2022年12月の記事一覧
【SSH】Math A-lympiad世界大会 日本代表に選ばれました!
11月13日(日)金沢大学開催の「第5回日本数学A-lympiad」(全国20都道府県33校から84チーム313名が参加)が行われ、本校から6チームが参加しました。この大会では、数学を柔軟に活用して答えが一意ではない現実の課題の解決に創造的に取り組むことが求められ、グローバルな課題を発見する力、主体性や活発なコミュニケーションに基づく協働性、レポートを論理的に構成する力、英語力等、様々な力が総合的に試されました。
審査の結果、本校2年生のチームが優秀賞を受賞しました!さらに、3月にオランダで開催される国際大会”Math A-lympiad”に日本代表として推薦・派遣されることが決まりました!おめでとうございます!
【SSH】物理・化学・生物 県内研究発表会(理数科2年)
12月11日(日)「石川県中学・高校生徒物理研究発表会」がオンラインで開催され、本校からは3つの班(「反射波の方向と強さの制御について」「お椀が動く現象について」「弓道における弦音の性質について」)が口頭発表を行いました。
また、同日に「いしかわ高校生物のつどい」が金沢泉丘高校で開催され、「粘菌のエサの感知についての研究」班が口頭発表を行い、ワークショップにも参加しました。
12月16日(日)には、「石川地区中学高校生徒化学研究発表会」が金沢大学にて行われ、本校の3つの班(「泡の起泡性と安定性」「炭酸イオンに起因したダニエル電池の性能向上」「酸化チタンの光触媒による防カビ作用」)が口頭発表をしました。
各発表会には、他校の生徒も参加し、他校の発表を聞いたり、質疑応答を通して交流することができました。参加した生徒からは、他校の生徒や大学の先生から新たな切り口での指摘やアドバイスを受けることができ、いい刺激になったという声が聞かれました。
【SSH】課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱ 特別講義(理数科2年生・1年生)
12月22日(木)午後、金沢大学理工研究域フロンティア工学系 軸屋 一郎 准教授をお招きして、理数科1、2年生を対象に、課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱの特別講義が「サイエンスヒルズこまつ」で行われました。
軸屋先生は「ドローンを題材とする人工知能体験」という題目で、Pythonを用いた実習型AIドローン講義をしてくださいました。生徒達は、プログラミングによってドローンを制御し動かすという実習を通して、プログラミングによって様々な基本機能を実現でき、さらにAI(人工知能)の活用により高機能を実現できるということを学ぶことができました。
生徒達からは、「普段はなかなか扱うことが出来ないドローンをプログミングで操縦するという貴重な体験が出来て楽しかったし、これからの勉強にも生かしていきたいと思う。」「課題研究でプログラミングに触れる機会は多いものの、ドローンを用いたことは無かったため多角的に考える良い機会となった。」「最先端の研究をしている大学の先生から専門分野について指導を受けることで、深い理解に繋がったし楽しかった。」という声が聞かれました。
【SSH】日本情報オリンピック 2次予選 敢闘賞受賞!
理数科2年生生徒が2022年11月19日(土)に行われた1次予選を突破し,同12月11日(日)に開催された2次予選にて敢闘賞を受賞しました。おめでとうございます!
