学校日誌

学校日誌

錦高日記2月25日(金)~書道・創作カレンダー~

 1年生の芸術科目「書道」の授業で、創作カレンダーを作成していました。カレンダーの上の部分に、今年の自分に送る好きな漢字を1文字選び、筆で大きくしたためます。漢字の脇には、説明と自分の名前を細筆で書き、先日各自が篆刻した印と干支の「寅」の印を押して仕上げます。

 「高校1年生の記念にずっと取っておいてくれる生徒や保護者の方もいるんですよ。」と、担当の本間先生が教えてくださいました。世界で1つだけの自分へエールを送るカレンダーのできあがりです。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月24日(木)~2年LC発展・パフォーマンステスト~

 本校では、英語科教員とALTがチーム・ティーチングで行う学校設定科目「LC探究」「LC発展」(LCは、Logical Communicationの略。1年次は「LC探究」、2,3年次は「LC発展」)を設定し、身近な話題から社会問題まで現実の題材を扱い、グループワークやディスカッション、プレゼンテーション、ライティングなどの活動を通して、英語による論理的・批判的思考力の育成を図っています。

 今日の2年生LC発展の授業では、パフォーマンステストが行われていました。生徒は3学期に入り、自分が担当する世界の様々な国の現状や課題を調べ、自分なりに改善策を考え、英文を作成しました。今日の発表では、画像を提示したり、ジェスチャーを使ったりして、聞き手にわかりやすくプレゼンテーションしている様子を見ることができました。貧困に苦慮している国について、教育や仕事の重要性、清潔な生活環境の大切さなどを熱く語る生徒もいました。

 聴いている生徒にとっても、世界の数多くの国の現状や課題を知ることができ、多くの知見や新しい発見があったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月22日(火)~中高接続授業・古典編~

 1、2年生の学年末試験が終了しました。放課後の部活動も、今日は降雪ということもあり短時間で終了です。高校生が試験をしている中、中学校では、昨日に引き続き中高接続授業(ブリッジ授業)が行われていました。今日は本多先生の『今昔物語集』の「阿蘇(あそ)の史(さかん)」を題材にした3回シリーズの1日目の授業です。史(さかん)は、令制の四等官の最下位の地位の「主典」(さかん)のうち、神祇官、太政官のこと、主に文書の作成や公文書管理などをつかさどる役人のことです。主人公の阿蘇の某(なにがし)という史(さかん)のユーモラスな行動について、読み解いていきます。

 この授業を通して、古典作品を読み解く楽しさを知るとともに、「予習」+「授業」の流れに慣れることが目標です。中学生のみんなは、本多先生の問いに、個人やペアで一生懸命に考えをまとめ、発表していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月21日(月)~中高接続授業~

 本校では、この時期に高校の教員が錦丘中学の生徒さん対象に、高校で学習する内容の授業を行います。中高接続授業(ブリッジ授業)と呼ばれているこの取り組みは、中学生の学ぶ意欲を高めることや未知のことを学ぶ楽しさを感じてもらうことなどが目的です。

 今日のテーマは「化学反応の量的関係」。礒野先生が担当する授業が、高校棟の化学実験室で行われていました。まん延防止等重点措置が延長になったことや、感染対策のため、実験は行いませんでしたが、物質が一定のモル数の比で反応することを求めることを通して、化学反応における量的変化の「量」を、「個数」と「質量」の視点でとらえます。化学の計算で最も重要な概念になる、数の数え方、mol(モル)についても学習しました。錦中3年のみなさんは、真剣な眼差しで説明を聞き、懸命に課題に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月18日(金)~次年度からの1人1台端末に向けて

コロナ禍の終息も見えない中、ウイズコロナ、そしてアフターコロナの社会のあり方についても試行錯誤が始まっています。教育の世界においても、新しい時代に向けて進歩を遂げようとする胎動が感じられます。次年度からの1人1台端末の実現に向けて一歩ずつ準備作業が始まりました。廊下には保管庫が並んで、主役がやってくる日を待っています。そして、それを活用した新たな学びのあり方への挑戦も、いよいよもうすぐです。

