学校日誌

学校日誌

錦高日記8月4日(火)Ⅱ ~生徒会執行部&総務委員、頑張っています!~

 本日の午後も、生徒会室では生徒会役員と総務委員の諸君が紫錦祭のオープニングやフィナーレにおける司会原稿づくり、各催事に必要な備品の割り振り表の作成など、一大イベントのための下準備を行っていました。コロナ禍により、例年とはまったく違う紫錦祭の準備と運営。梅雨が明け、気温の高い毎日となっていますが、冷房の効かない部屋で彼ら彼女らの作業は続いています。(いつも本当にアリガトウね。)工夫のしどころは満載で、準備に余念はつきません・・・。

    

錦高日記8月4日(火)Ⅰ ~がんばれ、3年生!オープン模試~

 昨日から、3年生の希望者を対象にオープン模試が行われました。志望する大学別に実際の入試問題に沿った問題が出題されます。試験時間も本番と同じです。したがって、大学によっては、2日間をかけて模試が実施されました。

 夏は受験の天王山とよく言われますが、山を登る時には裾野から一歩一歩登って行くのと同じように、目標に向かって焦らず着実に上を向いて進んで行って欲しいです。

 今週末、3年生はセンター型の模擬試験を受けることになっています。がんばれ!3年生!

 

錦高日記8月3日(月) ~保護者懇談期間が始まりました~

 本日から、生徒たちは夏休み、学校では保護者懇談期間が始まりました。やっと梅雨も開け、夏らしい強い日差しが降り注ぎ、30度を越える気温の中、たくさんの保護者の方においでいただきました。順番を待っていただく教室前は、残念ながら冷房は効きません。窓からは熱風が・・・そんな環境を思ってか、うちわを置いてあるクラスがありました。(このクラスには椅子に座布団も敷いてありました。おもてなし、ですね。)

 

 おもてなしといえば、待っていただく間に見ていただこうと、廊下には情報誌の他に、学級日誌やクラスの生徒達の寄せ書きが貼ってあるクラスもありました。こんなクラスにしたい!自分はこんな人です!といったことが書いてあり、ご家庭では見られない子ども達の姿が垣間見られるのではないでしょうか。

   

 今回の保護者懇談はコロナ禍ということもあり、ご来校いただく際には健康チェックをお願いしています。教室内の面談場所には、保護者と担任の間にアクリル板が設置されています。仕切りがあると隔たりを感じがちですが、ぜひ、コロナ禍を乗り越えて、がっちりと繋がりを築いていただきたいと思います。

 

錦高日記7月31日(金)~紫錦祭に向けて 食券販売がありました~

 今日は1学期(?)最後の授業日でした。明日から短い夏休みが始まります。生徒達も先生方も、ちょっと一息です。

 本日の5・6限目に、3年生による紫錦祭の食券販売がありました。学年を半分にし、時間制限を設けて体育館で行いました。例年であれば、たくさんの人が一気に食券を求め、長い列を作るのですが、今日は”計画通り”スムーズに販売できました。3年生たちはこの日のために手作りした看板を持って、大きな声でお客さんを呼び込んでいました。作成したポスターの中にはユニークなものもあり、人々の注目を集めていました。

 今年の紫錦祭は、コロナ感染症拡大防止のために、一般公開を行わず、錦丘中学校の生徒も参加せず、1日のみの開催となります。様々な制限もありますが、きっと生徒達は工夫を凝らして、ギュッと凝縮された、楽しい紫錦祭を創り上げてくれると期待しています。

     

 

錦高日記7月30日(木) ~先生の助っ人参上!~

 本校卒業生である大学生の宮原大夢さんが、夏休みを利用して、学習支援サポーターとして本校に手伝いにきてくれました。今日は、社会や英語授業のサポート、化学実験指導のサポート、数学小テストの採点、職員室での印刷物の手伝いや健康チェック票の回収ボックスの製作など、マルチに校務のお手伝いをしていただきました。8月中にあと数日来てもらうことになっていますが、成績をつけたり、保護者懇談会の準備を行ったりするなどちょうど忙しい時期にある我々教員にとって、大変心強い助っ人となりました。アリガトウ!(彼への仕事の依頼は、ホワイトボードに書いておくことで成立するのです。)

