学校日誌

学校日誌

錦高日記2月24日(水) ~3年生 決戦?!国公立大学前期試験前日~

 いよいよ明日は、国公立大学の前期試験が行われます。

 金沢大学など近隣の国公立大学の志願者たちは、本日の午前中も学校に来て、真剣な面持ちで補習を受けておりました。いつもどおりに7時には学校に来て、廊下にあるいつもの机で勉強している生徒たち、午後になってもふつうの授業日のように教室で夕方まで黙々と学習を進める生徒たちの姿が見られました。例年以上に「勝利の女神」に微笑んでもらえそうな行動をとってきている3年生が多いように思います。明日は、本校の受験者全員が目の前に配られた問題と冷静に向き合い、ここまで積み上げてきた学力を精一杯に出し切ってくれることを期待しています。(頑張れ!頑張れ!!3年生!!!)

    

錦高日記2月22日(月) ~学年末試験終了!!これからも・・・~

 長かった学年末試験が終了し(生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。)、放課後の体育館やグラウンドに生徒たちの姿と明るい声が戻っています。試験が終わり、心が軽くなって開放感が勝る人も多いと思います。この日ぐらいは、リラックスするのは大切なことでしょうね。

 さて、近隣高校では、新型コロナウイルス感染症の罹患者が出ているようです。当然、本校でも起こりえることですので、室内の換気や手指の消毒の徹底、できうる限りのマスクの着用や静かな食事を心がけるなど、本校生徒一人一人の感染予防の心がけを一層喚起していこうと考えています。また、コロナ禍での部活動等においては、今後突然の制約があるやもしれませんので、各人個々での工夫が望まれます。

 放課後の部活動の”いつもの”風景を守るために、今後もしっかりと取り組んでいきましょう。

  

ほりほりの部屋Vol.48「今日は猫の日!にゃん、にゃん、にゃん!~令和は平和?~」

 皆さん、こんにちは。堀です。1・2年生諸君!今年度の学年末試験はともに、数学で締めくくりですね。80分の長丁場、全力を出せましたか??おつかれ~!今日明日くらいはリラックスして、ゆっくり睡眠取って、免疫力あげて~GAT!

(紅梅一輪!これもステキ!)

 ここ数日、2月とは思えない暖かい日が続いてます。本校のシンボルツリーである梅も、白梅を中心に咲き始めています。登下校の際、自転車小屋横の紅白の「しだれ梅」、まさに梅花麗し。香りもすてきです。ご鑑賞あれ~。願わくば、3年生諸君のために、来週水曜日(卒業式の日)に満開とならんことを!

 『厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。』新年号制定の際、前首相が公表した談話の一部です。厳しい冬の寒さに耐えてこそ、梅の花は美しくなるのです。諸君の校章に梅の花がデザインされているのも、この「耐えるたくましさ(GATのT!)」を身につけて欲しいとの願いから。期待しています!

 さて、今日2月22日は、語呂合わせで、222をにゃんにゃんにゃんと読み、「猫の日」とのこと。ふ~む。なにかイベントでもあるのかにゃ?誰か教えて欲しいにゃ。堀が以前から知っているのは、今日は「竹島の日」ということ。ググってね、ぜひぜひ!!前々回触れた、北方領土とロシアとの関係と同様、竹島と韓国との関係、さらには、最近緊張感MAXの尖閣諸島と中国との関係も含め、海に囲まれた我が国、日本と近接諸国との領土問題は一朝一夕では解決できそうにありません。諸君達の世代で、「令和」の時代に、ひとつでも解決できること、心より願っています。物理的には、3つの島々はたいした領土面積を持っているわけではありません。しかし、それぞれが持つ、水産資源、観光資源としての価値とともに、海底油田を始めとする鉱物資源の利権問題などが絡み、複雑な経済問題・政治問題となっています。海の彼方の遠い出来事ではなく、どれかひとつ、失なった場合、国境線はどこに引かれることになり、どのような現実にさらされることになるのか、諸君の想像力をフル回転させてみてください。一気に、身近な現実問題であることが理解できることでしょう。逆に、竹島問題が解決すれば、2月22日は、やっぱり「猫の日」がいいなあ。だって、「にゃんにゃんにゃん」ですから~、なんて言える時代って、「平和」ってことですから。ん?てことは、「令和」は「平和」??諸君はどう思いますか???ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S. 今回取り上げたトピック、「梅」と「猫」って、相性がよろしくないってこと、ご存じ?梅に限らず、ねこちゃんにとって、植物は概して相性が良くないようです。主に、食用として。理由は、猫が食性において、完全肉食だから。その点で、猫と犬は根本的に異なるようです。犬はその食性においては雑食性、つまり、肉も植物もいけるのです。食性に合わせて、ヒトや犬の肝臓の解毒機能は、肉にも植物にも対応できるよう進化した一方で、猫の肝臓の解毒作用は、肉にしか対応できないのです。よって、ある植物に含まれる化学成分によっては、ヒトや犬は大丈夫でも、猫には致命的に作用することがあるのです。梅に含まれるシアン化系の成分がよろしくないようです。この理屈から、猫を飼う場合、アロマを炊いてはいけない場合があることに注意!と知り合いの愛猫家は言ってます。ふむ。なるほど。知らないということが罪になるのね・・・

錦高日記2月19日(金) ~探究フォーラムで本校の活動紹介~

 今日は学年末試験4日目。1年生は英語表現Ⅰと化学基礎の2科目が、2年生は現代文B、保健、世界史/日本史/物理基礎/物理 の3科目が実施されました。一昨日からの雪空も、今日は真っ青な空へと変わったこともあり、勉強も小休止となるのでしょうか。月曜日が最終日、1・2年生とも数学80分のテストです。この週末は何度も演習をして、月曜日に備えて欲しいと思います。

 さて、本日の午後に「探究フォーラム」(合同研修会)がZoomで開催され、野々市明倫高校、金沢西高校、本校の3校における、探究活動の報告がなされました。それぞれ探究活動の取り組み方に特色があり、興味深い発表会でした。本校からは北村先生が、今年度2年生の活動を例に挙げながら発表しました。探究活動での紆余曲折ーつまづき、迷いなどがあったこと、それを乗り越えて成果を残したこと、人とのつながりが広がり、感謝する心が持てたことなどが報告されました。中でも、「生徒のやりたいことを、やらせる」という姿勢を大切にしたという言葉が印象的でした。

 来年の報告会にはどのような内容が並ぶのでしょうか。1年生の来年度に向けた探究活動は、すでにスタートを切っています。

     

 

 

 

錦高日記2月18日(木) ~学年末試験3日目 ある教室の黒板~

 今日は学年末試験3日目でした。1年生は国語総合(古典)、現代社会、社会と情報の3科目、2年生は英語表現Ⅱ、生物基礎/生物、政治経済/地理Bの3科目でした。

 放課後には、生徒があちこちの教室や廊下の学習コーナーなどで勉強する姿が見られました。講義室Aを訪れると黒板いっぱいに化学のイオン化傾向が書かれていました。リチウム、カリウム、カルシウム、・・・銀、白金、金と書かれた下には性質などの特記事項が書かれています。「これを覚えないとダメなんです」と、その教室で勉強していた生徒が話してくれました。隣の講義室Cは教え合いのできる教室です。生徒たちは、数人ずつのグループになって、疑問点を質問したり、それを説明しながら、協力して理解を深めていました。

 明日は1年生は2科目、2年生は3科目の試験があります。

 

 

錦高日記2月17日(水) ~学年末試験2日目 国語科中高ブリッジ授業Ⅰ~

 学年末試験の2日目、1年生は国語総合(現代文)・コミュニケーション英語Ⅰ・家庭基礎の3科目を、2年生はLC発展・古典B・地学基礎/化学の3科目を受けるという、文系生徒にやや有利な??1日でありました。

 このようななか、本校の教員が錦丘中学校の3年生教室で授業を行う『中高ブリッジ授業』とよばれている取組が国語科で行われています。(今週および来週にかけて、クラス毎に数時間ずつ予定されております。)

 本日の授業は「高校古典」にまで少し踏み込んだ学習内容で、”阿蘇の史”という題材の文章(史(さかん)とは国家公務員のことだそうです)を読み、各段落のあらすじをつかもうとするものでした。中3生たちは、教員の指示に従いながら、ワークシートのいつ・どこで・だれが・どんなことをしたのかを読み取るという作業を進め、自分が読み取ったことを大変楽しそうに周りのクラスメイトと意見交換していました。生徒たちには、中学校段階で古典という科目に対する興味を高め、高校に入ってからは学習内容について理解を深めていってほしいと期待しております。

    

錦高日記2月16日(火) ~1・2年生 学年末試験が始まりました~

 1・2年生の学年末試験が、今日から22日(月)まで5日間に渡って実施されます。職員室には途切れることなく質問をする生徒の姿があり、教室には残って勉強に励む姿があり、マルチメディアセンターの5階では真剣に問題に取り組む姿がありました。学年末という言葉が表す通り、今回のテストは1年間の最後の試験となります。試験範囲は1年分ではありませんが、心は1年分であって欲しい、1つ上の学年が近くなった今だからこその”意気込み”を見せて欲しいと思います。今日の写真の中には3年生も入っていますが、1・2年生の今日のがんばりは、必ず3年生になった時の今の頑張りにつながると思います。

 1・2年生、しっかり勉強に取り組みましょう!

       

ほりほりの部屋Vol.47「恵方巻き?北方領土にバレンタイン!2・25は因果な日~後編~」

    皆さん、こんにちは。堀です。昨日は、元々は日本のチョコレート業界にとって、1年間の収入の約半分を稼ぎ出すために制定された、経済的側面から大切な日でした。今年は休日だったので例年より低調なのでは?と思っていましたが、本校2年生や教職員有志の手厚い「義理」に守られ、例年並みに味わえそうです。ありがとうございます!感謝しかございません。ポリフェノールパワーでGAT!

 このチョコの日に、生徒からかつて手渡されたプレゼントにまつわる、忘れられない事件が2つあります。1件目は、あるイケメン男子生徒。小顔で美形、高身長、足も長く、バスケットプレイヤー、女子人気No.1。その日の昼休み、職員室に現れ、堀の前で、美しい小顔を耳まで真っ赤にしながら、真剣な表情で「せんせい、これ、手作りです。うけとってください。」とつぶやくんです!今から30年以上前の当時、ボーイズラヴとかLGBTQなんてコトバも存在せず、ただただ「えっ?!えっ?!」と戸惑っていました。そして、次の大きくはっきりしたコトバで吹っ飛びました。「せんせい、これ、賄賂です!」「はっ?」「今度の学年末テストでも、英語は点が取れる気がしません!なので、どうかこれでお見逃しを~!」って、なんや、それ?!「は~ん、そういうことね。ホワイトデーのお返しは『赤点』ならぬ『黒点』で!っつうこと?ま、いったん、お預かりしますわ。せっかくなんで。」みたいな。実際のところ、彼は、赤点どころか、がんばって、平均点近い点を取り、ワイロの必要は全くなかったのでした。あまりにあっけらかーんとした、昼の職員室での会話だったので、ウワサはあっという間に広まり、女子が寄ってたかって、どんなチョコやったか見せろだの、味見させろだの、反響がすごかったことも思い出です。(今年、「これ、わいろです。」というコトバとともに持参された方がおられました。30数年ぶりに耳にしました。感動です!その方は女性です。赤点はつけないでおきます?!)

 2件目は、ホーム担任をしていたクラスの女子、30名のほぼほぼ全員が手作りチョコを持参するという、今のコロナ禍ではあり得ないイベントが挙行された際の出来事。ある女子が、高さと奥行きがそれぞれ約5センチ、長さが30センチを超える大きな箱を持参しました。周りの友人達もクスクス笑っています。「せんせい、どーぞ!今すぐ開けて下さい!」手渡されるとズシリと重い!かつてない重量感!こんなに重いチョコ、初めて!その大きな箱を開けると「な、なんと!」職員室中にぷ~んと拡散する、その独特の香り。中に入っていたのは、生チョコならぬ、生たくあん、1本丸ごと!やられましたあ・・・みんなで大爆笑!おうちで家族みんなでおいしくいただきました。あんなに度肝を抜かれた贈り物は・・・今までないなあ。バレンタインにたくあん丸ごと1本って・・・発想がシュール過ぎ・・・(そんな彼女も今は立派なお母さん。昨日、息子にたくあんのプレゼントしたんかなあ・・・しんやろなぁ・・・今はまぼろしぃ・・・)

 さて、3年生諸君!国公立前期2次試験まで、あと10日!決戦まで1週間ちょい。明日からの天候は真冬に逆戻りとか・・・気温の変化がヒトの体調・神経に与える影響は無視できません。暖かーい格好で、免疫力あげて、がんばり抜いて下さい。いつからなんでしょう、2次試験の日が2月25日(曜日に無関係)となったのは・・・堀の誕生日と重なったのは・・・因果な日です。

 一方で、生徒達から最も祝ってもらえた日でもあり、その日の光景がいまだにまぶたに焼き付いています。その年も堀は3年生のホーム担任(文系)を楽しんでおりました。この学年は、基礎学力が高く、当時のセンター試験直前時点では、金沢大学指向が非常に顕著で、富山大学を第1志望としている生徒はゼロでした。ところが!その年のセンター試験がいきなりの難化。文系も理系も目標点に届かない連中が続出してしまう緊急事態。そこで目標点にいたらなかった金大志望者が選んだのは・・・浪人を避けるべく、富大への前期出願でした。前期ゼロだった富大第1志望者数が、出願者数30人越えということに。当時の担任団は、2月25日に受験生を応援すべく、出願者の多い金大と富大に分かれました。堀は富大の応援に赴きました。金大と違って、富大は構造上、正門を必ず全員が通るように(ほんとは裏門もあるんですが、受験生レベルでそれを知っている者はいない・・・)なっています。門のところで待っていれば、ほぼ全員を激励できるというわけです。前日から富山市内のホテルに泊まる者もいれば、当日、JRでやってくる者もいます。みんなが門を通過する、だいたいの時刻に、富大正門前で待っていました。ところが、次々と他校の生徒達が通過し、母校の先生方やら、塾・予備校の先生方やらから、檄を飛ばされ、握手しているというのに、ウチらの生徒が姿を見せません。あれ~、ウチら来る前にもう入場したんかな~、おかしいな~と思って時計で時刻を確認した、その次の瞬間!門の死角から、大勢の見覚えのある制服が一斉にわーっと出てきて、堀を取り囲みます。20人を超える高校生がリエゾンで「ほりせんせ~!おたんじょうび、おめでとうございま~す!」とシャウト!そして、せーの、の合図で「ハッピ、バースデー、ツーユー。ハッピ、バースデー、ツーユー。ハッピ、バースデーーーディア、パーパー!ハッピ、バースデーーーツーユー!!パパ~おめでとう!!」(当時のあだ名が「ほりぱぱ」でした・・・なので、「ぱぱ~」と呼ばれること多し、この学年からは、いまだに・・・片町あたりで当時の教え子から「あっ、パパ~、なにしとれん、こんなとこで~!」と声をかけられると、周囲が変な目で堀をながめます・・・止めて欲しい、繁華街では・・・パパ活かっ、みたいな)まさに、サプライズ!ほんとに驚きました。一瞬、目が点になって、囲まれて、注目の的になってて・・・激励すべき任務を忘れ、ぼーっと固まってました。でも、あの時の生徒達の純粋で澄んだ目を、してやったりのニッコニッコの満面の笑みを忘れることはできません。そして、次の瞬間、「こいつらは勝った!」と確信しました。この余裕って・・・何?自らの人生をかけた勝負直前に、他人のことをおもんばかってサプライズしかけるって・・・どーゆーこと?しかも、このリラックスした表情!!「はい!あなたたちの勝ち!」ほんとにそう思いました。実際、90%以上の合格率で富大を突破し、その大半が就職の際は、金沢に戻ってきて、知りうる限り、それぞれに幸せに過ごしているようです。あと10日で、59才・・・もう十分生きましたねぇ・・・そして、あと1年で・・・2年生諸君!ともに卒業しましょう!その日までは、なんとか、しのぎます、いろいろと。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.先週のクイズの解答です。この商品、いまだにアメリカで、その独特の「入れ物(container)」で有名な、その名も‘L’eggs’(「レッグズ」のように発音)。分かります?見た目、Largeサイズの、Lサイズのeggというわけです。まさに、「大きな卵」形の入れ物。その中身は・・・日本語で言う「パンスト」なのです。実はこれ、和製英語。英語では側面に‘pantyhose’と記載されていますよね?そうです。日本語で言うところの「ホース(馬でなく、筒状のもの:ビニールホース)」の元になった単語が、しかも、音が静音化されて(英語では「ホウズ」のように濁音)、外来語として「輸入」されたものなのです。この製品名は「パンホー」となる可能性があったということです。でも、「ホウズ」やら「ホース」ではなあ・・・わかりやすい商品名は・・・そうだ!「ストッキング」!略して「パンスト」となった、とのこと(諸説あり)。ちなみに、sがついて複数形になっているのは、jeansやらpantsやらと同じで、足を突っ込むところが複数(2ヶ所)あるから。諸君!L’eggsで検索してみて下さい。実に様々な色とデザインの「大きな卵」がヒットします。将来、渡米したら、お土産にどうぞ。意外とウケますよ。高級なお土産物屋さんにはないので、「ウオルマート」みたいなスーパーへGO!

