SSH活動記録
2年理数科 韓国海外研修 2日目 午後
午前中に引き続き、提携校のテジョン科学高校の生徒と交流を行い、ワークショップを通じて韓国の伝統文化への理解を深めました。
その後、テジョン科学高校のみなさんとKAIST(韓国科学技術院)やETRI(韓国電子通信研究院)を訪問し、韓国の科学技術革新の変遷や最新のテクノロジーに関する理解を深めました。
一日の終わりには、同校の生徒のみなさんと夕食を共にし、プレゼント交換を実施しました。今回の訪問を通じ、学校間のみならず、生徒同士の友好も一層深まりました。
2年理数科 海外韓国研修 2日目 午前
2日目の午前はテジョン科学高校を訪問し、両校の生徒がこれまで取り組んできたリサーチプログラムの発表会を共同で行いました。
発表会後は校舎を案内していただき、学食にてお昼ごはんをみんなで食べました。
午後も引き続き、テジョン科学高校のみなさんと交流予定です。
2年理数科 韓国海外研修 初日
韓国研修の旅団は無事、羽田経由で韓国に到着しました。
ソウル到着後はバスで大田広域市に移動し、夕食ではサムギョプサルをいただきました。生徒たちは本場のサムギョプサルに夢中になっていました!
二日目は、提携校のテジョン科学高校を訪問し、交流を実施予定です。
2年理数科 韓国海外研修 出発式
本日より、2年生理数科の希望者が韓国海外研修に参加します。研修では提携校のテジョン科学高校で探究発表会や科学交流を行い、ソウルの科学館を訪問する予定です。
出発式では、研修に同行する馬場校長よりご挨拶をいただきました。
生徒たちもこれからの行程を楽しみにしている様子です。
【SSH】JAXA杉森さんの特別授業を開催しました!
11月21日(金)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でロケット開発に携わる杉森さんをお招きし、特別授業(講演会)を実施しました。理数科1・2年生全員と普通科1・2年生の希望者あわせて約150名が参加しました。宇宙開発の最前線で活躍されている技術者から直接お話を伺う貴重な機会となり、生徒たちは皆、興味深く耳を傾けていました。
講演では、ロケット開発の流れや技術的な工夫、そして挑戦を続けることの大切さについて、実際の経験を交えながら語っていただきました。特に、約9年の歳月をかけて挑んだ試験機1号機が打ち上げに失敗した際の苦悩や、その後に徹底した原因究明と改善を重ねて再挑戦したプロセスには、生徒たちも深く胸を打たれた様子でした。「宇宙とは可能性そのもの」と語る杉森さんの言葉は、生徒たちに大きな刺激を与えました。
また、「高校で学ぶ物理の基礎が研究の土台になっている」という話や、法務・国際協力など文系分野でも宇宙開発に携われるという説明には、生徒たちの視野を大きく広げる内容となりました。
生徒の感想①「宇宙は遠い存在だと思っていたが、実際にその仕事に携わる人の話を聞き、とても感動した。一つのロケットに9年もの時間と多くの努力が詰まっていることを知り、技術者の方々の凄さを改めて感じた。失敗の原因を整理し、考えられるすべての可能性に対策を施して再挑戦する姿勢にも心を打たれた。ロケットづくりのやりがいについてもっと知りたいと思った。」
生徒の感想②「使われている式や知識の基本が高校物理の範囲であると知り、日々学んでいる内容の重要性を実感した。失敗から学び、改善して次に活かす姿勢を自分も勉強や部活動、探究活動に取り入れたい。」
生徒の感想③「宇宙開発にはまだ課題が多いが、それは“可能性の裏返し”でもあるという話が印象的だった。太陽系の外には広大な未知の世界が広がっていると知り、もっと宇宙に興味がわいた。宇宙の仕事も面白そうだと思った。」
杉森さんは、生徒たちに向けて「皆さんも可能性の塊。何にも縛られず、挑戦を恐れずに進んでほしい」と力強いメッセージを送ってくださいました。今回の講演は、生徒たちが学びの意義を再確認し、未来へ向けての視野を広げる大変貴重な機会となりました。杉森さん、本当にありがとうございました。