  

【お知らせ7/30】保護者及び卒業生の皆様へ ~令和2年度の紫錦祭について~

 日頃より、本校の教育活動に対して、ご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

 さて、本校の文化祭である「紫錦祭」を下記の日程で開催いたします。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、日程を2日間から1日のみとし一般の方への公開や、錦丘中学生の参加も取りやめるという苦渋の決断をいたしました。よって、本年度の紫錦祭は、十分な感染症対策を行ったうえで高校生のみが参加するものといたします。

 つきましては、誠に申し訳ありませんが、保護者・卒業生の皆様におかれましても来校をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

   8月27日(木)準備日(終日)

     8月28日(金)1年ステージ発表、2年催事、3年模擬店、委員会・部活動企画、展示等

                            石川県立金沢錦丘高等学校長    堀  義明

                            石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長 井波 秀俊

 

錦高日記7月29日(水) ~1年生 ICTで英語のテスト~

 今週、1年生は、ICTを用いて英語のテストを受けています。

 まず、各自のスマホに向かって指定された英文を読み上げる音読テスト。録音された音声データはGoogle Classroom内の指定の場所に送信されます。次に教科書の内容にそってリテリングテスト。生徒達は自分の英語で教科書の内容を要約し、同じようにして音声データを提出します。

 次にライティングテストです。テーマが与えられ、1分間の構想の後、キーボードを使って自分の意見を入力していきます。最後にプリントアウトされて、採点されます。コロナの影響で、まだ情報の授業ではPCを使用していない1年生の中には、キーボードと格闘する者も。大文字にするにはどうしたらいいのか、ピリオドはどこにあるのかなど、スマホなら素早く入力できる生徒も、キーボードには不慣れな者が見受けられました。

 ICTの発達した現代で生きるには、PCに慣れることも必要だと思います。練習を重ねて、スマホのように使いこなせるようになって欲しいと思いました。

【お知らせ7/29】保護者の皆様方へ ~保護者懇談会に際してのお願い~

 平素より本校の教育に対しご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

 さて、本校は1学期の保護者懇談会を8/3~8/7(クラスによって異なりますので、ご注意ください。)に予定しております。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、下記の点についてご協力願います。

 ・当日、発熱等風邪症状、気になる体調不良等がある場合は、学校(076-241-8341)に連絡のうえ、来校をお控えください。なお、代わりの懇談日については担任と打ち合わせてください。 
 ・来校前の検温、来校時のマスク着用をお願いいたします。

    ・来校された際には「錦丘健康チェック」の用紙に健康状態を記入しご提出ください。この用紙は生徒玄関奥の中央階段1Fに置いておきます。(または予めお子様に配付したもの、このHPよりダウンロードしたものを、当日記入してお持ちいただいても結構です。)提出は同場所に置いてある回収ボックスにお願いします。

    以上、ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします。  

                                       石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明

 

錦高日記7月28日(火)Ⅱ ~きっと、次回もおもしろい! 錦丘ラウンドテーブル~

 7月22日付け錦高日記に「ラウンドテーブル」実施のご報告をしました。その時に各グループが作成したまとめのポスターが、中央階段2階に掲示されています。

 参加者の写真入りの掲示物には、当日参加した生徒だけでなく、参加しなかった生徒たちも立ち止まります。「これからの授業」はこんなのがいい!というアイディアの数々には、うなづく内容も、(私たち教師にとっては?)ドキッとする内容も書かれています。(例えば、眠くない授業、とか・・)ポストコロナの社会で学校がどのように変わるべきなのかを、自由に意見を出し合って、それが「楽しい」と感じてもらえたらいいなと思います。

 きっと次回も、興味深いテーマで、刺激的な意見のやりとりが行われると思います。より多くの生徒達の参加を期待します!