P.P.S.25H前に置いてある奴、白い卵なのに・・・中身はグレー・・・なんで??変色したわけではなく、もともと、グレー・・・WHY?!Americans!!

 

錦高日記2月15日(月) ~英語研究部 英語暗唱コンテスト結果~

 2月11日(木・祝)に、本校英語研究部員の8名が「第27回英語暗唱コンテスト」に出場し、県内高校英語部の約100名と競い合いました。予選は10会場に分かれて行われ、各予選会場から2名ずつが決勝進出者として選ばれ、本校からは22Hの本同加奈さんが見事、決勝進出を果たしました。引率された先生からは、「コロナ禍において各校が参加者を絞ってきたため、予選でも予想していた以上にレベルが高くなっていました。決勝に進んだ本同さんは、結果にはまだまだ不満足なようでした。」とのコメントが・・・。

 本校の2年生徒たちは、今年度様々な外部コンテストなどに積極的に参加してパフォーマンスが演じられておりますが、単に参加するだけでなく、結果まで意識するような高みを目指すものたちが増えているように感じます。自分たちのやりたいことに積極的な生徒たちを本当に誇らしく思います。

 

錦高日記2月12日(金)Ⅱ~1年生「求人票」作り~

 本日の7限目、1年生は「総合的な探究の時間」でした。今日のテーマは「求人票作り」です。これまではある程度学校が設定したテーマに沿って活動し、探究のプロセスを学んできましたが、いよいよ「自分のやりたい事」を「求人票」にまとめて仲間を募集する段階に入りました。

 今日は、まず北村先生から各教室の生徒たちへZoomで求人票作りのポイントが一斉に説明されました。生徒たちは画面と手元のプリントを見ながら、自分の課題を考えていました。そして、後半は「求人票」に実際にやってみたいことを書き込んでいきました。「フルーツ大福を作る」「300均商品を考える」など、アイディアが書き込まれていきました。

 本日作成された求人票は、春休み期間にGoogleClassroomで公開され、4月には希望調査、グループ編成と進みます。これから仲間と協力し合って、自分の意思で行動する楽しさを体感して欲しいと思います。

    

 

錦高日記2月12日(金)Ⅰ ~3年生 小論文等添削指導~

 3年生は出校限を過ぎましたが、校内の各所において、小論文などの添削指導が続いています。大学入試の方法が昨年から変化したこともあり、今年度は小論文や面接の指導を希望する生徒が大幅に増えました。本校では、以前から職員全員で指導を行うことができるよう、指導方法などを共有する機会を設けてきました。今日も本校の若い先生方が、ご自分で勉強をしながら、またベテラン先生のアドバイスをもらいながら??、一生懸命に指導にあたられています。

 本日から始まった特別補習にも多くの3年生が参加して頑張っています。3年生の諸君!最後まで一緒にがんばっていきましょう!!(1,2年生の諸君も学年末試験の準備を3年生に負けないようしっかりやってくださいね。)

   

錦高日記2月10日(水) ~3年生 出校限 学年主任が贈るLast Message!~

 本日は、3年生にとって最後の授業日になります。朝のST、1・2限目の授業と進んだ後に、3・4限目は学年集会とLH(4クラス毎に分かれて実施)が行われました。

 学年集会では、始めに髙橋進路指導主事から今後の受験に関する諸注意などが、続いて宮岸生徒指導主事から卒業式に関する諸注意などがあり、最後に田畑3学年主任が登場してお話をされました。

 約1000日間、本校3年生の成長を見守ってこられた先生は、「他の先生から”3年生が(精神的にも身体的にも)立派に成長したね”というコメントをもらうことが多くて、学年を預かってきた者として本当に嬉しく思います。ありがとう。」、「今日で授業日は終わりますが、進路が決定している人は、明日以降も(4月からの新しい生活をするために役立つ)勉強をしっかり続けていってください。」、「これから個別試験を迎える進路の未決定の人たちは、成績向上の実感がなくても、ここからの2週間が現役生が最も力をつけられる時期なのです。明日以降も前期試験や後期試験に向けて最後まで頑張ってくれるものと、皆さんを信じています。頑張ってください。」などと、Last Messageを送られました。

 この後、3年生らが学校に来なくてはならない日は、3月の2日(火)と3日(水)(卒業式)の2日間だけで、田畑先生が彼ら彼女らに何かを伝える機会はほとんどないのが実状です。

P.S. 個別試験対策用の特別補習や小論文等の添削は明後日以降も続けられていきますので、是非、この後も学校を活用して栄冠を勝ち取ってくださいね。(最後まで応援してます!!)

    

 

錦高日記2月9日(火) ~2年生 課題研究発表会~

 本日の午後、2年生は課題研究の発表会及び1年間の研究の振り返りを行いました。今日の各グループの発表は動画として記録されるということもあり、ポスターもプレゼンテーションでのパフォーマンスも直前まで練習を重ねていました。発表の後には質疑応答やメッセージのやり取りがあり、さらに自分の考えを深めていました。

 最後の1時間は1年間を振り返る時間です。ワークシートには「プロジェクショングラフ」を記入する部分があり、この1年間の自分を振り返り、どんな時にモチベーションが上がり、または下がったかを振り返っていました。自分がグループ内で貢献できたことを述べる部分もあり、自分を冷静に見つめ直す時間となっていました。

 本日の発表会にはこれまで関わっていただいた4名の講師の先生方もいらっしゃり、生徒たちの1年間の成長に感心していらっしゃる様子でした。

 自分で見つけて、自分で考えて、仲間と相談して、まとめて発表する、この過程を通して、生徒たちは一回り大きな人間に成長しました。

 

 

      

   

     

【お知らせ2/9】保護者の皆様及び1,2年生徒諸君へ ~学年末試験の1週間前です~

 2月16日(火)より、1,2年生の学年末試験が始まります。本日はそのちょうど1週間前となり、職員室等への入室にも制限がかかるようになります。1年生は12科目、2年生は13科目を5日間でこなさなくてはならない進級のかかった大切な試験になります。学習内容で自信のないところがあれば、ドンドン先生方に質問に来てください。しっかりと準備を進めていきましょう。  

   R2 学年末試験 時間割.pdf       

ほりほりの部屋Vol.46「恵方巻き?北方領土にバレンタイン!2・25は因果な日~前編~」

 皆さん、こんにちは。堀です。3年生諸君!いよいよ、あさっての水曜日が最終登校日ですねっ(3月2日の同窓会入会式や3日の卒業式はありますけども)!長かった?あっという間だった?それぞれに感じ方はあるでしょう。悔いはないですか??やりきりました?受験は今から佳境に入るヒトが大半。そこんとこ、やりきろう!必ず!!皆さんの出願一覧を見ていて言いたくなるのは、やっぱり「よし!(願書)出したんなら、やるしかない!がんばれ!」しかないです。緊張しきってるヒトに、さらに緊張感を高めるコトバをかけるのはいかがなものか、と最近の心理学者さんは言います。でも、‘Take it easy!’(気楽にいけよ。)は我が国の伝統的精神文化にはなかなかしっくりとはきませんねぇ。韓民族と共通で‘tension’民族と言われる我々には、やはり「がんばれ!」でしょう。がんばれ、がんばれ!にしき!GATで乗り越えろ!!

 さて、諸君は恵方巻きなるものを先週食べましたか??今年は、百数十年ぶりに「節分の日」、つまり、立春の前日が、天文学上の理由で、2月2日だったそうですが、今年で教員生活36年目の堀にとって、忘れられない「節分の日」があります。教員生活9年目、32才の時、2月3日の朝、STのため、わがホームに向かっていました。教室に入ろうとすると、扉の上に黒板消しが挟まっています。扉を開ければ、その黒板消しが堀のアタマを直撃し、スーツもチョークの粉まみれになる、という寸法です。「ふふ、そのテには乗らん!!」とばかりに逆の引き戸を「甘いっ!」と叫んで勢いよく開けました。その次の瞬間、目の前でいったい何が起こったのかわかりませんでした。クラス全員45名の息の合った「オニは外!ホリは外!!」の大合唱とともに膨大な数の、全員、手にいっぱいの豆を、全集中で一斉に投げつけてきたのです!しかも波状攻撃で!!痛いのなんのって・・・生徒名簿で防戦一方でした。顔も上がられないくらい、何度も何度も「ホリは外!」の連呼!豆の嵐!クラスの外まで後退せざるを得ず、全まめ撃ち尽くしたところで「ホリオニを追い出したぞ~!やったあ!」と拍手と歓声!やられました・・・そして、「これでオニを退治できました。ご協力、ありがとうございました!」とのクラス委員長の声の後、クラス全員が「ありがとうございましたぁ!!」とリエゾン。さらに、こちらから指示するまでもなく、素早く全員で豆の後片付け・回収作業開始。終了後は窓の外の芝生にばらまき、近隣からよくやってくる鳩や野鳥がついばむエサとなりました。うむ、悔しいけれど、敵ながらあっぱれ、潔し、段取りよし、憎めぬ奴らじゃ。2月3日になると思い出します。I miss it.(豆を投げつけられたいわけではない!M?!)

 昨日の日曜日、2月7日は何の日だったでしょう?それは「北方領土の日」。しかも今年はこの日が制定されて40年目の節目の年。様々な記念式典が準備されていたそうですが、コロナ禍であるがゆえ、北方領土返還運動発祥の地、根室にて、東京とオンラインでつないでの式典開催、との報道がありました。式の締めくくりに、島民4世で、諸君らと同世代の高校2年の女子生徒を中心に、左手を腰に、右手をグーで斜め上に突き上げて、あるシュプレヒコールを大声で4回、参加者全員で繰り返している映像が流れていました。「北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!北方4島~、返せ~!」その時、37年前、堀が21才、大学3年生の夏の思い出がフラッシュバックしました。

 訳あって、7月上旬から8月下旬までの1ヶ月あまり、堀は北海道1人旅の真っ最中でした。バイトで貯めたおマネー握りしめ、特急で日本海沿岸を北上、青森から青函連絡船でイルカの大群の歓迎を受けながら函館入り。その後、JRとヒッチハイクを併用して、ほぼほぼ時計回りで北海道をぐるり1周の旅。貧乏旅なので「ユースホステル(略称:YH 堀のイニシャルと一緒)」というボランティアのヘルパーさん達で運営される簡易旅館を利用し、全道泊まり歩きました。おマネーがなくなりかけると、その場でバイト。一番思い出深いバイトは、海岸の浅瀬でゴム長を胸まで履き、我が身そのものを回転させコンブを全身で巻き取るという、超原始的コンブ採取業、その名も「コンブラー」!夏でも冷たい根室の海での「コンブラー」は過酷!ただし、1日がんばると7~8,000円もらえたので、当時としては破格のバイト代で、YH4~5泊くらいできましたっけ。

 その旅の中頃、稚内港から船で2時間あまり、(北方4島を除いた)日本最北の島(有人島)、礼文島を訪れました。夏、その緯度の高さゆえ、海抜数メートルでも高山植物が生い茂る、お花の島となります。今も昔も、自然は相変わらずのようです。ネットで調べて、ほっとしました。変わってないものがもう1つ。この島唯一のYH、その名も「桃岩荘」。かつてはニシン漁で栄え、巨万の富を手にした漁師のベース基地で、かつては「ニシン御殿」と言われたお屋敷です。ニシン漁が廃れ、手放されたお屋敷を、あるペアレントさん(YHのオーナーさんの通称)がYHに改築した伝説の「北海道3バカユースホステル」の1つ。ボランティアのヘルパーさん達の元気の良さ(バカさ?)が、当時も今もハンパないんです!この件については、今回は詳しくは触れません。各自、ネットで調べるように?!各YH毎に、楽しいオリジナルツアーが組まれることが多く、堀は当時、「この最北の島の、最北の地を巡るツアー」に参加。最北の崖の上、参加者全員で、目前に見える島に向かって、大声で叫ぶのが、このツアーのクライマックス!当時のソビエト連邦に向かって叫んだ、そのコトバこそ!「北方4島~返せ~!!」でした。皆、ばかばかしいくらい大声で、力の限り叫びました。何度も何度も。政治的な思惑とか、そういうのではなく、若さゆえのバカさの限りを尽くしていただけだったと思います。今思えば、あの頃が「北方領土の日」制定から3年目くらいだったことになります。元住民の方々の熱い思いが政治を動かしていたことは間違いありません。40年も経ったのに・・・青臭い学生だったやつが、定年間近にかかっているのに・・・お花畑は不変でいいけれど、こういう不変って・・・どうよ?でもでも、言い続けないと風化してしまう。生徒諸君!大学進学して、「自分時間」使って、バイトして、自分のおマネーで、ときには「コンブラー(今もあるんか、このバイト??)」しながら、日本最北の地「桃岩荘」を目指そうではないかっ!そして、ロシアに向かって叫ぶのです、最北の崖の上で!「北方4島~、返せ~!」って。どうかお願いです。思いをつないでいって下さい。この「思い」重いでぇ~。お後がよろしいようで。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.今回、写真が使えなかったので・・・突然ですが!クイズです。次の写真の商品はいったい何でしょう??実物は、25H前の机の上に置いておきますが、触らないよう・・・35年ほど前、アメリカ・テキサスのスーパーにて、「面白い!」と思って購入。だいぶ劣化してるので・・・そのフォルムや書かれている英語表記からいろいろ想像してみて下さい!英語のコトバ遊び、だじゃれから商品化されたものです。堀が購入したのは「白」ですが、スーパーにはものすごい色のバリエーションが存在しました!(現在も全米で売られているのかな??)答えが分かったら、校長室までGO!GO!。正解者には豪華(?)景品贈呈!

