SGHの活動を紹介します
SG米国研修(2日目活動報告)
米国研修リポート第三弾始まります!!!
本日の日程は、ワシントンDCにある日本国大使館訪問とホームステイ先のプリンストンへの移動です。
朝、少し余裕があったためワシントン国立大聖堂へ立ち寄り、外観や庭園を見学したのち大使館へ行きました。
講師の安藤さんは文部科学省から派遣されており、昨年までの2年間は金沢大学でお仕事をしていたとのことです。
また現地採用のカールも長崎県でALTとして働いていたことがあり日本語が上手で、ここアメリカで日本や地元石川を思い出せる瞬間でした。さすが日本国大使館、アメリカにあってアメリカではない。
安藤さんの外交官のお仕事に関する話は大変興味深く、生徒からもたくさんの質問がでました。
旧公邸の部屋も見学させて頂き、とても貴重な経験でした。
午後はプリンストンへ向けてロングドライブをし、プリンストン高校でホストバディと合流しました。
このホームステイを一番楽しみにしている生徒も多く、これからの2日間は英語漬けで異文化コミュニケーションをとってほしいと思います。
バスドライバーのG-2とガイドの上田さんとはここでお別れです。お二方からはとても素晴らしい生徒さんたちだったと褒めていただきました!
新たな出会いがあれば別れもあり、今日の出会いも別れの始まりです。2日後にはどのような関係になっているでしょうか。
〈本日の学び〉
・若いときこそ留学するのが良い
・外国生活で大事なことは、異文化を楽しもうとする気持ち
・スモールトークの練習(ホストファミリーと会話を続ける術)
SG米国研修(1日目活動報告)
米国研修リポート第二弾です!
ただ今現地時間の18時、今晩泊まるホテルに到着し、夕食前にホームページを書いてしまおうという次第です。睡魔との戦いです!
現地時間10時にダレス国際空港に到着したのち、入国手続きを済ませて2日間お世話になるバスの運転手G-2(ニックネーム)とガイドの上田さんと合流しました。
まずはハードロックカフェでランチをとりました。アメリカンサイズのハンバーガーをペロリと食べてしまう子や残してしまう子など様々です。
本場のハンバーガーを堪能した後は、重いお腹を抱えてホワイトハウス、連邦議会、スミソニアン博物館、リンカーン記念堂をハイペースで回りました。
機内で仮眠をとっているとは言え、24時間連続の行動で少し疲れました。
ホワイトハウスでは、イスラエルのネタニヤフ首相がトランプ大統領と会談をしているらしく厳重警戒の中少し遠くからの見学でした。今日のニュースが気になります。
連邦議会も外観の見学です。
スミソニアン博物館は自然史館を1時間で思い思いに見学しました。上野の国立科学博物館に似てるなと思いましたが、呪いのダイヤモンドなど宝石類は比にならない豪華さでした。
リンカーン記念堂は、フォレスト・ガンプの舞台となった池のある場所です。
どの場所もガイドさんの上手なお話があり、とても勉強になりました。
今のところ体調不良はでていません。また、みんなとても協力的に動いてくれています。
米国研修はまだ始まったばかりですが、このあとも気をつけていきます。
第三弾の報告もお楽しみに♪
〈今日の学び〉
・アメリカはレディファーストの国
・ネイティブが使っている挨拶の仕方を真似しよう!
・ワシントンDCのDCはDistrict of Columbia(コロンビアはコロンブスの女性名詞)
・ホワイトハウスの屋根には常にスナイパーがいて、不審者を狙っている!
・偉い人と知り合いになると連邦議会の中に案内してもらえる。
SG米国研修(アメリカ到着)
日本時間9月29日23時22分無事米国につきました!
米国研修リポート第一弾です。
今朝はみんな4時、5時起きだったそうです。
小松空港から羽田へ行き、羽田からワシントンDCに到着しました。羽田での乗換の移動や保安検査など非常にスムーズにできました!
ワシントンDCへ向かう飛行機はボーイング787で、最大横に9人・縦に35列の大型機でしたが満席でした。
長旅の楽しみはなんといっても機内食です。デザートにハーゲンダッツが出てきて少し疲れも癒されました。
ワシントンDCとは時差が13時間あります(サマータイムのため)。
午前10時に羽田を出て、13時間のフライトでワシントンDCに着いたので現地時間はまだ午前10時です。
長旅で疲れているけど、今から米国研修1日目が始まります。
様々なプログラムを通して普段は学べないことを学び、一回りも二回りも大きく成長して戻ってきたいと思います!
