学校日誌
錦高日記10月27日(火)Ⅰ ~1年生 クラス編成説明会~
本日のLHにおいて、1年生を対象とした来年度(2年次)のクラス編成に関する説明会がありました。
本校では、2学年より標準クラスと発展クラスが編成されます。教務の沖野先生がそれぞれのクラスの特徴を説明し、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。文理選択に続き、自分の進路に向き合って決めなけらばならないことが、また1つ投げかけられたことになります。こうやって「なりたい自分」に少しずつ近づいていくのですね。
錦高日記10月26日(月) ~がんばる3年生とその応援団~
大分寒くなってきました。筆者の家ではすでに暖房が動いています。朝晩は手足が冷たくなってきました。
学校の廊下も、放課後は特に寒くなってきましたが、寒くても3年生は廊下で勉強をします。膝掛けを足に巻き付けるようにして勉強する生徒もいます。「なんでわざわざ寒い所でやるの?」と聞くと「寒いと集中できます」という答えが返って来ました。受験生たちは時間を最大限に活かすために様々な工夫をして、目標に向けて毎日がんばっています。進路室周辺の廊下の自習スペースはいつも生徒でいっぱいですが、進路室の中では質問をする生徒と答える先生の熱気でいっぱいです。
そんな3年生のある教室に”小さな応援団”を見つけました。教室前の一角に、かわいらしいメダカと、これまたかわいらしい(一世風靡した!)色白のウーパールーパーが2匹もいます。なぜメダカとウーパールーパーなのかは分かりませんが、きっと生徒たちの癒やしとなっているのでしょう。その教室前の廊下にはあの”堀大明神”が鎮座しています。校長先生のメッセージが伝わってきます。みんなが3年生の応援団です。
錦高日記10月23日(金)Ⅱ ~1年生 思春期講座~
本日の6・7限目に1年生を対象にして思春期講座が開催されました。講師の立中由加理氏をお迎えし「生まれてきて良かったと言えるように」という演題で行われました。
男性と女性とでは、思春期における感じ方が違うこと、違いがあるからこそ相手を思い遣り大切にしなければならないこと、自分たちで場面づくりなど工夫をすることなど、とても具体的なお話しがありました。セルフコントロールするためには、人生の夢や希望・目標が必要で「この目的を達成するには、今どうすべきか」を考え、「今を大切に生きて欲しい」と生徒たちに語り掛けていらっしゃいました。お話しの中には、お母さん、お父さんの子どもへの想いも語られ、普段は思いもしなかった側面に気付いた生徒もいたのではないでしょうか。
ストレートな語り口と気持ちがまっすぐに届く立中氏の言葉に、心動いた生徒もいたと思います。思春期真っ只中の生徒たちですが、この講演をきっかけにして、人との関わり方や人への思い遣りについて考える時間を持って欲しいと思いました。
錦高日記10月23日(金)Ⅰ ~24H研究授業~
本日の4限目、24Hで原田先生による保健の研究授業がありました。
この授業の目的は「自分の生活のなかで、自然環境を守るためにできることは何かを考える」ことでした。
生徒たちは、「自分たちができることは何か」を考えるグループと、小泉環境大臣になったつもりで「国民の環境意識を高めるための取組は何か」を考えるグループとに分かれ、メンバーと意見を交わしました。生徒からは、洗剤を必要以上に使わない、マイバッグの徹底、といった意見の他に、環境に優しい商品を購入するとポイントがつく、アイドルが環境保護CMをする、(ゴミのポイ捨てなどに)罰金・罰則を設けて国民の意識を上げるなど、とても具体的なアイディアも発表されました。この子たちが、地球の未来を守らなければならないのは確かなことです。今日のこの授業で抱いた気持ちを持ち続け、または発展させて、明るい未来を築いて欲しいと思いました。
錦高日記10月22日(木)Ⅱ~1年生ワックスがけ~
本日の放課後に、1年生全クラスがワックスがけをしました。
教室の中の全ての机、椅子、棚を廊下に出して、すみずみまできれいに掃きます。
次に床を水拭きします。雑巾を濡らして拭くわけですが、その風景がどこか懐かしく、微笑ましかったです。掃除している生徒たちも笑顔でいっぱいで、みんな生き生きしています。あるクラスでは水拭きの競争をしていました。以下にその一部始終を並べてみました。(やはり先生は1番にはなれませんでした。若者、強し。)
位置についてー よ~い ドン!
