陸上部News
【陸上部】石川県選手権・石川県高校総体の結果
平成29年度石川県陸上競技選手権大会の結果
安井祥瑛 400MH出場
長原翔悟 5000M競歩出場
高野 翔 1500M・3000M障害出場
古川瑛梧 円盤投・砲丸投出場
藤平田 紗月 棒高跳第6位 2M40
平成29年度石川県高校総体陸上競技大の結果
安井祥瑛 400M・400H準決勝出場
高野 翔 3000M障害決勝第13位
藤平田 紗月 棒高跳第5位 2M40
鶴来プライド!!
根上駅伝をインフルエンザで回避し、小松駅伝に賭けていましたが、今度は1人の選手が捻挫してしまい、補欠もいないため棄権しました。今年に入り2レースを棄権してしまい、長距離部員は、3月の金沢ロードでの自己新記録を目指して、最後の走りこみをしました。結果は3人全員が自己新記録でした。冬季の持久力アップが確認できました。
今後は、トラックシーズンに入るため、走り込みからスピード持久に移行していきます。短距離・投てき陣も、順調に練習をこなしており、4/8(土)の小松記録会が、今シーズンの開幕戦となります。
鶴来に来て7年が経ちました。前回の赴任期間を合わせると、17年間も鶴来高校陸上部を指導してきました。来年度は、母校二水高校で指導することになりました。
「ありがとう、鶴高陸上部」です。
指導者としての基盤を作ってくれたのは、この鶴高の土のグラウンドでした。自分たちでコースロースを張り、毎日の練習後にとんぼ・ブラシをかけて翌日の準備をして帰宅した日が懐かしく感じます。最近は、部員の確保がなかなかできず、指導する以前の問題もありました。自分の実力のなさを痛感しました。しかし、次に赴任され先生は、小松商業高校を全国区に育て上げた日野先生です。その指導力は疑う余地はありません。
このページを読まれている中学生・保護者の方、「安心して下さい」。鶴来高校に来れば、日野先生があなたの力を必ず100%以上引き出してくれます。ぜひ、鶴来高校に来てください。
4月からは、二水高校の生徒を見ていきます。しかし、鶴来高校で培った「プライド」は私の心の中に生き続けます。 鶴来高校ありがとう。そして、鶴来高校生であることを誇りにして顔を上げて前進して下さい。さようなら。
インフルエンザには勝てず
新年に入ってから天候にも恵まれ、屋外での練習も例年以上にこなし、順調に走りこめていたのですが、先週から鶴来高校で猛威をふるっているインフルエンザに、長距離部員3名がかかってしまい、根上駅伝を回避することになりました。とても残念であり、感染症にかからないための防衛手段も大切であると痛感しました。
今は、2月12日の小松駅伝を目指して、練習を再開しているところです。昨年の11月から始まった駅伝シーズンも小松大会で終了し、今後はトラックシーズンにシフトしていきます。
また、短距離陣は金曽先生の指導で、週に2~4回西部緑地公園陸上競技場でハードな練習をこなし、着実に実力を蓄えています。
3月からは、松任競技場を使った練習が再開しますが、他校の選手や地元の中学生の成長した姿を見ながら、刺激しあってさらに逞しくなってくれると信じています。
2017 走り始め
今年の走り始めは、元旦駅伝でした。
例年、鶴来高校として部員全員で参加していましたが、昨年は出場できませんでした。
陸上部のOBから、「なぜ出場しなかったんですか」と言われ、この大会が部員に与えている影響に驚きました。
ただ単に記録や順位を狙うために出ていたと思っていこの大会が、部員には深い思い出になるくらい大切な大会であることを改めて感じました。
そして、今年は少ない部員を鼓舞し1チームでしたが参加してきました。結果は7位と入賞は逃しましたが、新年そうそう満足できるタイムでした。
12月31日の練習収納めには、OBOGが10名も来てくれ、現部員と交流を深め最後のミーティングでは、恒例となっている「紅茶」を全員で飲んで元旦駅伝にむけて気合をいれました。
OBの暖かい気持ちが嬉しく、その気持ちに応えるためにも、現部員が活躍しなければと強く思いました。
長距離ブロックは、2月に根上駅伝、小松駅伝に参加し、トラックシーズンに向かいます。短距離・投てき陣は冬季練習を積み重ね、春には大きく記録を伸ばします。乞うご期待と言ったところです。
追伸 3年生の飴野智大が、富山大学に合格しました。彼は、高校から陸上を本格的にはじめ、2年時には北信越新人大会に3000m障害に出ました。3年の11月の県高校駅伝の1区でも好走し、その自信と勢いで見事合格を勝ち取りました。大学でも競技を続けるということで、現在も長距離ブロックの練習に参加しています。後輩も彼に続いて欲しいと思います。
今年の駅伝大会が終了
11月6日の県高校駅伝では、「チーム鶴来」としてスキー部員の力を借りて8位入賞を果たしました。本校より上位の学校は、私立3校と8クラス以上の学校でしたし、本校より下位の学校もほとんどが8クラス以上の学校でした。また、その多くが進学校と呼ばれる学校でした。
この現状から、長距離部員を7名揃えるには、学校全体の生徒数が必要なことわかります。また、長距離は自己管理ができる生徒でないと難しいことも分ります。
この中において、鶴来高校が駅伝に連続で出場出来ているのは、スキークロスカントリーの選手の存在が大きいのです。彼らは、鳥越・白嶺中学校出身の生徒達であり、石川県のクロスカントリー界を背負っている自信と自負を持った生徒達です。来年度以降も、「チーム鶴来」として陸上部・スキー部がタイアップして臨みます。