錦高日記2月8日(月) ~1月の花々~

 今月の花々のコーナーです。

 本校の中央階段踊り場には、いつも華道部の作品が飾られています。生けられた花々は日を経るにつれ、蕾を膨らませ、花を開きます。今回はその様子を交えながら、作品を楽しんでいただこうと思います。

 まずは、春の代表的な花「菜の花」です。ここでは黄色い菜の花が生けられていますが、広く捉えると菜の花には白色も薄い紫色のものもあるそうです。小さな黄色の花が少しずつ開いていくと、春も一緒に一歩一歩近づいて来るようですね。

 

 次は紫色が高貴な雰囲気を醸す「杜若」と、春の花の1つ「ストック」です。カキツバタは本来なら5月頃の花だそうです。ストックのピンク色と好対照ですね。中心のカキツバタが開くと、グッと華やかさが増す気がします。

  

錦高日記2月5日(金) ~「読んでみたくなっちゃう本」⑤~

 今日は「読んでみたくなっちゃう本」最終回です。

 今日の1冊目は、現在テレビドラマ、CMなどで大活躍している浜辺美波さんが主演した「君の膵臓を食べたい」です。もう読んだ人も多いかと思います。

『君の膵臓をたべたい』 住野 よる 著

「君の膵臓を食べたい」(中略)「いきなりカニバリズムに目覚めたの?」「昨日テレビで見たんだあ。昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって。」

 2冊目もタイトルが「?」ですね。作者の名前と何かつながりがあるのでしょうか?興味が湧きます。

『晴れ、時々くらげを呼ぶ』 鯨井 あめ 著

「・・・・こんなテロの想像したことない?」「理不尽なんだよ。 理不尽に対抗する手段でさえ、理不尽なんだよ。」

 長らくお付き合いしていただき、ありがとうございました。若い頃の感性に磨きをかけるためにも、たくさんの、色々なジャンルの本をぜひ読んでくださいね。

ほりほりの部屋Vol.45「夜明けは来る!~どーんと来る!~」

  皆さん、こんにちは。堀です。先日、念願の「たこさんwinner」ゲット!第1印象は「あれ?ウインナーのたこの足は?」でした。しか~し、食べたらわかる!一かじりするとパン生地の中から~、たこ足登場!表に出ていたのは、たこ頭ということ。ふむ、ケチャップ大好きなのでイイ感じ!パセリも彩り加えてイイ感じ!

 3年生諸君!私立大入試も本格化する今週末。出願も終えた国公立、前期2次試験まであと3週間足らず。体調には十分気をつけて!!本校特製のおにぎりやパンも絶賛応援中!!先生方の個人添削指導もいよいよ佳境に入ってきます。最後の仕上げの段階へ突入!悔いのない受験にしよう!GATで走り抜けて!!!

 最近、諸君が登校し始める、夜明け前の時間帯、7:00前くらい、めっちゃ冷えた~冷えた~(ひえたのあれ~from日本史・・・うむ、まさに寒い・・・)って日、ありますよね?雲がなくて、暖かい空気が地上から外にどんどん逃げていく~みたいな・・・これって、なんていう状態?そう、「放射冷却」っていうんですよね。英語ではなんと??‘radiation cooling’って言います。自動車のエンジンの冷却機関(つまり、熱「放射」機関)を「ラジエーター」っていうことと合わせて憶えると良いですね。

 さて、ここで英語のことわざを一つ。‘The darkest hour is always just before the dawn.’最後の単語は「ドーン」のように発音します。「ダウン」でないので要注意!!まさに「夜明け」という意味です。「最も暗い時間は、いつも、夜明けの直前だ。」→「夜明け前が最も暗い。」→転じて「つらいことの後には必ず良いことがある。」という意味のことわざとして用いられます。3年生諸君!合格通知をもらう前、進路決定の直前こそが、the darkestなのです。でも必ず、dawnは来ます!どーんと来ます!その瞬間まで人事を尽くそう!後期までねばろう!!1・2年生諸君!今、様々なことで悩んでいることでしょう。勉強のこと、部活動のこと、友人関係のこと、恋愛のこと・・・人生、あとあと振り返ったら、あの時期がthe darkestやったなあ、って思える日が必ず来ますから。いつ?ってことは簡単には言えません。でも必ず、dawnは来ます!どーんと来ますから。信じて下さい。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.堀が高2の頃、世界的に大ヒットした映画の原題が‘Dawn of the Dead’(死人の夜明け)でした。君たちもよく知っているコトバ、保護者の皆さんもご存じの日本語のタイトルは・・・「ゾンビ」!です。そういえば、マイケル・ジャクソンの「スリラー」にもたくさん「ゾンビ」が出てきて踊ってましたねえ・・・若かりし頃、文化祭で、ホーム担任としてクラス全員で踊ったな~「スリラー」・・・I miss it・・・

錦高日記2月4日(木) ~金沢西高校とオンライン発表会~

 本校では、「総合的な探究の時間」に、多くのグループに分かれて、自分のたちの関心のある課題に関する探究活動を行っています。その内の2グループが、昨日、金沢西高校の探究グループとオンラインで合同発表会を開催しました。

 本校から参加したのは、2年生の 映像制作「movie Eye」(代表 21H森岡美空さん)と ゲーム促進「現役ゲーム人口100%計画」(代表 24H原田月読さん)の2グループです。金沢西高校からも2グループが参加し、お互いにプレゼンテーションを行いました。発表の後にはディスカッションが行われ、初めて会った者どうしでしたが、とても活発な議論がなされました。

 参加した生徒たちからは「楽しかった」という声が多く聞かれ、自分の意見を誰かに伝える喜びをしっかりと味わっていたようでした。これからも、発表の機会があるかもしれません。ぜひ、多くの生徒たちに、積極的に参加して欲しいと思いました。

     

 

錦高日記2月3日(水) ~錦丘新聞3・4月号に向けて 新聞部~

 本日の昼休み、各部活動の部長が集合し、写真撮影を行いました。その目的は「錦丘新聞」3月号と4月号にあります。

 例年、3月号には卒業生へのメッセージが、4月号には部紹介が掲載されます。紙面には各部の部長の顔写真がメッセージとともに並ぶのです。ネクタイをきちんと締め、緊張気味の部長さんたちに、写真撮影を行った写真部のカメラマンたちから「もっと笑って下さい」などの注文が飛んでいました。

 紙面にはどのような笑顔が並ぶのでしょうか。彼らのメッセージとともに、今からとても楽しみです。

   

 昨年の錦丘新聞

 活躍したカメラマンの皆さん(写真部)

 

錦高日記2月2日(火)Ⅱ~2年生 発表前の最終打ち合わせ~

 本日7限目「総合的な探究の時間」に、2年生は来週の発表会に向けて最終の打ち合わせを行いました。まず、担当の先生から来週に向けてのタスクが伝えられました。ポスターを完成することや自分たちの発表を撮影してくれる人を探すこと、どのグループの発表を見に行くかを決めることなどが提示され、教室には緊張感が漂いました。

 ポスターに色をつけて分かり易く工夫する者、スマホのアプリで作成したスライドを使って発表練習をする者、資料の最終整理をする者など、それぞれのグループが仲間同士協力し合って取り組んでいました。クラスを越えて結成されたグループは、いまや「チーム」へと変化を遂げているようです。

 来週の発表会が本当に楽しみです。

    

錦高日記2月2日(火)Ⅰ~1年生 LHで大学調べ~

 本日の7限目、1年生は大学調べを行いました。スマートフォンや進学事典などを使って、大学の学部・学科の内容、特徴、学費など、自分の進路目標「なりたい自分」を思い描いて、いくつかの大学等を選び出し、ワークシートにまとめていきました。おしゃべりをする生徒は一人もおらず、みな真剣に取り組んでいました。まだまだ大学の内容がピンっと来ない場合もあったかもしれませんが、これをきっかけとして自分で情報を収集し、比較・検討していって欲しいと思います。

 その後、担任の先生から学年通信と学年末試験に向けた計画表が渡され、今月の予定をチェックしながら、最後の定期試験に向けて目標を立て、計画を練っていました。

     

錦高日記2月1日(月)Ⅱ~月曜日は華道部の日~

 毎週月曜日は華道部の部活動の日です。活動場所にお邪魔してみました。

 本日の花材は 青もじ、ストック、レザファン、ピンポンマム です。春を感じるストックは白色、ピンポンマムの赤のような茶色のような色がポイントになり、青もじの小さな実がかわいらしさを加えてくれています。同じ花材なのに、生ける人によって表情は違うものになり、さらに先生の手が入ると印象が変わります。これが華道の面白さなのだと感心しました。

 先生の生けられた作品は、いつもの中央階段の踊り場へ、生徒たちの手によって運ばれました。今後しばらく私たちの目を楽しませてくれることになります。

   

 

錦高日記2月1日(月)Ⅰ~ルールを守って正しく使おう!~

 今日から、本校購買前にペットボトルなどのためのゴミ箱が設置されました。

 以前もこのゴミ箱は購買前に設置されていたのですが、残念ながら使用状況が悪く、ルールを守ろうという呼びかけも届かずに撤去となってしまいました。撤去されると、その不便さがよく分かりました。自分たちの生活環境を改善しようと、生徒会が学校側へ働きかけ、さらに学校評価アンケートにも複数の生徒の声が寄せられ、今日の「ゴミ箱復活」の日を迎えました。まさに、生徒たちの運動がもたらした「ゴミ箱の復活」です。

 不満をただ並べていても、何かが変わることはあまりありません。しかるべき方法で交渉する、それが大切ですね。

 でも、本当に大切なのはこれから。みんなでルールを守って、快適な学校生活を維持しましょう。

錦高日記1月29日(金) ~2年生 ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業 講演会~

  本日7限目、2年生を対象に、株式会社ガクトラボより 仁志出 憲聖 氏をお招きして、講演会が開催されました。この講演会は「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」の一環で、地元金沢を愛し、金沢で起業された仁志出さんは、うってつけの講師だといえます。

 ご講演はご自分のプロフィールから始まりました。大学に進んで楽しい毎日を過ごす中で「これでいいのかな?このコンクリート(校舎のこと)の中にずっといて、本当にそれでいいのかな?」と思うようになり、大学の外での活動を始め、ついには起業するに至ったそうです。「ぬるま湯」に疑問を投げかけて、よりよい自分、本当にやりたいことを追求する、簡単なことではないですよね。「勇気があるなぁ~」と筆者は思いました。

 「行動しないと、何も変わらない。」仁志出さんからの最後のメッセージです。あれやこれや考えることも大切でしょうが、とにかく行動してみよう。何か大切なものに巡り合えるかもしれませんよ。

  

 

錦高日記1月28日(木) ~3年生 小論文講座~

 今後の国公立大学二次試験などで小論文が必要な生徒たちのために、本日の5・6限に学研より講師の先生をお願いして「小論文講座」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて2グループで受講しました。

 講座の内容は、小論文の構成の仕方、書き方のポイント、各パーツの適切な分量や言葉遣いなど、大変実践的なものでした。本日は「公共交通機関における優先席のあり方」という課題を例にして、実際に小論文の内容を組み立てる場面もありました。どの生徒も真剣に画面を見つめて耳を傾け、時折メモを取りながら、熱心に取り組んでいました。

 講師の先生の印象的なお話しの一つ。「文字はていねいに書きましょう。どんなに良い内容が書かれていても、乱暴な文字で書かれてあるとよい印象がありません。」小論文も答案も、読み手があります。心を込めて書くことが大切なのだな、と感じました。

 生徒たちは、本日学んだことを基にして、明日は小論文模試にチャレンジします。

  

錦高日記1月27日(水) ~1年生 消費者教育講座~

 本日の3、4限目、1年生を対象として、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の 西山 浩介氏 を講師にお招きし「消費者教育講座」が開催されました。密を避けるために、学年を2グループに分けて、これからの「18才成人」に対応すべく新成人らが今後注意すべき事例について学んでいきました。講座の途中には、講師と本校生徒による「アルバイト詐欺」の概要や留意点などを理解するための寸劇も行われており、生徒たちは”未来に起こりうる自分ごと”として真剣に話を聞いておりました。

   

ほりほりの部屋Vol.44「花丸・あんき・エンピツともだち~SP人材豊富な錦~」

 皆さん、こんにちは。堀です。昨日、国公立大学2次試験出願受け付けが開始されました。第1回大学入学共通テストから、はや、10日。3年生諸君は、自己採点した点数とにらめっこしながら、ホーム担任や保護者の方々と様々な観点から出願校を決定しつつあることと思います。理科および地歴公民での点数調整やら、地元金沢大の後期募集中止やら、なにかと考えねばならない要素が次々と巻き起こっています。そんなときこそ、迷ったら、原点回帰!『私の「なりたい自分」ってなんだっけ?』『その大学・学部は、夢を叶えるための「踏み台」になるのか、ならないのか?』出願したら、4週間後の2月25日に向けた準備に人事を尽くし、悔いのない受験を!後輩達も先生方もみんなで応援してます!コロナ禍だからこその健康第1!GATで!!!

 以前からお知らせのあるように、受験生応援企画として「おにぎり」に続いて、「パン」が本校購買にて販売されています。エリーゼキッチンさんとのコラボ。ただし、パンは掲示板にあるように水曜日限定販売。買おう買おうと思いつつ、つい販売日を忘れて、手に入らずにいました。本日、ようやく3種類のうち2種類ゲット!実食!

 「花丸ちぎりパン」と「あんきパン」。まさにその名の通り、縁起の良い「花丸」のかたちで、5つのトッピングが特徴。あんこ・ブルーベリー・チョコ・バナナ・くるみ、5つのフレーバーを楽しめます。かたや、ボリュームある揚げパンの上に、中身が「あん」こで、外に「き」なこで、「暗記」に引っかけた「あんきパン」。どちらも、うまい!うまい!うまい(煉獄さんふうに)!来週は、残りの1つ、「たこさんwinner」にチャレンジだお。

 さて、去年、『ほり部屋 Vol.21「~エンピツはともだち~」』において、40年前の共通一次の際、堀がマークシートを塗りつぶす時に使用した、絶好調「ユニ」鉛筆24本中の現存する20本を紹介しました。35H前のスペースに縁起物として置いておきました。先日の大学入学共通テストの際、相当数、減っていました。お守り代わりに連れて行ってくれたのですね。その後、少しずつ返却されてきましたが、写真にあるとおり、あと3本の「ともだち」が戻っていません・・・ただ今、17本・・・なんとエンピツ補助器も・・・使ってくれてるのかな?私大入試や国公立2次試験終わるまで「お守りともだち」として誰かの筆箱に潜んでいるなら全然OKです。全ての受験が終了したら、元あった場所へそっとお返し下さいませ。よろしくお願いいたします。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.「先週のsilent partners」~ちょっといいハナシ~

 先週末、朝の8時20分頃、金沢市立富樫小学校の室井校長先生から電話連絡がありました。最初、ドキッとしました。ウチの生徒がなにかやらかした?!と思いきや、「堀先生、ありがとうございました~。うちの小学1年生が錦の子に助けてもらいました~。」とのこと。小学校への通学途中、訳あって、しゃがんで泣いていたある男子児童に、ウチの男子生徒2人が声を掛けて、1人がその子のお世話をしている間、もう1人が富樫小へ走り、事情を説明し、小学校の教頭先生が現場に駆けつけて、事なきを得た、とのこと。「こんな素晴らしいことしてくれたのに、もし、それで遅刻して叱られでもしたら・・・と思って、連絡しました。どうか、責めずに、褒めてやって下さい。名乗らずに錦に向かったらしいので。」とも。うむ!かっこよし!さすがです!そのsilentぶりが特に好きです!お気に入り!見知らぬ人に関わることに、まずためらいが先立つことの多い昨今、無視して登校してもそんなもんだったのでは?生徒諸君!!善を行うにためらうことなかれ!!「良い」と思ったら、即、行動!若さってそんなもんです。(だから、時に、「バカさ」にも通ずるんですけど・・・わかさはばかさ・・・堀はいまだに「バカさ」ばかり・・・)連絡を受けてすぐ、1~3年学年主任のところに走り、その旨、伝え、遅刻扱いにしないこととこの善行を行った者が誰々なのか、わかったら教えて欲しいと伝えました。いまだに、どの学年主任からも報告が堀に上がってきませんが、別にOKです。だって、silent partnersなので。oKたぶん・・・

錦高日記1月26日(火)Ⅱ~2年生 発表会へ向けて~

 本日の7限目、2年生は「総合的な探究の時間」に行っている探究活動の発表会に向けての準備を行いました。紙面には発表の手順や役割分担、画面の下書きなどが書かれ、グループの中には実際に原稿を読みながら画面を変更する練習を行っているものもありました。このあと2年生は、もう1回の準備の時間を経て、2月9日に最終発表の日を迎えます。来年取り組むことになる1年生へのよきお手本となるような発表を期待してます!

