夜明けは来る!~どーんと来る!~」
皆さん、こんにちは。堀です。先日、念願の「たこさんwinner」ゲット!第1印象は「あれ?ウインナーのたこの足は?」でした。しか~し、食べたらわかる!一かじりするとパン生地の中から~、たこ足登場!表に出ていたのは、たこ頭ということ。ふむ、ケチャップ大好きなのでイイ感じ!パセリも彩り加えてイイ感じ!
3年生諸君!私立大入試も本格化する今週末。出願も終えた国公立、前期2次試験まであと3週間足らず。体調には十分気をつけて!!本校特製のおにぎりやパンも絶賛応援中!!先生方の個人添削指導もいよいよ佳境に入ってきます。最後の仕上げの段階へ突入!悔いのない受験にしよう!GATで走り抜けて!!!
最近、諸君が登校し始める、夜明け前の時間帯、7:00前くらい、めっちゃ冷えた~冷えた~(ひえたのあれ~from日本史・・・うむ、まさに寒い・・・)って日、ありますよね?雲がなくて、暖かい空気が地上から外にどんどん逃げていく~みたいな・・・これって、なんていう状態?そう、「放射冷却」っていうんですよね。英語ではなんと??‘radiation cooling’って言います。自動車のエンジンの冷却機関(つまり、熱「放射」機関)を「ラジエーター」っていうことと合わせて憶えると良いですね。
さて、ここで英語のことわざを一つ。‘The darkest hour is always just before the dawn.’最後の単語は「ドーン」のように発音します。「ダウン」でないので要注意!!まさに「夜明け」という意味です。「最も暗い時間は、いつも、夜明けの直前だ。」→「夜明け前が最も暗い。」→転じて「つらいことの後には必ず良いことがある。」という意味のことわざとして用いられます。3年生諸君!合格通知をもらう前、進路決定の直前こそが、the darkestなのです。でも必ず、dawnは来ます!どーんと来ます!その瞬間まで人事を尽くそう!後期までねばろう!!1・2年生諸君!今、様々なことで悩んでいることでしょう。勉強のこと、部活動のこと、友人関係のこと、恋愛のこと・・・人生、あとあと振り返ったら、あの時期がthe darkestやったなあ、って思える日が必ず来ますから。いつ?ってことは簡単には言えません。でも必ず、dawnは来ます!どーんと来ますから。信じて下さい。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.堀が高2の頃、世界的に大ヒットした映画の原題が‘Dawn of the Dead’(死人の夜明け)でした。君たちもよく知っているコトバ、保護者の皆さんもご存じの日本語のタイトルは・・・「ゾンビ」!です。そういえば、マイケル・ジャクソンの「スリラー」にもたくさん「ゾンビ」が出てきて踊ってましたねえ・・・若かりし頃、文化祭で、ホーム担任としてクラス全員で踊ったな~「スリラー」・・・I miss it・・・
錦高日記2月4日(木) ~金沢西高校とオンライン発表会~
本校では、「総合的な探究の時間」に、多くのグループに分かれて、自分のたちの関心のある課題に関する探究活動を行っています。その内の2グループが、昨日、金沢西高校の探究グループとオンラインで合同発表会を開催しました。
本校から参加したのは、2年生の 映像制作「movie Eye」(代表 21H森岡美空さん)と ゲーム促進「現役ゲーム人口100%計画」(代表 24H原田月読さん)の2グループです。金沢西高校からも2グループが参加し、お互いにプレゼンテーションを行いました。発表の後にはディスカッションが行われ、初めて会った者どうしでしたが、とても活発な議論がなされました。
参加した生徒たちからは「楽しかった」という声が多く聞かれ、自分の意見を誰かに伝える喜びをしっかりと味わっていたようでした。これからも、発表の機会があるかもしれません。ぜひ、多くの生徒たちに、積極的に参加して欲しいと思いました。
錦高日記2月3日(水) ~錦丘新聞3・4月号に向けて 新聞部~
本日の昼休み、各部活動の部長が集合し、写真撮影を行いました。その目的は「錦丘新聞」3月号と4月号にあります。
例年、3月号には卒業生へのメッセージが、4月号には部紹介が掲載されます。紙面には各部の部長の顔写真がメッセージとともに並ぶのです。ネクタイをきちんと締め、緊張気味の部長さんたちに、写真撮影を行った写真部のカメラマンたちから「もっと笑って下さい」などの注文が飛んでいました。
紙面にはどのような笑顔が並ぶのでしょうか。彼らのメッセージとともに、今からとても楽しみです。
昨年の錦丘新聞
活躍したカメラマンの皆さん(写真部)
錦高日記2月2日(火)Ⅱ~2年生 発表前の最終打ち合わせ~
本日7限目「総合的な探究の時間」に、2年生は来週の発表会に向けて最終の打ち合わせを行いました。まず、担当の先生から来週に向けてのタスクが伝えられました。ポスターを完成することや自分たちの発表を撮影してくれる人を探すこと、どのグループの発表を見に行くかを決めることなどが提示され、教室には緊張感が漂いました。
ポスターに色をつけて分かり易く工夫する者、スマホのアプリで作成したスライドを使って発表練習をする者、資料の最終整理をする者など、それぞれのグループが仲間同士協力し合って取り組んでいました。クラスを越えて結成されたグループは、いまや「チーム」へと変化を遂げているようです。
来週の発表会が本当に楽しみです。
錦高日記2月2日(火)Ⅰ~1年生 LHで大学調べ~
本日の7限目、1年生は大学調べを行いました。スマートフォンや進学事典などを使って、大学の学部・学科の内容、特徴、学費など、自分の進路目標「なりたい自分」を思い描いて、いくつかの大学等を選び出し、ワークシートにまとめていきました。おしゃべりをする生徒は一人もおらず、みな真剣に取り組んでいました。まだまだ大学の内容がピンっと来ない場合もあったかもしれませんが、これをきっかけとして自分で情報を収集し、比較・検討していって欲しいと思います。