ほりほりの部屋Vol.97「成し遂げずとも、やりとげる~あるスケーターの生き様~」

 皆さん、こんにちは。堀です。立春が過ぎたとはいえ、極寒の日々。さらには、大学受験まっただ中の3年生は言うに及ばず、1・2年生も学年末試験3日目の中盤戦、ということで試練の日々・・・こういう時こそ、「全ては『なりたい自分』のため!」の気持ち、忘れず!学年末試験も、大学入試さえも、所詮は「踏み台」!将来の(小林りょうゆう選手並みの?!)大ジャンプのための下地作り!ぐっと膝を曲げて、耐えろ~~~GATだぁ!!!

 北京五輪も終盤を迎え、悲喜こもごもの結果とともに、秘蔵映像やインタビューなどを通して、選手個々の秘話やら、生い立ちやら、各報道陣からの「裏話」を目に、耳にすることも多くなっています。昨日、あるスケーターが競技後のインタビューで、涙をこらえながら、こんな風に語っていました。「成し遂げることはできなかったけど、やりとげることはできた。そのことを誇りたい。」

「3年生諸君、全員の就職内定および進学内定を取り消します!」もし、3月にこう言われたら、諸君はどう思いますか。なんで???と戸惑ったり、怒りを感じたり、会社や学校を恨んだりすることでしょう。今をさかのぼること、13年前、2009年3月に、実際に就職内定を取り消されたアスリートがいました。当時、国立の信州大学4年生だった女性、名前は小平奈緒といいます。前回の平昌五輪、スピードスケート女子1000メートルで銀メダル、500メートルで金メダルをもぎ取ったあの小平選手です。当時から有名なスケーターだった小平選手はある有名な大企業に1年近く前から就職が内定しており、大学卒業後も練習に集中できることになっていたそうです。しかし当時の日本経済はどん底にあえいでいた頃で、学生はみな就職難。大企業といえども例外ではなかったのです。いったん出した内定を、会社の都合で取り消す、それも3月の卒業直前になって、そんなことが実際に起こっていたのです。スケーターとしての選手生命の危機、それを救ったのが今の所属先、長野県松本市にある相沢病院でした。相沢病院にはスケート部があるわけではなく、所属アスリートは小平選手1人だけ。電車で1時間ほどかかる長野市のスケートリンク「エムウェーブ」を拠点に、大学時代から師事する結城コーチの指導をずっと受けています。相沢病院の相沢理事長さんは、小平選手の就職の件で、知り合いから相談を受けて頭を悩ませていました。当時の人事部長さんからも「アスリートの採用なんて考えたこともない。病院で採用しなければならない理由もない」と反対されたそうです。すると相沢理事長さんは「だけど相手は困ったと言ってる。どうするんだい」と答え、「困っているんだから何とか助けなきゃ」という理由だけで人事部長さんを納得させ、相沢病院は見も知らぬ女子大生を救うことになったそうです。小平選手の就職面接は2009年3月末日、他の同期は4月1日付け入社だったそうですが、彼女だけ4月16日付け入社だったそうです。その後彼女は、初出場だったカナダのバンクーバー五輪で銀メダルを獲得し、帰国後、メダルを持って病棟を回り、病気で動けない患者さんやその家族は、メダリストの訪問を心から喜んだそうです。ちなみに、この相沢病院、ある小説のモデルになったことでも有名です。その小説のタイトルは「神様のカルテ」といいます。こんなお医者さんがいたらいいなあと思わせる、4部作の小説です。嵐の櫻井翔や宮崎あおいが出演する映画にもなり、大ヒットしました。

 話を戻します。小平選手が前回の平昌五輪に行く前、オリンピックへの思いを漢字1文字で表してくださいとのリクエストが報道陣からありました。彼女は、「輪」という漢字を答えました。「応援してくれる人、支えてくれた人、みんな一つの輪、それが私の五輪です」と答え、また、「大学生の頃、全く面識のない人が就職先、つまり居場所を作ってくれた。だから人は、輪のようにつながっていると信じられる」とも語っていました。