  

   

 

錦高日記1月26日(火)Ⅰ~1年生「薬物乱用防止教室」~

 本日の7限目、1年生を対象として、金沢中警察署生活安全課の 八田 貴士氏 を講師にお招きし「薬物乱用防止教室」が開催されました。密を避けるために、Zoomを用いて、本校の放送室からライブで教室に流しました。生徒たちはプロジェクターに映し出された映像と八田氏の解説を真剣に視聴していました。配布された非行防止啓発リーフレット「なくそう非行!」もよく読んで、薬物に対する正しい知識と認識をもって欲しいと思いました。

 

  

錦高日記1月25日(月) ~2年生現代文で研究授業が行われました~

 本日の5限目に、24・25H(文系)の現代文で研究授業が行われました。題材は、夏目漱石の『こころ』。筆者が高校生の時にも教科書に載っていた現代文教材の代表的な作品です。

 『私』によって語られる『K』とのお話しには、筆者が高校生当時には思いもしなかったような様々な「なぞ」があるようです。今日の授業は「これまでの授業を通して、あなたは、『K』はいつ自分が死ぬべきだったと考えていたと思いますか。また、そう考える理由はどのようなものですか?」に対してグループで意見を出し合い、みんなの考えをまとめ、発表するというものでした。グループワークでは、それぞれが自分の考えに加え、筋の通った理由を堂々と述べていました。答えのない問題に自由な発想で意見を述べ合う、筆者が高校生の頃には経験できなかった授業内容でした。あのような活動を重ねていけば、物語の行間を読む力や、人間や物事に対する洞察力も鍛えられるのはないかと思いました。

 次の授業で、どのような「まとめ」になるのでしょうか。もうしばらく議論は続きそうです。

  

  

錦高日記1月22日(金)Ⅱ~「読んでみたくなっちゃう本」④~

 『読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?』のシリーズも4回目を迎えました。今日も2冊の本をご紹介します。

『さよならクリームソーダ』 額賀 澪 著

「さっき自分が三年後の話をしているのに、もの凄くびっくりしたんです。十年生きるかもしれないけど、明日死ぬかもしれないのに、先輩と同じ大学に行きたいなんて思うようになっちゃったんですよね。」

『三日間の幸福』 三秋 縋 著

「(略)何をしても構いませんよ」「何をしても?」と俺は訊きかえす。「ええ、どんなにひどいことでも。」「じゃあ、遠慮なく」俺はミヤギの手を引いて強く抱きしめた。(略)ひどいことしますね、とミヤギはいい、鼻を啜った。「あなたのこと、もう忘れられないじゃないですか。」

 いかがでしたか?今日ご紹介した2冊の本には、どこか死の気配がありますね。これらの本は本校の図書館にあるので、気になった人はぜひ借りてください。炬燵に入りながらページをめくるのも、「おうち時間」には悪くないですよね。

錦高日記1月22日(金)Ⅰ ~3年生 「なりたい自分」のために・・・~

 今週初めから、3年生たちは各人の「なりたい自分」に向かって2度目の猛ダッシュです。

 難関大学の一つである金沢美術工芸大学への合格を目指し、志望者たちが朝早く(下の写真は朝7時過ぎのものです。)から夕方遅くまでデッサン等の練習を続けています。この大学の試験時間は7時間もあるのですが、指導をされている開先生は「共通テスト対策の学習を続けてきたことで、(運動と同じで)絵を描くスピードがまったく遅くなってしまっている。このスピードでは7時間で作品を描きあげることに不安が残る。生徒たちには少しでも多く練習させたい。」との熱い気持ちを述べておられました。筆者たちはただ見守ることしかできないのですが、毎日へとへとになりながらも課題を描き続ける彼ら彼女らの努力している姿勢に心より精一杯のエールをおくりたいと思います。(粘り強くファイト!!)

   

錦高日記1月21日(木) ~2年生 『マイプロジェクトアワード』の参加に向けて~

 『マイプロジェクトアワード』とは、多様な参加者(高校生・サポーター・観覧者など)が集まる中で、社会を創造する「新しい学びの当たり前」を、共につくっていく場です。

 先日の校内選考会で、本校代表となった課題研究グループのメンバーたちは、その発表会に向け準備に余念がありません。放課後に原稿やスライドを作成しては自分たちで協議・修正し、今週になってからは、本校の教員からアドバイスを引き出そうと、小まめに職員室に通ってきています。(本当によく頑張っています。)今年度の”地域サミット”は今週日曜日の1/24にオンラインで行われることになっています。オンライン開催であるため、当日、各人は自宅にてパソコン等から発表を行うことになり、残念ながら、先生たちはサポートにはつけません。うまくいくようただ祈っているのみです・・・。

 

錦高日記1月20日(水) ~受験生応援パン、登場~

 これまで皆様に「受験生応援おにぎり」の話題をたくさん読んでいただきました。今日はその第2弾、今度はパンが発売されました!「たこさんWINNER」「花丸ちぎりパン」「あん(こと)き(なこ)パン」の3種類です。毎週水曜日に本校の購買で販売されるそうです。開発した2年生の女子が、本日の休み時間にPR放送を行いました。パンの美味しさだけでなく、コロナ期の食事のマナーまで伝えてくれました。筆者としては、花丸ちぎりパンに興味があります。(1度に5度おいしいパンなんです)みなさんはどれにしますか?

 

職員室の放送設備を使って全校にPRをする2年生

  

今日の空は美しかったです。(本校5階から西を望む)

ほりほりの部屋Vol.43「感謝を行動で表す~「ありがとう」溢れる学校へ~」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。放射冷却で朝は恐ろしく冷え込む今日この頃。「きんかなまなま(わかります?金沢の昔の方言です。じいちゃん・ばあちゃんにお尋ねあれ。)」の路面には十分気をつけて!浜辺美波風に言えば、「かかとを下ろして」、つまり、「地に足着けて」歩きましょう。しっかり踏みしめてぇ~GAT!

 先日、2年生諸君がお世話になった、今年度の本校修学旅行を担当していただいた「名鉄観光」の支店長さんと副支店長さんが来校されました。準備段階も含め、こちら側からの、多岐にわたる膨大な無理難題にも、誠実かつ迅速・的確に、嫌な顔一つせず、愚痴もこぼさず、対応していただきました。それでいて、silent partnersに徹した謙虚な振る舞いは「プロの矜恃」を感じずにはいられませんでした。本当に頭が自然と下がる日々でした。このコロナ禍にあって、観光業界は非常に苦しい状況にあると聞き及んでいますが、なんとかしのぎきって欲しいと切に祈っております。本校の修学旅行実施も、そういう経済的側面からも、業界や観光立県沖縄の「ニーズ」に合っていたのかもしれませんね(あくまで「結果的に」ではありますが・・・)。

 さて、その支店長さんから、「この前、ウチの武田(2年生諸君!憶えてますよね?2名の素敵な女性添乗員さんの内のおひとり。本校OG!諸君の先輩!一緒に記念写真撮った男子、たくさんいるよね?)が、ヒルトン北谷から送られてきた写真を見て泣いていました。」とのご発言。「ありゃ?本校生徒が利用した部屋で、なんか破損箇所でも見つかったか??」などと一瞬ヒヤリとしました(過去に他校で経験あり・・・)が、さにあらず。

 本校生徒達が、3連泊したヒルトン北谷を去る際、各自の部屋に残されていた、ホテルへのメッセージが記された写真です。ヒルトン沖縄北谷リゾートの担当者から、感謝の言葉とともにメールで送られてきたそうです。コースターやらメモ紙やら様々なものに書かれていたようで、たくさん残されていたものの一部とのこと。ベッドメイクに入った従業員の方々が支配人のところに持参したようです。先の武田さん曰く、「他校の修学旅行でこのようなメッセージを書かれる生徒様はあまり見かけないので驚きました!心温まるメッセージで私も大変感動しております。」うむ(煉獄さん風に)!感動の涙だったのですね。一瞬とはいえ、疑った自分を恥じます・・・

 一期一会になるかもしれない相手であればこそ、なおのこと、感謝は伝えるべきなのだと思います。のちのち後悔することになりかねないから。こんな風に、感謝を行動で素直に表すことができる諸君は、堀の自慢です!!さすが、さすがの錦生です。素敵です。感謝します!!諸君らがヒルトンに感謝したら、そのヒルトンが名鉄観光に感謝する。その名鉄観光が本校校長に感謝したら、その校長が諸君に感謝する。これこそが、「ありがとう」パワー!ただいま「感謝」循環システム、稼働中!!「ありがとう」というコトバには、ひとをものすごくポジティブにする力があるのです。コミュニケーションをスムーズにする特効薬でもあります。惜しみなく、使いましょう!言われて、悪い気がする人なんていないのです。堀は、この「ありがとう」が溢れる学校になれば良いな、と常々、先生方に伝えています。諸君もそう思いませんか?だって、「コミュニケーション力」上がるんだから!ちなみに万国共通なので、将来どこ行っても同じ。お忘れなく。人と人を結びつけるコトバです。Thank you!謝謝!Obligato!どんどん使おう!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.諸君のぱいせんは次のようなメールも送ってくれました。「先日の米心様とのおにぎりの商品開発の件も拝見させていただきましたが、母校の後輩が様々な面で活躍されていることに大変嬉しく思い、また私自身も後輩に負けず邁進してまいりたいと思いました。」とのこと。諸君のあずかり知らぬところで、諸君の活躍を見守っている人たちがいるのです。しかも、諸君の活躍を喜んでくれている人たちがいるのです。さらに、勇気づけられている人もいるのです。人は繋がっています。だから、もっともっと発信していこう!応援しています。

錦高日記1月19日(火) ~「読んでみたくなっちゃう本③~

 今日も窓の外は雪が降ったり止んだりのお天気でした。学校では、1・2年生はいつもの日課をこなし、3年生は今日から特別時間割となり、新しいクラスで前期試験や私大入試に向けての問題演習に取り組みました。

 今日は『読んでみたくなっちゃう本』第3弾として、以下の2冊の本をご紹介します。ご紹介する本文の抜粋は、生徒が選んだ箇所です。その本の内容をとても端的に表現している部分ですと、国語の先生が話していました。筆者は2冊目の本を読んだとき、”数字が美しい”ってどういうこと?、と思ったことを覚えています。では、お楽しみ下さい。

『アルケミストの不思議な家』 有間 カオル 著

「じゃあ、現代の連勤術師はなにを作り出すのか?」(中略)

「精神界の再構築、魂の錬金を行う」

「魂の錬金?」

「そう。目には見えない輝ける黄金を見つけ出し、再生させるのだ。(略)」

『博士の愛した数式』 小川 洋子 著

「見てご覧、220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組合せだよ。神の計らいを受けて絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の数字が見事なチェーンでつながり合ってるなんて。」

錦高日記1月18日(月) ~エールのおにぎりでパワーアップ!~

 大学入学共通テストが終わり、今日3年生は自己採点の結果を大手予備校等に提出しました。ホッと一息ですが、これは第1ハードルにすぎません。大学入試はこれからが本番です。生徒たちは、すぐに気持ちを切り替えて2次試験や私立大学受験に向かいます。まだまだパワーが必要となるこの時期に、「米心」様より「受験生応援おにぎり」のプレゼントがあり、担任の先生から3年生ひとり一人に配られました。2年生の想いもこもったおにぎりをもらって、3年生はちょっと嬉しそうでした。これからも一歩一歩進んでいきましょう。みんなで乗り切ろう!

  

錦高日記1月15日(金) ~3年生 共通テスト激励会~

 いよいよ明日からの2日間、大学入学共通テストが行われます。

 本日の4限目、共通テストに向かう3年生への激励会が視聴覚室にて行われました。密を避けるために学年を2つに分けて実施されました。

 校長先生からの激励では、先生が3年生のクラス担任だった時に、受験生の「守り神」だったものを手に取り、「どのような結果になろうとも、必ず月曜日には登校する」ことと「自分のこれまでにやったことを信じてガンバレ」という力のこもったお話しがありました。(詳しくは本日の「ほりほりの部屋」で述べていらっしゃいます。ぜひ、お読み下さい。)その後、進路指導課の髙橋先生より、共通テストにおける注意事項の再確認が行われ、大切なのは「冷静、ねばる、きりかえる」であるとお話しされました。

 生徒たちは真剣な面持ちで、しっかりと前を向いて、ジッと話しを聞いていました。

 今年は共通テスト「元年」となります。はじめてのことは誰でも不安に感じるものです。自分だけじゃない、みんなが不安なんだと認識し、グッと力をこめて、最後まであきらめず、冷静に、テストに臨んで欲しいと思います。

 3年生、がんばれ!

     

 

ほりほりの部屋Vol.42「Come back to your school! Come back to your HOME!! Come back to your Home-Room-Advisor!!!~通称‘Sailor Moon’より~」

 皆さん、こんにちは。堀です。心身ともに充実してますか?ドカ雪対応で腰を痛めたりしてません?堀のように・・・いまだ「ぎくっ」といった腰が不調・・・ということありませんか??朝の挨拶運動にも立てなかった今週でした。「魔女の一突き」はこたえます。週末だあ!もうひとがんばり!GAT!!

 3年生諸君!いよいよ明日から、「大学入学共通テスト」ですね!雪も峠は越えているようだし、今年も本校生徒は金沢工大が会場で、「地の利」もあるし、全力を出し切っておいで!!コロナ禍ではありますが、条件は皆同じ。マスク着用や飲食時の手指消毒の徹底など、今までやってきたことだから。そういう意味で、いつも通りに!

 日本という国が、国家レベルで全国一律のマーク式テストを大学入試に導入したのが、今から42年前。当時は「大学共通第1次学力試験(通称:共通1次)」という名称で1000点満点でした。1979年~1989年の11年実施され、その後、改良型の「大学入試センター試験(通称:センター)」が1990年~2020年の31年実施され、今年から、「大学入学共通テスト」へ変更されたわけです。制度上、いろいろ変更はありましたが、マーク式で基礎学力を診断するという目的に変化はありません。恐れるに足らず!

