2023年8月の記事一覧

トマトの定植(農業系列)

 8月9日、仮定植して2週間たったトマトの苗を水耕ハウスに本定植しました。

 まずはロックウール培地(RW)の定植位置をカッターで穴を開けます。次は、点滴チューブの動作確認です。すべてのチューブから水が出るかを確かめました。続いて品種ごとに苗を置いていきます。

 その際、点滴チューブを2本ずつ挿していきます。キューブに対して、対角線上に垂直に挿すことがポイントです。

 すべてのRWに定植が終わると、肥料管理機のスイッチを入れました。養液の濃度は、生育初期の場合EC1.2で設定しました。最後に給液のタイミングをタイマーでセットしました。8時から開始し2時間おきに5分ずつ給液するように設定しました。

 今回二本仕立てに挑戦しますが、摘心したことで脇芽がちゃんと出てきていることにトマトの生命力を感じ、驚きました。

 定植後は農場で栽培したスイカを頬張りました。冷たくておいしかったぁ~。

 

 

 

 

トマトの抑制栽培開始(農業系列)

 トマトの抑制栽培が始まりました。抑制栽培とは、通常の収穫・出荷時期よりも遅らせて栽培することです。トマトの場合は春に種を播いて夏に収穫するのが一般的ですが、抑制栽培では、夏場に種を播き秋から冬にかけて収穫します。

 7月7日に7種類のトマトを播種し、セルトレイで芽出しさせました。夏休みに入って7月28日、一辺が10cmほどのサイコロ状のロックウール培地(RW)に仮定植しました。3年生は就職・進学に向けての活動がある中その合間をぬって、トマトの世話も行います。

 RWに十分吸水させた後、芽出ししたトマトの苗を一本ずつRWに植え付けていきます。培地に根が張るように、苗を植穴にしっかり植え付けることが大切です。また今回は、1つの苗から2本の茎を伸ばす2本仕立てというやり方に挑戦します。

 この後2週間ほど液肥を与えながら生育を促し、8月9日に水耕栽培ハウスに本定植する予定です。