日々の出来事
ザ・熟議 三崎の子ども達の教育について考える会
12月2日に、三崎駐在所の道善さんを講師にお招きして、5,6年生、三崎中の中学生、地域の方々と一緒に三崎の魅力について学び、将来の三崎について考える会が行われました。「食」「環境」「人」の3つに分けて魅力を紹介していただき、改めて珠洲や三崎の良いところを感じることができました。
珠洲の子どもたちのために、自然や人々との繋がりを大切にしようという考えが、全体に行き渡っていました。
特別栽培米についてのお話
11月の給食のご飯には、特別栽培米が使われています。石川県農林水産部生産振興課の方と珠洲市役所の方が来校され、特別栽培米についてお話してくださいました。
特別栽培米とは、環境に配慮し、化学肥料や化学農薬の使用を抑えて育てられたお米のことです。田んぼのまわりにすむカエルや虫が増え、それらを食べにトキなどの鳥も訪れるようになり、自然にも良い影響があります。
一方で、化学肥料や化学農薬を減らすぶん、雑草を取る作業の回数が多くなるなど、農家の方々には手間がかかります。農家の方々の努力と気持ちのおかげで、このお米が作られています。お話を聞いた後、多くの子どもたちが感想やこれから自分がやっていきたいことを発表していました。
これからも、感謝の気持ちを忘れずにいただきましょう。
ハピネス飯
5・6年生のハピネスプロジェクトの一環で、学校の田んぼで収穫したお米を炊き、地域の方々にお配りしました。3・4年生が作った梅干しを添え、1・2年生が描いたイラストをパッケージに使用するなど、みさき小学校の児童全員が力を合わせた取り組みとなりました。
来校された地域の皆様には、5・6年生が制作した「ハピネスベンチ」に座っていただき、3・4年生が作った紙芝居「引砂のさんにょもん」をご覧いただきました。子どもたちの思いがつまったおもてなしを通して、地域の方々に元気と笑顔を届けることができたと思います。
小中連携レクリエーション
三崎中学校の体育館で、中学生とみさき小学校の児童が一緒にモルック交流を行いました。モルックは、木の棒を投げて木製のピンを倒し、得点を競うフィンランド発祥のスポーツです。今回は小学生と中学生が混ざったチームを編成し、リーグ戦形式で対戦しました。ねらい通りにピンを倒せたときには大きな歓声が上がり、大いに盛り上がりました。楽しく交流することができ、笑顔あふれる時間となりました。
金沢星稜大学 世界について考える授業
金沢星稜大学こども学科の学生の皆さんが来校し、テディベアプロジェクトの一環として「世界について考える」授業をしてくださいました。もし世界の人口が、みさき小学校の児童数と同じだったら、「子どもの数はどれくらいになるのか」「どの地域にどれだけの人が住み、どんな言葉を話しているのか」などを、小学生にも分かりやすく、活動を通して教えてくださいました。世界に目を向けるよいきっかけとなりました。