米国マンスフィールド財団との交流会
7月22日(火)の午後からアメリカのマンスフィールド財団のフェロー9名を本校にお迎えしました。同財団との交流会は2年ぶりとなりましたが、1・2年生49名が貴重な経験を求めて参加してくれました。
マンスフィールド財団は、毎年アメリカの政府機関に勤める職員(フェロー)を日本に派遣しています。今回訪問されたフェローのみなさんの所属先は、国防総省、宇宙軍、米国空軍、保健福祉省、国土安全保障省、国務省、運輸省でした。
フェローのみなさんは1年間日本に滞在し、日本の政府機関で活動される一方で、全国の主要都市を訪れています。金沢もその都市の1つで、石川県国際交流協会の援助のもと、日本語や日本文化について学んでいらっしゃいます。その活動の一環として、毎年県内の高校を訪問し、高校生たちと日本語と英語で交流されています。今回、本校も2度めの機会をいただき、交流会を実施することになりました。
<生徒の感想>
・今まで自分が無意識のうちに外国の人と話すことを怖がっていたとわかりました。今回の異文化交流で日本以外の国について知ることはとても楽しいことだと感じました。これから様々な国の人と交流したいと思えるいい時間になったと思います。
・自分の英語力の未熟さももちろんだけど、それ以上に自分のコミュ力の無さの方に精神的ダメージを受けました。今年はアメリカ研修にも行くので、このままの内向的性格では思うようにコミュニケーションを取れないのは明白なので、アメリカに行くまでになんとかもう少しだけでもポジティブ思考になって、失敗を恐れずに、英語で話すことに前向きになりたいと思います。
・アメリカ政府の方と話す機会はそうそうないので、業務内容からフェローの方々の人生までたくさんの初めてを知ることが出来て本当にいい経験になったと思う。フェローの方々が日本語を楽しんで話している姿から、自分も言語の壁に臆することなく英語の勉強や英語を用いたコミュニケーションを楽しんでいきたいと思った。自分の英語に対する意識改革にとっても、自身の経験にとってもすごくいい時間を過ごすことが出来たと思う。
・生の外国語を聞いて、コミュニケーションを取れる機会はめったにないためとても貴重な体験ができた。価値はそれだけにとどまらず、これからの挑戦についてアドバイスを頂いた。自分が英語が好きなことに改めて気がつけた。
・宇宙関係や医療関係の仕事と言っても、宇宙飛行士や医師だけではなく、もっとさまざまな職業の人がその分野に関わっているとわかった。フェローの方達のお話を聞いて、海外経験はとても人生を豊かにしてくれるのだと思ったし、海外留学に行きたい気持ちが高まった。
3年SGコース課題研究成果発表会
7月10日(木)午後からSGコース9期生(3年4H)による「課題研究成果発表会」を実施しました。9期生は、2年次の1月に行われた「研究発表会(日本語による発表)」以後も継続的に取り組んできた活動を発表内容に盛り込み、さらにはグローバルな視点も加えて英語でプレゼンテーションを行いました。生徒たちは、忙しい中でも開会式・閉会式の進行から発表までを自分たちで運営し、SGコースらしいユニークで特色ある発表会を作り上げてくれました。また、保護者の皆様にも多数ご参観いただき、有終の美を飾ることができました。
各班のテーマは以下の通りです。
A班:Fostering Belonging and Connection in Secondary Education(中高生の居場所づくりに関する研究)
B班:Rainy Days, Happy Ways: Kanazawa’s Umbrella Project(歩いて楽しい街づくりに関する研究)
C班:Checkmate Food Waste with Our Mate ~ Leftover Is Now Over ~(ゲームを用いた食ロス削減に関する研究)
D班:Understanding Disability: Path to a Better Society(障がい児への理解促進に関する研究)
E班:Prepare for Disasters through Stronger Local Community Bonds(避難所で安心できる環境づくりに関する研究)
F班:Revitalize the Local Economy ~ With Traditional Japanese Crafts ~(伝統工芸を用いた地域活性化に関する研究)