 彼女のコトバには、毎回、本当に「言霊(ことだま)」を感じます。身震いします。就職先との輪、家族との輪、指導者との輪、地元との輪、そして、新たに出会う全ての人との輪。例えばこんな5つの輪を大切にし、慈しんでいるんじゃないかなあ、と個人的には感じていました。今回の五輪後、昨夜のコトバにも心動かされました。「(オリンピック連覇やメダル獲得といったことは)成し遂げることはできなかったけど、(最後まで全力で夢を追いかけることを)やり遂げることはできた」。このコトバにこそ、スケーター小平選手の、長い選手生活の最終形、「なりたい自分」が凝縮されているのではないでしょうか。本当の「言霊」には、それを吐いた本人の意図を離れて、言外に、周囲の人々にいろいろ考えさせる力が宿っていると思います。負けた直後の、つらい場面においてさえも、こんなコトバを紡ぎ出せるアスリートはそうそういません。諸君も、こういう生き方しませんか?「成し遂げずとも、やり遂げる」とてもかっこいい生き方だな、と感じた堀でした。(堀も最後まで「やり遂げます」。)

 また、相沢理事長さんの「困っているんだから助けなきゃ」の心があれば、人の輪は自然と広がっていくんだろうな、とも思います。人は、出会った人の数が多ければ多いほど、成長します。諸君も「出会い」を大切にしてください。過去に出会った人も、これから出合う人も。本校の先生方に、こういう方、すっごい密度で存在します!いつも頭が下がります。ありがとうございます、みなさんのおかげで錦はなんとか、もってます。なんだか、いろいろ考えさせられる今日この頃です。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月17日(木)~放課後の様子です~

 学期末試験2日目が終了しました。16時30分過ぎの学校の様子です。自分では解決できなかった問題を先生に質問している生徒、各クラスで静かに自習する生徒、分からないところを聞き合う生徒、それぞれが各自の課題に真摯に向かっていました。試験期間を含めていつも見られる錦丘高校の風景です。

 生徒は「なりたい自分」を目指して頑張り、教員はその生徒たちを最大限支援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月16日(水)~マルチメディアセンター5階紹介~

 今日から1・2年生の学年末試験が始まりました。2月22日(火)の最終日まで、1年生は12科目、2年生は13科目の試験が行われます。今日の午後も、多くの生徒が学校の色々な場所で自習していました。

 本校の自習場所のひとつ、マルチメディアセンター5階を紹介したいと思います。4万冊を超える蔵書を持つマルチメディアセンター(図書館)は4階と5階が階段でつながり、5階が自習スペースになっています。1人ずつ壁に向かって勉強できるスペースが16席、2人ずつ4人が座ることができる座席が42席、計58席あり、今日もたくさんの生徒が利用していました。この場所は天井が高く、常に暖かくて明るいことから、心地良く勉強することができます。さりげなく絵や観葉植物が飾ってある他、受験用の赤本が置いてあり、いつでも閲覧することができます。

 黙々と各自の課題に取り組んでいるみんなに、心のなかでエールを送っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月15日(火)~明日から学年末試験(1・2年)

 いよいよ今年度も最終コーナーをまわりつつあります。明日から、1・2年生は学年末試験です。

 これまでの授業や家庭学習で培ってきた学習を、試験勉強を通して整理し、自分の学力として昇華させる絶好の機会です。時間に追われ、課題に追われている高校時代には、なかなか試験のことを「チャンス」と受け止めるのは難しいかもしれません。しかし、是非とも、この定期的に目の前に現れるハードルを越える努力が、自分自身の様々な筋力をつけることにつながっていると前向きにとらえて、全力を尽くしてほしいと願っています。

 放課後の校舎の中も、ひたむきに自学自習をする姿でいっぱいです。3年の階だけではなく、1・2年生の階も下校時間いっぱいまで、教室の明かりがついています。みなさんの明日からの健闘を期待します。

 