がんばれ!ブルーのシャツがO先生です ゴ~ル!!
水拭きの次はいよいよワックスを床に塗る作業です。先生から説明を受けて、ジョウロでワックスを床に流して、丁寧に均一になるようにモップで伸ばします。初めて行う生徒もいると思いますが、みんな上手に上手に手際よく塗っていました。
明日はピカピカの床の上に机を並べて、きれいになった教室で授業となります。きっと気持ちよく学習できることでしょう。みなさん、ご苦労様でした。
錦高日記10月22日(木)Ⅰ ~競技かるた同好会 積み重ねの先にあるものは・・~
廊下を歩いていると聞こえる優雅な和歌・・・。2Fの講義室では、今日も競技かるた同好会の皆さんが練習をしています。夏前にお邪魔したときには、本を読んで和歌を一生懸命に覚えていた部員たちが、今日は対戦形式で練習している姿をみて、その成長ぶりに感動して帰ってきました。読まれた札をとるときの手つきはまだまだ控えめな感じがする(映画の見過ぎか??)のですが、札に手が伸びる直前の緊張感は見ているものにも十分伝わってくるレベルとなっていました。きっと暑い夏にも地道に練習してきたのだろうなと思える瞬間でした。本当によく頑張っていますね!
錦高日記10月21日(水) ~気持ちいい青空と出来事~
秋の空は本当に高いですね。とてもきれいな青色です。さらに、校庭の木々が赤や黄色に色づき始め、季節の変化を知らせてくれます。こんな日には、外で思い切り体を動かすのは気持ちのいいことですよね。校庭いっぱいに生徒たちが広がって、体育の授業を行っていました。
昨日のフィールドワーク②の続編です。放課後の職員室の片隅で、昨日の活動に使った様々な用品をきれいに片付けている生徒たちがいました。聞くとボランティアでやってくれているそうです。このような陰で支えてくれる人たちがいるから、物事がスムーズに運んでいるのだと感じました。ありがとうございます。
ほりほりの部屋Vol.32「3 tops & 1 bottom~the unforgettable 4 boys<my proud students>~Part3」
皆さん、こんにちは。堀です。今年もあと2ヶ月半足らず、10週余り。なんだか、あっちゅうま、ですね。今年の冬はエルニーニョ現象の影響で年末、大雪になる予報だとか・・・それより何より、インフルとコロナの両方に予防対策しんなん・・・とりあえずは!来週月曜日からインフルの予防接種、諸君らも(先生方も)ようやく受けられそうですね。報道によれば、県内には、昨年の2.4倍ものワクチンを確保済みとのこと。まずは予約にトライしてみては?ご家族みんなで、がんがんいこう?!注射1本でGAT!
滋賀県長浜に嫁いでいる娘から敬老の日に(!)贈られた、その名も「ムラサキシキブ」。英語では、‘Japanese beauty-berry’くらいで説明しなければならない、日本固有の植物。苔玉の上で、丸くてかわいい紫色の実をつけてます。錦のスクールカラー、「紫色」の実が成る植物って珍しくありませんか(あけび以外で・・・)?ミニだけど一応、盆栽で、苔玉に張り付く細長い石は「滝」を、その下の小さいブルーの小石は滝壺ではじける「水しぶき」を表してます。玄関に置いて、行き帰りに霧吹きで水をたっぷりかけてかわいがってます。癒やされます。I love purple & moss-green!!
