進路行事

保護者対象進路説明会

5月8日(土)の7限目に保護者向け進路説明会を行いました。

新型コロナウイルス感染症の予防対策をとりながらの開催となりましたが多くの保護者の方々にご参加いただきました。

 

1・2年生保護者対象には体育館で一般財団法人 大学イノベーション研究所所長 山内太地氏をリモートで招き、「将来の進路の選び方」と題した講演会を行いました。170名程の保護者が参加し、熱心に山内氏のテンポのよい話を聴きながら、多くの方がメモをとられていました。講演後のアンケートでは、「子どもへの前向きな声掛けができそうです。」や「今後、具体的にすべきことが見えてきた。」等、高評価をいただきました。お子様と進路について一緒に考えるきっかけ作りができたのではないでしょうか。

 

3年生の保護者に対しては、進路別での説明会を行いました。「国公立大学」「私立4年制大学」「看護」「短大・専門学校」「就職・公務員」の5つの分科会に分かれ、それぞれの進路に向けての留意点や受験システム、本校の現状や取り組み等について説明をしました。140名を超える保護者が来られ、アンケートでは「具体的な話が聞けて良かった。」「受験の心構えや受験の現状など参考になった。」等、好評をいただきました。一方で「進路にまだ悩んでいる。」「子どもはどこまで受験の流れを理解しているのか。」と不安に感じている保護者もいらっしゃいます。今後、生徒との個別面談や7月の保護者懇談会等を通して、家庭と協力しながら、それぞれの生徒が納得できる進路や受験校を絞り込んでいきたいと思います。

先輩に学ぶ会

3月16日(火)の5時間目・6時間目に、今年度卒業したばかりの3年生を講師として招き、先輩に学ぶ会を行いました。

 

「国公立大学」「私立4年制大学」「看護系」「短大・専門学校・就職」の4つのブロックに分かれ、5時間目には1年生を対象に、6時間目には2年生を対象に実施しました。3年生とその担任との息の合った掛け合いの中で、受験での苦労や後輩へのアドバイスが語られました。 

 中でも、「国公立大学」や「私立4年制大学」で講師をしてくれた3年生は、どの生徒も「もっとこうしておけばよかった」という後悔のあとに、口をそろえて「早くから取り組んでおくのがいい」と力強く訴えていました。

 

 この機会を受けて、1年生や2年生が自分の進路について考え、学習への意識を強く持ってくれることを期待しています。

   

【看護セミナー】看護出前講座 現場より!

今回は看護出前講座ということで、金沢市立病院からお二人の看護師に来ていただきました。

 看護師になるまでのステップでは、お二人の実体験を交えてお話しいただきました。また看護師の一日として実際に働いている様子を切り取って紹介していただきました。普段はなかなか目にすることができない場面であり、自分自身の将来の姿と重ね合わせ、具体的にイメージすることが出来ました。

 【生徒レポートより】

・いままで自分で資料を見たり、WEBなどで調べたりしていたけれど、看護師さんの仕事について直接聞くことができ、とても良い経験になりました。看護師になりたい気持ちがもっと強くなりました。

 ・チームミーティングや患者カンファレンスなど情報を共有する時間がたくさんあることがわかりました。また常に患者さんのことを一番に考えていると知りました。

・看護師さんは1日の中で何度も確認作業を行っていることがとても印象的でした。注射や薬、検査予定など一つ一つの作業を確認しながら行うことが必要不可欠なのだと感じました。またチームミーティングや患者さんについて共有する際にしっかり話せるように、双方向のコミュニケーションを心がけようと思います。

・病や死の恐怖を抱えている患者さんに対しては、まずなにより優先して患者さんがどう思っているのかを聞きくことが大切だとお聞きしました。寄り添うことも看護師の大事な仕事だとわかりました。

・看護師の1日はやはりハードだと思いました。いろいろな能力が求められていて、処置以外にも患者さんとのコミュニケーションをとることも大事な仕事とお聞きしました。看護師になることをゴールにするだけでなく、なってからも日々学ぶことがあるし、まだまだ上があるとお聞きしたことが心に響きました。

・今の自分はすぐに緊張してしまいうまく言葉が出てこなかったり、自分で考えず周りの人に合わせてしまうことが多いのですが、看護の仕事を目指したり、仕事に取り組む中で、自主的に行動したり、臨機応変に対応できる自分に変わっていけるのではないかと思いました。改めて看護師という職業に興味をもつことができました。

・看護師になったら終わりではなく、キャリアアップのための認定看護師や専門看護師などがあると知りました。

・デメリットとも言われていたけど、きつい仕事だからこそやりがいを感じるのだと思います。

・楽な仕事はない。看護。の仕事は幅広く知り、幅広く活躍することができるという言葉が印象に残りました。

・「なりたい、と思う道を選べる幸せ」と言われて、なるほど、看護師を目指して応援してもらえる私は確かに幸せだと思いました。 

 

【看護セミナー】医療時事について調べました!

今回の看護セミナーでは、医療時事についての調査発表と模擬討論体験が行われました。

やはり一番の関心事は、コロナウィルスの流行によって引き起こされている様々な問題です。

医療現場での感染対策や偏見との戦い、人手不足による過重労働、感染予防の啓発などさまざまな視点から発表がありました。一方で、僻地医療、病床数や医療費の差、ジェンダー、最新のがん医療など多岐にわたる問題についても知識を深めました。

看護セミナーは1~3年生の縦割りグループでの活動です。入試を間近に控えた3年生の真剣な姿から、1.2年生もまた、進路実現に向けて新たな課題を得た1日となりました。

【生徒の感想から】

・思っていた以上にさまざまな問題があると知った。 知らなかった事柄やキーワードについて自分でもっと深く調べたい。

・みんなで意見を出し合うことで、他の人と意見を取り入れて自分なりの発言をすることができた。今回のテーマと違うテーマでもやってみたい。

・少しでも自分の知っている知識や言葉を使ってみることが大事なんだと思った。

・自分の意見をその場でまとめて話すのは難しいと思った。3年生は、テーマについて深いけれど私たち1・2年生にも理解できるようにわかりやすく説明していた。自分もそうなれるよう頑張りたい。

 

 

ブラッシュアップタイム2日目

8月6日(木)に、3年生を対象とした「ブラッシュアップタイム」の2日目を実施しました。2日目は、午前中に外部講師による面接におけるマナーや振る舞いを学びました。

 講師には、金城大学短期大学部ビジネス実務学科の坂上牧子先生とゼミの学生のみなさまをお招きしました。本校卒業生も講師として参加しており、生徒にわかりやすく指導していただきました。

 

 午後からは本校教員による模擬面接を実施しました。

 集団での模擬面接を行い、教員からの指導だけでなく、生徒同士での相互評価も実施しました。その後、振り返りの時間も設定し、入試本番に向けてしっかりと準備にとりかかりました。終始、緊張感をもって臨み、真剣に取り組んでいる姿は大変頼もしく感じられました。