学校日誌
令和6年度 金沢大学出張オープンキャンパス
11月21日(木)6・7限目、1学年対象に金沢大学出張オープンキャンパスが実施されました。全6講座の中から関心のある講座を2つ受講し、金沢大学の先生による模擬授業を体験しました。講座では学類の特徴や、学ぶことによる就職へのメリットなどを紹介してくださり、生徒は学問に対する興味・関心を深め、文理選択に向けた進路の意識を高めた様子でした。
文理混合
【講座1】いまどきの「ものづくり」とイノベーション
融合学域先導学類
【講座2】リズムのおもしろさ
人間社会学域学校教育学類
理系
【講座3】ヒトを支えるエンジニアリング
理工学域フロンティア工学類
【講座4】人々の健康に貢献する看護学
医薬保健学域保健学類
文系
【講座5】大学で学ぶ社会学・社会調査
人間社会学域人文学類
【講座6】地域の経済社会が直面する諸課題を学ぶ
人間社会学域経済学類
金沢大学の先生方、お忙しい中ありがとうございました。
後期生徒会の取り組み紹介
ukooh!知恵袋
各階に設置されたホワイトボードに教科について聞きたいことを書くと、わかる生徒が答えてくれます。ちょっとした疑問や苦手を解消し、学力を向上させるための取り組みです。答える側も、相手にわかりやすい説明を考えることで、さらに思考力が鍛えられます。今のところ物理や数学の質問が多いですが、どの教科でも解決したいことがあったら質問してみてくださいね。
令和6年度 非行防止教室
11月14日(木)7限目、羽咋警察署生活安全課の山田さんと石川県教育委員会学校指導課の山下さんをお招きし、2年生対象に非行防止教室が行われました。
いじめや闇バイト、SNS関連のトラブルに巻き込まれないための心得を教えていただきました。
お2人からは、犯罪を未然に防ぐため「嫌なこと、言いにくいこと程相談してほしい」とメッセージが贈られました。
【2学年】探究中間発表会
11月2日(土)6・7限目、「いしかわ教育ウィーク学校公開」の一環として、2年生による探究中間発表会が行われました。
この半年間、総合的探究の時間に「能登をもっと魅力ある土地にするには?」の探究テーマで、医療・教育・経済・国際/地域関係・理工・農学食品の6つからアプローチし、各班で地域課題の設定、仮説立証のための実験や課題追及のための関連施設へのフィールドワークを精力的に行ってきました。
この日は、これまでの探究活動の成果を1年生や国立能登青少年交流の家の講師の方を前に発表し、質問や評価を受ける機会としました。
能登をもっと魅力ある土地にするには? | |
テーマ | 課題タイトルの一例 |
医療 | 能登と加賀の医療格差をなくすためには??? |
教育 | 地域ゼロ距離プラン?! |
経済 | 羽咋の景観をディズニーにしよう |
国際/地域関係 | 商店街を復興の第一歩に! |
理工 | ドラえもんを実現するためには |
農学食品 | いしる いい汁 もっと知る |
全41班が順にポスターセッションで発表し、その他の生徒は興味のある課題テーマの発表を聞きに行きます。
発表後はドキドキタイム。1年生や見学者から色んな質問がとんできます。
最後に講師の方からご講評をいただきました。
「実験・体験することから次どうするかが見えてくる」「ワクワクすることをやってほしい」
「スケールは大きくなくて良い、高校生が実現可能な課題テーマを設定し取り組んでは?」
この機会により、良かったこと、これから意識していかなければならないことなど、探究活動を進めていく上での課題が見えてきました。アドバイスをしっかり受け止め、より良くなるよう今後の活動に活かしていきます!
探究中間発表会にはたくんさんの保護者・地域の方が見学に来てくださいました。外部の方を前にして初めての発表ということもあり、2年生は緊張感を持って取り組むことができました。
国立能登青少年交流の家の皆様、保護者・地域の皆様、ご来校ありがとうございました。
【2学年】EUがあなたの学校にやってくる講演会
10月31日(木)、2学年対象にEU特命全権大使 ジャン=エリック・パケ氏による、「EUがあなたの学校にやってくる」講演会が実施されました。
「EUと日本は法の支配や民主主義といった共通価値観や、安全保障・自由貿易、産業で協定を結び体制を連携することにより、双方の国・個人単位で大きなビジネスチャンスや恩恵をもたらし合う関係にあります。」
また、「ヨーロッパにはトップクラスの大学が各地に存在し、非常に優れた水準の高い教育・研究が行われいる。大学に進学した際には国境を越えた複数のアイデンティティを持つヨーロッパへの留学を考えてほしい。自分と違う暮らしをする人がいることが理解でき、違う社会に自分が適応せざる負えない環境に身を置くこと自体が大きな学びとなる。」とおっしゃいました。
パケ大使は、数ある学校の中から “地震により被災した能登を応援したい” との思いで本校に来てくださいました。
生徒は豊富な国際経験をお持ちの大使から直接お話をお聞きすることができ、EUについての学びと理解を深める貴重な機会となりました。
感謝申し上げます。
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