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2022年9月の記事一覧
ダイコンの間引き(農業系列)
1年生「農業と環境」
ダイコンの播種をしてから二週間がたちました。種は一穴に4粒ずつ播きましたが、多くの人がほぼ100%発芽していて、良好です。
4つとも育ててしまうと互いに日射や養分の取り合いが起こり、大きなダイコンができません。そこで一穴に一本のダイコンだけを残して後は小さいうちに抜いてしまいます。これを間引きといいます。間引きの作業行い、その後肥料を与え軽く土を寄せて今回の実習は終わりです。間引いたダイコンはスケッチをして、ダイコンの生態を観察しました。
生長の具合を見ながら、あともう一回追肥をしてダイコンの肥大を促し、収穫に向かいます。
トマトの初収穫(農業系列)
3年生「野菜」
新しくなった水耕栽培ハウスを使って栽培を始めたトマトが、ようやく収穫の時を迎えました。
ハウス内には大玉トマト・中玉トマト・ミニトマト計17品種が植わっています。7月7日に播種し、7月25日に定植。3か月弱で収穫を始めることができました。
今はミニトマトが中心です。プラスチックのパックに詰めて、9月22日(木)の校内販売で初めて店頭に並べました。いろいろな品種を混ぜたミックスで“宝石箱”と名付けています。
これから11月いっぱいを目途に収穫が続きます。水耕栽培で比較的作りやすい品種はどれなのかを見極めながらの栽培です。
ダイコンの播種(農業系列)
1年生「農業と環境」
1年生の栽培体験、後期はダイコンに挑戦します。9月14~15日、教室でダイコンの生育の様子や品種、播種の仕方などの授業を受けた後、実際に畑に出て種を播きました。
株間40センチでマルチの穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき4粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして、殺虫剤を散布し終了です。2~3日で発芽してきます。
台風の過ぎた9月20日。13H14Hともにきれいに発芽していました。
イネの出穂(しゅっすい) (農業系列)
2年生「作物」
作物の実習では、一人1鉢でイネを栽培しています。5月に1本の苗を田植えしたのち、2~3週間ごとに生育調査(草丈と茎数の測定)をしてきました。
夏休み明け9月14日の授業では、いよいよ出穂(「しゅっすい」と読み、稲穂が出てくることをいいます)してきました。出穂に合わせて、花が開花します。イネの開花は10:30ごろから午前中いっぱいといわれ、普段はなかなか見ることができません。今回栽培している品種は古代米で、晩稲(おくて)のためこの時期の出穂となり、花を見ることができるのです。
実習開始時にはまだ開いていなかったものが、時間がたつにつれて徐々に開花し始め、「先生、開いとる。開いとる」という声があちらこちらで聞こえてきました。
水耕栽培トマト(農業系列)
3年生「総合的な探求の時間」
7月8日に播種したトマト。7月22日に水耕栽培用のハウスに定植し、大きいものでは5段目まで花がついています。1~2段目は実が大きくなってきています。いよいよ色づき始めるころです。
今回、大玉から中玉・ミニまで合計17品種を栽培しています。毎週の授業では、草丈や葉の数や花房の数を測定しています。中にはカルシウムの吸収が足りず、尻腐れ症状(生理障害)が見られる花房もあります。この水耕システムで相性の良い品種を見極めるために、データの採取は欠かせません。
果樹実習24H(9/7 農業系列)
夏休み明け初めての果樹実習は、ナシ、ブドウの収穫でした。ナシは幸水、ブドウはシャインマスカットやハニービーナスなど、みずみずしい果実を楽しんで収穫しました。生徒達は、夏休み前に自分が収穫するブドウに自分の名前のタグをつけており、今日は大きく育った自分のブドウを収穫して大満足でした。
これまで、「摘果」や「袋掛け」、「ジベレリン処理」に「摘粒」と手をかけた成果が実りました。家に持ち帰って、家族で味わい、実習で体験したことを話題にしてもらいたいです。
タマネギの播種(農業系列)
2年生「野菜」 2学期の最初はタマネギの播種から始まりました。学校では毎年、タマネギの苗として栽培し販売しています。早速、地域の方から今年の販売はいつから始めるのかと問い合わせがありました。
ハウス内に4本の畝を準備し、畝の上に種まき用の溝を作りその溝にそって種をまいていきます。むらなく均等に種をまくために少量ずつ繰り返し行うことがポイントです。細かい作業ですが、根気よく最後まで播種することができました。
その後覆土をし、水やりをして終了です。1週間ほどで発芽してきます。順調に育てば、10月20日前後で出荷が始まります。