さて、今回紹介する‘my proud student’3人目は、泉で文系の担任をしていた頃のtop。この生徒は前述の2人にさらに輪を掛けて、口数は少なく人見知りで恥ずかしがり屋さん。しかし、いったんゾーンに入ったときの集中力と行動力は群を抜いていました。まさに、‘a man of will’「意志の人」でした。言葉よりも行動で示すタイプ。背中で周囲を納得させるタイプです。堀の口癖、“Actions speak louder than words!”(「言葉よりも行動の方がより大きな声で語りかける。<口だけの人間にはなるな。>」)を体現している生徒でした。4月の個人面談では「国際協力機構にはいって、世界中の困っている人を助けたいです。」「ふむ。それってJICA(ジャイカ)のことやね。青年海外協力隊に加わるってこと?」「学生のうちはそれでもいいんですが、それでは一生の仕事としては食っていけないんで。行政法人の正式職員として、予算取りや企画から全てに関わりたいんです。途上国の発展に、日本という国を代表して、関わりたいんです。ボランティアという無償奉仕ではなく、一生をかける仕事として。それで食っていけたら、しかも、その国の人々に感謝されたら、やりがい、最高ですよね?」当時、彼なりに調べ、「なりたい自分」になるべく、最も確率が高い、最良の踏み台大学としてターゲットに設定したのが、東大と早大でした。途中の模試判定自体はCが最高で、努力の結果がなかなかデータに現れず、やきもきしました。結果は・・・東大文Ⅲも早大法も早大政経も全勝という快挙でした。当時の進路指導室にて、「あいつが東大・・・奇跡やっ!」と他の教員が異口同音でした。学費が安いという理由で東大に行きましたっけ。卒業後も律儀に年賀状での現状報告を欠かさず寄越してくれています。そして、今年の賀状がこれです。
ホントはとってもステキな家族写真なのに・・・犯罪者家族みたいになってしまって・・・sorry・・・彼のbetter halfもまた、同じような経歴のJICA職員さんです!2人の出会いは共通の赴任地、アフリカ。同じ志で、未開の奥地へ分け入り、ボランティアの方々と協力しながら、アフリカ諸国を転々としているそうです。時には清潔な水を確保すべく井戸を掘削したり、時には衛生教育を施したり、そのお仕事は多岐にわたるそうです。賀状の書面から、「アフリカ開発会議」で重要なポジションに着いていたことがうかがえますし、人事異動でもアフリカのスペシャリストとして他の国へ渡ることもほのめかされています。しかし・・・このコロナ禍でどうなっているのか・・・ちょっと心配です・・・
賀状の年少さんが生まれた年、「この子の生まれたての1年っていうのは、生涯、このたった1年だけだから。悔いのない子育てがしたくて。」との理由で、彼、父親として、1年間の育児休暇(!さすがです、JICA!認められるんだあ、って当時思ってた)を取得し、金沢に戻っていたことがありました。その際、彼と何度か杯を重ね、いろんな話をしました。日本の力でもって、世界の途上国の発展に関わること、特に、そういう国々の未来を担うこどもたちの教育に関与することに由来する、「やりがい」、「充実感」半端ないレベルだということがよくよくわかりました。人としての「使命感」たるや、すさまじい!!
その全ての活動には、人件費を中心に莫大な財力、つまり、おマネーが必要で、世界の真のおマネ持ちはこういうところに「寄付」することは売名でも何でもなく、世界の常識とのこと。日本人は、こういう活動は、ボランティアを中心とした無償奉仕活動で成り立っていると思っているけど、それは世界の非常識なんです、とのこと。本当の意味で国際貢献したければ、まず、おマネ持ちになること!そのおマネーを信頼のおける法人団体に寄付すること、これこそが真の国際貢献なんです、きれい事ではありません、とのこと。僕の重要な任務の一つは、JICAのスポンサー探しなんです、とも言ってました。今すぐ、諸君らができることではないけれど、将来、JICAに寄付できるくらい、稼ごう!とか、スポンサーになってくださいって、打診されることが夢ですっ!なんて、そんなのもアリですよね?それもまた、「なりたい自分」ですよね?世の中の本質を見極めることができる、そんな大人に成長してください!(ちなみに、諸君の先輩で、船乗りの娘は、大学3年時、JICAの国際派遣ボランティアの試験に合格して、インドネシアの水道事情視察研修に10日間行ったことがあります、ほぼタダで。ということは、その必要経費はどこかからの寄付金等で賄われていたことになるんですよね?たとえば、そういうことです。彼女は就職して以来ずっと、JICAではないけど、ユニセフに毎月一定額を給料引き去りして寄付してます。「マンスリーサポート」っていうシステムです。おマネーは、それに伴う「恩」とともに、直接「恩」を受けた相手に返さずとも、第三者に先送りして、こんな風に、次々と未来へつなぐものなのです。