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機械システム科ニュース
2年生機械コース シーケンス実習(PLC)
機械システム科は2年生から機械コースと電気コースに分かれて実習を行います。
今回は、機械コースによるシーケンス実習(PLC)の様子をご紹介します。
仲間とプログラミングの課題を把握し、PCで実際にプログラムを組んでいきます。
プログラムが課題どおり正しく動作すればミッションクリアとなります。
4月から学んだ内容が活かされ、6月にはより高度な課題をプログラミングできるようになりました。
1年生 リレーシーケンス実習開始
5月から1年生は工業技術基礎の授業の中で、実習作業が始まりました。
真新しい作業服に袖を通し、仲間と協力しながら課題に取り組みます。今回の写真はリレーシーケンス実習の様子です。
6月に入ると難しい問題にも果敢に挑戦する生徒が増え、作業に自信がでてきているのを感じます。課題を完成した時の喜びは格別です。
染色デザインの研究 その2
3年生課題研究
染色デザイン班では、藍染めをするため藍を育てています。藍が染められる状態に育つまで、雪花絞りという技法で染め方や模様の研究をします。
雪花絞りとは布をたたみ板で挟んで染める板締め絞りの技法の1つで、出来上がった模様が雪の結晶のように見えることから雪花絞りと呼ばれています。
今回は、布を正三角形にたたみ染めました。全員同じたたみ方ですが、染める場所や色、染料に付ける時間などによってさまざまな模様ができました。今後もいろんな模様や自分の作りたい模様ができるように研究を進めていきます。
染色デザインの研究 その1
3年生課題研究
染色デザイン班では、染色方法や模様の付け方などを研究しています。今年は自分たちで藍を育て藍染めの研究をします。5月に種をまき、しっかり育つようにそれぞれのプランターに名前を付け、当番を決めて毎日水やりをしています。
しっかり育ち藍染ができるようにお世話をしていきます!
令和4年度 課題研究発表会
令和4年度 第29回石川県高等学校 課題研究発表会(工業科目)
令和5年2月17日(金)コスモアイル羽咋
石川県において工業科目を学ぶ各校の代表生徒がコスモアイル羽咋を会場として日頃の研究成果を発表しました。長らくオンラインでの開催となっていましたが、4年ぶりに実際に集まり開催されました。
本校からは「自動制御の研究と応用」と題した研究メンバーの代表者2名(31H三谷天志、一花亮太郎)が参加しました。三年間で学んだ機械加工や、プログラム、電子回路を応用した研究内容で、中学生や来賓の方の前で堂々と発表を行い、また質問に的確に答える姿が見られました。
発表会場前にて
発表中の様子
中学生からの質問の様子
参加者表彰の様子(最前、本校の生徒)
オリジナルトートバッグ制作
機械システム科デザイン選択者の実習では、オリジナルトートバッグを制作しました。
Illustrator(デザインソフト)を使いデザインを制作し、シルクスクリーンでバッグにデザインをプリントしました。
Illustratorでデザインを制作するのは初めてでしたが、うまく機能やツールを使いオリジナルの模様を作ることができました。
生徒は「すごっ!」「かわいい~」「楽しい!!」「オリジナルグッズとか作れそう」と自分で作った模様を、トートバックにプリントした時はみんな大喜びでした!
パソコンでデザインしたものが、実際の「もの」として制作することができ、ものづくりの楽しさや達成感につながったと思います。
自分で作ったトートバッグは、家で使ったり、移動教室の時に教科書を入れて持って行ったりして使っています。
みんなのトートバッグ
作業風景1
作業風景2
作業風景3
ガス溶接技能講習
機械システム科の1年生が工業技術基礎の授業と1月28日(土)を使用して、ガス溶接技能講習を受講しました。講習最終日である1月28日(土)、今まで学習したガス溶接に関する知識や構造、法令についての試験にも臨みました。この試験に合格することで「ガス溶接技能講習修了証」を得ることができます。
生徒のひたむきに頑張る姿は、本校教員としても誇りに感じる場面の一つです。これからも一緒に頑張っていきたいです。
講習の様子
最終日の試験の様子
木象嵌 ~伝統工芸を体験してみよう~
デザイン実習の授業で、木象嵌に取り組みました。実際に木を使って制作するのは設備がなく難しいのでウッドシートを使い制作しました。
修学旅行で撮った写真からデザインを考えました。何十色もある写真を7色の木の色で表現します。白黒写真から色がいているもの、実際の木の色に近いもの、目立たせたいところなど自分の7色と限られた色で写真からデザインを考えました。
また、初めてのデザインカッターでの細かい作業はとても大変でしたが、徐々にコツをつかみ細かいパーツを切り抜くことができるようになりました。
一生懸命制作した作品はとてもいいものになり、ものづくりの楽しさと達成感を味わいました!
機械システム科 情報技術検定
1月20日(金)の放課後に機械システム科2年生(希望者)が2級、1年生が3級の情報技術検定を受検しました。生徒は毎日行っている朝学習だけではなく、昼休みや放課後の時間も使って検定合格に向けて頑張ってきました。1年生は、全員受検の検定はこれで2つ目になり、この後さらに2つの検定を受検する予定です。また、2年生もこの後、全員で受験する検定が控えています。「全員合格」のために生徒だけではなく、教員も一丸となって頑張っていきます!
放課後練習の様子
受検当日の様子
令和4年度機械システム科課題研究発表会
機械システム科3年生は、4月から1年間かけて取り組んできた課題研究の発表を行いました。研究発表は9班すべてで行われ、機械システム科2・1年も全員参加しました。
研究テーマは以下のとおり(発表順)
1 人に役立つものづくり
2 シーケンス制御の研究
3 溶接によるものづくり
4 マイコンカー(ベーシック)の製作・改良
5 画像処理マイコンカーの研究
6 旋盤技術の向上の研究
7 自動制御の研究と応用
8 野球部の外野用フェンスの製作
9 植物染めの研究
ものづくり、制御、マイコンカー、染色など、本校の機械システム科らしい多岐にわたる研究テーマが発表されました。来年以降も、生徒自ら研究テーマを決定し、指導して下さる先生方や一緒に研究する仲間と協力して活動していきます。また、発表会は生徒自ら司会進行等を運営し、発表会の開始と終了は生徒が実行委員長・副委員長として挨拶し、素晴らしい発表会となりました。
(写真1)開会式 実行委員長挨拶
(写真2)画像処理マイコンカーの研究発表
(写真3)旋盤技術の向上の研究発表
(写真4)閉会式 実行副委員長挨拶