学校日誌
石川県立看護大学による出張模擬授業
7月31日(木)、石川県立看護大学共同研究講座「ウェルビーイング看護学」教授の 松本 勝 先生(看護師)と、講師の 幅 大二郎 先生(理学療法士)による出張模擬授業が行われました。
お二人は、自然災害や少子高齢化など、現代社会が抱える課題に柔軟に対応できる看護の在り方を探究し、患者さんが自分らしく幸せに生きるための研究や医療機器の開発に取り組まれています。
ウェルビーイング看護学とは、デジタル機器やテクノロジーを活用した近未来の看護を学ぶ大学の新しい講座で、DXや産学連携による新技術の開発に力を入れている先生方が直接授業してくださる貴重な機会です。
ロボット・AI・IOTによる訪問看護、介護の省力化を医療の人出不足の深刻な能登での遠隔実技を目指しているとのこと。
講座後半は大学が開発した医療デジタル機器を体験させてもらいました。
便貯留をリアルタイムにスマートフォンに検出するポケットエコー
座圧分布シート
スマートフォンで筋肉の収縮を見られる節電図
VRゴーグル・MRゴーグルを着用し、病院内の仮想現実を映し出し患者さんの体温計測などの看護を体験。
患者に寄り添って会話が出来るコミュニケーションラボットちゃちゃまる
令和7年度 体験入学
7月25日(金)、中学3年生を本校に招いての体験入学が行われました。来校してくれた中学生に羽咋高校生から学習や学校行事、部活動の説明をした後、単独教科授業7コース、教科横断型授業5コースの中から1つずつ授業を体験してもらいました。
DXハイスクールならではの整備された学習環境や、探究未来塾、先輩の様子などから羽咋高校の雰囲気を感じてもらいました。
聞きたかったことを直接聞ける「先輩と語る時間」を設けています。
■単独授業の一例
実際に羽咋高校生が1学年時に行った実験を中学生が体験。作ったものをお持ち帰りできる特典付きの実験です!
■教科横断型授業の一例
『数学と情報』のSTEAM授業の様子です。ハイテクなデジタル機器を揃えた『DXラボ』の教室で開催。デジタル機器を授業でどんどん活用し新しい学びを提供します。
中学生の皆さん、保護者の皆様、たくさんのご参加ありがとうございました!
令和7年度 全国大会壮行式・1学期終業式・離任式
7月18日(金)、インターハイに出場する陸上競技部、なぎなた部、剣道部の5名の選手の壮行式が行われました。
中川学校長から「全国大会出場は羽咋高校の仲間と共に練習し勝ち取った権利です。仲間のためにも自分がやってきたことを出し切って頑張ってほしいと思います。」と激励の言葉が贈られました。
続いて1学期終業式が行われました。
「夏休みは1学期の振り返りによい期間。立てた目標が実現できなかった人は、次どうするか考え行動することで大きく成長できます。夏を乗り切った人は2学期は力強い一歩が踏み出せます。皆さんはDXハイスクールだからこそ学べる恵まれた環境にいることを自覚し、時には休憩を取りながらこれから何をすべきか考えてバランスよい夏休みを過ごしてください。」と学校長式辞が送られました。
その後、離任式が行われました。ALTのウーナ先生、3年間ありがとうございました。
現役看護師による出前授業が行われました
7月17日(木)、看護職志望の生徒対象に公立羽咋病院の看護師の方による看護出前授業が行われました。看護師になるまでの経緯や大学を選択した理由、学費についてなど興味深いお話が聞けました。
講義の後は、聴診器で心音を聞いたり、血圧測定やSPO2測定などの体験をしました。日々進歩する医療にあっても、医療機器の数値だけで患者さんの状態を判断するのではなく、日頃から患者さんとコミュニケーションをとり、顔色や表情などの小さな変化に気付くことの大切さを学びました。
最後に「さまざまな経験は、いずれ患者さんへの看護に活かされていきます。だからこそ、どんなに小さなことでも、積極的に挑戦してみてほしい」とメッセージが贈られました。
【2学年】ベネッセコーポレーション進路講演会
7月10日(木)、ベネッセコーポレーション小林 建斗氏を講師にお招きし、志望校の決め方や入試の仕組み、模試の活用法についての進路講演会が行われました。
苦手科目と向き合うおすすめの学習法も、具体的に複数伝授してくださいました。
今回の講演を、これから始まる夏休みを進路実現を意識して計画的に過ごすために役立ててもらいたいです。