その後、担任の先生から学年通信と学年末試験に向けた計画表が渡され、今月の予定をチェックしながら、最後の定期試験に向けて目標を立て、計画を練っていました。
学年通信2月号発行のお知らせ
錦高日記2月1日(月)Ⅱ~月曜日は華道部の日~
毎週月曜日は華道部の部活動の日です。活動場所にお邪魔してみました。
本日の花材は 青もじ、ストック、レザファン、ピンポンマム です。春を感じるストックは白色、ピンポンマムの赤のような茶色のような色がポイントになり、青もじの小さな実がかわいらしさを加えてくれています。同じ花材なのに、生ける人によって表情は違うものになり、さらに先生の手が入ると印象が変わります。これが華道の面白さなのだと感心しました。
先生の生けられた作品は、いつもの中央階段の踊り場へ、生徒たちの手によって運ばれました。今後しばらく私たちの目を楽しませてくれることになります。
錦高日記2月1日(月)Ⅰ~ルールを守って正しく使おう!~
今日から、本校購買前にペットボトルなどのためのゴミ箱が設置されました。
以前もこのゴミ箱は購買前に設置されていたのですが、残念ながら使用状況が悪く、ルールを守ろうという呼びかけも届かずに撤去となってしまいました。撤去されると、その不便さがよく分かりました。自分たちの生活環境を改善しようと、生徒会が学校側へ働きかけ、さらに学校評価アンケートにも複数の生徒の声が寄せられ、今日の「ゴミ箱復活」の日を迎えました。まさに、生徒たちの運動がもたらした「ゴミ箱の復活」です。
不満をただ並べていても、何かが変わることはあまりありません。しかるべき方法で交渉する、それが大切ですね。
でも、本当に大切なのはこれから。みんなでルールを守って、快適な学校生活を維持しましょう。
錦高日記1月29日(金) ~2年生 ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業 講演会~
本日7限目、2年生を対象に、株式会社ガクトラボより 仁志出 憲聖 氏をお招きして、講演会が開催されました。この講演会は「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環で、地元金沢を愛し、金沢で起業された仁志出さんは、うってつけの講師だといえます。
ご講演はご自分のプロフィールから始まりました。大学に進んで楽しい毎日を過ごす中で「これでいいのかな?このコンクリート(校舎のこと)の中にずっといて、本当にそれでいいのかな?」と思うようになり、大学の外での活動を始め、ついには起業するに至ったそうです。「ぬるま湯」に疑問を投げかけて、よりよい自分、本当にやりたいことを追求する、簡単なことではないですよね。「勇気があるなぁ~」と筆者は思いました。
「行動しないと、何も変わらない。」仁志出さんからの最後のメッセージです。あれやこれや考えることも大切でしょうが、とにかく行動してみよう。何か大切なものに巡り合えるかもしれませんよ。
錦高日記1月28日(木) ~3年生 小論文講座~
今後の国公立大学二次試験などで小論文が必要な生徒たちのために、本日の5・6限に学研より講師の先生をお願いして「小論文講座」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて2グループで受講しました。
講座の内容は、小論文の構成の仕方、書き方のポイント、各パーツの適切な分量や言葉遣いなど、大変実践的なものでした。本日は「公共交通機関における優先席のあり方」という課題を例にして、実際に小論文の内容を組み立てる場面もありました。どの生徒も真剣に画面を見つめて耳を傾け、時折メモを取りながら、熱心に取り組んでいました。
講師の先生の印象的なお話しの一つ。「文字はていねいに書きましょう。どんなに良い内容が書かれていても、乱暴な文字で書かれてあるとよい印象がありません。」小論文も答案も、読み手があります。心を込めて書くことが大切なのだな、と感じました。
生徒たちは、本日学んだことを基にして、明日は小論文模試にチャレンジします。
錦高日記1月27日(水) ~1年生 消費者教育講座~
本日の3、4限目、1年生を対象として、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の 西山 浩介氏 を講師にお招きし「消費者教育講座」が開催されました。密を避けるために、学年を2グループに分けて、これからの「18才成人」に対応すべく新成人らが今後注意すべき事例について学んでいきました。講座の途中には、講師と本校生徒による「アルバイト詐欺」の概要や留意点などを理解するための寸劇も行われており、生徒たちは”未来に起こりうる自分ごと”として真剣に話を聞いておりました。
ほりほりの部屋Vol.44「花丸・あんき・エンピツともだち~SP人材豊富な錦~」
皆さん、こんにちは。堀です。昨日、国公立大学2次試験出願受け付けが開始されました。第1回大学入学共通テストから、はや、10日。3年生諸君は、自己採点した点数とにらめっこしながら、ホーム担任や保護者の方々と様々な観点から出願校を決定しつつあることと思います。理科および地歴公民での点数調整やら、地元金沢大の後期募集中止やら、なにかと考えねばならない要素が次々と巻き起こっています。そんなときこそ、迷ったら、原点回帰!『私の「なりたい自分」ってなんだっけ?』『その大学・学部は、夢を叶えるための「踏み台」になるのか、ならないのか?』出願したら、4週間後の2月25日に向けた準備に人事を尽くし、悔いのない受験を!後輩達も先生方もみんなで応援してます!コロナ禍だからこその健康第1!GATで!!!
