2025年4月の記事一覧
まだスキポール空港にて
日本時間 30日(水)20:20
オランダ時間 13:20
出発時刻を1時間過ぎたのに
未だ出発する気配がありません
また何かあったのでしょうか?
スキポール空港にて
日本時間 30日(水)19:20
オランダ時間 12:20
窓の外にはオランダの田園風景
国土の4分の1が海面より低いところにあり
水路や運河が多く
堤防やダムを使って
水とうまく付き合いながら生活をしています
風車とチューリップが思い浮かびますね
Amsterdam Airport Schiphol でトランジット
もともとトランジット時間が
40分程度しかない上に
一番後部座席
間に合うかハラハラドキドキでした
この飛行機誰んだ?
日本時間 30日(水)17:10
フランス時間 10:10
いよいよパリを発ちます
登場するのは KLMオランダ航空
エールフランスの系列です
パイロットさんが手を振ってくれました
さといの大冒険
日本時間 30日(水)16:40
フランス時間 9:40
さといちゃんは
マカロンをお買い上げ
そのあとスタバで抹茶フラペチーノを嗜み
すっかりパリジェンヌしてきました
法の網をすり抜ける男
日本時間 30日(水)16:30
フランス時間 9:30
フランスでは
16歳でお酒が買えるということを知った彼は
本当かどうか試してみました
どうやらゲットできたようです
(ちなみにこれは飲んだフリ
実際にはお土産に持って帰りました)
さらばパリの灯
日本時間 30日(水)15:30
フランス時間 8:30
航空機の予約がようやくとれ
これからアムステルダム経由で
リスボンへ向かいます
自分でチェックイン!
停電のおかげで
期せずして
オランダにも
立ち寄れることとなりました
OECDでオンライン
日本時間 29日(火)23:00
パリ時間 16:00
予定では今日はポルトガルにいる予定でしたが
ヨーロッパを襲った大規模停電の影響で
パリに留まっています
OECD本部をお借りして
ポルトガルとオンラインで繋ぎ
交流を深めます
まずはOECD本部内を
見学させていただきました
加盟国の国旗が出迎えてくれます
現在加盟国は38カ国だそうです
まずは主要スタッフの皆さんにご挨拶
続いて災害復興の建築関係部署の方と懇談
開放的なオフィスでゆったり会議ができます
クリエイティブなアイデアが
湧いてくるような空間です
国際会議場にも入らせていただきました
来賓をお招きする応接室です
お城の中のようです
東日本大震災で残った桜の木
根のついた植物の輸出入は
禁止されているため
枝を持ってきて桜科の植物の根に
接木をしたそうです
40本ほど持ってきた中で
1本だけ根付いたんだそうです
午後からオンラインで繋いで
ポルトガルの高校生と交流する予定でしたが
現地はまだ混乱しているようで繋がりません
こちらでZoom会議を立ち上げ
録画して後日見てもらうことにしました
災い転じて福と為す
日本時間 29日(火)19:00
フランス時間 12:00
リスボンに向かう便が明日しか取れず
今日はパリのOECD本部をお借りして
ポルトガルとオンラインで繋ぎます
時間ができたので
パリの街に繰り出しました
大都会だけど緑の多い街です
すべての建物が統一された建築様式で
街全体が芸術作品のようです
「Arc de triomphe de l'Étoile」
この凱旋門を中心に
Champs-Élysées(シャンゼリゼ)をはじめ
12本の通りが放射状に延びています
その形が地図上で光り輝く
「星=étoile」のように見えることから
この名称で呼ばれています
シャンゼリゼ通りの地下入口から
地下道をくぐって広場に入ります
この広場は「Place Charles-de-Gaulle」
シャルル・ド・ゴール広場と呼ばれます
Charles-de-Gaulle は
1940年5月のナチス侵攻を受けた後
自由フランスを樹立して最初の首相となり
後に最初の大統領に就任した
絶大な尊崇を集める救国の英雄です
パリ空港も彼の名をとって
シャルル・ド・ゴール空港と呼ばれます