錦高日記2月14日(月)~1年家庭科・株式学習ゲーム途中経過~

 4階から5階の踊り場にある掲示版に、「株式学習ゲーム」の途中経過が随時更新されています。「錦高日記11月5日(金)~株式の模擬売買を通して、経済や社会の仕組みを学ぶ~」で、ご紹介しましたが、1年生家庭科の授業で、経済や社会の仕組みを学ぶために、インターネットを活用した「株式学習ゲーム」に取り組みました。11月に、1チーム5人ぐらいのメンバーで、仮想通貨1,000万円を元手に企業の株式を買うことを始めてから3ヶ月が経ちます。掲示されているのは、1年生80チームの2月10日現在の上位10チームです。刻一刻と変わる社会情勢に伴い、株価は大きく変動します。株価の上下を通して、社会がこれからどのような方向に動いていくか考えることもできます。

 今年度の締めは、2月28日(月)です。最近、株価を見ていなかった1年生!学年末考査が終了してからしばらく時間があるので、ぜひ再開してください。現実の社会、経済、会社の仕組みを学び、自分の将来の職業や仕事を考えるきっかけになるはずです。

 

錦高日記2月10日(木)~3年全員での授業終了~

 3年生は来週から、進学・就職準備期間に入ります。多くの生徒が国公立大学の試験を控えており、来週以降も学校で授業や個別指導を受けることになっていますが、学年全員が登校して授業を受けるのは今日が最後です。

 3限目、昨日の感染者数が多かったこともあり、放送を使って学年主任の新田先生が3年生全員に向けてメッセージを伝えました。新田先生は、来週以降の注意事項やアドバイスの他、「最後の最後まであきらめずにがんばってほしい。」そして、「最高の卒業式(3/2)を迎えよう!」と3年間持ち上がった3年生に、熱い思いを伝えられました。新田先生のお話の後は、各担任から今後の日程や注意事項など詳しい説明がありました。

 3年教室前の廊下には、中学生や高1、高2生からの応援メッセージや3年生自身が書いた合格祈願の絵馬が飾られています。今日からリスタートです。3年生!ファイト!

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月9日(水)~2年課題研究・3校合同発表会~

 昨日、2年生課題研究最終発表会の後、野々市明倫高校と松任高校、そして本校の3校の合同発表会が行われ、明倫2グループ、本校2グループ、松任1グループの研究の成果が披露されました。本来なら、集まって意見を交わしたかったのですが、コロナ禍の中、オンラインでの開催です。

 野々市明倫高校はSDGsをメインテーマに「日本一の町から世界一の町へ」ユニバーサルデザインに関する発表と、「捨てられていく『いただきます』」フードロスに関する発表でした。本校は「高校生の高校生による高校生のためのふせん講座!!」ふせんの使い方についての提案と、「温泉の魅力」草津、別府、和倉、山中温泉を比較し魅力等を提案しました。松任高校の「バルーンリリース」はコロナ禍の中、頑張っている医療従事者への感謝を伝えることと,自校生徒の活力源にするために青色の風船を飛ばす行事を企画し、たくさんの課題をクリアしていく課程から学んだことなどを伝えてくれました。探究アドバイザーの風間先生や杉森先生もコメントをくださり、有意機な時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月8日(火)~2年課題研究 最終発表会~

 今日の午後、2年生の課題研究最終発表会が行われました。1年間のプロジェクトのまとめとして、自分たちの提案を他者に対し発表することを通して、自己の意見を表出するプレゼンテーション力や質疑応答における対話力を育み、双方向的なコミュニケーション力を養うことがねらいです。発表したのは全部で85グループ。勉強法や文房具、ゲーム、音楽、趣味、睡眠、スポーツ、食べ物など高校生にとって身近なものから、政治、経済、育児、教育、老後、健康、環境問題、バリアフリー、地域活性化、防災など社会に関わるテーマまで多岐に渡る内容です。「音楽が植物に及ぼす影響」など、数ヶ月をかけて実験したグループの発表もありました。

 当初は、1年生を参観者にポスターセッション型式の発表を予定していましたが、感染対策のため、2年生同士の発表です。後日、今日の発表動画を1年生に観てもらうことになっています。