以前からお知らせのあるように、受験生応援企画として「おにぎり」に続いて、「パン」が本校購買にて販売されています。エリーゼキッチンさんとのコラボ。ただし、パンは掲示板にあるように水曜日限定販売。買おう買おうと思いつつ、つい販売日を忘れて、手に入らずにいました。本日、ようやく3種類のうち2種類ゲット!実食!
「花丸ちぎりパン」と「あんきパン」。まさにその名の通り、縁起の良い「花丸」のかたちで、5つのトッピングが特徴。あんこ・ブルーベリー・チョコ・バナナ・くるみ、5つのフレーバーを楽しめます。かたや、ボリュームある揚げパンの上に、中身が「あん」こで、外に「き」なこで、「暗記」に引っかけた「あんきパン」。どちらも、うまい!うまい!うまい(煉獄さんふうに)!来週は、残りの1つ、「たこさんwinner」にチャレンジだお。
さて、去年、『ほり部屋 Vol.21「~エンピツはともだち~」』において、40年前の共通一次の際、堀がマークシートを塗りつぶす時に使用した、絶好調「ユニ」鉛筆24本中の現存する20本を紹介しました。35H前のスペースに縁起物として置いておきました。先日の大学入学共通テストの際、相当数、減っていました。お守り代わりに連れて行ってくれたのですね。その後、少しずつ返却されてきましたが、写真にあるとおり、あと3本の「ともだち」が戻っていません・・・ただ今、17本・・・なんとエンピツ補助器も・・・使ってくれてるのかな?私大入試や国公立2次試験終わるまで「お守りともだち」として誰かの筆箱に潜んでいるなら全然OKです。全ての受験が終了したら、元あった場所へそっとお返し下さいませ。よろしくお願いいたします。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.「先週のsilent partners」~ちょっといいハナシ~
先週末、朝の8時20分頃、金沢市立富樫小学校の室井校長先生から電話連絡がありました。最初、ドキッとしました。ウチの生徒がなにかやらかした?!と思いきや、「堀先生、ありがとうございました~。うちの小学1年生が錦の子に助けてもらいました~。」とのこと。小学校への通学途中、訳あって、しゃがんで泣いていたある男子児童に、ウチの男子生徒2人が声を掛けて、1人がその子のお世話をしている間、もう1人が富樫小へ走り、事情を説明し、小学校の教頭先生が現場に駆けつけて、事なきを得た、とのこと。「こんな素晴らしいことしてくれたのに、もし、それで遅刻して叱られでもしたら・・・と思って、連絡しました。どうか、責めずに、褒めてやって下さい。名乗らずに錦に向かったらしいので。」とも。うむ!かっこよし!さすがです!そのsilentぶりが特に好きです!お気に入り!見知らぬ人に関わることに、まずためらいが先立つことの多い昨今、無視して登校してもそんなもんだったのでは?生徒諸君!!善を行うにためらうことなかれ!!「良い」と思ったら、即、行動!若さってそんなもんです。(だから、時に、「バカさ」にも通ずるんですけど・・・わかさはばかさ・・・堀はいまだに「バカさ」ばかり・・・)連絡を受けてすぐ、1~3年学年主任のところに走り、その旨、伝え、遅刻扱いにしないこととこの善行を行った者が誰々なのか、わかったら教えて欲しいと伝えました。いまだに、どの学年主任からも報告が堀に上がってきませんが、別にOKです。だって、silent partnersなので。oKたぶん・・・
錦高日記1月26日(火)Ⅱ~2年生 発表会へ向けて~
本日の7限目、2年生は「総合的な探究の時間」に行っている探究活動の発表会に向けての準備を行いました。紙面には発表の手順や役割分担、画面の下書きなどが書かれ、グループの中には実際に原稿を読みながら画面を変更する練習を行っているものもありました。このあと2年生は、もう1回の準備の時間を経て、2月9日に最終発表の日を迎えます。来年取り組むことになる1年生へのよきお手本となるような発表を期待してます!