G班:Empowering the Next Generation with AI(小中高生のAI活用の促進に関する研究)
H班:Eating for Our Health Awareness(高校生の食を通した健康増進に関する研究)
<アンケート①:探究活動で一番苦労したこと>
・班のなかの会議が一番大変だった。班員全員がそれぞれちゃんと意見を持っているからこそ、みんなが納得できてかつ、自分たちのテーマやターゲットに合っているというものを考えることが本当に大変だった。話し合いだけでかなり時間を使った日もあって、でも今となってはそれがとても充実した大切な時間だったと感じる。こんなにみんなが積極的で自分をしっかり持っている人が集まることも今まで少なかったから苦労はしたけどとってもいい経験になった。
・イベントの立案から実行までのプロセスをスムーズに完了させること。企画書にしてもなかなか意見がまとまらないし、企画を作ってもすぐに訂正、など気が重たくなることが何度もあった。そのため基本的にすべてがギリギリだった。また企画書が通っても、イベントの集客、開催、運営、その後の事後報告をまとめるなどめんどくさいなとついつい思ってしまった。だけどそれらを我慢してやったことによって今の自分があると思う。その点で、様々な点で苦労したが、そこから様々な成長があったと思う。
・グループで協力することが大変でした。グループの仲が悪いと言いたいのではないのです。将来働くときもきっと同じことを感じるのだろうと思いますが、仲のいい人同士でも、いっしょに労働をこなすとなると、仕事のスピード感とか完成度とか、どのレベルを求めるか、必ずしも共有できず、ストレスになることもありました。
・今までやっていない、自分たちにしかできないことを探すこと。自分たちが解決したいことに対してすでにたくさん取り組みが行われているから、「それもうどっかやってるよね?」って何回も言われてしんどかった。何を変えて何をするのか考えるのが難しかった。
・英語発表の準備は大変だった。テストや模試が続き、日々忙しい中でなんとかやりきった。スライド作成から原稿作成、発表練習、すべて英語で慣れないことが多かったが、班員みんなで協力して最後完成できたことは大きな喜びになった。
<アンケート②:探究活動における一番の喜びだったこと>
・探究において一番の喜びを感じたのは、自分たちの発表に対して多くの聞き手が積極的に質問を投げかけてくれたときです。発表に真剣に耳を傾け、私たちの取り組みに興味や関心を持ってくれる人がいるのだと知り、とても嬉しく感じました。ただ聞き流されるのではなく、本気で向き合ってもらえたことが何よりの励みになりました。そして自分たちの探究が他者に影響を与える可能性を持っていることに気づき、大きな達成感とやりがいを感じました。
・探究の中で地域の人と話したりA班のコミュニティが増えたことが嬉しかった。イベントで想定よりも多くの人が来たときも嬉しかった。自分自身としては探究を自分の言葉でまとめて日本語や英語で人に伝えられるようになったことや、他人に探究を少しでも理解してもらえるようになったのが嬉しかった。
・インタビュー・ヒアリングで相手の方から「障害についての探究活動をしてくれて嬉しい」と言われたときや、特別支援学校での交流イベントでトクシの生徒や先生が笑顔になっているのをみたときに、自分達の活動が誰かの心を動かしていると感じたこと。
・発表や活動をするたびに応援してくれる人や褒めてくれる人がいたことがとても嬉しかった。私達の発表、探究を理解して、アドバイスをしてくれて、喜んでくれて、そういう人たちと直接話せたのがとっても楽しかったし嬉しかった。かなり煮詰まった時期もあったからこそそういったひとことひとことが心にしみたし、励みにもなった。そのたびに班のみんなの士気も高まって、次はもっと頑張ろうってなったあの空気感が最高だった。そうやって少しずつ自分たちの成長を感じられたことも嬉しかった。
・発表会です。1年前に先輩たちの発表を見て自分にこんな大層な役割が務まるわけがないと怯えていたけど、こうして1年経って先輩たちと同じ視点に立って話をすることで、私も大きく成長したんだなあという実感が湧いてとても嬉しかったです。班の皆もクラスの皆も発表という同じ目標に向かって頑張ってきたので、皆で大きなことを成し遂げたという感覚があってとても良かったです。