 最後に、探究アドバイザーの風間先生や(株)ガクトラボの仁志出さんから、助言をいただいたクラスもありました。コロナ禍で、校外のフィールドワークや対面での調査ができないなどたくさんの制約があった中、無事、最終発表会を終えることできました。生徒のみなさん、お疲れさまでした。担当してくださった先生方やご協力してくださった地域の方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記2月7日(月)~2年課題研究・Orattya!できました~

 2年生の4人グループが課題研究で作成したフリーペーパー「Orattya!(オラッチャ)」について、きっかけやコンセプト、内容、エピソード等を教えてもらいました。

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 このプロジェクトを始めたきっかけは『跳びはねる思考~会話のできない自閉症の僕が考えていること~』という一冊のエッセイに出会ったことです。筆者の東田直樹さんが紡ぎ出した表現力豊かで美しい文章の数々は、私たちを新しい世界へと連れ出してくれました。東田さんの本は自閉症の当事者だけでなく家族の人たちの救いや希望となっています。この本から、人それぞれの個性が誰かを救うということや、相手の世界や個性を知れば互いにイキイキと暮らすことができるのではないかと感じました。そこで、そのようなインクルーシブな考え方をフリーペーパーで伝えるプロジェクトを思いついたのです。

 このフリーペーパーを通して、「インクルーシブな社会」の実現を目指しています。「インクルーシブな社会」とは、みんながみんなを認めあってお互いに支え合い、みんなが「自分らしく」生きることができる社会のことをいいます。国籍や性別など様々な属性によって、精神的・物理的な「壁」が生じている今、このフリーペーパーを読んだ人たちが「壁」をなくし、自分らしく生きることができる社会の実現に近づけるようにと願っています。

 私たちが目指す「インクルーシブな社会」の実現に向けて、どんなことを学校のみんなに伝えたらよいかを考え、同じ地域に暮らし、身近な存在でありながら今まであまり関わっていなかったろう学校の方々と日本で暮らす外国の方々にお話しを伺いたいと思いました。実際にインタビューしたり、アンケート調査を行ったりしたことで気づいたたくさんのことをもとに、自分たちがどんなことができるかを考え、学校のみんなに知ってほしいと思ったことや提案をメインページにまとめました。見やすさ、わかりやすさ、手に取って読みたくなるようにと考え、明るいテーマのイメージでデザインしてあります。

 フリーペーパーの制作にあたる前の段階から、自分たちが本当に伝えたいことは何なのか、誰にどんな取材をするべきなのか、担当の武田先生と何度も何度も話し合ってコンセプトを形作ってきました。たくさんの話し合いの中で、自分たちにとっても色々な発見がありました。フリーペーパーの制作に入った後も、レイアウトや文面、費用の工面や発行部数など4人で悩みながら時間をかけて完成させることができました。ここまでたくさんご協力いただいた武田先生をはじめとする先生方、取材にご協力してくださった方々、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.96「雪と氷の平和の祭典に関する一考察~『人は好き。でも、国としては・・・』という場合~」

 皆さん、こんにちは。堀です。構想1分、制作20分。デスクワークばっかやと、悪化の一途とのことなので、腰痛予防の一環で、雪踏みしながら、歩いてみた。なんか、バランス悪いけれども~~~スペルミスったけれども~~~GAT!!(うーん、G、むずい・・・)

 ただいま、冬季オリンピックの真っ最中!ひとつの年度内に2回って・・・諸君の生涯(全人類の生涯、ってことでもあるわけですが)、2度とないことでしょうね、スゴい!昨日は家にこもって、TVをzap、zap、ザッピングぅ~。諸君らの同世代、河村あんり選手のモーグルやら、スマイルジャパンの延長戦やら、小林りょうゆう選手の大ジャンプやら。感動!感激!そのスキマに、個人的には、33Hの担任の素晴らしいスタイルを思い出してしまう、「孤独のグ〇メ、season9」と、クスッと笑ってしまう場面満載の天才三谷幸喜脚本の大河をはめ込んで。そして、シメはもちろん、「鬼〇の刃~遊郭編~第十話」!えっえっ?どうなっとるん?大爆発??来週の最終話(45分に延長)が、もう待ち遠しい・・・(それにしても、毎回思うけれども、ufotableさん、スゴすぎます、その表現力!社長の脱税だけはいただけないけれども・・・やたら儲かってるってことか・・・「有頂天家族」のP.A.worksさんの京都再現力も異次元に素晴らしい!)