錦高日記1月26日(火)Ⅰ~1年生「薬物乱用防止教室」~
本日の7限目、1年生を対象として、金沢中警察署生活安全課の 八田 貴士氏 を講師にお招きし「薬物乱用防止教室」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて、本校の放送室からライブで教室に流しました。生徒たちはプロジェクターに映し出された映像と八田氏の解説を真剣に視聴していました。配布された非行防止啓発リーフレット「なくそう非行!」もよく読んで、薬物に対する正しい知識と認識をもって欲しいと思いました。
錦高日記1月25日(月) ~2年生現代文で研究授業が行われました~
本日の5限目に、24・25H(文系)の現代文で研究授業が行われました。題材は、夏目漱石の『こころ』。筆者が高校生の時にも教科書に載っていた現代文教材の代表的な作品です。
『私』によって語られる『K』とのお話しには、筆者が高校生当時には思いもしなかったような様々な「なぞ」があるようです。今日の授業は「これまでの授業を通して、あなたは、『K』はいつ自分が死ぬべきだったと考えていたと思いますか。また、そう考える理由はどのようなものですか?」に対してグループで意見を出し合い、みんなの考えをまとめ、発表するというものでした。グループワークでは、それぞれが自分の考えに加え、筋の通った理由を堂々と述べていました。答えのない問題に自由な発想で意見を述べ合う、筆者が高校生の頃には経験できなかった授業内容でした。あのような活動を重ねていけば、物語の行間を読む力や、人間や物事に対する洞察力も鍛えられるのはないかと思いました。
次の授業で、どのような「まとめ」になるのでしょうか。もうしばらく議論は続きそうです。
錦高日記1月22日(金)Ⅱ~「読んでみたくなっちゃう本」④~
『読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?』のシリーズも4回目を迎えました。今日も2冊の本をご紹介します。
『さよならクリームソーダ』 額賀 澪 著
「さっき自分が三年後の話をしているのに、もの凄くびっくりしたんです。十年生きるかもしれないけど、明日死ぬかもしれないのに、先輩と同じ大学に行きたいなんて思うようになっちゃったんですよね。」
『三日間の幸福』 三秋 縋 著
「(略)何をしても構いませんよ」「何をしても?」と俺は訊きかえす。「ええ、どんなにひどいことでも。」「じゃあ、遠慮なく」俺はミヤギの手を引いて強く抱きしめた。(略)ひどいことしますね、とミヤギはいい、鼻を啜った。「あなたのこと、もう忘れられないじゃないですか。」
いかがでしたか?今日ご紹介した2冊の本には、どこか死の気配がありますね。これらの本は本校の図書館にあるので、気になった人はぜひ借りてください。炬燵に入りながらページをめくるのも、「おうち時間」には悪くないですよね。
錦高日記1月22日(金)Ⅰ ~3年生 「なりたい自分」のために・・・~
今週初めから、3年生たちは各人の「なりたい自分」に向かって2度目の猛ダッシュです。
難関大学の一つである金沢美術工芸大学への合格を目指し、志望者たちが朝早く(下の写真は朝7時過ぎのものです。)から夕方遅くまでデッサン等の練習を続けています。この大学の試験時間は7時間もあるのですが、指導をされている開先生は「共通テスト対策の学習を続けてきたことで、(運動と同じで)絵を描くスピードがまったく遅くなってしまっている。このスピードでは7時間で作品を描きあげることに不安が残る。生徒たちには少しでも多く練習させたい。」との熱い気持ちを述べておられました。筆者たちはただ見守ることしかできないのですが、毎日へとへとになりながらも課題を描き続ける彼ら彼女らの努力している姿勢に心より精一杯のエールをおくりたいと思います。(粘り強くファイト!!)
錦高日記1月21日(木) ~2年生 『マイプロジェクトアワード』の参加に向けて~
『マイプロジェクトアワード』とは、多様な参加者(高校生・サポーター・観覧者など)が集まる中で、社会を創造する「新しい学びの当たり前」を、共につくっていく場です。
先日の校内選考会で、本校代表となった課題研究グループのメンバーたちは、その発表会に向け準備に余念がありません。放課後に原稿やスライドを作成しては自分たちで協議・修正し、今週になってからは、本校の教員からアドバイスを引き出そうと、小まめに職員室に通ってきています。(本当によく頑張っています。)今年度の”地域サミット”は今週日曜日の1/24にオンラインで行われることになっています。オンライン開催であるため、当日、各人は自宅にてパソコン等から発表を行うことになり、残念ながら、先生たちはサポートにはつけません。うまくいくようただ祈っているのみです・・・。
錦高日記1月20日(水) ~受験生応援パン、登場~
これまで皆様に「受験生応援おにぎり」の話題をたくさん読んでいただきました。今日はその第2弾、今度はパンが発売されました!「たこさんWINNER」「花丸ちぎりパン」「あん(こと)き(なこ)パン」の3種類です。毎週水曜日に本校の購買で販売されるそうです。開発した2年生の女子が、本日の休み時間にPR放送を行いました。パンの美味しさだけでなく、コロナ期の食事のマナーまで伝えてくれました。筆者としては、花丸ちぎりパンに興味があります。(1度に5度おいしいパンなんです)みなさんはどれにしますか?
職員室の放送設備を使って全校にPRをする2年生
今日の空は美しかったです。(本校5階から西を望む)
ほりほりの部屋Vol.43「感謝を行動で表す~「ありがとう」溢れる学校へ~」
皆さん、こんにちは。堀です。放射冷却で朝は恐ろしく冷え込む今日この頃。「きんかなまなま(わかります?金沢の昔の方言です。じいちゃん・ばあちゃんにお尋ねあれ。)」の路面には十分気をつけて!浜辺美波風に言えば、「かかとを下ろして」、つまり、「地に足着けて」歩きましょう。しっかり踏みしめてぇ~GAT!
