2022年9月の記事一覧

【SSH】第1回 韓国ZOOM交流(理数科2年生)

 9月29日(木)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
 今回の交流に先立って、生徒達は自己紹介と文化紹介の動画を作成し、GoogleClassroomを通して、お互いの自己紹介や、文化紹介に対してコメントをして、交流を始めていましたが、今回は学校紹介と研究の概要説明を行いました。
 学校紹介では、小松高校の特色ある部活動(ボート部・かるた部・吹奏楽部)と記念祭についてプレゼンテーションを行い、それに対して大田科学高校の生徒の皆さんも非常に熱心に沢山の質問をしてくれました。また、生徒達は韓国の発表を聞いて、英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設や、学校行事に非常に驚いていました。今回から、ZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来てくれました。
 次回(11月4日(金))は、研究をより深めて発表することになるので、とても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【SSH】関東サイエンスツアー (理数科1年生)

 9月20日(火)21日(水)に、理数科1年生が関東サイエンスツアーに行きました。

 お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった東京大学・東京工業大学・理化学研究所の皆様に心より感謝申し上げます。

 また、理数科OBのみなさんも、後輩のために駆けつけて貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

<1日目>

午後;東京大学(本郷キャンパス)     宇宙物理学・天文学(戸谷 友則先生)

                                                          素粒子実験(浅井 祥仁先生)

                                                          化学生命工学(鈴木 勉先生)

                                                          ナノバイオマテリアル(宮田 完二郎先生)

夜;OBのみなさんとの懇談会

  <<東大 戸谷研究室>>     <<東大 浅井研究室>>       <<東大 鈴木研究室>>     

 

 

 

 

 

 

    <<東大 宮田研究室>>                                        <<東大キャンパスツアー>>

 

 

 

 

 

 

 

 

   <<東大安田講堂前 集合写真>>                   <<東大赤門前 集合写真>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                <<OBのみなさんとの懇談会>>

 

 

 

 

 

 

<2日目>

午前; ◎東京工業大学大岡山キャンパス

    ◎理化学研究所横浜キャンパス

     2グループに分かれて研修

                                            <<東京工業大学>>                                                   <<理化学研究所>>

 

 

 

 

 

 

         <<東工大 集合写真>>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<生徒の感想より>

・ 大学の先生方の講義が面白く、大学ではこのような素晴らしい環境で研究をしたいという気持ちが湧いたのですごくいい機会だったと思う。

・ 先生・学生の両方から、どんなことをしているのか、生活・学習はどんなふうなのかについて聞けたのは、進路学習だけでなく意欲の面でもすごく良かった。

・研究者の視点などから、今までとは違う刺激を得ることができた。研究職と聞くとあまりどんなものかわからなかったが、今回で研究職の楽しさや探究心などを感じることができた。

 

【SSH】科学探究・課題探究Ⅲ特別講義(理数科・普通科理系3年生)

 9月21日(水)5,6限目、名古屋大学大学院理学研究科理学専攻 物理科学領域 内橋貴之教授をお招きして、理数科・普通科理系3年生を対象に、科学探究・課題探究Ⅲ特別講義が行われました。

 内橋先生は「見て触って理解するタンパク質の働きー分子生物学の最前線」という題目で、「生物物理学」という領域融合分野の最先端の研究に関する講義をしてくださいました。生徒達は、ナノレベルの極小の世界で分子のダイナミックな動きを、直接観察したり触れたりできるまで科学が進歩しているということに感嘆し、研究はさまざまな分野から広い視野で考えることが大切であるということを学びました。

 生徒達からは、「今ある技術や実験器具を使って、色々な人が工夫を凝らして、人の目には見えない世界を観察していることに驚いたし、想像以上に地道な実験を積み重ね、様々な実験方法を発想していて、研究というのは発想や努力の世界なのだと感じ、大学での勉強が楽しみになった。」「仮説に対して実証するために、同じ実験対象に対して異なる研究者が異なる操作を行い、工夫したり足りないものを作ったりと型にはまらないクリエイティブな方法で結果を残していたのが面白かった。」という声が聞かれ、学問や大学での研究に対する視野を広げることができました。