 日本では、どのTV局も、裏話も含め、盛り上げてるけど、世界的には、今回の北京オリンピックって、どんな風に報道されているのだろう?昨日のニュース映像には、新疆ウイグル地区における、中国の人権(自治権)無視の行動に対して、“No rights, no Games!”(人権無きところに、オリンピック無し!)という強烈なボードを掲げた、オリンピック反対デモの様子なんかも見かけました。暑い国において、参加選手もまばらな地域での国民全体の関心度って?

 そんな最中、ウクライナ情勢が緊迫の度合いを急速にあげていることを、諸君はご存じか?今まで、何度も陸続きの国境を侵され続けてきた国。母国防衛の意識は極めて高く、地下鉄の駅は地下150メートルまで掘り下げた場所まで、長大なエスカレーターで延々と降りたところに設置。有事の際、国民は地中深く、地下鉄構内まで避難。つまり、そこを最後の逃げ場所、生活の場、シェルターとして活用するのです。最悪のシナリオ、核戦争勃発の場合でも耐えうる、核シェルターの役割まであらかじめ想定された構造とのこと。衛星写真によると、ウクライナ国境にロシア軍はすでに数十万人の部隊が駐留済みで、NATO軍の中心地ドイツ周辺や黒海等、即座に機動できる部隊をアメリカは集中的に展開中。まさに、一触即発の様相を呈していることを、諸君はご存じ?世界は今、プーチン大統領の動向・言動に注目しています。国家レベルの組織的ドーピング疑惑のせいで、国としての正式な参加が認められず、ROC(ロシアオリンピック委員会)代表としての参加しか認められていないはずの国の大統領が、なぜ、習近平さんと堂々と「オリンピック外交」とやらを展開しているのでしょう???一方で、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとする戦争勃発を回避しようと、様々な国の首脳が、外交戦略を駆使しようとしています。最も期待されていた仲介役、トルコのエルドアン大統領も、残念ながら、オミクロン陽性となり、予定されていたプーチン大統領との直接対話による外交的融和策の実効性も怪しくなってきました。果たして世界はどうなるのでしょう?「平和の祭典」の最中、あるいは、直後、「ロシア、ウクライナ侵攻」とのニュースが飛び込んでこないことを切に願っています。

 なぜ、諸君にこんなお話しをしようと思ったのか?それは、今日が2月7日だから。2月7日は、日本国民にとって忘れてはいけない日だから。今日は、「北方領土の日」。以下は外務省の公式サイトからの引用です。いろいろググってね。諸君!無知は罪なのです。

 「1855年2月7日,日本とロシアとの間で「日魯通好条約」が調印され択捉島とウルップ島の間に国境が確認されました。それ以降も,択捉島,国後島,色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は,一度も他国の領土となったことがない,日本固有の領土です。しかし,1945年に北方四島がソ連に占領されて以降,今日に至るまでソ連・ロシアによる不法占拠が続いています。

 政府、北方領土問題に対する国民の皆様の関心と理解をさらに深め、返還運動のいっそうの推進を図るため、「日魯通好条約」が調印された2月7日を「北方領土の日」に制定しました。」

 諸君、いかがですか?行動を起こそう!今は無理でも、卒業後には!ロシアに最も近い、最北の地、礼文島の「桃岩荘」に行って叫ぶのです!「北方領土返せ~、北方領土返せ~、北方領土返せ~!」って、堀が21才の時、やってきたように?!任せたよ。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記2月4日(金)~学校公式キャラクター募集~

 くまモンやフナッシーなどのキャラクターは誰もが知っているところですが、金沢錦丘中学校・高等学校の生徒会も今日から学校の公式キャラクターの募集を始めました。

 キャラクターはイラストで募集し、中高生徒会執行部による一次審査で数点に絞られます。さらに、そこで選ばれたキャラクターを対象に全校生徒による投票を行い、一番票の集まったものが錦丘のキャラクターに輝きます。

 募集期間は3月1日までです。名だたるご当地キャラたちに負けないアイデアあふれるキャラクターを待っていますよ!生徒の皆さん、どしどしご応募を!