先日、2年生諸君がお世話になった、今年度の本校修学旅行を担当していただいた「名鉄観光」の支店長さんと副支店長さんが来校されました。準備段階も含め、こちら側からの、多岐にわたる膨大な無理難題にも、誠実かつ迅速・的確に、嫌な顔一つせず、愚痴もこぼさず、対応していただきました。それでいて、silent partnersに徹した謙虚な振る舞いは「プロの矜恃」を感じずにはいられませんでした。本当に頭が自然と下がる日々でした。このコロナ禍にあって、観光業界は非常に苦しい状況にあると聞き及んでいますが、なんとかしのぎきって欲しいと切に祈っております。本校の修学旅行実施も、そういう経済的側面からも、業界や観光立県沖縄の「ニーズ」に合っていたのかもしれませんね(あくまで「結果的に」ではありますが・・・)。
さて、その支店長さんから、「この前、ウチの武田(2年生諸君!憶えてますよね?2名の素敵な女性添乗員さんの内のおひとり。本校OG!諸君の先輩!一緒に記念写真撮った男子、たくさんいるよね?)が、ヒルトン北谷から送られてきた写真を見て泣いていました。」とのご発言。「ありゃ?本校生徒が利用した部屋で、なんか破損箇所でも見つかったか??」などと一瞬ヒヤリとしました(過去に他校で経験あり・・・)が、さにあらず。
本校生徒達が、3連泊したヒルトン北谷を去る際、各自の部屋に残されていた、ホテルへのメッセージが記された写真です。ヒルトン沖縄北谷リゾートの担当者から、感謝の言葉とともにメールで送られてきたそうです。コースターやらメモ紙やら様々なものに書かれていたようで、たくさん残されていたものの一部とのこと。ベッドメイクに入った従業員の方々が支配人のところに持参したようです。先の武田さん曰く、「他校の修学旅行でこのようなメッセージを書かれる生徒様はあまり見かけないので驚きました!心温まるメッセージで私も大変感動しております。」うむ(煉獄さん風に)!感動の涙だったのですね。一瞬とはいえ、疑った自分を恥じます・・・
一期一会になるかもしれない相手であればこそ、なおのこと、感謝は伝えるべきなのだと思います。のちのち後悔することになりかねないから。こんな風に、感謝を行動で素直に表すことができる諸君は、堀の自慢です!!さすが、さすがの錦生です。素敵です。感謝します!!諸君らがヒルトンに感謝したら、そのヒルトンが名鉄観光に感謝する。その名鉄観光が本校校長に感謝したら、その校長が諸君に感謝する。これこそが、「ありがとう」パワー!ただいま「感謝」循環システム、稼働中!!「ありがとう」というコトバには、ひとをものすごくポジティブにする力があるのです。コミュニケーションをスムーズにする特効薬でもあります。惜しみなく、使いましょう!言われて、悪い気がする人なんていないのです。堀は、この「ありがとう」が溢れる学校になれば良いな、と常々、先生方に伝えています。諸君もそう思いませんか?だって、「コミュニケーション力」上がるんだから!ちなみに万国共通なので、将来どこ行っても同じ。お忘れなく。人と人を結びつけるコトバです。Thank you!謝謝!Obligato!どんどん使おう!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.諸君のぱいせんは次のようなメールも送ってくれました。「先日の米心様とのおにぎりの商品開発の件も拝見させていただきましたが、母校の後輩が様々な面で活躍されていることに大変嬉しく思い、また私自身も後輩に負けず邁進してまいりたいと思いました。」とのこと。諸君のあずかり知らぬところで、諸君の活躍を見守っている人たちがいるのです。しかも、諸君の活躍を喜んでくれている人たちがいるのです。さらに、勇気づけられている人もいるのです。人は繋がっています。だから、もっともっと発信していこう!応援しています。
錦高日記1月19日(火) ~「読んでみたくなっちゃう本③~
今日も窓の外は雪が降ったり止んだりのお天気でした。学校では、1・2年生はいつもの日課をこなし、3年生は今日から特別時間割となり、新しいクラスで前期試験や私大入試に向けての問題演習に取り組みました。
今日は『読んでみたくなっちゃう本』第3弾として、以下の2冊の本をご紹介します。ご紹介する本文の抜粋は、生徒が選んだ箇所です。その本の内容をとても端的に表現している部分ですと、国語の先生が話していました。筆者は2冊目の本を読んだとき、”数字が美しい”ってどういうこと?、と思ったことを覚えています。では、お楽しみ下さい。
『アルケミストの不思議な家』 有間 カオル 著
「じゃあ、現代の連勤術師はなにを作り出すのか?」(中略)
「精神界の再構築、魂の錬金を行う」
「魂の錬金?」
「そう。目には見えない輝ける黄金を見つけ出し、再生させるのだ。(略)」
『博士の愛した数式』 小川 洋子 著
「見てご覧、220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組合せだよ。神の計らいを受けて絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の数字が見事なチェーンでつながり合ってるなんて。」
錦高日記1月18日(月) ~エールのおにぎりでパワーアップ!~
大学入学共通テストが終わり、今日3年生は自己採点の結果を大手予備校等に提出しました。ホッと一息ですが、これは第1ハードルにすぎません。大学入試はこれからが本番です。生徒たちは、すぐに気持ちを切り替えて2次試験や私立大学受験に向かいます。まだまだパワーが必要となるこの時期に、「米心」様より「受験生応援おにぎり」のプレゼントがあり、担任の先生から3年生ひとり一人に配られました。2年生の想いもこもったおにぎりをもらって、3年生はちょっと嬉しそうでした。これからも一歩一歩進んでいきましょう。みんなで乗り切ろう!
錦高日記1月15日(金) ~3年生 共通テスト激励会~
いよいよ明日からの2日間、大学入学共通テストが行われます。
本日の4限目、共通テストに向かう3年生への激励会が視聴覚室にて行われました。密を避けるために学年を2つに分けて実施されました。
校長先生からの激励では、先生が3年生のクラス担任だった時に、受験生の「守り神」だったものを手に取り、「どのような結果になろうとも、必ず月曜日には登校する」ことと「自分のこれまでにやったことを信じてガンバレ」という力のこもったお話しがありました。(詳しくは本日の「ほりほりの部屋」で述べていらっしゃいます。ぜひ、お読み下さい。)その後、進路指導課の髙橋先生より、共通テストにおける注意事項の再確認が行われ、大切なのは「冷静、ねばる、きりかえる」であるとお話しされました。
生徒たちは真剣な面持ちで、しっかりと前を向いて、ジッと話しを聞いていました。
今年は共通テスト「元年」となります。はじめてのことは誰でも不安に感じるものです。自分だけじゃない、みんなが不安なんだと認識し、グッと力をこめて、最後まであきらめず、冷静に、テストに臨んで欲しいと思います。
3年生、がんばれ!