 昨年は堀自身も工大へ、激励に行きましたが、文部科学省より通達があり、「コロナ禍につき、受験生の激励を極力自粛せよ」とのこと・・・ホーム担任のみの激励としました。(どこかに隠れキャラ<マリオ?>が潜んで、近くから諸君らに怪しいパワーを送っているカモ?!)どうか、“Find your MAX!”今までの最高点をたたき出してきてください!悔いのない受験となること、心から祈っています。

 3年生諸君!一つ、お願いがあります。来週の月曜日、何が何でも、登校してください!ホームルームアドバイザー(HRA)、ホーム担任は待っています。以下の写真は、海上自衛隊・DD117護衛艦「凉月(すずつき)」に乗船した際にいただいた御朱印(まがい)と船員キャップです。注目すべきは、付箋を付けた「不沈生還」の4文字。

 この船は、旧日本海軍最大の戦艦「大和」の護衛を任としていた、戦艦「凉月」の後継艦です。第2次大戦末期に「大和」は最後の沖縄決戦に臨むべく、鹿児島を出港直後、アメリカ軍の空からの猛攻撃を受け、あえなく沈没します。護衛艦なども含め、大和船団は壊滅的打撃を受けますが、唯一、沈没せず、後進しながらでも、生還した船、それが「凉月」なのです。この御朱印には、「どれだけ攻撃を食らっても、沈まず、生きて還る」という願いと御利益(?)があるのです。諸君!「不沈生還」!どんな結果になっても、必ず、月曜の朝はホーム担任のところに還っておいで!「凉月」のごとく。恥ずかしいことじゃない。次の闘いに備えるのです。担任と、一刻も早く、話をするのです。3年担任や進路指導課を始め、全ての教職員でバックアップするから。作戦を立てようではありませんか!逆に、予想以上に良い結果になっても、おごらず!2月25日(堀の誕生日)に2次試験があるよ。2次対策立てよう!!とにかく、登校してください!全てはそこから!まだ、何も終わってない!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.海自オタクが命名した、護衛艦「凉月」のニックネーム、それが、“Sailor Moon”なんとそれが、正式な自衛隊の船員キャップに縫い付けられている・・・さらに、「凉月」のキャッチコピーが、『必ず戻ります。あなたのもとへ。』・・・ん~なんだかな~。隊員募集の一環、自衛隊を身近に感じてもらう宣伝のため、とか。ある女性自衛官は、「ちょっとやりすぎ。」とのコメント。「でも、それくらいしんと自衛官、特に海上は集まらんのよ。」とも。

錦高日記1月14日(木) ~教職員 面接・小論文指導研修会~

 本日の放課後、若手の先生方が視聴覚室に集まり、面接・小論文指導の研修会を行いました。(我々は”若プロ”研修会とよんでいます。)3年生は共通テストの終わった日から一刻もはやく、出願校の個別試験対策へと学習内容を切り替える必要があります。このため、本校では1月18日(月)には「面接・小論文ガイダンス」を行い、ほとんどの生徒の出願校が決定するであろう25日(月)あたりから具体的な面接・小論文指導を開始する予定としております。この会では進路指導課の担当の先生2名を講師として、それぞれにおける指導のポイントを皆で共有していきました。小論文の部では、実際の入試問題と生徒の答案を教材にし、ワークショップを行って意見交換しながら、ポイントを学習しました。キーワードは「サンドイッチ」。パンとパンの間に具(理由と具体例)をきちんと挟み込み、そのサンドイッチに合わないマーガリンやサルサソースなどは、入れたくても入れてはいけない、という事でした。

 本日の研修会で学んだことを生かして、我々教職員は全力で3年生をサポートして参ります。

      

錦高日記1月13日(水)Ⅱ~SPs女子バスケットボール部~

 本日の放課後、西の空が赤く染まる頃、本校の生徒玄関から大通りに続く通路には、女子バスケットボール部の生徒たちが除雪作業をしている姿がありました。今日は少し気温が上がったため、溶け始めて水分をたっぷりと含んだ雪(氷?)はとても重くなっていました。それでも彼女たちは、雪かきの手を休めることなく、通路はどんどん広くなっていきました。お陰で最後には、足下を気にせず歩けるようになりました。

 作業は校舎の窓からの灯りが明るく感じられる時刻まで続きました。みんなのために尽力してくれたSilent Partners、女子バスケットボール部の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様!

        

 

 

錦高日記1月13日(水)Ⅰ~受験生応援おにぎり発売~

 8日(金)の「学校日誌」に、本校2年生の探究活動成果である「受験生応援おにぎり」の報道関係者へのお披露目会の模様をお伝えしました。翌日の新聞紙上でお読みになった方も多かったのではないでしょうか。(次は、北國新聞と北陸中日新聞の紙面です)

 本日、本校中央階段2階に、担当した生徒たちによる3年生へのメッセージが置かれました。本校購買では、昨日よりおにぎりが発売され、昨日、今日と売り切れたそうです。パッケージにはピンク色の桜の花があしらわれ、メッセージを書き込む箇所もあります。これらのおにぎりを使って、3年生の先輩にエールを送る生徒も現れるかもしれません。(近日中に応援パンの発売も予定されています。こちらも楽しみですね。)

    マルの中のキャラクターも生徒が考案

錦高日記1月12日(火)Ⅱ~「読んでみたくなっちゃう本」②~

 『読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?』第2回目です。今日も2冊ご紹介します。本文の抜粋を読むと、とても対照的な2冊になっています。

『キケン』有川 ひろ 著 「うるせえ!お前らを湯に浸けたって垢しか出てこないのに、鶏ガラはスープの要になるダシを出してくれるんだぞ!どっちが偉いと思っているんだ!」

『青い鳥』重松 清 著  「間に合ったなあ、と先生は言った。うれしそうに、ほっとしたように言った。間に合ったんだ。富田くんも。『・・・・なにに、ですか?』自分を。嫌いになる前に。間に合ったんだよ。きみは。」

錦高日記1月12日(火)Ⅰ~大雪の朝~

 1月9日(土)~11日(月・祝)の3連休は大雪となりました。大通りはとにかく、小路に入ると雪で通行が困難という地域もあったのではないでしょうか。ところが、今朝、錦丘に登校すると、正門から校舎までの長い通路やグラウンド沿いに伸びる通路も、生徒が登校できるように雪かきがされていました。そうです。今朝もSilent Partnersの方々が汗を流し、さらに今朝は、25Hの生徒たちも通路確保にがんばってくれました。そういう人々のおかげで、大勢の生徒たちが安全に通行できるのですね。

 25Hの皆さん、協力いただいた先生方、本当にありがとうございました!

  

錦高日記1月8日(金)Ⅱ~想いが「かたち」になった!~

 本日、高校2年生の「受験応援弁当 引き継いでみた」グループの考案した「受験応援おにぎり」のお披露目会がありました。高校2年生5名のメンバーとともに「米心石川」を訪れ、そこでテレビ局や新聞社の方々の取材を受けました。おにぎりのお米として使用されている「ひゃくまん縠」の説明から始まり、このプロジェクトの概要が説明された後、商品化されたおにぎり「ドライカレー」と「チキンカツ」が生徒たちに贈呈されました。生徒たちは早速試食をし、自分たちが創ったおにぎりを味わっていました。報道の方々のインタビューにも堂々と答え、写真撮影には笑顔でこたえていました。「どうしてこのおにぎりを作ろうと思ったの?」という問い掛けに「お世話になった3年生の先輩方の受験を応援したいと思ったからです」と答えるのを聞き、筆者はちょっと胸があつくなりました。皆さんの想いが立派な「かたち」になりましたね。これからも、後輩たちがこのプロジェクトを引き継いでいってくれたらいいですね。

 発売に至るまでには、たくさんの方々のお力添えがありました。その事を忘れずにいて欲しいと願っています。

 関係者の皆様、本当にありがとうございました。

『応援おにぎり』贈呈式

試食して美味しさ確認

  インタビューと写真撮影

  先輩へ、メッセージハート

錦高日記1月8日(金) Ⅰ ~1年生 新しい課題研究に向けて発進!~

 学校で行う探究活動において、『課題の設定』は最も重要な鍵になるところだと考えています。

 本日の7限目、1年生たちは次年度課題研究の「課題の設定」をスタートさせ、研究プロジェクトリーダーである本校教諭北村仁志先生から説明を聞く時間になりました。2年生で行う課題研究は、1年生のときとは異なり、「自分のやりたいことをテーマにして身近な課題を設定すること」「自分のクラスと異なるメンバーと一緒に活動し、(できれば学校外の)他者とのコミュニケーションを通して、課題の改善策等まで考察・発信すること」をねらいとしており、質・量ともによりレベルアップしたものとなります。今年度研究を行ってきた2年生グループの中には、すでに新聞に取り上げられた取組や有志の集まる大きな大会で発表を行う予定となっている取組を行っているグループがあり、地域社会のなかで自分たちの提案を実際に実現させるという高いレベルの活動までみることができています。(本当に素晴らしい!!)

 きっと1年生たちも自分たちの満足できる意欲溢れた研究を行っていってくれるものと信じてやみません。(是非、みんなで力を合わせて楽しんでやっていってくださいね。)

   

ほりほりの部屋Vol.41「今朝のSilent Partners!~My Proud Teachers(MPTs)!~」

  皆さん、おはようございます。堀です。今朝の金沢、降ってましたね~。気温も低く、ふわふわ雪です。朝7時頃の本校玄関付近の光景です。

 誰も指示したわけではないのに、電灯もまだ消えぬうちから、早朝から登校する中高生達を思い、自発的に雪かきに取り組んでくれている本校職員達です!まさに、Silent Partners!!物言わぬ同伴者!縁の下の力持ち!!堀はこういった職員達を誇りに思います。こういう学校に勤務できて幸せです。They MAKE ME HAPPY!! They are my proud teachers!私の自慢の職員です。生徒諸君!いつもよりちょっとだけ寒いし、ちょっとだけしんどいけど、雪国ってこんなもんだ!って思って、気合い入れて、登校してきてください。校地内に入って、「あれっ?」て、良い意味で違和感感じたら、その行為をしてくれた人の気持ちに思いをはせて、心の中で感謝しましょう。「ありがとうございます」って。週末まできたよ。先生方もがんばってくれてるから、諸君らももう一息、GAT!!

p.s.雪かきしていただいた先生方、本当にありがとうございます!必ずしも「若い」方々ばかりではありませんでした。どうか腰など痛めませんように・・・

ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記1月7日(水) ~晴れのち暴風のち雪~

 今日は荒れ模様の1日でした。青空が広がったと思うと、俄に灰色の雲が空を覆い、強い風がビュービューという音をたてて吹き出し、最後には氷の粒のような雪がたたきつけるように降ってきました。ちょうどその時に、3年生の下校時間となり、生徒たちは前屈みになって、傘もさせずに足早に帰っていきました。強い低気圧が通過した際のこのような気象変化が「教科書に書いてあるとおりだ!」と職員室の理科の先生方が感心して話していました。 

 明日も本校は、通常どおりの授業が行われる予定です。明日の朝、窓からどのような景色が見えるのか、怖いような、ワクワクするような気持ちですね。

   

【お知らせ1/7】明日(1/8)の日程について

 日頃から本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

 さて、明日1月8日(金)についても、JR北陸本線で間引き運転等をする旨の発表がされておりますが、本校は明日も通常どおりの授業といたします。なお、今後の天候や交通状況によっては、急遽始業を遅らせたり、途中で授業をカットしたりすることも考えております。その際はメールやホームページにてお知らせいたします。登下校の際には、交通安全等に十分注意をしていただくとともに、やむを得ず遅刻・欠席する場合は必ず学校へご連絡いただきますよう、お願いいたします。(錦丘高校 076―241-8341)

 なお、本日の授業につきましては、帰りのバス等の混雑を勘案し、錦丘中学生については14時過ぎから、3年生については14時半過ぎから、1・2年生ついては15時半過ぎから順次下校することとしました。

                                       金沢錦丘高等学校長 堀 義明

錦高日記1月6日(水)Ⅲ~「読んでみたくなっちゃう本」①~

 本校の図書室「マルチメディアルーム」の掲示板に「読んでみたくなっちゃう本、あるかしら?」と題した本の紹介コーナーがあります。このコーナーは生徒によって紹介された本と本文の抜粋で構成されています。北陸はこれからが冬本番。こたつにもぐって、ストーブの前で、みかんなどを食べながら、本の中の無限の世界を楽しみませんか?!今回から少しずつご紹介したいと思います。

 マルチ入口横のコーナー

 

『船を編む』三浦 しをん著 「そこにいるのに、いぬ。はは、おかしい。」

『小説の神様』相沢 沙呼著 「小説には、人の心を動かす力がある。人に希望を与えることだってできる。わたしがそれを証明してみせる。わたしは小説を信じているから。」

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月6日(水)Ⅱ ~茶道部 炉を使ったお点前の初稽古!?~

 本日の放課後、2Fにある和室では茶道部員たちが炉を使った初稽古を行っていました。部員たちは、講師の先生の指導を受けながら、緊張した面持ちでお点前の稽古を進めています。1年生の側には、2年生たちがついていて、時折アドバイスをしてくれています。コロナ禍のなかということでこの稽古では、炉の中のお湯は実際に使いますが、抹茶や菓子は使わずに作法のみを忠実にまねていくものでした。(コロナ禍対応でのお稽古をしていた部員の皆さん、とっても素敵な姿でしたよ。)

 緊張の稽古を終えた部員たちは近くの書道室に入り、実際に菓子を食べるとともに、しばらくの間リラックスした時間を楽しんでいました。

 同席されていた顧問の先生にお聞きすると、例年このような稽古は11月頃には行われるのだそうですが、今年度は学校の臨時休業期間があったため、この時期の実施となっているとのことでした。新型コロナウイルス感染症がはやく収まってくれることを願ってやみません。

     

錦高日記1月6日(水)Ⅰ~共通テストへ向けてラストスパート!~

 今日と明日、3年生は最後の共通テスト練習会が行われます。今回も本番のように、座席を受験番号順に設定し、普段とは違った教室、違った「隣の生徒」とテストを受けています。廊下からこっそりと教室内を伺うと、真剣な面持ちでグッと前傾姿勢になって、問題に取り組む生徒たちの姿がありました。最後の練習テストは点数の「でき」よりも、抜け落ちている分野を見つけて、残り2週間で再復習をすることに意識を使って欲しいです。

 3年生のみなさん、健康に留意して、残り2週間を有意義に過ごして欲してください。

  

ブタさん「しーっ」も今回が最後       受験番号で着席     チャイムが鳴るまで問題に取り組む

【お知らせ1/6】明日(1/7)の日程について

 日頃から本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

  さて、明日1月7日(木)は、JR北陸本線の計画運休が発表されています。本校生徒の通学状況を調査しましたところ、JR利用者はごく少数であることが判明しました。よって、明日1月7日(木)は通常どおりの授業とし、放課後の部活動等はすべて停止いたします。なお、今後の天候や交通状況によっては、急遽始業を遅らせたり、途中で授業をカットしたりすることも考えられます。その際はメールやホームページにてお知らせいたします。登下校の際には、交通安全等に十分注意をしていただくとともに、やむを得ず遅刻・欠席する場合は必ず学校へご連絡いただきますよう、お願いいたします。(錦丘高校 076―241-8341)

                                   石川県立金沢錦丘高等学校長 堀 義明

錦高日記1月5日(火)~3学期が始まりました~

 今日は1月5日、例年より2日早く3学期の始業を迎えました。12月に修学旅行へ行った2年生は3週間ぶりの登校となります。静かだった教室に900名以上の生徒の声が響き、「やっぱり学校は生徒が主役!」と実感する朝でした。

 大掃除に続いて放送による始業式が行われ、校長先生からそれぞれの学年に向けてメッセージが送られました。お話しの最後の「『なりたい自分』はみつかりましたか?」という問い掛けに、多くの生徒が胸を張って「はい!」と答えてくれたと期待しています。

 始業式に続いて表彰伝達が行われました。総務委員の11H森さんと14H沖野さんによって、これまでに入賞や輝かしい戦績を残した部活動名や生徒たちの名前が読み上げられました。教室では、最後に大きな拍手が起こっていました。

 思い返せば、長い間、全校生徒が体育館に集まったことがありません。2021年は再び全校生徒の顔が並ぶ集会が行えるようになって欲しいと、切に望みました。

   

教室で「校長訓話」を聞く生徒たち  メッセージを送る校長先生  表彰伝達を行う総務委員  ある教室の新年のメッセージ

錦高日記1月4日(月) ~今年もよろしくお願いします~

 皆様、明けましておめでとうございます。

 昨年は新型コロナウイルス感染症に翻弄された年でした。それは今日現在も変わっていないようですが、錦丘高校と錦生たちは未来に向かって前進し続けています。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

 さて、今日はお正月休みが終わり、新年最初の「学校の日」です。とはいえ、3学期は明日からですので登校する生徒といえば部活動がある生徒と受験生たちくらいです。大学入学共通テストまであと2週間となり、廊下や教室で勉強する3年生の後姿には、より一層の緊張感が漂っています。初めて実施される共通テスト プラス コロナということで、いつもとは違う環境での受験はストレスも大きいでしょうが、平常心を保って最後の2週間を有意義に過ごして欲しいと思っています。

  

 5階から窪1丁目方面を望む    しだれ梅の堅い蕾      「志学の径」の桜の堅い蕾

  

 ガンバレ!受験生!        