11月13日の手取川一周駅伝には、地元の高校という意識を持って出場しています。今年は、現役長距離部員が4名しかいなくて、鶴来高校OB2名とのチームで出場し、金沢工業大学に次いで一般の部で2位となりました。金沢工大には、11月6日の県駅伝で3分の差をつけられたチームでしたが、この日はアンカーで16秒差まで追い詰める大健闘のレースができました。
この大会では、1・2年生の3名が好走し、夏以降の成長が確認できました。
11月23日の河北潟一周駅伝には、明倫高校の3名と鶴来の3名の合同チームで臨みました。昨年もこの2校で合同チームをつくり、見事優勝しましたが、今年は、県高校駅伝で5位の石川高専、6位の泉丘がその時のベストメンバーで参加してきました。結果は2校に負けて3位でしたが、1区の明倫高校1年の藤は、泉丘のエースと10秒差、3区の明倫高校1年の北島は区間賞をとり、3区終了時では100mの距離の中に3校がいるという激戦を演じることができました。鶴来高校の高野翔・長原翔梧・吉田樹生の3名は、6~7kmの区間を担当し、好走してくれました。
8位入賞を果たす
2016 県高校駅伝を振り返る
昨年は、1区飴野の不振で出遅れ、ここ数年では最も悪い13位(2時間32分07秒)であった。その時の悔しさを、今年のレースで払拭するために練習をしてきた。
結果は、8位と、強風の中で各チームが昨年の記録を1~4分も落とす中、鶴来は昨年の記録を3分13秒も短縮した。目標にしてきた6位入賞は叶わなかったが、中盤までは5~7位争いに加わり、見応えのあるレースをしてくれた。
区間 | 選手 | 記録 | 区間順位 | 出身中学 | 中学時代の部活 |
1区(10km) | 飴野智大 | 33.27 | 4位 | 鳥越中学 | 野球部 |
2区(3km) | 今川雅紀 | 10.44 | 9位 | 鳥越中学 | スキー |
3区(8.1km) | 北出竜之介 | 28.09 | 5位 | 鳥越中学 | スキー |
4区(8.1km) | 杉田有生 | 29.42 | 11位 | 白嶺中学 | スキー |
5区(3km) | 長原翔梧 | 10.40 | 7位 | 清泉中学 | 放送部 |
6区(5km) | 高野 翔 | 17.39 | 6位 | 松任中学 | 陸上部 |
7区(5km) | 吉田樹生 | 18.33 | 9位 | 北辰中学 | 陸上部 |
1区(10km)
この区間は、各校のエースが揃い、レースを大きく左右する区間である。この区間で、飴野が今までで最高の走りをしてくれた。終盤まで4位争いを小松工・石川高専と繰り広げ、最後は突き放した。ベスト記録も更新し、4位でタスキを渡してくれた。レース直前にマイコプラズマを発症し、区間変更も考えたが、本人の意思を尊重し見事リベンジを果たしてくれた。
2区(3km)
ここは、スキー部の今川を起用した。設定タイムを10秒ほど下回ったが、5位チームが見える位置でタスキを渡し、無難につなぎ役を果たしてくれた。ただ、あと5秒をかせいで欲しかった。
3区(8.1km)
この区間は、各校の準エースが出てくる重要な区間である。スキー部1年生の北出を起用し、混戦の中で粘りの走りを期待した。その期待に見事答え、石川高専を離し泉丘に迫る走りで6位をキープしてくれた。
4区(8.1km)
この区間で6位入賞圏内を固めたい思惑があり、昨年3区で好走したスキー部の杉田を起用した。杉田は、筋肉強化のため昨年ほど持久力が不足していることは分っていたが、なんとかしてくれるだろうと期待した。折り返しまでは、泉丘・石川高専と5位集団で粘ったが、そのハイペースで崩れてしまい、ゴールまでに追い上げてきた小松にも抜かてしまった。
5区(3km)
この区間は、中距離・短距離の選手が多く起用される区間である。競歩の長原を起用し、6区で逆転の足がかりにしようと考えていた。無難に走ったが、5位争いの3チームとは離されてしまい、5位が難しくなってきた。
6区(5km)
アンカーまでにライバルチーム(泉丘・石川高専・小松)に30秒のリードを作るために、この区間にキャプテンの高野を起用した。前のチームを懸命に追い、20秒近く縮めたが、それでも7位の小松には1分の差があった。
7区(5km)
この区間は、1年生の吉田に託した。アンカーの重責に耐えて、来年以降のエースに育って欲しいという思いもあった。7位とは差があり、マイペースを指示した。予想タイムをクリアーできず課題が残った。
この大会を目標にして成長を続けている長距離陣は、来週の手取川駅伝、11/23の河北潟駅伝に参加し、走力の確認とさらなる持久力アップを目指します。
県高校駅伝迫る
北信越新人大会も終わり、各高校は県駅伝に集中する時期にきました。
鶴来高校の長距離部員は、北信越新人大会に出場した選手はいなかったため、この駅伝に集中して練習に取り組むことができました。
例年通りスキー部との合同チームで臨むことになりますが、昨年出場した2・3年生は昨年以上の走力になり、1年生も力を伸ばしてきています。一学年4クラス規模の学校で、7人の長距離メンバーを揃えて出場するのは鶴来高校だけですが、鶴来・白山地区の選手を中心に、小規模校の意地を持ってライバル校に挑みます。私立・進学校が上位を占める近年、その中に食い込む走りをしたいと思います。
4位になれる力はありますが、10位になってしまう可能性もあります。1人1人、自分の走力を信じ、果敢にトライして欲しいと思います。「鶴来プライド」を持って!!
