2025年9月の記事一覧
探究から研究へ
地震から 613 日目
豪雨から 349 日目
今日は
関西国際空港とディズニーシーが
誕生した日です
同じ誕生日だったんですね
同じ誕生日パラドクス
AさんとBさんの誕生日が異なる確率は
364/365で99.7%ぐらいです
まず同じ誕生日にはなりません
ではもう一人Cさんが加わり
3人の誕生日が全て異なる確率は
364/365×363/365で
99.1%となります
このように考えていくと
23人になった時点で
その確率は50%を切ります
さらに40人のクラスで全員が違う誕生日になる確率は
およそ11%となります
つまり逆に言うと
40人のクラスで同じ誕生日の組がいる確率は89%
9割方誰かと誰かが同じ誕生日ということになります
意外な感じがしますね
今日は石川県立看護大学で開催された
「探究から研究につなげる初年次教育学会」
に参加しました
今回のシンポジウムの目的は
高校で本格化している探究学習を
大学ではどう捉えるべきか
このことを考えることです
探究学習の目指すもののひとつに
『創造性』『独創性』を育むこと
があります
このことについて
医療関係の方から以前に
このようなことを言われたことがあります
「医療は
過去の知見あるいは臨床データに
基づいて行われるべきものであり
“この薬とこの薬を組み合わせれば
効きそうな気がする"
といった思いつきに基づいた
『創造性』や『独創性』を持った学生は
迷惑この上ない」
実際のところどうなんでしょう?
ドイツの医師ドーマクにまつわる話です
彼は細菌の化学療法を研究していました
レンサ球菌を殺傷する能力を持つ染料を発見しました
レンサ球菌による感染症は当時死に至る病でした
そんな時ドーマクの娘がレンサ球菌感染症に罹患します
他の治療がすべて効果を発揮しない娘に
その染料を投与することを決心します
平たく言えば
死を待つ娘に絵の具を飲ませて治そうという決意です
ただ投薬によって逆に死期を早めることもあります
どんな思いだったでしょう
結果娘は完治するのです
この知見が現在処方されている
サルファ剤の製薬へとつながりました
午後からは
高校生による活動報告がありました
本校からは
「地震被災後における
高齢者の人身の健康支援と
地域のつながりづくり」
2年生の
髙橋惺さん
岩崎月希乃さん
山村百華さんが発表しました
石川県立看護大学さんのご協力のもと
今夏アメリカ医療研修に参加した3人です
たくさんの方に話を聞いていただき
アドバイスや意見をいただきました
奨励賞をいただきました
今朝あんなに高く飛んでいたツバメが
今は低く低く飛んでいます
台風が近づいて来た証拠ですね
昔から「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」
と言われます
これは餌になる虫たちが
気圧が低くなると
高く飛べなくなるからです
ちなみに蚊なんかは
気圧の高い秋晴れの日であっても
3階の高さぐらいまでしか
飛べないそうです
ということは
飛行機が飛ぶ時も
雨の日よりも晴れの日の方が
燃費が良いということでしょうか?
石川県の高松から
香川県の高松に向かっています
明日は14:00よりかがわ国際会議場において
「情報共有会議 in かがわ」
にお招きいただき
講演をさせていただく予定です
お世話くださっている
代表の藤井節子さまはじめ
四国災害ボランティアネットワーク様は
本校の避難所においても
足湯のボランティアサービスをしてくださるなど
今回の能登半島地震に
ずっと寄り添ってくださっています