ほりほりの部屋Vol.42「Come back to your school! Come back to your HOME!! Come back to your Home-Room-Advisor!!!~通称‘Sailor Moon’より~」
皆さん、こんにちは。堀です。心身ともに充実してますか?ドカ雪対応で腰を痛めたりしてません?堀のように・・・いまだ「ぎくっ」といった腰が不調・・・ということありませんか??朝の挨拶運動にも立てなかった今週でした。「魔女の一突き」はこたえます。週末だあ!もうひとがんばり!GAT!!
3年生諸君!いよいよ明日から、「大学入学共通テスト」ですね!雪も峠は越えているようだし、今年も本校生徒は金沢工大が会場で、「地の利」もあるし、全力を出し切っておいで!!コロナ禍ではありますが、条件は皆同じ。マスク着用や飲食時の手指消毒の徹底など、今までやってきたことだから。そういう意味で、いつも通りに!
日本という国が、国家レベルで全国一律のマーク式テストを大学入試に導入したのが、今から42年前。当時は「大学共通第1次学力試験(通称:共通1次)」という名称で1000点満点でした。1979年~1989年の11年実施され、その後、改良型の「大学入試センター試験(通称:センター)」が1990年~2020年の31年実施され、今年から、「大学入学共通テスト」へ変更されたわけです。制度上、いろいろ変更はありましたが、マーク式で基礎学力を診断するという目的に変化はありません。恐れるに足らず!
昨年は堀自身も工大へ、激励に行きましたが、文部科学省より通達があり、「コロナ禍につき、受験生の激励を極力自粛せよ」とのこと・・・ホーム担任のみの激励としました。(どこかに隠れキャラ<マリオ?>が潜んで、近くから諸君らに怪しいパワーを送っているカモ?!)どうか、“Find your MAX!”今までの最高点をたたき出してきてください!悔いのない受験となること、心から祈っています。
3年生諸君!一つ、お願いがあります。来週の月曜日、何が何でも、登校してください!ホームルームアドバイザー(HRA)、ホーム担任は待っています。以下の写真は、海上自衛隊・DD117護衛艦「凉月(すずつき)」に乗船した際にいただいた御朱印(まがい)と船員キャップです。注目すべきは、付箋を付けた「不沈生還」の4文字。
この船は、旧日本海軍最大の戦艦「大和」の護衛を任としていた、戦艦「凉月」の後継艦です。第2次大戦末期に「大和」は最後の沖縄決戦に臨むべく、鹿児島を出港直後、アメリカ軍の空からの猛攻撃を受け、あえなく沈没します。護衛艦なども含め、大和船団は壊滅的打撃を受けますが、唯一、沈没せず、後進しながらでも、生還した船、それが「凉月」なのです。この御朱印には、「どれだけ攻撃を食らっても、沈まず、生きて還る」という願いと御利益(?)があるのです。諸君!「不沈生還」!どんな結果になっても、必ず、月曜の朝はホーム担任のところに還っておいで!「凉月」のごとく。恥ずかしいことじゃない。次の闘いに備えるのです。担任と、一刻も早く、話をするのです。3年担任や進路指導課を始め、全ての教職員でバックアップするから。作戦を立てようではありませんか!逆に、予想以上に良い結果になっても、おごらず!2月25日(堀の誕生日)に2次試験があるよ。2次対策立てよう!!とにかく、登校してください!全てはそこから!まだ、何も終わってない!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.海自オタクが命名した、護衛艦「凉月」のニックネーム、それが、“Sailor Moon”なんとそれが、正式な自衛隊の船員キャップに縫い付けられている・・・さらに、「凉月」のキャッチコピーが、『必ず戻ります。あなたのもとへ。』・・・ん~なんだかな~。隊員募集の一環、自衛隊を身近に感じてもらう宣伝のため、とか。ある女性自衛官は、「ちょっとやりすぎ。」とのコメント。「でも、それくらいしんと自衛官、特に海上は集まらんのよ。」とも。
学年通信1月号発行のお知らせ
錦高日記1月14日(木) ~教職員 面接・小論文指導研修会~
本日の放課後、若手の先生方が視聴覚室に集まり、面接・小論文指導の研修会を行いました。(我々は”若プロ”研修会とよんでいます。)3年生は共通テストの終わった日から一刻もはやく、出願校の個別試験対策へと学習内容を切り替える必要があります。このため、本校では1月18日(月)には「面接・小論文ガイダンス」を行い、ほとんどの生徒の出願校が決定するであろう25日(月)あたりから具体的な面接・小論文指導を開始する予定としております。この会では進路指導課の担当の先生2名を講師として、それぞれにおける指導のポイントを皆で共有していきました。小論文の部では、実際の入試問題と生徒の答案を教材にし、ワークショップを行って意見交換しながら、ポイントを学習しました。キーワードは「サンドイッチ」。パンとパンの間に具(理由と具体例)をきちんと挟み込み、そのサンドイッチに合わないマーガリンやサルサソースなどは、入れたくても入れてはいけない、という事でした。
本日の研修会で学んだことを生かして、我々教職員は全力で3年生をサポートして参ります。
錦高日記1月13日(水)Ⅱ~SPs女子バスケットボール部~
本日の放課後、西の空が赤く染まる頃、本校の生徒玄関から大通りに続く通路には、女子バスケットボール部の生徒たちが除雪作業をしている姿がありました。今日は少し気温が上がったため、溶け始めて水分をたっぷりと含んだ雪(氷?)はとても重くなっていました。それでも彼女たちは、雪かきの手を休めることなく、通路はどんどん広くなっていきました。お陰で最後には、足下を気にせず歩けるようになりました。
作業は校舎の窓からの灯りが明るく感じられる時刻まで続きました。みんなのために尽力してくれたSilent Partners、女子バスケットボール部の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様!