県高校駅伝に向けて
長距離ブロックでは、昨日の白山市選手権をもって今シーズンのトラックレースが終了しました。
今日からは、駅伝・ロードレースに特化した練習となります。
11/6の県高校駅伝では、昨年は13位から再び6位以内入賞を目指しています。ここ4年間は6位以内をキープしていた伝統を復活させるために、今夏は積極的にヒルクライム練習を取り入れました。
県駅伝のコースは、峠越えを2回する選手が、7人中5人となります。そのため、ロードレースで出したタイムを、このコースで出すことがなかなか出来なくて、例年ゴールタイムが2~3分悪くなっていました。その反省を踏まえ、今年は獅子吼高原の登山走を繰り返してきました。その成果は、トラックでも発揮され、自信を深めています。
今年も、スキー部クロスカントリー(全国大会でリレーで入賞の実力)の力を借りて、チーム鶴来で上位校にチャレンジします。幸い、3年の飴野智大は5000m15分52秒のベストを昨日出し、順調にきています。スキー部との合同練習も始まります。そして、スキー部員も陸上部員も、「大会で実力を出す」ことを最大の目標として大会に臨みます。全員、実力を出しきれば、順位は目標を上回ると信じて練習しています。
新人大会を終えて
2016 陸上競技 新人大会結果
14H 藤平田紗月 女子棒高跳 第5位 自己新記録
4位以内で北信越新人を目指しましたが、同記録ながら5位でした。
24H長原翔梧 男子5000m競歩 第7位 自己記録を1分15秒も短縮
5位~8位までの選手の力は拮抗している中、5位を狙いましたがラ イバルである大聖寺高校の2名に敗れて7位でした。しかし、2位と60秒差まで近づき、来年の総体では、北信越も夢ではなくなりました。
21H古川瑛梧 男子砲丸投 第8位 自己記録を40cm更新
ベスト8を目指してきましたが、見事達成できました。自己記録を大
幅に更新できたことも立派です。男子円盤投 第12位 自己記録更新できずベスト8に残れず。
24H高野 翔 男子1500m 自己記録を5秒更新しましたが、
あと3秒で決勝進出ならず。
男子3000m障害決勝 第12位 自己記録
序盤は8位を狙える位置で展開できましたが、後半の粘りが足りませんでした。
11H長村 弥 男子100m自己記録を0.7秒も更新。高校に入り2.秒6速くなりました。
11H吉田樹生 男子5000m自己記録を1分33秒更新。夏の走込みの成果が出ました。
男子800m自己記録を2秒6更新。スピードはさらに高める必要あります。
12H金剛梓吹 男子100m自己記録を0.09秒。高校に入り1秒4短縮。
男子200m自己記録を0.34秒更新。200mも走れるようになっています。
男子400m。自己記録更新はなりませんでしたが、前半から積極的に走ることができました。
14H安井祥瑛 男子400mハードル 予選自己新で準決勝進出。決勝を狙いましたが、
レースの後半に失速。この悔しさを次のレースにつなげて欲しいです。
力必要。男子400m 自己記録を1秒04更新。400mハードル
入賞に向けてあと2秒は縮める必要があります。
今回、全員で17種目にエントリーしました。そのうち13種目で自己新を出すことができ、また8位以内の入賞も3名と、健闘した大会でした。しかし、上位入賞・決勝進出を狙いながら結果を出せなかったことは反省すべき点であり、今後その原因を十分に考えて指導していきたいと思います。
いよいよ新人大会
夏休み前と比べ、逞しくなった部員を見ると、新人大会の走りが待ち遠しくなります。
ただ、他校の選手も練習を重ねて臨んでくる新人大会は、1秒 数センチで順位が大きく
変わってきます。そのギリギリの勝負どころで実力を出せるかが、カギとなります。
言い換えれば、勝利や順位への執着心を高めることが、大会までのポイントになります。
自分がやってきた練習を自信として、「やればできる」と信じきることです。
あと3日。彼らの熱い走りを期待しています。