SGHの活動を紹介します
国際連合大学訪問
3月27日~28日、新2年生SGコース生徒41名が、東京の国際連合大学と協力機関を訪問しました。
2年次からの課題研究に向け、グローバル課題についての講義を受けることで、研究内容や課題設定のヒントを見つけることを目的としています。
初日の国際連合大学では、国連開発計画(UNDP)や国連大学広報センターからの講義で、持続可能な開発目標(SDGs)を目指す国連活動についてのレクチャーや、国連大学内の見学を行いました。2日目のグループ別研修では、JICA地球広場、プラン・インターナショナル、東京外国語大学を訪問し、講義や見学、学生との交流を行いました。
今回の研修で学んだ内容をもとに、今後の課題研究に向けての準備を進めていきます。
【感想】
・一番驚いたのは、開発途上国に暮らす人々は56億人もおり、10人のうちの8人が発展途上国に住むという数の多さです。また、支援をしようとしても、宗教上、文化上の違いによってままならなくなるなど、支援も容易ではないのだとわかりました。私たちが今できることは、どのようなことができるのか「考える」ということであり、それを将来国際協力において「行動」することが大切だとわかりました。
・スマホのレアメタルの採掘は手で行うこともあり、中には子供たちもいるという話が印象的だった。衣料品も、安いには安い理由があるというのはわかっているが、大量消費になれてしまった私たちが生活を急に変えるのは難しいと思った。その中で、私に何ができるのかを見つけたいと思った。UNDPでもプランインターナショナルでもJICAでも、共通しているのは一時的な「あげる」活動ではなく、長期的な「授ける」活動であるということ。長期的な視点というのを今後の課題研究の参考にしていきたい。