つまり、「JICAのスポンサーの善意」→「JICA」→「船乗り大学生時」→「ユニセフ」→「世界の修学困難児童支援」という風な循環が生じたのです。このような経済の好循環のことを英語で何と表現するか、ご存じ??‘pay forward’と言い、「恩送り」とか「恩の先払い」と訳されています。<同名の映画あり。ちょっと古いけど、まちがいなく名画の一本。DVDでどーぞ、オススメ。泣けます。ただし、ハッピーエンド、というわけではありませんので、一応ご忠告。>この「ペイ・フォワード」については、12月発行予定の『錦丘高PTAだより』にも投稿済みです。合わせて読んでいただければ幸いです。)「ペイ・フォワード」できる錦丘人材を育てることが堀の究極の夢です。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
<次回、Part4へ。いよいよ、bottom(お尻・底・げべ)からの成り上がり大出世!>
<To be continued.>
錦高日記10月20日(火) ~1年生 探究活動フィールドワーク②~
本日、1年生の「総合的な探究の時間」において、フィールドワーク②が実施されました。抜けるような青空のもと、生徒たちは「防災・減災」チームと「伏見台商店街」チームとに分かれ活動しました。
「防災・減災」チームは防災士の方に付き添われ、付近の避難所や危険箇所などを見て回りました。「伏見台商店街」チームは、アポイントを取った商店を訪れ、自分たちが用意した内容のインタビューや店内外の様子の観察などを行いました。
学校に戻ってからは、それぞれの部屋で整理会を行い、机の上に広げられたシートに自分たちの気づきを書き込んだ付箋を貼り、本日の活動の成果を分析し、記録していました。
このような活動は、大学での学問や職場での活動には不可欠なものだと思います。友人たちと協力して、1つのプロジェクトを実行するという経験は、きっと彼らの未来の糧となると思います。
ご協力いただいたたくさんの防災士の方々、商店街の方々には、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。
錦高日記10月19日(月) ~華道部 放課後の風景~
月曜日は華道部の活動日です。今日は華道部にお邪魔しました。
講義室Dに向かうと、生花の香りが漂って来ました。本日のお花は、ユキヤナギ、菊、竜胆でした。ユキヤナギは春に白い小さな花をたくさんつけ、とても華やかなのでご存知の方も多いと思います。秋が深まると細かな葉を美しく赤く染めるんですね。筆者はユキヤナギの秋の姿を知らなかったので、小さな感動を覚えました。(ハイシーズンの姿ばかり見てはだめですね・・・)
華道を教えてくださっているのは廣瀬先生です。京都の大覚寺にルーツ(という表現は使ってよいものでしょうか?)をもつ「嵯峨御流(さがごりゅう)」を学ばれたそうです。黒板には「右盛体」「左盛体」の文字が。まっすぐではない花材のときには右(または左)に45度傾けて生けるのが基本だそうです。
部員に「生け花のおもしろいところは?」と聞くと「色合いです」と答えてくれました。お花と触れ合うことによって、彼女たちの心は色彩豊かになっていくのだろうと思いました。
錦高日記号外 ~いしかわ高校科学グランプリへの参加~
10月17日(土)に、いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に、本校の生徒4グループ総勢27名が参加してきました。彼ら彼女らは24Hや自然科学部などの有志たちで、この日のためにしっかりと準備をしていたグループもあります。午前中は90分の筆記競技(物理・化学・生物・地学・数学・情報の6分野)を、午後は120分の実技競技(総合系)を行ってきました。
実技競技の内容は、A4上質紙で支柱を製作し、その耐荷重を測定するとともに、そのデータを用いて、ちょうど20kgで壊れる(物理用語で”座屈する”といいます)支柱をつくるというものでした。本校選手の中には、非常に精度の高い支柱をつくることに成功して、測定後に思わずガッツポーズの出たグループも見られました。
この日の結果は、11月中旬に発表されます。結果がわかりましたら、またお知らせいたします。また、本校参加者の半数は1年生でした。来年度も是非参加して上位成績を目指してほしいと思います。
錦高日記10月16日(金)Ⅱ ~1年生 ボキャブラリーコンテスト~
1年生の毎週金曜日の朝学習(8:15~)の時間帯は「ボキャブラリーコンテスト」になります。三藤副校長先生がつくられた25題程度の英語の問題をスマホ等を用いて回答していきます。(スマホを持たない生徒のために紙でのテストも用意しております。また、本校では教室内でスマホ使用の授業を行うときは、入り口に看板が掲示されます。)本日朝も真剣な面持ちでテストにむかいあう生徒たちの姿をみることができました。さて、今回のテストの学年平均点は、21点(25点満点)になるそうです。日頃からの努力が「なりたい自分」を達成するために必要な大きな武器をつくってくれるのではないでしょうか。