錦高日記1月13日(水)Ⅰ~受験生応援おにぎり発売~
8日(金)の「学校日誌」に、本校2年生の探究活動成果である「受験生応援おにぎり」の報道関係者へのお披露目会の模様をお伝えしました。翌日の新聞紙上でお読みになった方も多かったのではないでしょうか。(次は、北國新聞と北陸中日新聞の紙面です)
本日、本校中央階段2階に、担当した生徒たちによる3年生へのメッセージが置かれました。本校購買では、昨日よりおにぎりが発売され、昨日、今日と売り切れたそうです。パッケージにはピンク色の桜の花があしらわれ、メッセージを書き込む箇所もあります。これらのおにぎりを使って、3年生の先輩にエールを送る生徒も現れるかもしれません。(近日中に応援パンの発売も予定されています。こちらも楽しみですね。)
マルの中のキャラクターも生徒が考案
錦高日記1月12日(火)Ⅱ~「読んでみたくなっちゃう本」②~
『読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?』第2回目です。今日も2冊ご紹介します。本文の抜粋を読むと、とても対照的な2冊になっています。
『キケン』有川 ひろ 著 「うるせえ!お前らを湯に浸けたって垢しか出てこないのに、鶏ガラはスープの要になるダシを出してくれるんだぞ!どっちが偉いと思っているんだ!」
『青い鳥』重松 清 著 「間に合ったなあ、と先生は言った。うれしそうに、ほっとしたように言った。間に合ったんだ。富田くんも。『・・・・なにに、ですか?』自分を。嫌いになる前に。間に合ったんだよ。きみは。」
錦高日記1月12日(火)Ⅰ~大雪の朝~
1月9日(土)~11日(月・祝)の3連休は大雪となりました。大通りはとにかく、小路に入ると雪で通行が困難という地域もあったのではないでしょうか。ところが、今朝、錦丘に登校すると、正門から校舎までの長い通路やグラウンド沿いに伸びる通路も、生徒が登校できるように雪かきがされていました。そうです。今朝もSilent Partnersの方々が汗を流し、さらに今朝は、25Hの生徒たちも通路確保にがんばってくれました。そういう人々のおかげで、大勢の生徒たちが安全に通行できるのですね。
25Hの皆さん、協力いただいた先生方、本当にありがとうございました!
錦高日記1月8日(金)Ⅱ~想いが「かたち」になった!~
本日、高校2年生の「受験応援弁当 引き継いでみた」グループの考案した「受験応援おにぎり」のお披露目会がありました。高校2年生5名のメンバーとともに「米心石川」を訪れ、そこでテレビ局や新聞社の方々の取材を受けました。おにぎりのお米として使用されている「ひゃくまん縠」の説明から始まり、このプロジェクトの概要が説明された後、商品化されたおにぎり「ドライカレー」と「チキンカツ」が生徒たちに贈呈されました。生徒たちは早速試食をし、自分たちが創ったおにぎりを味わっていました。報道の方々のインタビューにも堂々と答え、写真撮影には笑顔でこたえていました。「どうしてこのおにぎりを作ろうと思ったの?」という問い掛けに「お世話になった3年生の先輩方の受験を応援したいと思ったからです」と答えるのを聞き、筆者はちょっと胸があつくなりました。皆さんの想いが立派な「かたち」になりましたね。これからも、後輩たちがこのプロジェクトを引き継いでいってくれたらいいですね。
発売に至るまでには、たくさんの方々のお力添えがありました。その事を忘れずにいて欲しいと願っています。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
『応援おにぎり』贈呈式
試食して美味しさ確認
インタビューと写真撮影
先輩へ、メッセージ
錦高日記1月8日(金) Ⅰ ~1年生 新しい課題研究に向けて発進!~
学校で行う探究活動において、『課題の設定』は最も重要な鍵になるところだと考えています。
本日の7限目、1年生たちは次年度課題研究の「課題の設定」をスタートさせ、研究プロジェクトリーダーである本校教諭北村仁志先生から説明を聞く時間になりました。2年生で行う課題研究は、1年生のときとは異なり、「自分のやりたいことをテーマにして身近な課題を設定すること」「自分のクラスと異なるメンバーと一緒に活動し、(できれば学校外の)他者とのコミュニケーションを通して、課題の改善策等まで考察・発信すること」をねらいとしており、質・量ともによりレベルアップしたものとなります。今年度研究を行ってきた2年生グループの中には、すでに新聞に取り上げられた取組や有志の集まる大きな大会で発表を行う予定となっている取組を行っているグループがあり、地域社会のなかで自分たちの提案を実際に実現させるという高いレベルの活動までみることができています。(本当に素晴らしい!!)