  

 

錦高日記7月28日(火)Ⅰ ~2年生 課題研究 課題・仮説設定の巻~

    本日の7限目、2年生は課題研究を行い、「課題・仮説の設定(全5回)」のラストの時間としました。これ以降は、自分たちが設定した課題やその課題に対する仮説を実証する調査や検討などを行う時間となっていきます。

 各グループでは、生徒たちメンバーによる活発な議論がかわされていましたが、担当の先生が一生懸命にアドバイスをしている姿も見られました。現在、45もの研究グループ(志を同じにした2年生がクラスに関係なく混在しています。)があり、中には外部の方々ともつながって「伏見台商店街の活性化」や「世界初!オンライン部活動を創る」などというテーマで研究を行うところもあります。昨年度も面白い視点での研究発表が多数ありましたが、今年度も熱の入った研究が期待されます。

 ☆2年生課題研究 研究テーマ一覧表.pdf

      

ほりほりの部屋Vol.20「成績通知表って何のため?~保護者に通知?それだけ??~」

 皆さん、こんにちは。堀です。テスト結果に一喜一憂せず!常に謙虚にGAT!

 今日も蒸し暑いですねぇ~。湿度がぁ耐えがたし!知り合いのあるALTがかつて、こんなことを言っていましたっけ。“Japan has 5 seasons: summer, fall, winter, spring and rainy!”日本の梅雨独特の高温多湿がもたらす不快さは万人共通で、春でもない夏でもない別物のようです。それにしても長梅雨です。今月中に明けるかな?あと4日、踏ん張ろう、お互いに!!本日も、エアコン活躍中!換気しながら・・・。

 先日、ダー子、ぼくちゃん、リチャードが活躍する、4ヶ月遅れ(?)の最新映画の公開初日初回上映を観てきました。大笑いしに行ったのに、不覚にも、ラストシーン近くでぽろぽろ泣いてしまいました・・・傑作です!良い意味で裏切られます、前作までとは違った意味で。そう!この映画冒頭での、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイの名言の引用は、まさに、シリーズ化されている中で、今回の映画製作そのものについて述べられたものではないか、と堀は感じました(あくまで個人の所見)。

There is nothing noble in being superior to your fellow men; true nobility is being superior to your former self.   

Ernest Hemingway / American writer (1899-1961)

(ダー子の声で日本語訳がかぶります。)「他人より優れていることが高貴なのではない。本当の高貴とは、過去の自分自身より優れていることである。」

→「今回のこの『プリンセス編』は、他の映画と比べても意味はない。むしろ、過去の今までのシリーズと比べて欲しい。全く違う次元に進歩しているから。」という制作側や出演者からの強烈なメッセージだと受け取りました(あくまで個人の所見)。オススメ!!

<今までの詐欺師、総出演、オールスター版!とか、三浦〇馬のコメディアンとしての見事な資質もこれが見納めか・・・とか、コロナが終息したら是非とも諸君に訪れて欲しい国、近い将来、世界経済の中心の1つ(ハブ)となるであろう国、シンガポールの魅力満載!とか、「えっ?!あの子、すずちゃんじゃないの?すずちゃんやとばっかり思ってた!」とか、エンドロール中に「スクリーン」から出ちゃだめよ、最後のオチを見逃さないように!(実際、何人も出て行っちゃった・・・もったいない・・・)とかとか>

 さきほどの名言の続きを以下に記します。(堀の名訳<迷訳?>付き)

It’s easy to compare yourself to other people. Almost everyone does it. Each person secretly says, “I’m better than she is...I am more intelligent than he is...I work harder than that guy...I am a nicer person than she is.” It’s fun to compare yourself to other people. It makes you feel noble and good.

But comparing yourself to others is meaningless. Why? It has no meaning because there will always be people who are better than you. And there will always be people who are worse than you. So these comparisons are a waste of time.

There is only one comparison that has meaning. What is it? It’s the comparison between you today and the person you used to be. In other words, are you a better person today than you were one year ago? If you are a better person today, that’s great: keep up the good work! But if you are not a better person today than you were in the past, then maybe it’s time for some serious changes in your life.

・堀訳(この訳には様々なテクニックを使用。知りたい人は校長室へCome!Come!)