錦高日記10月16日(金)Ⅰ ~運動部 新人戦に向けて~
本日朝7時半頃の体育館及びトレーニング場の様子です。体育館では、女子バスケットボール部の有志数名が一生懸命にシュート練習を行っていました。また、トレーニング場では、男子バレーボール部の有志数名が地道な筋トレを行っていました。いよいよ1ヶ月をきった後期新人戦に備えて、自主的に努力中です。1,2年生の諸君も頑張っていますね。(当然、勉強もしていますよ。)
錦高日記10月15日(木)Ⅱ ~2年生 アリガトウね!~
2年生の教室では、昨日の放課後にワックスがけが行われていました。
本日の朝7時頃に、ある教室前を通ってビックリ!!何とすべての机が室内に入れられ、しかも美しく整えられているではありませんか・・・。室内にはたった一人で黙々と作業をしている女子生徒の姿がみられました。思わず心の中で「アリガトウね!お疲れ様!!」とつぶやかずにはいられませんでした。さすが錦生です!!!
錦高日記10月15日(木)Ⅰ ~文芸部等 「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」入賞・入選~
購買のアイドル”錦丸すみれ”ちゃんが、ハローウィンモードになっています。
さて、本校の昼休みや放課後は、マルチメディアセンター(図書室)や情報実習室での創作活動が盛んです。錦丘中学生と高校生が同じ場所で活動する様子もみることができます。先日、株式会社伊藤園の方から「第三十一回伊藤園おーいお茶新俳句大賞」において、本校生徒4名の作品が入賞・入選した旨の素敵なお知らせが届きました。応募総数195万4889句の中から見事選出された彼女たちの入賞・入選作品を紹介します。
都道府県賞: 『オイラーの等式滲む炎天下』 (35H石原彩華さん)
佳 作: 『初時雨スカート重くなる朝』 (28H加藤千晶さん)
同 上: 『着ぶくれを恥じて着崩すバスの中』 (28H岸川怜奈さん)
同 上: 『うすごほりかすかに光るアスファルト』(35H川崎志穂さん)
今回、石原さんの作品は「おーいお茶」のパッケージに掲載されることになります。(出会った方は教えてください。)また、すべての入選作品を伊藤園のHPからみることができます。
11月からは新たに「第三十二回伊藤園おーいお茶新俳句大賞」の募集が開始されるそうです。皆さんも秋の夜長の創作活動にでもチャレンジしてみませんか。(筆者は芸術の秋よりも食欲の秋なのですが・・・!?)
錦高日記10月14日(水)Ⅱ ~陸上部 部活動激励費授与式~
本日のお昼休みに、今年度2度目の『部活動激励費授与式』が校長室にて行われました。
お忙しいなか、急遽この時間のためだけに駆けつけてくださった井波秀俊PTA会長様から、激励費の授与を受けた陸上部の22H雨池祐大さんは「(学校の臨時休業期間や土日祝日などを含めて)これまで休まず毎日積み重ねてきた自分の練習を信じて、当日はベストを尽くしてきたいです。」という旨の立派な決意表明をしてくれました。
今後、彼は10月23日(金)~25日(日)に福井県営陸上競技場で行われる第25回北信越高等学校新人陸上競技大会の5000m及び3000m障害の2種目に出場します。雨池さんの今後の頑張りも期待しています。
錦高日記10月14日(水)Ⅰ ~図書委員 読書の秋!~
本校では、9月15日から本日までを1回目の”読書推進期間”ということにしており、マルチメディアセンター(図書室)前には、素敵なお薦めの本の紹介掲示物が掲示されています。さて、部屋の中に入ってみると、図書委員の皆さんがつくったPOP(ポップ)がすぐ目に飛び込んできます。楽しげに工夫を凝らされたPOPをみると、ついその本を手にとってみようかなという気にさせられます。また、11月3日(火・祝)の学校公開日に行う予定の教育講演会の講師としてお招きしているスーパードクター福井大学医学部教授 林寛之先生の著書なども特別コーナーに置かれています。読書の秋!!(筆者は食欲の秋・・・)是非、生徒の皆さんにはこれらの本を一度手にとって読んでもらいたいと願ってます。第2弾は11月からスタートします。
※今年度の教育講演会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、保護者の方々の参加はご遠慮いただくこととしております。ご承知おきください。
ほりほりの部屋Vol.31「最近ちょっとうれしかったこと、3つばかり~Part3ひと休み~」
皆さん、こんにちは。堀です。今週末、日曜日、金大SOLTILOグランドにて、本校サッカー部が一大イベントの「選手権」でキックオフ!強敵、航空高と激突!撃破すること、心より期待しています!健闘を祈ります!GATで!!