きっと1年生たちも自分たちの満足できる意欲溢れた研究を行っていってくれるものと信じてやみません。(是非、みんなで力を合わせて楽しんでやっていってくださいね。)
【お知らせ】令和3年度一般入試志願者心得について
「令和3年度一般入試志願者心得」をご覧になりたい方は,このページの左にあります「ダウンロード」からご確認ください。
ほりほりの部屋Vol.41「今朝のSilent Partners!~My Proud Teachers(MPTs)!~」
皆さん、おはようございます。堀です。今朝の金沢、降ってましたね~。気温も低く、ふわふわ雪です。朝7時頃の本校玄関付近の光景です。
誰も指示したわけではないのに、電灯もまだ消えぬうちから、早朝から登校する中高生達を思い、自発的に雪かきに取り組んでくれている本校職員達です!まさに、Silent Partners!!物言わぬ同伴者!縁の下の力持ち!!堀はこういった職員達を誇りに思います。こういう学校に勤務できて幸せです。They MAKE ME HAPPY!! They are my proud teachers!私の自慢の職員です。生徒諸君!いつもよりちょっとだけ寒いし、ちょっとだけしんどいけど、雪国ってこんなもんだ!って思って、気合い入れて、登校してきてください。校地内に入って、「あれっ?」て、良い意味で違和感感じたら、その行為をしてくれた人の気持ちに思いをはせて、心の中で感謝しましょう。「ありがとうございます」って。週末まできたよ。先生方もがんばってくれてるから、諸君らももう一息、GAT!!
p.s.雪かきしていただいた先生方、本当にありがとうございます!必ずしも「若い」方々ばかりではありませんでした。どうか腰など痛めませんように・・・
ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
錦高日記1月7日(水) ~晴れのち暴風のち雪~
今日は荒れ模様の1日でした。青空が広がったと思うと、俄に灰色の雲が空を覆い、強い風がビュービューという音をたてて吹き出し、最後には氷の粒のような雪がたたきつけるように降ってきました。ちょうどその時に、3年生の下校時間となり、生徒たちは前屈みになって、傘もさせずに足早に帰っていきました。強い低気圧が通過した際のこのような気象変化が「教科書に書いてあるとおりだ!」と職員室の理科の先生方が感心して話していました。
明日も本校は、通常どおりの授業が行われる予定です。明日の朝、窓からどのような景色が見えるのか、怖いような、ワクワクするような気持ちですね。
【お知らせ1/7】明日(1/8)の日程について
日頃から本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
さて、明日1月8日(金)についても、JR北陸本線で間引き運転等をする旨の発表がされておりますが、本校は明日も通常どおりの授業といたします。なお、今後の天候や交通状況によっては、急遽始業を遅らせたり、途中で授業をカットしたりすることも考えております。その際はメールやホームページにてお知らせいたします。登下校の際には、交通安全等に十分注意をしていただくとともに、やむを得ず遅刻・欠席する場合は必ず学校へご連絡いただきますよう、お願いいたします。(錦丘高校 076―241-8341)
なお、本日の授業につきましては、帰りのバス等の混雑を勘案し、錦丘中学生については14時過ぎから、3年生については14時半過ぎから、1・2年生ついては15時半過ぎから順次下校することとしました。
金沢錦丘高等学校長 堀 義明
錦高日記1月6日(水)Ⅲ~「読んでみたくなっちゃう本」①~
本校の図書室「マルチメディアルーム」の掲示板に「読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?」と題した本の紹介コーナーがあります。このコーナーは生徒によって紹介された本と本文の抜粋で構成されています。北陸はこれからが冬本番。こたつにもぐって、ストーブの前で、みかんなどを食べながら、本の中の無限の世界を楽しみませんか?!今回から少しずつご紹介したいと思います。
マルチ入口横のコーナー
『船を編む』三浦 しをん著 「そこにいるのに、いぬ。はは、おかしい。」
『小説の神様』相沢 沙呼著 「小説には、人の心を動かす力がある。人に希望を与えることだってできる。わたしがそれを証明してみせる。わたしは小説を信じているから。」
錦高日記1月6日(水)Ⅱ ~茶道部 炉を使ったお点前の初稽古!?~
本日の放課後、2Fにある和室では茶道部員たちが炉を使った初稽古を行っていました。部員たちは、講師の先生の指導を受けながら、緊張した面持ちでお点前の稽古を進めています。1年生の側には、2年生たちがついていて、時折アドバイスをしてくれています。コロナ禍のなかということでこの稽古では、炉の中のお湯は実際に使いますが、抹茶や菓子は使わずに作法のみを忠実にまねていくものでした。(コロナ禍対応でのお稽古をしていた部員の皆さん、とっても素敵な姿でしたよ。)
緊張の稽古を終えた部員たちは近くの書道室に入り、実際に菓子を食べるとともに、しばらくの間リラックスした時間を楽しんでいました。
同席されていた顧問の先生にお聞きすると、例年このような稽古は11月頃には行われるのだそうですが、今年度は学校の臨時休業期間があったため、この時期の実施となっているとのことでした。新型コロナウイルス感染症がはやく収まってくれることを願ってやみません。
錦高日記1月6日(水)Ⅰ~共通テストへ向けてラストスパート!~
今日と明日、3年生は最後の共通テスト練習会が行われます。今回も本番のように、座席を受験番号順に設定し、普段とは違った教室、違った「隣の生徒」とテストを受けています。廊下からこっそりと教室内を伺うと、真剣な面持ちでグッと前傾姿勢になって、問題に取り組む生徒たちの姿がありました。最後の練習テストは点数の「でき」よりも、抜け落ちている分野を見つけて、残り2週間で再復習をすることに意識を使って欲しいです。
3年生のみなさん、健康に留意して、残り2週間を有意義に過ごして欲してください。
ブタさん「しーっ」も今回が最後 受験番号で着席 チャイムが鳴るまで問題に取り組む
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