「仲間より優れていることに、いささかの気高さもありはしない。すなわち、真の気高さとは、過去の自分より優れていることである。」アーネスト・ヘミングウエイ

 自分と他のひとを比べるのは自然なこと。ほとんど皆、していること。誰しもこんな風に密かにつぶやくもの、「私はあの女よりはまし・・・あの男より賢い・・・あいつよりがんばってる・・・あの女よりはいいひとだ。」。自分を他のひとと比べるとうれしくなる。立派で、いいひとになったかのような気分になる

 でも、自分を他のひとと比べても意味はない。なぜか?それは、生きていればいつだって、自分より優れたひとがいるから。同じように、自分より劣ったひともいつだっているから。だから、こんな風に他のひとと比較するなんて、時間の無駄。

 一方で、意味のある比較がたった1つだけ存在する。どのような比較か?それは、今の自分と昔の自分との比較だ。つまり、1年前の自分より今日の自分がいいひとになっているか、ということだ。今日、いいひとになっていると思えるなら、それはすごいこと。そのままのやり方で進めばいい。でも、過去の自分より今の自分が進歩していると思えないなら、その時こそ、自分の生き様において、真剣に見直しをすべきタイミングが来ている可能性はかなり高いと言わざるを得ないだろう。

 当時、富山県最大級のマンモス中学校(1学年400名超!1クラスに45名!)、高岡市立志貴野中1年学年末の「通知票」とその5年後、富山県立高岡高校卒業時の「通信簿」です。(高校時の中身に興味がある人は校長室へCome!Come!)

 本校は、「成績通知表」と呼びます。来週、保護者懇談の席上で、あるいは、郵送されて、各家庭へと届けられる予定です。元来、保護者に我が子の学校での様子や各教科の成績を知らせるためのものです。高校においては、小中学校とは異なり、詳細な文章での表記箇所は激減しており、数値データがその大半を占めています。卒業後の「踏み台」として、ほぼ全員が上級学校への進学志望の場合、特に3年生諸君にとって、今回の数値データは極めて重要な進路判断材料となることは事実です。

 しかしながら、堀は諸君に(保護者の方々といっしょに)今1度考えて欲しいことがあります。数値そのものの良し悪しではなく、なぜその評価点になったのかを考えるきっかけとして、つまり、今学期、何ができて、何ができなかったのか、諸君個々人が、保護者の方々といっしょに、具体的に振り返るための指標として捉えて欲しいのです。満足できる評価点の教科もあれば、不満な教科もあるでしょう。考えてください。話し合ってください!ホーム担任を始めとする本校教員にも相談してください!「なりたい自分」のために必要な教科なら、貪欲に、本気で取り組みましょう!他のひとと比べると自分はだめだから「なりたい自分」をあきらめるの?この考え方、なんか違和感ありませんか??ヘミングウェイの名言、今一度、読み直しましょう。

 また、今回は3回あるうちの初回の成績通知です。ここが出発点となり、今後、どのように評価点が変化していくか、つまり、「個人内評価」の変化にも是非とも注目して欲しいと思っています。必ずや、上昇させて欲しいと願っています。他のひとと比べるのではなく、過去の自分と今の自分を、さらには、今までの自分とこれからの自分を比べるのです。あきらめずに、粘って粘って、繰り返すことで、慌てず、地道に、でも確実に、「なりたい自分」に近づいて欲しいのです。自身の力を過信した「うさぎ」ではなく、己を知り、己のペースでゴールにたどり着く「かめ」であって欲しいのです。

 「偏差値を追うな!偏差値は後からついてくる!」偏差値自体を、大学入学自体を、目標とする生き方はもう、止めにしませんか?偏差値も大学も所詮、通過点であることをお忘れなく!「踏み台」に過ぎないことお忘れなく!100年もある人生、常に「よくなろう」とする姿勢を維持しましょう。約1年半後、退職したら何しよう?2年生といっしょに卒業したら何やろう?堀「がめ」のゴールはどこ??視界不良なりねぇ(コロ助風に)。ワタシハダレニソウダンスレバイイノデショウ??Save ME, please!! ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記7月27日(月)Ⅱ ~教室の掲示物Ⅱ~

 教室の掲示物には、ホーム担任や学年の思いや個性が現れています。朝の校内巡視の際に目にすることができた、とある教室の掲示物を3種類紹介いたします。皆さんなら、どれに一番興味を持ってみられますでしょうか・・・!?