「うれしかったこと・その①」
先月末、和倉温泉グランドにて、サッカー部は金商を見事に破りました。その際、とても素晴らしい光景に出会うことができました。No.9を背負った、K太(仮)君、ハットトリックどころか、4点もたたき込む大活躍でした。右上コーナーに決めたミドルもステキでしたが、それ以上に心動かされたのが、終盤に仲間がゴールを決めた際の喜び方!両手をあげて、自分が決めた時以上にはじけた様子!チームっていいな、と改めて感じた瞬間でした。次の相手は3年生主体で、県外から入学している者も多いそうですが、臆せず!「チーム」錦としてぶつかって欲しいと願ってます。応援しています!
「うれしかったこと・その②」
写真は季節のフルーツが乗ったデニッシュ。高山のパン屋さん「トラ〇ブルー」お得意の一品!全国のファンがここのパンを買いに。常に行列ができる名店。いつ行っても新作があるので、ついつい買いすぎてしまいます。どれも見事に「まいう~」!太鼓判です!
堀の趣味の一つに、「高山」があります。岐阜の高山市のことです。ちょうど諸君の年頃、高校2年生の夏休み、電車に乗って1人旅して以来、毎年、真冬を除いて年4~5回訪れていました。もう40年通い詰めてます。大好きな町です。3年生諸君!進路決まったら友達と思い出作りにいかが?オススメ!日帰りも十分可能です。
今年はコロナ禍で行けず、先日、10ヶ月ぶりに訪問できました。驚きました・・・人がいない・・・古い町並みが残る「三之町」通りも、「宮川」沿いの朝市も、「陣屋」前も・・・閑散とすること、初めて訪れた40年前よりもすごかった・・・40年間、町の変遷を直に眺めてきました。日本経済の高度成長期、年収高騰とともに観光旅行ブームが起こり、昔ながらの町並みと素朴な人情や料理に全国の日本人が引きつけられた頃、やがて、「インバウンド」と呼ばれ、年配の裕福な欧米人旅行客が「本物の日本」を求めて来日するブームを経て、韓国、台湾、中国、東南アジアからの平日も含め、巨額のおマネーがおもしろいように高山に落ちていたつい最近まで、朝市のおばちゃんたち、GATでした。ところが・・・行きつけのお店で健在のところもあれば、土日祝日のみ営業のところもあり、いつ張られたかわからない「しばらく休業します」の黄ばんだお知らせも所々で見かけ・・・輪島の朝市、高山の朝市、そして近江町市場、毎週いずれかのマーケットで買い物してきている身としては、「日本中の観光地、瀕死の状態」というコトバが体感として理解できる今日この頃なのです。
こういう時でも、やっぱり強いのは、地元の常連に支えられている、「ぶれないお店」です。高山市内最高の「味噌カツ」を出す隠れた名店のおじちゃんおばちゃんの笑顔やら、「焼きそば」がガイドブックには名物と紹介されているケド、実はそこの「ラーメン」こそが地元民が最高評価の「高山ラーメン」で、出汁の正体まで教えてくれるお姉さんの小気味良い説明やら、高山の至る所にある屋台の「みたらしだんご」屋さんは実はお店によって、だんごの固さ・柔らかさ・焼き加減・香ばしさが微妙に異なっており、堀はある橋のたもとのお店の固さとそこのおばちゃんのツンデレさに懐かしさを感じるやら、マツコ絶賛の「あげづけ」「こもどうふ」は陣屋近くのお店の味付けの濃さが高山元来のもので、ここもツンデレ・無愛想のおばちゃんの対応やら、飛騨牛をふんだんに使った「ビーフカレー」のみがメニューのお店の、内装までシンプルな様子やら、世界大会3位入賞の実績と本当に楽しい・美味しい創作「パン」を提供し続けるシェフと店員さんの究極の神対応・おもてなしやら、9月には毎年、堀お気に入りの限定版の「ひやおろし」を提供する作り酒屋さんの杉の葉を玉にした「酒ばやし」やら、ホンモノはちゃーんと健在でした!ブームに乗っかろうとした「後発組」は、この10ヶ月でほとんど淘汰されていました。ずっと関係を紡いできた、贔屓のお店は皆、GATで踏ん張ってて、うれしかったという話です。残る店、数世代に掛けて生き延びるお店の見分け方って、「投資」先をよーく考えるのと、とても似ているなあ、と思ってます。(今、1300です。)