【SSH】石川県SSH生徒研究発表会(理数科2年生・1年生)
12月13日(火)石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が開催されました。
SSH指定3校とNSH校の金沢二水高校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」と「弓道における弦音の性質について」が代表として口頭発表を行いました。また、すべての参加校から課題研究のポスター発表が行われました。ここで、本校理数科2年生の生徒達は、講評者の大学の先生方や、他校の生徒達や先生方から、研究に対する質問や講評をいただくことができて、今後の研究の参考にすることができました。そして、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。
<「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」口頭発表の様子>
<「弓道における弦音の性質について」口頭発表の様子>
<質問の様子>
<ポスター発表会の様子>
【SSH】サイエンス・フェスタ2022 in サイエンスヒルズこまつ
12月11日(日)にサイエンスヒルズこまつで開催された「サイエンス・フェスタ2022」に、本校の生物部、理化部の生徒17名が参加し、3つの実験講座(「紙コップでスマホスピーカーを作ろう」「ダイラタンシーを体験しよう」「DNA、ベンゼン環ストラップを作ろう」)を行いました。
小松高校のブースでは、生徒達が子供たちに対して、優しく丁寧に、を心がけて説明を行いました。50人を超える小学生達が来てくれて、楽しみながらとても熱心に実験とものづくりに参加してくれました。
【スマホスピーカーを作ろう】 【ダイラタンシーを体験しよう】 【DNAストラップを作ろう】
【SSH】スーパーサイエンススクール研究発表会
12月7日(水)SSH研究発表会を開催し、大学の先生方及び県内外の高校の先生方など多数ご来場いただきました。午前は公開授業(「理数数学Ⅱ」・「現代の国語」)、午後はポスター発表会を行いました。なお、公開授業の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
<午前:公開授業>
(1) 「理数数学Ⅱ」(2限;理数科2年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「近似の妥当性」という正答のない問題について、粘り強く考察しました。
(2) 「現代の国語」(3限;理数科1年生対象)では、他者の文章の批評を通して、相手に自分の意見を伝える授業が行われました。次年度の課題研究発表の際に必要となる、相手に分かりやすく説明する力を高めることができました。
<午後:学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会>
5限目は「こまつサポートプログラム」を通して、これまで継続的にアドバイスをしてくださった先生方を含む大学の先生や大学院生の方々をお招きして、ポスター発表会を行いました。みなさん大変熱心に耳を傾け、様々な専門的アドバイスをしてくださいました。第1回こまつサポートプログラムではこれからどのように研究を進めていけばよいのか不安だった生徒達が、堂々と発表する姿に、胸が熱くなりました。今回も別の新しい視点からの提案をしてもらえて、より深く研究について考えることができました。
また、6限目は理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「ポスター発表では、言葉足らずの箇所があり、指摘していただいたので、来週の発表会に向けて直したいと思います。」「ポスターのテーマと結論が上手くかみ合っていないというご指摘を受けたので、修正したい。とても楽しかったし、このような機会を与えてくれたことを感謝します。」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「来年自分たちの番になると考えると、とても難しそうに感じて、先輩達はさすがだなと思った。」いう声が聞かれました。そして、今回指摘していただいたことを12月13日(火)に行われる石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターの内容を再検討しました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤政行 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑俊彦 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上裕 准教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野英二 教授
石川県立大学 生産科学科 髙原浩之 准教授
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内修 助教
【研究授業:理数数学Ⅱ】 【研究授業:現代の国語】
【ポスター発表会】
【SSH】韓国ZOOM交流最終回(2年理数科)
12月2日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回(2022 DSHS Komatsu International Exchange Program) が行われました。
事前に、9月29日(木)に第1回(研究テーマについて・学校紹介)、11月4日(金)に第2回(発表班による研究の概要説明)を行ってきましたが、最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、28Hの研究2班の発表(The Study about Slime Mold’s Feed Sensing / Controlling of Wave Course)、共同研究班の発表(The Research for Creating a Tour Course Program That Improves Time Efficiency Using the Shortest-path Algorithm / Appropriate Location of Living SOS(Social Overhead Capital) Using the Voronoi Diagram)が行われ、質疑応答を通して、各研究への理解を深めました。
また、両国の文化をより深く理解するために、韓国の伝統的なランタン(青紗提灯)、韓国のトレンド、日本のアニメ、日本のお正月に関する文化紹介発表が行われました。韓国のランタンの発表では、折り紙でランタンを作り、韓国の生徒さんがデザインした、各自の名前がハングルで書いてある美しい台紙に貼って、記念のスクリーンショットを撮りました。
大田科学高校の皆さんは高い英語力、科学に対する飽くなき探究心、自国の文化への愛、交流する相手に対する思いやりを持っていて、生徒たちはたくさんのことを学び、刺激を受けることができて、大変充実した交流となりました。
今回もZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来て、応援してくれました。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
【2022 DSHS Komatsu International Exchange Program リーフレット】
【記念のスクリーンショット!】