Métro (地下鉄)を乗り継いで
Musée du Louvre(ルーブル美術館)へ
ルーヴル美術館はルーブル宮殿を活用した美術館で
フランス王フィリップ2世が
12世紀に要塞として建築したものです
幾度となく増改築が繰り返されて
現在の建物となっています
歴代フランス王の王宮として使用されていましたが
1682年ルイ14世が
自身の王宮にヴェルサイユ宮殿を選んだことから
王室美術品コレクションの収蔵場所となりました
次に向かったのは
(エッフェル塔)
マックを「マクド」と略したり
エスカレーターでは右側に立ったり
上沼恵美子さんのようなジェンヌがいらっしゃったり
しまいに通天閣みたいなんがあったりと
ほんま大阪の街に似ておます
クイズです
ここはどこでしょう
どなたかが亡くなった場所です
有名な方です
そんなに大昔の話ではありません
原因は自動車事故です
最終ヒント「パパラッチ」
答えは
「ダイアナ妃」でした
緊急時こそみんなで知恵を
日本時間 4月29日(火)13:00
フランス 6:00
ご心配をおかけしています
少し落ち着きました
ことの顛末を
昨日OECDパリ本部への訪問を終え
リスボン行きの航空機へ搭乗しました
タラップには何人もの Police de Paris が
「誰か護送でもするんですかね」
と同行のオギーさんこと
東京学芸大学 荻上健太郎 先生と笑いながら搭乗
ところが定刻になっても
一向に飛び立つ気配もなく
よく見るとコックピットのドアが開いたまま
操縦席が丸見えです
生徒とお散歩メガネ
「何が起こっていると思う?」
「機長が寝坊したとか」
「急にお腹痛くなったとか」
「副操縦士が喧嘩して出て行ったとか」
少々時間が遅れても楽しみ方はあります
想像が膨らみます
やがてキャビンアテンダントが
何やら叫びながら客席をウロチョロ
「何言ってると思う?」
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
「お客様の中に看護師さんは?」
「医学生の方は?」
「お医者さんになりたかった人は?」
「お医者さんごっこが好きな人は?」
「それなら先生手挙げよかな」
この時点ではまだ笑っていられました
やがで数人の乗客が
荷物を持って降りて行きます
預かりラゲージも
機体のお腹から取り出しています
その時です
緊急ニュース
スペインとポルトガルで大規模停電
交通が麻痺
サイバーテロの可能性も
別便で先に
リスボン入りしているパーティーからも
空港で足止めを食らっていると連絡
時間が1時間2時間と過ぎて行きます
オギーさんに相談です
「今リスボンに向かっても
電気も来ないところに
生徒を連れて行くことになります
今日はキャンセルして
パリに泊まりましょう」
「今キャンセルすると
何の保証もありません
航空機会社からの
キャンセルアナウンスがあるまで
待ちましょう」
冷静な判断です
生徒にその旨告げると
「自分達は行きたい
自分達は電気も水道もない中
それでも何ヶ月も生きてきた
だからこそ伝えられるものがある
みんなを勇気づけたい」
なんてたくましい子たちでしょう
逃げようとしていた自分が
恥ずかしくなりました
日本にいる保護者にも連絡を入れます
私のレンタルWiFiも
繋がりにくくなっています
唯一繋がったのが崖くんの
Docomo海外通信プラン
今回のようなケースを考えると
そちらの契約の方が良いかもしれません
崖くんのお母さんから返信が
「うちの子は
電気や水道のありがたさを
痛いほど知っています
なくても何とか生きていく術も
知っています
サバイバルな生活を
不自由な生活を
彼は楽しんでいました
他の場所への避難の道を選ばず
家族と共に家に残り
傷ついた自分の故郷を
この目で見続けていくんだと
山から水を汲むことも
彼の仕事でした
炊き出しも喜んで楽しんで
やってくれました
彼の存在は
私たちの生きる希望でした」
予定変更
日本 1:30
パリ18:30
航空機が飛べなくなりました
Air France が用意してくれたホテルに泊まります
慌ててキャンセルした客にはその保証がないので
落ち着いて待って正解でした