「うれしかったこと・その③」
やっぱ、映画です。月4~5本がゼロとなって数ヶ月・・・耐えました。最近は月2本ペースくらいです。本来、ゴールデンウィーク公開予定だったものが、この秋、公開ってカンジのが多いですね。でも、全世界一斉公開のような洋画は、欧米での映画館に関する規制が解かれていないので、再延期となるもの続出です。(日本だけ先行公開して欲しい・・・)「トップガン」を初めて見たのは、アメリカ・テキサスの映画館でした。当時の日本公開に先駆けること、約1年。日本の誰より早く観たぞって、自慢でした。ラストシーンで米軍機がソビエト機を打ち落とした時は、観客総立ちで大拍手・大歓声、堀も興奮してホストファーザーと抱き合ってましたっけ。その続編が、なんと30年以上の歳月を経て公開されるのが、「マーベリック」。5月公開が12月になってるけど、ひょっとして、007の最新作「No Time to Die」が再延期で公開日未定になったのと同じになるのかも・・・てな世界の情勢もあって、最近観るのは邦画ばかりです。今公開中でイチオシは、ズバリ「浅田家!」です。文句なしの感動作です。前半はユーモアたっぷり、軽いタッチの笑いも随所にちりばめてあるのですが、あの「3・11」の後、映画の空気が一転します。ハンカチ、否、タオル必需品?!涙活にもってこい?!見終わるとスッキリしました。(あくまで個人の感想です。)
映画の前半、二ノ扮する主人公と父親との会話場面。「お父ちゃんはなりたかった自分になれたの?」「うーん、どうかなあ。(中略・ネタバレになるので)おまえはなりたい自分になれるといいな。」諸君に、堀がたびたび問いかけている「なりたい自分」というキーワードがズバッと出てきて、ドキッとしました。そして、この「なりたい自分」こそがこの映画を貫くテーマの一つなのです。(あくまで個人の感想です。)なので、錦生は必見か?!3年生諸君はDVDになってからでも!是非!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
<次回こそ、Part3へ。To be continued.>
錦高日記10月13 日(火) ~1年生 探究活動~
本校の時間割では、毎週火曜日と金曜日の7限目に、探究活動またはLHが入っています。それぞれの学年がどのような活動をしているのか、のぞいてみました。
まず、1年生です。最近の1年生の探究活動は、10月20日(火)に行われる予定の『フィールドワーク②』に向かって、質問事項や場所の確認などを行っています。グループによっては、地図を見たり、訪れる店舗の情報を得たりするためにスマホも活用していました。メンバーと話し合いながら、必要な情報をワークシートに書き込んでいました。入念な準備が、充実した体験活動に繋がります。
錦高日記10月12日(月) ~身体計測の実施~
本日の午後に「身体計測」が実施されました。例年4月に行っている年に一度の、生徒たちの大事な成長記録会は、コロナ禍によって大幅に延期されており、ようやく今日行うことができました。視力、身長、体重、聴力、視力の4項目の計測は、密を避けるため、各検査会場に入れる人数を制限して行うなど工夫して行ったため、例年よりもかなり時間がかかっておりました。さて、昨年の記録と比較し、自分がどれくらい成長できたのかが大変楽しみですね。(是非、夕食時にでもお子様の話を聞いてあげてください。)
気温が下がり体調管理が難しい季節となってきましたが、今後もしっかと食事を取り、良質の睡眠、適切な運動を行うことなどで、新型コロナウイルス感染症の予防とともに、健康な心身を保っていってほしいと願っています。
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