     

 

 

錦高日記7月27日(月)Ⅰ ~錦をさらに華やかに 6-7月の花々たち~

 本校の中央階段の踊り場には華道部の活けた花々が飾られます。ちょっと物憂い月曜日の朝でも、色鮮やかな季節の花々を見ると「今週もがんばってみよう!」という元気がもらえます。今日は、華道部顧問の加納先生がご紹介してくださったオレンジのバラ「エマハミルトン」からこれまでの花々をご紹介します。

     

 いかがだったでしょうか。バラ、花菖蒲、紫君子蘭、向日葵、そして竜胆へと、季節が暑い夏へ向かって行くのが感じられます。今年はまだ梅雨が明けていませんが、うっとおしさを忘れて、ちょっとゆったりとした気分になっていただけたら幸いです。

錦高日記7月22日(水)Ⅱ ~大学生に向けて~

 20日に続いて、Zoomによる、教職を目指す大学生に対する公開授業がありました。学生たちに実際の授業を見てもらい、その後、意見交換や質疑応答を行うといったものでした。(生徒達の個人情報は堅く守られております。ご安心ください。) 20日は32Hと17H、22日は13Hと28Hの英語の授業が公開され、その後は英語科の鈴木先生が大学生とやりとりをしました。学生達の質問の中には、「なぜ、英語の教師になろうと思ったのか。」といったことも含まれ、鈴木先生はご自身の経験をもとに誠実に答えていらっしゃいました。「生徒から、先生!ここがわからないよ!と言われると嬉しい。なぜなら、その言葉は、その先生を信頼している証だと思うからです。」という鈴木先生の回答がとても印象的でした。

 

錦高日記7月22日(水)Ⅰ ~第1回錦丘ラウンドテーブル開催~

 昨日の放課後、4F物理講義室を会場として、『錦丘ラウンドテーブル』と称した、予め設定されたテーマについて皆が自由に意見を出し合い共有する会が行われました。会場には、生徒約40名と本校教員8名が集まり(放送部の皆さんが会の様子をカメラに収めていました。)、「これからの授業」をテーマとしてディスカッションを行いました。

 まず、会の発案者である3年生の片岡鈴々さんから、この会の開催を皆に呼びかけた熱い思いなどが参加者に語られ、①議論中、誰に対しても敬語は一切使わないこと ②グループの全員が平等に話し合いに参加できるようお互いに配慮しあうこと ③議論中に「でも」などという他人の意見を否定する言葉は決して使わないこと などの会のルールが共有された後、グループ毎に自由なディスカッションが始まっていきました。3年生のグループリーダーたちが司会を行い、自己紹介、これまでの学びの中での好きな授業とその理由、好ましい授業の共通点を挙げるなどして、生徒と教員の双方が望む授業のやり方についてお互いの考えが深められるよう導いていき、最後に、意見を述べ合った仲間たちとエアハイタッチをして締めくくりました。その後、各グループで出た意見や考えを模造紙に書くことによって全体で共有していきました。参加の生徒にも教員にもたくさんの笑顔が見られ、お互いに良い時間を過ごすことができたのだと確信しています。

 次回のテーマは「これからの進路」であり、8月に実施される予定です。自分の意見を臆せずに他人に伝えたり、他人の意見を引き出したりできるコミュニケーション力は、これからの時代にますます重要視されるものだと思います。次は、1年生たちも物怖じせずにたくさん参加してくれることを強く期待しています。

            

 

錦高日記7月21日(火)Ⅱ ~1年生類型登録説明会~

 本日7限目、1年生を対象に、類型登録説明会が開催されました。

 教務課の沖野先生から、「文系とは、理系とは」について説明があり、勉強したときに「わくわくする学問から選ぶ」とよいことや、苦手科目を避けるのではなく、積極的な姿勢で選んで欲しいこと、行きたい大学の入試科目や将来就きたい職業などを考慮に入れることなどが話されました。その後、理科については礒野先生が、社会については村井先生が科目選択のポイントを説明されました。生徒達は、フォーサイトを広げて熱心にメモを取りながら、じっと聞いていました。

 類型登録の調査は9月末に行われます。この夏の間に、じっくりと「なりたい自分」とは何かを自分自身に問いかけ、周りの友人や大人の方々と話して、「最後は自分自身が決断」して欲しいと思います。

   