  

  女子バスケットボール部    男子バレーボール部              部活を終えて帰路につく生徒たち

ほりほりの部屋Vol.40「ようやく、修学旅行Complete!~全ての方々に感謝!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。本日「仕事始め」です。「ほり部屋」も3週間ぶりです!12月14日(月)~17日(木)の2年生沖縄修学旅行引率業務後、除夜の鐘を聞くまでの2週間、自主隔離状態だったためです。「コロナ禍においても、修学旅行参加者全員、元気に行って、元気に戻る!」ことを自身への至上命題として課していました。関わっていただいた、ありとあらゆる「Silent Partners(物言わぬ同伴者の方々=縁の下の力持ちの方々)」に報いるためにも、今日からまたガンバリマス!GATで!!

 さて、本日から2年生も部活動に参加し、明日から他校より2日早い3学期開始です。なんとか無事、再開できそうでほっとしています。が、しか~し!来週の土日は「大学入学共通テスト」、その翌週日曜日は「錦丘中・適性検査」と緊張する場面が目白押し!!生徒・職員一丸となって体調管理を最高レベルで維持しなければならない日々は続きます。錦丘の「出口」である高校3年生諸君の大学入試での「躍進」と、「入口」である錦中受検倍率の「躍進」を心から祈ってます。ので、今朝の本校正面の「躍進」の像です。彼の左手が指し示す「なりたい自分」、夢の方向性は定まってますか?諸君にとって、「夢を育てる学校」であるべく、今年も全力でお仕事します。「ボス」として。

 この「ボス」という呼ばれ方、なんだか好きです。最後にホーム担任した際の「クラポロ」に大きくロゴで入れられて以来、お気に入りです。今回の修学旅行中、初日から最終日まで、たくさんの生徒から、「ボス、修学旅行、ありがとうございます!」と声を掛けてもらいました。That’s my words!こちらこそです。皆、楽しんでくれて、思い出もいっぱいできて、少し勉強もして、かつ、元気に帰ることができた。それで十分です。

 2年生諸君は、写真も膨大な数、撮ったことでしょうね。「今日のベストショット」も楽しい企画でした。1日につき3位まで表彰してやりたいので、何か景品を用意して欲しい旨を堀が聞いたのは沖縄到着後。ヒルトンでお留守番中、小一時間くらいかけて近くのアメリカンビレッジを散策し、手作り美浜ガラス細工の小さなお店(“Southerly”サザリー美浜店)を見つけ、3日分9つの景品を準備しました。初日は、小さなジンベイザメをモチーフにしたガラス細工の風鈴3つ。3つともジンベイのブルーの色合いが別々です。2日目は、サンタさんとクリスマスツリーをモチーフにした風鈴。これもまた3つそれぞれのサンタさんのお顔が微妙に個性的。3日目は、クリスマスを祝福するガラス製の小洒落た盾。いかにも「表彰」のカンジかも?手にした9名の諸君、おめでとうございます。旅の記念になれば幸いです。    

 今回の旅で、堀が撮ったのは以下のたった4枚。2年生諸君を案じつつ、新田学年主任を始めとする先生方、看護師さんや名鉄観光さんと随時電話やメールで連絡を取り、時には指示を出し、さらには、金沢で錦丘高校1年生・3年生に起こっていることへの電話対応などなど、ヒルトンでのお留守番業務に勤しんでいたためです。

 初日に行った、首里城公園での下手な自撮り。唯一の観光・・・2日目、噴水越しに海を眺めながらのヒルトンロビーでの昼食、ロコモコ(手指消毒スプレー添え)です。肉汁溢れる巨大ハンバーグの上に、黄身がとろーりとろけるサニーサイドアップ2個乗せ、さらに大好物のオニオンフライ付き!グレービーソースも美味・・・3日目、沖縄そば(混ぜごはん付き)と2年生諸君おなじみのミネラルウオーター「EARTH」を昼食に、ルームサービスで・・・オーシャンビューの7階ベランダからの1枚。旅行中ずっとこんな感じの空模様で、「思ったより寒い沖縄」でした。この写真を撮ったのは、日中、窓を開けていると爆音にビックリすることが多々あったことをお知らせしたかったからです。このヒルトンリゾートは米軍基地のある、北谷(ちゃたん)にあるため、米軍のF15やP3C対潜哨戒機、さらにはオスプレイなどがしょっちゅう離発着するのを目撃できる場所でもあるのです。周辺住民との協定で、朝晩は訓練飛行は控えていますが、日中は、ヒルトンのオーシャンビュー側の窓の左側から右側へ、様々な軍用機が低空飛行で、すさまじい爆音とスピードで飛び去っていきます。この写真も気づいて即、撮ったのですが・・・速い!!米粒のようにしか写っていません・・・2機のオスプレイです。拡大してご覧下さい。これが沖縄の日常なのです。

 朝は「いってらっしゃ~い!」と全員のバスを見送り、夕方は「おかえり~!」と一人ひとりを出迎えた2日間でした。「お留守番、ご苦労様です!」楽しんで戻ってきた生徒達からも、先生方からもお声がけいただきました。It’s my job! 声がけのみならず、お土産までいただきました。美ら海水族館で見つけた、ジンベエザメをかたどった栞(即、使ってます!)、国際通りで手に入れたサングラス(校長室で飾ってます!)、おつまみやクッキー(おいしくいただきました!)、そして、小さなジンベエザメがデザインされた、今まで着けたことのないピンク色のご当地ネクタイ(最終日、着けて帰りました!)などなど。「お土産」って、もらう物そのもの、ではなく、相手が(何をあげようかと)考えてくれた時間と手間そのもの、に対して、感謝します。皆さん、優しいね。有難いね。あと、欲しいのは、堀が写り込んでいる写真です。なにせ、あの4枚きりなので。あまりに寂しい・・・一緒に写した方々~、その写真を分けてくださ~い。よろしくお願いいたします。切望。ではでは。今日はこの辺で。CU tomorrow!

錦高日記12月28日(月)Ⅱ~新しい年に向けて~

 今年もいよいよフィナーレが近くなりました。本校は今日が今年最後の日、明日から1月3日(日)までは完全に閉鎖となり、お正月休みをいただきます。

 今日も学校には勉強に訪れたたくさんの3年生の姿があり、それを応援する3年生担当の先生方がおり、体育館では最後の部活動や率先して大掃除をしてくれた部もありました。今年度は、臨時休業という、これまでに経験したことのない学校の姿で始まりました。動画配信や「新しい生活様式」への移行など、生徒を初め保護者の方々の様々なご協力をいただいて過ごすことができました。本当にありがとうございました。

 来年が皆様にとって幸せ溢れる年となるよう祈願してやみません。来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 3学期は1月5日(火)からです。生徒のみなさん、元気な姿で再会しましょう!

 

 

錦高日記12月28日(月) Ⅰ ~今年最後を飾る花々たち~

 今年最後の華道部の作品をご覧下さい。冬のこの季節には庭木の葉も散り落ち、鮮やかな色に乏しい風景となりますが、階段の踊り場にお花があると、そこだけ空気が緩む感じがします。今年1年、ほっとするスポットを創ってくれて、華道部の皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

  

 

錦高日記12月25日(金)Ⅱ ~the pride of purple 2020 ⅩⅣ 北國スポーツ記録賞受賞~

 皆様へのご報告が遅れてしまいましたが、本校水泳部の12H穴太杏さん、同H向望花さんが「2020年度北國スポーツ記録賞」を受賞し、11月22日付け北國新聞に掲載されました。穴太さんは飛板飛込と高飛込で、向さんは高飛込における優れた記録を出し、受賞が決まりました。今年度の水泳部門における記録賞受賞者は43選手、県内外の競技会で目標記録を突破、あるいは目標記録に到達した石川県のホープたちということです。

 どの部活動もそうですが、1日の学習の後で部活動に取り組むことはとても気分転換になり快いとは思いますが、肉体の疲労と戦いながら家庭学習に取り組むことは大変な辛抱と努力のいることだと思います。これからも文武両道を目指して技術の向上に努め、充実した高校生活を送って欲しいと思いました。

 

錦高日記12月25日(金) Ⅰ~青少年読書感想文全国コンクール県第2次審査会結果~

 令和2年度第66回青少年読書感想文全国コンクール石川県第2次審査会(高等学校の部)において、本校26H川本妃星さんの作品『心の雨宿り』が、自由読書部門の優秀賞を獲得しました。この作品は、学校の臨時休業期間に、”雨の降る日は学校に行かない”(相沢沙呼 著)という本を読んで書かれたものだそうです。なかなか賞状が学校に届かず年末に近い時期のお知らせとなってしまいましたが、もうずいぶん前のことと思えてしまう?臨時休業期間に、この時期の課題等に前向きに取り組んでくれていた生徒たちがいたことに、改めてたのもしさのようなものを感じるとともに、やはり嬉しさも感じてしまいました。

 冬季休業期間のいまも、1,2年生たちが各家庭で有意義な時間を過ごしてくれているものと信じております。

錦高日記12月24日(木)Ⅱ ~Chromebook 研修会~

 本日の午後、希望する先生方が、ZoomによるChromebookの研修会に参加しました。文部科学省のGIGAスクール構想により、高校教育にChromebookが導入され、いずれ生徒一人一台使用可能になります。講義は、Windowsとは違うChromebookの電源の入れ方や、データ保存、アプリの説明など、実際に教室で使うための第一歩の内容でした。今後本校では、Chromebookをどのように用いたら生徒の力を最大限に伸ばすことができるのかを研究していきます。学校では、新しい何かが始まろうとしています。

      

錦高日記12月24日(木)Ⅰ ~3年生 第2回共通テスト練習会~

 本校はすでに冬季休業期間に入っていますが、3年生は受験に向けての踏ん張りどころです。

 さて、3年生は12月10日(木)・11日(金)に引き続いて、本日・明日の2日間で「共通テスト練習会」に臨みます。今回の練習会は、本番さながらの受験番号順の座席配置となっており、生徒たちは他クラスの生徒といっしょに本来の自分の教室ではないところでテストを受けています。また、前回テストから2週間が経ちましたが、この期間内で苦手分野はできるようになったか、試験時間中のタイムマネジメント(最高得点のための各問への時間配分、ミスのない解答用紙づくり、正確な自己採点を行うための問題用紙への答え記入 など)はうまくできるようになってきているかを試す試験となります。そして、テストの振り返りをしっかりと行うことによって、共通テスト本番までに何をやれば一番効率よく総得点が伸ばせられるのかという「戦略」を練り、自分にベストマッチした学習計画を立てる大切な機会となります。

 次回の練習テストは1月6日(水)7日(木)の2週間後になります。何より大切なことは、明日のテストが終わった後に、何を優先して勉強するのかをしっかり考え、自分を信じて実行に移すことだと思います。

  

 

錦高日記12月23日(水) ~吹奏楽部 県アンサンブルコンテスト金沢支部大会結果~

 令和2年度石川県アンサンブルコンテスト金沢支部大会において、本校の吹奏楽部は、金管7重奏で銀賞を、クラリネット4重奏とフルート3重奏で銅賞を獲得しました。このコンテストも新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、部員たちが各学校で演奏したものをビデオ等に撮って参加する形式で行われました。部員たちは、11月の定期試験直前まで時間を割いてこの練習に取り組んでおり、大変な努力をしておりました。

 本日の午前中も1年生教室には部員たちがしっかり練習に取り組んでいる姿が見られました。本当によく頑張っていますよ。

 

      

錦高日記12月22日(火) ~3年生 冬休みなれども・・・~

  本校はすでに冬季休業期間に入っていますが、3年生は受験に向けて頑張りどころです。

 本日の午前中も、物理講義室には3年生有志たちが集まり、物理の共通テスト対策の学習会を行っていました。(この後、化学の学習会も行われています。)今年度の3年生理科は、学校の臨時休業期間の影響もあり、例年より演習を行った時間がやや不足しました。また、演習を行っていても、共通テスト対応の問題が思考力等を測れるものとなっているため、1問を解くのにも解説を行うのにも例年よりも時間がかかりました。このような時期の学習会は、日頃の授業より長い時間をかけて問題を解くことができ、しっかり解説まで行うことができる、我々教員にとっても貴重な指導の時間となります。

 今週の木曜、金曜には、また共通テストの練習会が予定されています。本番当日を迎える最後まで、いっしょに少しずつでも前に進んでいきましょうね。(Never give up!!)

 

錦高日記12月21日(月) ~1年生 石川県立大学に行ってきました!~

 12月19日(土)に、1年生の自然科学部員の希望者と1年生有志計26名が、研修会として石川県立大学に行ってきました。
 現在のコロナ禍のなかでは、”PCR検査”という言葉をよく耳にするのですが、下水設備の整った欧州等の国では、下水中の新型コロナウイルスのDNA量を適宜調査し、その潜在保菌者の数を把握していっております。今回、県立大学生物資源工学研究所の中谷内修先生や学生の方々のご指導のもと、「PCR反応による環境DNAの定量」、「電気泳動法による増幅DNA断片の分離」の実験を行い、このような調査の一部分を実体験してきました。

 生徒らは、一人1本渡されたマイクロピペットの使い方を学んだうえで、与えられたサンプルにDNAを増幅する酵素を加え、遺伝子増幅装置にかけた後、長さの異なるDNAを、電圧をかけた寒天の入った装置に入れ、それらが移動した距離を別の装置で撮影し自分のスマホに記録しました。休日返上で科学を学びにきた生徒らの集中力は大変高く、マイクロピペットを用いた実験では非常にスムーズに進行し、中谷内先生を驚かせていました。(本当に1年生??)