錦高日記2月3日(木)~今日は節分~

 今日は節分です。古くから、季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられていました。特に、2月の時期は寒く体調を崩しやすいことから、豆をまいて邪気を祓い清め、1年間の無病息災を願います。節分に豆をまく以外に、近畿圏発祥の恵方巻きをこの日に食べる人も増えています。

 予約した人への販売になりますが、本校の購買に、恵方巻きがありました。本校の生徒が企画した受験生応援おにぎりも販売されています。恵方巻きは今日だけですが、受験生応援おにぎりは毎日ありますので、購入希望者はいつでも買いにきてください。

 コロナという鬼がはやく退散しますように! 高3生が希望校に合格しますように!「鬼は外!福は内!」

錦高日記2月2日(水)~茶道部・炉のお手前~

 水曜日は茶道部のお稽古の日です。2階の和室で茶道部が「炉」のお手前を練習していました。茶道でお湯を沸かす道具は「炉」と「風炉」の2種類あり、冬の季節は「炉」を使います。お手前をする人の前に置く「風炉」と比較して「炉」は、火元がお客様の近くになるため、お客様は温かくなります。夏は、火元が近いと暑いのでお客様から遠いところに配置されるのです。「炉」と「風炉」では、柄杓の扱い方などが違います。

 感染防止のため、この場でお茶やお菓子をいただくことはできなくなりましたが、部員たちは心を込めて「炉」のお手前に取り組んでいました。茶道部の練習はいつ訪れても、心地良さを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月26日(水)消費者教育講演会

 1月26日(水)3・4限目を使い、外部講師の方をお招きして、1年生に消費者教育の講演会を開催しました。

 成年年齢が、2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。成年年齢引き下げとともに、18歳で契約ができるようになるので、どのようなことに気をつけたらいいのかを聞くことができました。消費者トラブルや金銭に関するトラブルは巧妙化しており、高校生だけでなく誰もが気をつけなければならないことだと感じました。

 個人の信用情報を管理しているところや契約についての基本的な考え方、アルバイト詐欺や名義貸しなど若者がかかりやすい悪質商法などの事例を紹介してもらったので、自分事としてとらえることができたと思います。今日学んだことをこれからも覚えておいてほしいです。

 

錦高日記1月28日(金)~1年・コミュニケーション英語~

 今日のコミュニケーション英語の授業、アメリカでの感動的な実話を知ることができました。要約です。『アリゾナ州に住む6歳の少年Bopsyは白血病でした。息子の将来の夢が消防士であることを知ったBopsyの母親が、地元の消防署を訪れます。そこで出会ったBob消防士に息子の最後の願いについて説明し、消防車に乗せて街を回ることができるかどうかを尋ねました。Bob消防士は、Bopsyのために本物の消防士の制服を作り、ヘルメットやゴム長靴を用意し、Bopsyを1日限定の消防士として消防車や救急車などに乗せてくれます。Bopsyは母親と消防士たちがしてくれたことに感動し、医師が考えていたよりも長く生きることができたのです。』

 授業では、Bopsyの母親やBob消防士の行動で素晴らしいと思った部分を抜き出し、理由を含めて書き出しました。ワークシートやChromebookを使ってグループで内容を共有したあと、Bopsyの立場になって、自分のために行動を起こしてくれた母親やBob消防士に対して、感謝の気持ちを伝える英文の手紙を書きます。生徒のみんなはそれぞれの課題に真剣に取り組んでいました。Bopsyを思う人たちの行動に心が熱くなった1時間です。