錦高日記7月21日(火)Ⅰ ~新聞部 『錦丘新聞』が発行されました!~

 本日、新聞部の作成した『錦丘新聞』第140号が発行されています。今号の内容は、1面が"生徒会"及び"広がる格差"について、2面が"夏休みの過ごし方"及び"妖怪?アマビエ"についてとなっております。先日、本校の学校紹介動画が配信されました(このHPの”ダウンロード”のページからご覧いただくことができます。)が、この中で現生徒会の活動状況等を述べている生徒会長の26H石川裟紅良さんの思いなども掲載されています。

 さて、今年は学校の臨時休業の影響により、3月~5月までの部活動はまったくできませんでした。5月末の登校日、3年生部員たちがミーティングを行ったときに、やはり最後に何か新聞をつくってから引退するべきでは・・・ということになり、6月から1,2年生部員の力も借りて約1ヶ月の時間で作り上げた魂の作品です。新聞部員たちの熱意・努力と工夫の結晶であるこの作品を、皆様是非読んでみてください。

 

ほりほりの部屋Vol.19「昔の夏は“Homestay”! 今年の夏は“Stay home”?!~語順が逆だと、意味も逆?~今は・・・トビタテナイJAPAN??」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。授業続くけど、GAT!

 今日は1学期終業式!明日からウキウキワクワクの夏休み!のはずでした・・・実際はコロナで失った授業を補うため、明日からも今月いっぱいは普通授業、8月盆明け2週間も授業・・・という展開になりました。諸君もつらいでしょうが、先生方も耐えています。家庭の都合で1日丸々お休み欲しくても、消毒作業だけは他の先生に頼みづらいからという理由で、そのためだけに出勤される方もおられました。(「頼みづらい雰囲気になっているのなら、校長の責任です。家庭を犠牲にはしないでください。」とお願いしました・・・スミマセンでした・・・)諸君同様、先生方も、全く未経験の夏休みに突入します。お互い、思いやりやいたわりの心を、いつも胸に秘めつつ、日々を過ごしてもらえたら、と強く念じています。よろしくお願いいたします。

 今週末から始まる、「GO TO トラベル」キャンペーン。その趣旨は、コロナ自粛で疲弊した日本経済立て直しの起爆剤、のはずでした。しかしながら、東京を中心とした感染者急増の流れの中、東京発着の旅行については補助なし、との決定がなされました。週末4連休、金沢にもたくさん観光客やってくるのかな?「利他行動」と「利己衝動」の間で揺れる日本人の選択や、いかに?!海外観光客は来たくても来れないもんね・・・先日、金沢を代表するカレー屋さん、「ホッ〇・ハ〇ス」に行くと、入り口右手、入店してすぐのところに等身大のインド人店長の写真パネルが、「帰ってこれましぇ~ん」みたいなコトバとともに、ドーンと鎮座しておりました。里帰りでもしてたのかな?逆に、店内にいた他のインド人(とおぼしき)店員さんたちも戻られないのね。こんな地方都市の一飲食店でさえも、グローバル経済が展開する中、コロナの攻撃を受けているのを目の当たりにした次第です。それにしても、スパイスはいい!GAT食品ですねっ!!

 毎年、この時期、夏休み突入の頃になると思い出すのは、リーダーとして引率したアメリカでの「ホームステイ」のことです。7月中旬から8月下旬にかけて、ヒューストン、ラベル(ワイオミング州の小都市)、シアトルの各都市近郊に、それぞれ約1ヶ月間滞在しました。数え切れない、お金では買えない<numerous and priceless>思い出を、引率した生徒たちと共有しています、いまだに。(彼らはもう、諸君らの父親・母親、かそれ以上の年代です。)写真もたくさん撮りましたが、その大多数が押し入れの段ボール箱の奥深くで眠っています。比較的取り出しやすい箱にあった写真をいくつか紹介します。肖像権等の問題があるので、日本人が写り込んでいるものは避けて。

 ワイオミング州にある世界最初の国立公園「イエローストーン・ナショナルパーク」を乗馬しながらの、1泊2日のキャンピング~(なつかしのギャグ)。最後はおしり痛かったけど、馬で高原を延々と疾走したり、マシュマロをキャンプファイヤーで焼いて食べたり、階段状に無数に広がるエメラルド色の温泉池の美しさに感動し、数十メートルの高さまで規則的に噴出する巨大ガイザー(温泉噴出塔)におののき、大陸の桁違いの大きさを肌で直に感じることができました。