 また、実験の間には先生から”実験実習で大切なこと”、””高校と大学との学びの違い”、”県立大学生の魅力”など、今後の進路選択や学習を行っていくうえで、大変役に立つお話をしていただきました。
 お世話になりました石川県立大学の先生方、学生の方々、本当にありがとうございました。

《生徒の感想・意見》

・大学では想定外の事象に対応できるようになることが求められるので、高校でも研究をするため役に立つ様々な経験を積んでいきたい。間違えてもいいから、自分オリジナルの考えをしっかり持てるようにしたい。

・自分の好きなことを一生懸命やることが、結局自分の力や誰かのためになっていくことや、自分のしていることが何の役にたっているかわからなくとも、自分でその価値を見出すことこそが大切であるということを学べた。

・県立大学の自由で個性のあるところが素敵だと感じた。また、先生が心底この大学や生徒さんが好きだということも感じることができた。一生懸命準備等してくださった先生や学生さんに感謝!

          

 

錦高日記12月18日(金) ~2学期終業式~

 本日は、放送による(2学期の)終業式が行われました。

 終業式は、生徒全員が各教室でCDの校歌を聞いた後、三藤副校長からの「未来をより確かなものにするために、今を懸命に生きましょう」「大切なのは一歩目を踏み出すことだ」という旨のメッセージが届けられました。

 また、その後のホームルームでは、各担任から冬季休業中の学習計画等の確認や心構え、今後の各家庭での自律した生活を送るにあたっての諸注意などがありました。3学期のスタートは1月5日(火)となります。新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行いながら、有意義な時間を過ごしていってほしいと願っています。

 

錦高日記12月17日(木)~1年生 建築物の模型② 建物探訪編~

 先日、中央階段に1年生美術選択者の建築作品で「街」ができましたとお伝えしました。外観にこだわった素敵な模型が多いのですが、なかには製作に時間がかかったであろうと思われる細かい内装まで描かれたものも見られます。今日は、その素敵なミニチュアの世界をご紹介します。ときどき足を止めてじっと家の中を覗いている生徒もいて、その愛らしい世界に魅せられているのは筆者だけではないようです。

 車が3台、バイクが1台、国語と数学の教科書、「にゃんこマート」のお弁当

 壁の絵は・・  メドゥーサでした

     美味しそう

本の大きさは1センチないですペット?

 

 

 

錦高日記12月16日(水)Ⅱ ~英語研究部 高文連英語部映像作品コンテスト結果~

 令和2年度石川県高等学校文化連盟英語部映像作品コンテストにおいて、本校の英語研究の作品”Don't Fight Over Meeee!!"(約10分)が第3位に入賞しました。このコンテストも石川県総合文化祭英語部門の代替大会の位置づけとなっており、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、部員たちが各学校で演じたものをビデオ等に撮って出品する形式で行われたものです。

 さて、本校部員2年生4名と1年生7名がつくりあげた、この英語劇のタイトルは「私のことで喧嘩をしないで」という意味になるそうです。どのような劇が展開されていたのか、大変興味がわくところですね。後日、部活動のページに公開できたらなと思います。

錦高日記12月16日(水)Ⅰ ~1年生「 なりたい自分」を見つけるための学習会~

 本校生徒が目指す大切な進路先の一つに「石川県立大学」があります。この週末に、1年生有志がこの大学を訪問し、PCR(DNAの増幅)の実験や大学での主な研究事例等を学ぶ研修会を行う予定としています。

 昨日の放課後、参加予定者と引率予定教員が一同に介して、その事前学習会を行いました。講師となったのは、県立大学1期生でもある14H担任の礒野先生です。先生は、県立大学の紹介動画を使いながら、大学の特色や将来へのビジョン、また当日の予定・実験内容や注意点などについて指導しました。当日は1日の長丁場となりますが、感染症対策を科学的にきちんと行うとともに、将来の「なりたい自分」を見つけるための学びをしっかりと行ってきたいと思います。

   

錦高日記12月15日(火)Ⅱ ~1年生探究活動発表会~

 本日5~7限に、1年生はこれまでの探究活動をまとめ、ポスターセッションを行いました。

 5限は発表前の最後の準備です。自分たちの探究活動の成果を大きなボードに貼り付け、教室のコーナーに設置し、プレゼンの最終確認を行いました。

 6限はいよいよ発表です。それぞれのグループがそれぞれの場所で一斉に発表をしました。昨年は体育館で学年全体でポスターセッションを行いましたが、今年は感染症予防のため16教室に分かれて実施しました。聴衆が少なくなってしまうので発表者としては少し残念だったかもしれませんが、その分発表者の考えがしっかりと伝わり、質疑応答も充実していました。

 7限はまとめの時間です。まず、グループ内で活動を振り返り意見交換をしたあと、それぞれがワークシートに向かって「自分の」探究活動をまとめていました。こうしてしっかりと振り返ることによって、よりよい「自分」へとつながっていくと思います。1年生の皆さん、お疲れ様でした。

    

 

錦高日記12月15日(火)Ⅰ ~写真部 石川県学生写真コンクール特別展結果~

 いよいよ冬将軍の到来となりましたね。

 さて、令和2年度石川県学生写真コンクール特別展において、本校写真部の16H五宝悠希さんの作品『試験勉強』が特選・石川県教育委員会賞を受賞しました。この大会は県総合文化祭写真部門の代替大会の位置づけとなっており、出品された作品には3年生のものが多いようです。1年生で上位入賞者の中にくい込むことができたのは素晴らしい結果となりました。12月12日(土)の午前中に北国新聞会館にて表彰式が行われています。

 

 

錦高日記12月14日(月)Ⅱ ~錦高生の活躍 横断幕!~

 秋の文化部大会等や運動部の新人大会で顕著な成績を収めることができた部・同好会の横断幕が校舎に取り付けられました。競技かるた同好会、文芸部、放送部、写真部、いしかわ高校科学グランプリ参加有志、水泳部、フェンシング部、少林寺拳法部、弓道部、サッカー部の成績および入賞者の氏名が記載されております。(よく頑張りましたね!)

   

錦高日記12月14日(月)Ⅰ ~1年生 救急法講習会~

 本日と明日の2日間に渡って、1年生を対象に救急法講習会が開かれます。日本赤十字社石川県支部より講師をお招きし、1クラスずつ講習していただきます。

 講習は、なぜ救急法を多くの人が知らないといけないのか、実際に倒れている人がいた場合はどのように対処すべきなのか、AEDはどのように使用するのかといった具体的な内容でした。意識や呼吸の有無を確認し、無しと判断したら勇気をもって心肺蘇生法を施すこと、他の人に助けを求めることが大切なことなどが話されました。最後に、代表生徒が実際に心肺蘇生法に挑戦し、AEDを実際に使ってみるなどすると、生徒たちは真剣にその様子を見て学習していました。

    

錦高日記12月11日(金)Ⅱ ~The pride of purple 2020 Ⅷ 文芸部 全国高校文芸コンクール優良賞~

 『文芸のにしき』を象徴する嬉しいお知らせが、12月5日付けの読売新聞に掲載されました。第35回全国高等学校文芸コンクール(全国高文連、読売新聞社主催)の短歌部門において、本校の文芸部員28H加藤千晶さんの作品が見事”優良賞”に輝きました(単なる”入賞”よりも一段格上の賞がいただけたようです!)
 加藤さんの短歌は「君抱けば心臓の音 蝉潰すようにすべてを暴き出したい」と詠んだもので、激しい恋愛感情がこめられたものだそうです。彼女の日々の創作活動がこのような素晴らしい賞に結びついたことを、本当に嬉しく思います。表彰式が東京の国立オリンピックセンターで行われる予定でしたが、コロナ禍で中止となってしまったことが残念でなりません。

錦高日記12月11日(金)Ⅰ ~2年生 科学的に思考し、探究する物理実験~

 本日2年生の物理の授業にて実験を行いました。

テーマは「単振り子の周期と糸の長さの関係を見出そう」です。

 この実験はこれまでの「習ったことを確かめる」実験ではなく、「習っていないことを実験を行い、データを集め、そこから法則を見出す」ための実験です。夏にも別の分野で行いましたが、新学習指導要領の内容を先取りして実施しました。

 生徒たちは、実験で得た数値データを元に、タブレット端末のアプリでグラフを作成し、近似曲線を用いて関数を求めました。

 

 

 以下は生徒の感想です。

「最初は直線になると予想したが、違ったグラフの形になり、とても感慨深かった。」

「最初の振る角度が関係すると思ったが、関係ないんだと分かった。理解が深まった。」

「実験で式を出してみて、授業の中で習った理論とうまく頭の中でつながった。」

ほりほりの部屋Vol.39「『なりたい自分』めざして「GO」!「5」!~御利益、ありますように!!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。コロナ禍における休校期間中、生徒諸君を励ますべく、書き始めた「ほり部屋」ですが、気がつけば39回目。今回がおそらくは、2020年最後の投稿です。いろいろあった、この1年!今しばらく、歯食いしばってぇ~、GAT!

 先月末、白山比め神社<う~「ひめ」が漢字で出ず・・・>にお参りしてきました。目的はただ一つ!3年生諸君が「なりたい自分」になるための「踏み台」志望校突破を祈念し、五角形(ご・う・か・く・けい)の絵馬を奉納!!もし、家族でお参りに行くことあれば、探してみてください。真ん中の上らへんにかかってるハズ。今回の初詣は、密を避けるため、正月三が日とかに限定せず、12月からも参拝可能とのことですよね。勉強ばかりで疲れたら、気分転換にお参りも良いカモ。親に代わりにお参りしてもらうのもいいカモ。いずれにしても、すいてる時間、狙ってぇ~、GO! GO! GO!

 左の写真は、石川県立第二中学校・金沢錦丘高校創立100周年記念事業の際(平成11年)に建立され、本校入口正面に鎮座し、登校してくる全生徒を迎えている「躍進」の像(石井康夫氏作)のレプリカと一緒に写る「ミッキーだるま」。右が「裏ミッキー」。今から、ちょうど12年前、堀が生涯最後のホーム担任(3年理系)をしていた際のクラスの2大守護神の1人:「ミッキーだるま」です。東京ディズニーランドが縁起物として、12年に1回、干支のねずみ年にのみ作成する「ミッキーだるま」(中身はおなじみチョコクランチ)。今年がまさにそのねずみ年:ミッキー年なのです。このだるま、ちょっと違和感ないですか??そう!もともと、両目が書かれてあるのです!!つまり・・・願い事が絶対叶う!ということなのです!縁起良いね!!

 このだるまも、35ホーム前の机のところに置いておきます。これで堀の受験2大守護神、「ハ○ダ大明神」と「ミッキーだるま」が揃いました!薬師寺の「東進」とちびったユニ鉛筆と合わせて、受験の縁起物、これで全てです、堀のパワーが備わっているものは。比め神社の絵馬と合わせて5つ!ごうかくの「5」!志望校へ「GO」!

 Heaven helps those who help themselves. 「神は自らを救う者を救う。」この英語のことわざ、堀が若い頃から今でも心がけている、座右の銘のひとつです。最後は誰も頼ることはできない、自らを救うのは、他でもない、自分自身しかいないのだ、と自助努力の大切さを説いています。さらには、やるだけやったら、あとは運を天に任せるしかないのだ、同時に、人知れず努力する者はいずれ必ず報われるのだ、ということも、Heaven helpsという表現に込められるいると堀は感じています。3年生諸君!あと、「5」週間で、日本初の「大学入学共通テスト」を迎えます。「人事を尽くし、天命を待つ。」そんな心境で共通テストを迎えてくれることを、切に願っています。くれぐれも、一人ひとりが体調管理を万全に!悔いのない受験となるよう、心から願っていますから。ではでは。今日はこの辺で。CU next year!!!!!

錦高日記12月10日(木) ~1年生 建築物の模型① 小さなまち~

 先日ご紹介した1年生の美術の課題である”建築物の模型”が、現在中央階段2Fの踊り場に展示されています。題して「建築作品を作る」。

 

    家々が立ち並んだ踊り場は、まるで小さな町のようです。休み時間や放課後に、階段を上り下りする生徒たちが足を止めて、お互いに作品の批評をしあっている姿が見られました。

 

   

【お願い12/9】保護者の皆様へ ~登下校時の車の乗降について~

 平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 さて、本日近隣の方から、朝のお子様の降車によって大変迷惑を被っている旨の苦情の連絡がありました。やむを得ずお子様を送迎する場合、お子様の車への乗降は近隣に迷惑のかからない学校から離れたところで行ってください。

 特に、朝の本校グラウンド裏の小路等での降車では、混雑時を避ける、降車に時間をかけないようにするなどして、道路渋滞を招かないよう、また近隣の方々の出車を妨げないよう、特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。よろしくご協力ください。 

                   石川県立金沢錦丘中学校長 才鴈一博 石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

錦高日記12月9日(水) ~2年生 課題研究の成果①~

 本校2年生の「総合的な探究の時間」では課題研究を行っておりますが、今年度になり、地域課題等への具体的な提案をし実践まで行おうとする研究グループが増えています。その中の一つ「フェアトレードによる援助効果」というテーマで研究を進めているグループを紹介します。

 ”フェアトレード商品”とは、わかりやすく??いうと「生産者の持続可能な生活向上を支えるため、開発途上国で作られた物を適正な価格で販売している商品」となります。開発途上国の人たちはこのフェアトレード(公正貿易)を通じて得た収入を、教育や医療に使うことで生活向上につなげることができるわけです。このような消費活動を拡げていこうと提案することが、このグループの目標にしているところなのでしょうか。

 現在、イオン杜の里店とバロー松任東店の2カ所の店舗には、生徒たちが作成したポップ・説明文書とともに、フェアトレード商品のコーナーが設けられています。もし、お時間がありましたら、足を運んでください。(協力店舗の商品も買っていただけますと、なおありがたいです。)

      

錦高日記12月8日(火)Ⅱ ~1年生 外部模試の返却~

 本日の1年生のLHは、10月末に受けた”ベネッセ総合学力テストの返却および振り返りが行われました。この模試の結果は、6月の学校再開から学び・積み上げてきた高校での学習の成果が反映されたものとなっています。スコアシートが返却され始めると、自分のスコアシートをみて歓声(奇声の場合も・・)をあげる生徒、すぐに友達と情報交換を始める生徒、自分の番が待てずに先生のところにきてしまい注意を受ける生徒、自席に戻ってじっとスコアシートに見入る生徒など、十人十色の様子が見られました。この後、ホーム担任の先生の指示によって、結果の振り返りを行うとともに、今後の学習計画を立てる時間となっていました。

 今年度の本校の冬季休業期間は、例年よりも若干長めとなっています(12月21日~1月4日)。この時間を有効に使い、3年生になったとき”なりたい自分”になるために必要な基礎学力を、1年次のうちからしっかり身につけていってほしいと思います。

  

錦高日記12月8日(火)Ⅰ ~3年生 大学入学共通テスト後は・・・~

 本日の7限目、3年生は2グループに分かれて、進路指導課の先生より1月の大学入学共通テスト後の特別時間割などについての説明を聞きました。現在、授業では共通テスト対策が全集中!で行われておりますが、共通テスト後は一刻も早く出願校の個別試験対策に切り替えることが重要です。共通テストの結果を分析し出願校を決定するまでには時間がかかりますが、心が揺れ動きがちなこの期間をどのような心構えで過ごすべきなのか、どのように授業を受けて学習を行っていけばよいのかなどのアドバイスも行われていました。また、教室でも各担任から私立大学等への出願も含め、受験計画をしっかり立てるよう指導がありました。

