2023年10月の記事一覧
【SSH】関東サイエンスツアー(理数科1年生)
9月19日(火)20日(水)に、第一線の研究者・技術者の方から直接講義を受けることにより、科学技術に関する興味・関心を高め、学ぶ意欲を育てることを目標に、理数科1年生が関東サイエンスツアーで東京大学(本郷キャンパス)・東京工業大学大岡山キャンパスに行きました。
お忙しい中、ご協力くださった東京大学・東京工業大学の皆様に心より感謝申し上げます。
<1日目>
午後;東京大学(本郷キャンパス) 宇宙物理学・天文学(戸谷 友則先生 研究室)
素粒子実験(浅井 祥仁先生 研究室)
化学生命工学(鈴木 勉先生 研究室)
ナノバイオマテリアル(宮田 完二郎先生 研究室)
夜;OBのみなさんとの懇談会
<<東大 研究室訪問>>
<<OBのみなさんとの懇談会>>
懇談会には理数科OBのみなさんが、後輩のために駆けつけて貴重なお話をしてくれて、生徒達は沢山の刺激をもらうことができました。本当にありがとうございました。
<2日目>
午前; 東京工業大学大岡山キャンパス
<<東京工業大学>>
<生徒の感想より>
・ 実際に用いた機械も研究室で見学することができ、大学生がどのように研究を進めているのかイメージしやすかった。
・研究内容の発表を聞いて、まだまだ明かされていないことや、それに対して仮説をもって取り組んでいる姿がかっこよかった。研究には沢山のお金と時間がかかっていることが分かった。
・初めて東大、東工大を訪れて、大学はクリエイティブな場だということが分かりました。また、事前学習のおかげもあって、大学の先生のお話を理解することができて、質問もすることができて良かったです。
【SSH】科学探究・課題探究Ⅲ 特別講義(3年普通科理系・理数科)
9月26日(火)、名古屋大学から内橋貴之教授をお招きし、「見て触って理解するタンパク質の働き―分子生物学の最前線―」と題して、3年生普通科理系、理数科の生徒を対象に特別講義を行っていただきました。
内橋先生のご専門は生物物理学で、物理学の手法を用いたタンパク質の最先端の研究について映像やデータと併せて分かりやすくお話しいただきました。
最先端の研究は、教科の枠を超えて進められることを生徒は知ることができ、「生物分野でも、物理や化学など様々な分野の要素を用いて研究されていることに驚いた」「大学に入学した後は、自分が知らないことを深くまで勉強したいと思った」「大学へ行ってからの研究がとても楽しみになった」といった感想が聞かれました。3年生はこれから受験を控えていますが、大学入学後の勉強や研究など大学生活が具体的にイメージできたのではないでしょうか。