 運動神経抜群の、180センチを超える高身長のホストブラザー、ホストファーザーとのツアーでした。3人の顔は引きつってます。それもそのはず、後方に写っているのは、正真正銘、野性のアメリカン・バイソン。地球上最強動物の一種。偶然出会えました!しかし、「最弱動物」にとって、これ以上近づくのは危険とのことで、引き気味の撮影でした。また、後ろの木々が黒っぽく見えるのは、来園した1989年(今から31年前、堀27才、教員生活5年目、白髪・老眼メガネなし!)の前年の大森林火災の後遺症です。

 1989年8月15日、堀にとって、2回目の「ホームステイ」引率終盤、ステイ先のワイオミングの小さな地方空港にて。見送りに来てくれた当時高校3年生のホストブラザーとのラストショット。今、彼は・・・49才かあ・・・Time flies・・・狭い2人部屋で1ヶ月、一緒に過ごしました。Basementと呼ばれる地下室でした。当時は、大げさではなく、核戦争に備えて、アメリカ中の家屋には、田舎でも当たり前のように地下室が作られていました。実際、夏涼しく、冬暖かい快適空間。最初の夜、パジャマに着替えようとしていると、奴は指を指して大笑いし、“In USA, just like this!”(アメリカじゃあ、こんなふうにするんだ!)と叫び、真っ裸でシーツに滑り込んだシーンも、昨日のことのように鮮明に思い出すことができます。教科書は言うまでもなく、TV画像や映画でも伝わりきらない、「異国の地の、異国の常識」。一緒に住んで、食べて、飲んで、経験しないとわからない肌感覚。一晩中、互いの国の文化・風習・食べ物・恋愛等々、様々な価値観について、語り明かした日々。「ホームステイ」こそ、その国の人の本質を知ることができる、唯一無二の方法だと思います。ホテルステイなんて、世界中どこへ行っても一緒、おんなじ。若いときには全く不要!!!「違うこと」、違う価値観を経験すること、そして、それもアリだな、と感じること。グローバル人材となるために大切なのは、そういう経験です。そして、「深く、広く」知るためには、英語が何より大事。あくまで手段として。先日、NHKでアメリカを代表するロックバンド「キッス」の中心人物ジーン・シモンズの特集をやっていました。彼はミュージシャンとしても成功者ですが、ビジネスでも大成功を収めたアメリカ人としても有名です。彼、実は、イスラエル出身。番組後半で、若い日本人シェフがジーンに、「あなたがロックで成功したように、僕は和食で成功したい。秘訣は何か。」と尋ねる場面がありました。ジーンの答えは「英語だ。」世界で通用したければ、英語を学べ。(Learn English.)とだけ、言い放ちました。Queenのフレディ・マーキュリーが、英国で、インド系移民として辛酸をなめつつ、大成功を納めたのと同様、ジーンもまた、米国で、ユダヤ系移民として人生の勝利者となったのです。移民として、異分子として、世界で通用するための必要条件、それが英語なのです。

 やっぱり、諸君に求めるのは、「トビタテJAPAN」です!そして、homestayです。今は、無理。Stay homeです。でも、人類は必ず、コロナを押さえ込みます。そもそも諸君らの人生は100年あるんだから。慌てなくてもいいんです。企業の寿命も18年しかないんです。変化の激しい未来に生きていくんです。だからこそ、道具を、武器を持ちましょう。「読む」「聞く」だけじゃなくて、「書く」「話す」という、4つの技能をバランス良く、統合的に、つまり、それぞれ絡めながら、使える方向を目指すのです。大学も所詮、踏み台。踏み台に乗ることが目的??バカらしい。踏み台にしてこそ、学歴に意味があるのでは??踏み台から、大きくジャンプアップ!Soar up! 人口が減少し、資源がない国を救うべく、こんな時こそ、夢忘れず、人生の大局見失わず、「なりたい自分」目指し、「トビタテJAPAN」!!本来なら、明日から夏休み!の今日、徒然なるままに書き記してみました。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!