   

錦高日記12月7日(月) ~ Santa Claus was here in Nishiki ~

 今日は27Hで行われたLC(ロジカルコミュニケーション)の授業の様子をお伝えします。

 生徒たちは、黒板に背を向けた人と、黒板に向かって座っている人でペアを組んでいます。本校ALTのルイス先生が「3,2,1,Go」という合図とともに画面を変えます。するとそこには、UFOに吸い上げられていくサンタクロースとトナカイの姿が映し出されました。生徒は「あ-」という感嘆とも驚きともつかない声をあげてから、黒板に背を向けているパートナーに懸命に絵の内容を英語で説明します。それを聞いて、パートナーは自分のプリント上に絵を描いていきます。次の絵はサンタクロースが煙突に逆さまに入ってしまって動けなくなっている様子を、トナカイがスマホで写真を撮っているというものでした。一瞬の笑いの後に、身振り手振りを交えて一生懸命英語で説明していました。パートナーの絵を覗いてみると、十分に英語の内容が伝わっていて、上手に再現されていました。

 テスト返却後の楽しい英語の時間。サンタクロースの力も借りて、英語を話そう、英語で伝えようという経験ができたのではないでしょうか。生徒たちは、笑顔いっぱいで、活発に活動していました。

     

錦高日記12月4日(金) ~2年生 修学旅行「旅のしおり」説明~

 本日7限目のLHにて、2年生は修学旅行の「しおり」の説明がそれぞれのクラスにて行われました。

 「しおり」といっても紙の冊子ではなく、電子データをプロジェクターで映し出し、クラス担任から旅程や宿泊するホテル、テーマ別研修会についての説明や、集合時間・場所、持ち物などの確認や注意事項などが伝えられました。この「しおり」の最終版は、生徒のスマートフォンに取り込まれ、旅先で手軽に、いつでも、素早く見られる資料となります。

 説明が終わると、仲間同士で地図を広げ、訪れる名勝や名物などをチェックしながら、楽しそうに話し合う姿があちこちで見られました。修学旅行まで、あと1週間ちょっと。荷造りもコロナ対策も十分にして、笑顔で出かけたいですね。

 

 ↑ 旅のしおりの内容を映し出して、みんなでチェック。 ↓地図を広げて、みんなでわいわい。

    

 

錦高日記12月3日(木) ~1年生 美術での建築物の模型づくり~

 本日の放課後の美術室は1年生でいっぱいでした。2学期末試験も終わり、やれやれといった時期なのですが、美術の「建築物の模型」の提出期限が迫っているようです。ただ、作成している生徒たちに悲壮感のようなものはなく、友達とおしゃべりをしながら和気藹々と作業を進める様子が見られました。昨年度もこの「建築物の模型」の展示が中央階段2F前の講義室前で行われておりましたが、今年度も同様に展示される予定です。例年ですと、保護者懇談会の際に実物を見ていただけるのですが、1年生の保護者の方々には、今年は残念ながらその機会はないかもしれません。展示されましたらこのホームページに載せたいと思いますので、楽しみにお待ちください。

    

錦高日記12月2日(水) ~いしかわ高校科学グランプリ表彰式~

    本日のお昼休みに、先日行われた「いしかわ高校科学グランプリ」において準優勝となった2年生チーム”Rainbow 錦”の表彰式が校長室にて行われました。
 県教育委員会事務局の川崎指導主事(2年前まで本校の先生でいらっしゃいました)から、賞状を手渡されたのは24H朝田太陽さん、同H友久寛大さん、同H部谷真椰さん、同H堀家光さん、同H松﨑亮太さん、同H山内啓太郎さんのチームメンバーたちです。賞状を受け取った後、代表の朝田さんが「昨年は4位という結果で(くやしくて)、それから優勝を目指して本気でがんばってきました。みんな本当によくやったと思います。この経験をこれからの人生に生かして行きたいと思います。」という旨の立派な挨拶をしてくれました。川崎指導主事からは「大会出場1度だけの経験に終わらず、次の年もチャレンジしてくれたということが、主催者側としてはとても嬉しい。この大会を行って本当に良かったと思います。これからもがんばってください。」という激励のお言葉をいただきました。

 チームの皆さん、本当によく頑張った!!

   

錦高日記12月1日(火) ~寒い冬には読書がおすすめ~

 今日から「師走」です。天気予報で「日本海側では雨や雪・・」というフレーズが聞かれるようになりました。

 生徒のみなさん、12月に入り、学校はあっという間に終業式になります。そこで、この冬、こたつに入りながら、ストーブの前に座りながら、ページをめくる本をマルチメディアで探しませんか?生徒の皆さんは、今日から、なんと!、10冊借りることができます!

  

 マルチには堅苦しい本ばかり、と思っていませんか?そんなことはありません。歴史好きのあなたも、ミステリー好きのあなたも「読んでみようかな」と思える本がきっとあります。ぜひ、マルチメディアを訪れて、本を借りてください。新しい何かと、知らなかった自分と、出会えるかもしれませんよ。

 

ほりほりの部屋Vol.38「12月1日って何の日?~Teachers also run?!~」

  皆さん、こんにちは。堀です。今日からいよいよ、12月、師走、December!おさむうございます。寒さに負けず~、換気と手指洗い徹底して~、GAT!

 この‘December’って、もともと「10番目の月」を表していたってご存じ?注目すべきは、語頭の‘dec-’。‘deciliter’や‘decade’の例にあるように、「1/10」や「10」を表す接頭辞の用法があるのです。‘deciliter’は、小学校の理科実験なんかでおなじみの単位、「デシリットル」=「10分の1リットル」を、‘decade’は、「10年(間)」という時のひとかたまりを表す単語です。つまり‘December’は「10番目」だったのです。幼児が数を数える際、両手の指を使うことを思い浮かべると、10進法(「10」でひとかたまりと考えること)は、理に適っているということなのでしょう。‘October’も今でこそ「10月」ですが、もともとは「8番目の月」。ご存じ‘octopus’は「8本足の軟体動物」=「タコ」。接頭辞‘        octo-’は「8」を表すのです。7月8月が入り込んだためとされています。ローマ共和国のジュリアス・シーザーに由来する‘July’とアウグストウスに由来する‘August’が入り、2ヶ月分増え、12ヶ月で1年になったとのこと(諸説あり)。

 ちなみに、Earth, Wind & Fireというバンドの“September”という曲、ご存じ?堀が大学生の頃、「ディスコ」というところ(今で言う「クラブ」みたいな・・・DJがかける爆音響の音楽に合わせて踊るところ・・・当時、金沢片町では「バナナビーチ」と「マンハッタン21<トウエンティ・ワン>」というディスコが流行ってましたっけ。「バナビーの貴公子」と呼ばれていた<?>のは遠い昔・・・)で、ヘビーローテされてた曲です。昨年引退した、巨人の阿部慎之助さんがバッターボックスに向かう時の登場曲として長く使用されてました(「ホームラーン、あべ、しんのすけ~」)。この“September”(「9月」)という曲、実は‘December’(「12月」)のことを歌ってるって知ってました?こんな一節があります。‘Now December found the love we shared in September.’今は12月なんですね。出会いは9月だけど、みたいな。曲のタイトルとノリだけだと冬の曲のイメージ湧かないんですけど、歌詞の意味をよくよく調べると「はっ?」っていうこと、結構あるんです、洋楽って。やっぱ、コトバなんで意味は大事です。諸君も好きな洋楽、意味を確認してみては?意外な発見ありますから。

 さて、本題です。本日、12月1日は何の日でしょう?ズバリ、映画の日なのです!今年は火曜日なんで、どうしようもないですねえ・・・「鬼滅の刃」絶好調ですね~!とうとう「レオ様」を抜いて、「ハク」の背中が見えてきました!歴代興行成績、第2位です。いったいどこまで記録を伸ばすのか?!映画を観てしまうと、漫画を全23巻衝動的に大人買いする、とのことで、実はまだ、観ておりません・・・ハマりそうでこわい・・・金曜日の深夜のTV放送は毎週見てます!孫たちが年末、帰省しないことになり、急いで共通の話題作りの予習をする必要もなさそうなので・・・映画は伸び伸びになってます。孫は公開初日に観に行ってます。諸君はもう観ましたか?泣きました??

 写真は堀が高校生の頃、観に行った映画のパンフレットの一部です。25H前の机の上に並べておきます。興味のある人、手に取って見てみてください。40年くらい前の実物です。丁寧に扱ってくれるとうれしいです。

 「スターウオーズ」も「ロッキー」も、公開初日に観に行きました。あの時の興奮は今でも忘れません。良かった映画のパンフは必ず買ってました。ウチにも相当数の映画のパンフがあります。どれも思い出で、priceless。ここでも、思い出は重いで~。オビワン・ケノービの“Run! Run, Luke!”“Use your‘force’!”のモノマネをしたり、生卵1パック全部割って、ジョッキに入れてゴクゴク飲もうとしたり・・・当時、洋画鑑賞は英語の聞き取り練習、発音練習のみならず、異文化理解の絶好の教材でした。コロナのせいで、ホントに新作の洋画、ぷっつり、公開されません!なので、ここ数ヶ月、月1~2レベルにまで鑑賞頻度、落ちてます・・・早く新作が観たいっ!!コロナめっ!

 珍しく邦画のパンフ。同年代のアイドル、薬師丸ひろこ主演。デビュー作、高倉健さんとの共演「野性の証明」に続く、第2作です。まさに「カイ カーン」!角川映画全盛期の作品です。そういえば、「野性の証明」のロケが、富山の砺波の山の方でやってるらしい、との情報を得て、授業サボって薬師丸ひろこに会いに行ってた奴、いたな~。バレて生徒指導のおっそろしい体育教師にしこたま怒られとったな~。青春とは愚かなものです。諸君はどんな映画観てますか?DVDでもいいんで、いろいろ観てみてください。どんな映画でも、えいがんないけ。人生が豊かになりますから。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記11月30日(月)~吹奏楽部アンサンブルコンテストへ~

 一足早く期末試験が終わっていた3年生についで、1・2年生の期末試験も本日で終了しました。今日から活動を再開する部活動も多く、学校には生徒の明るい声が戻ってきました。

 これからしばらくは大きな大会のない時期になり、比較的地味な基礎トレーニングが続く部活動もあると思います。この寒い季節にどれだけ自分を鍛えられるのかによって、来年のインターハイ予選も変わってくるのではないでしょうか。

 このようななか、吹奏楽部はアンサンブルコンテスト金沢支部大会に出場します。コロナ禍ということで、今年のアンコンは動画を提出しての審査となります。先日、校内選考会が開かれ、金管7重奏、クラリネット4重奏、フルート3重奏の3チームが選ばれ、試験勉強に忙しいなか動画を作成しました。審査結果は12月13日に発表となり、選出されるとシグナスで行われる石川県大会に出場となります。支部大会通過を心から願っています。(写真は校内選考会のもの)

  

錦高日記11月27日(金)Ⅲ~1年生 化学の実験~

 今日は、先日15Hで行われた化学の実験の様子をお伝えします。テーマは「中和」。化学の礒野先生に伺うと、高校生になって初めての、精密な測定が必要とされる実験だそうです。正しく行うと薄めのピンク色に変化するそうですが、ほんの少し量が違うと色が濃くなってしまうそうです。生徒たちは、少し上目遣いになりながら、じっと器具の目盛りを見ていました。真剣な中にもワクワクしている様子が伝わってきて、その姿を見ながら、筆者は昔を思い出しました。実験って楽しいですよね。

      

錦高日記11月27日(金)Ⅱ~錦中生徒が部活動にやってきます!~

 本校は県内で唯一の中高一貫教育校です。その取り組みの1つとして、昨年から本格的に中学生が高校の部活動に参加するようになりました。中学校では3年生を対象に、高校部活動参加希望調査が行われ、その結果今年は40名を越える中学生が高校の部活動に参加することになりました。本日より中学生が高校の部活動顧問のもとを訪れ、部活動の説明を受けていました。少し緊張して話しを聞いている中学生の姿が見られました。12月以降練習が始まり、中学生は逞しく、大きな高校生の姿を見ながら、高校生への歩みを進めます。

 高校生の皆さん、他校より一足先に「先輩」ですね。新しい仲間を大切にしてあげてください。よろしく頼みますよ!

   

 

錦高日記11月27日(金)Ⅰ~3年生共通テスト模試~

 期末試験4日目が終わりました。1年生と3年生は2科目、2年生は3科目テストがありました。1・2年生はあと1日、月曜日を残すのみとなり、3年生は本日で全日程が終了しました。

 3年生は期末試験が終了したとはいえ、今日の午後から明日にかけては共通テスト模試が行われます。廊下に出されたカバンはそのままに、再び問題に取り組みました。今日は国語、リーディング、リスニングが行われ、明日は自己採点までの長い一日となります。続けざまにテストを受けるのも、実際の受験の予行練習です。体力も必要ですが、「勉強体力」「テスト体力」も必要ですね。最後まで集中力を途切れさせることなく、全力を尽くして欲しいと思います。

 ガンバレ!3年生!!

  

錦高日記11月26日(木) ~3年生 生物の実験~

 今日は、期末試験3日目でした。2年生と3年生理系は2科目でしたが、1年生と3年生文系は3科目ありました。特に1年生は今回初めて全科目の定期試験となっているため、そろそろ疲労がたまってきているのではないでしょうか。1年生の皆さん、ここで踏ん張って、とりあえず明日をクリアすることを目指しましょう。

 さて、今日は先日行われた32・33Hの生物選択者が実施した実験の様子をお伝えします。テーマは「眼球」。豚の眼球を使って、教科書で学んだ眼球の構造を、実際に自分たちの目で確認しました。まず、村上先生が、カミソリの使い方も含め、どのように切り開くのかをデモンストレーションしました。生徒たちはじっと先生の指先に神経を集中させます。すると、中からはきれいな透明の水晶体が現れ、生徒たちは「わぁ~、きれい!」と感嘆の声をあげました。この声こそが、生命とからだの不思議に本当に触れたときの反応ではないかと思います。

 次に、自分たち自身で眼球を開き、その構造を確認しました。ふざける者は一人もおらず、皆、真剣でした。

 「わぁ~」と声をあげたこの経験は、きっと長い間、彼らの心の中に残ると思います。

  

   

錦高日記11月25日(水)Ⅱ ~原田先生による校内研修会~

 期末試験2日目、全学年とも3科目の試験が行われました。教室はしんと静まりかえり、生徒たちはみな、真剣に問題に挑んでいました。

 一方午後からは、先生方を対象に原田先生による校内研修会が開かれました。原田先生は、昨年度、校外でカウンセラー教員養成研修に参加されました。今回の研修会は、そこで学んだことを他の先生方に還元するというものでした。研修中は補導員の務めも果たし、たくさんの貴重な経験をされたそうです。

 内容は、児童虐待の実態と、それに対して私たち教員には何ができるのか、生徒たちには何を、どのように伝えるべきかというものでした。ときどきペア/グループワークを取り入れた研修会は、終始、楽しくかつ真剣なものでした。先生方のよき学びとなったひとときでした。

   

研修の様子はテレビにも取り上げられたそうです。画面中に原田先生が写っています。

 熱心に話し合う先生方