2018年10月の記事一覧

<授業拝見>1年1組

10月22日(月)5限目 算数
  今日は、1年1組の算数の授業を参観しました。今日の学習は、「繰り上がりのあるたしざん」です。担任の高倉先生は、1年1組の児童一人一人のことがよく分かり、いつも、どの子にも活躍のチャンスを作っているので、子ども達は毎日の授業が楽しくてたまらない様子です。今日の算数もいつも通り、楽しさの中にしっかりと学びがある授業となっていました。

 今日の課題は、<(3+9のように)まえのかずが小さいたしざんは、どうするかな>でした。子ども達は、前の時間に「9+〇」「8+〇」のような前の数が大きい計算について学習しています。今日は、その時の学習をもとに、3つの方法(ブロック・図・式)で計算し答えを出していました。算数は既習がとても大切です。前に習ったことをもとに考え、どうしたら答えを導き出せるか思考します。最終的に、繰り上がりのある計算は、答えを暗記してしまわなければなりませんが、どうやって答えを出すか考えることが、今後、学年が上がった時に自分の考えを生み出す力となっていくのです。

 児童は、3つの方法を使った答えの出し方について、実に上手に説明していました。隣の子とペアで説明する場もあり、全員が発言する機会となっていました。ペアでも全体でも全員が生き生きと説明する姿は、もうすっかり成長したお兄さんお姉さんでした。
<体を向けて友達の話をきく>          <ブロックと図と式>

 
<ノートにも図と式で考えを書く>       <2人で考えを聞き合う>
  

<授業拝見>1年2組

10月2日(火)2限目 算数 

 今日は、1年2組の算数の授業を参観しました。入学式から半年がたち、運動会も経験して大きく成長した1年生は、授業でも学習のルールがしっかりと身に付き、担任の柚木先生や友達の話をしっかりと聞くことができます。今日は、「水のかさ」の勉強で、2つのペットボトルの水の量について考え合っていました。

 問題は、「どちらがどれだけおおくはいりますか」で、前の時間の「どちらがおおくはいりますか」との違いを捉えながら、学習が進みました。大人には簡単に思える問題ですが、「どれだけ」とついただけで調べる方法が大きく変わり、1年生にはかなり難しくなります。「どちらがおおいか」を調べるなら、同じ入れ物に入れ替えたり、一方の水をもう一方に入れたりすることで調べられますが、「どれだけ」となると多い分を「何のいくつ分」で表さなければなりません。子ども達は、「ながさ」の学習で「ます目」を使ったことを思い出し、「小さなコップ」を媒体に2つの量をはかって比べる方法を思いつきました。

 グループで実際に水の量をはかる活動も、協力して短時間でできました。結果をシートに書き、分かったことをノートにまとめることも上手にできます。この1時間でこれまで積み上げてきた学習の成果をたくさん見ることができました。これから1年の後半に入ります。1年生は、これまでの学びをベースに急加速で、伸びていくと思いました。
<しっかりとまっすぐ手をあげて発言>      <ひらがなもカタカナも上手に使えます>
  

<協力して水のかさをはかりました>        <記録もしっかりとできました>