学校日誌
錦高日記7月16日(木) ~期末試験、終了!~
今日は1学期期末試験の最終日、1年生は数学、その後に学年集会、2年生は数学と保健、3年生はLC発展と数学または世界史/日本史、その後進路講演会という日課でした。
1年生では試験終了後に学年集会が行われ、生徒指導課の宮岸先生より、SNSの使い方に関する注意事項が改めて伝えられました。「1日の限定公開だから、大丈夫」と思ってクリックしてしまう前にもう一度考えて欲しい、画面の向こうにはそれを見て不快に思う人がいるかもしれない、そういった人たちの「痛みに思いを馳せられる人」になって欲しい、とお話しされました。1年生は初めての「18歳成人」の学年となります。本校在学中に、成人としての心構えを学ぶだけでなく、人として思いやりにあふれた人になって欲しいと思います。
その後、国数英の先生方から、返却後のテストの活用の仕方、これからの学習についての話がありました。1年生も本格的に「高校生」になろうとしています。
ところで今日は、試験終了とともに、パーッと夏空が広がりました。きれいな青空に爽やかな風が吹き、試験後の部活動にはげむ生徒たちの顔も晴れやかでした。そんな中、ソフトテニス部の女子生徒たちが、校舎1階の窓掃除をやってくれました。水をかけてスクイザーで擦ると、汚れがきれいに落ちていきました。ピカピカの窓ガラスになりました!来校される方々も気持ちがいいと思います。本当にありがとうございました!
ほりほりの部屋Vol.18「5ヶ月ぶり!理性と野性の間で~コロナに関する一考察②~」
皆さん、こんにちは。堀です。テスト、終わったね。2・3年生諸君は10~11科目、ご苦労さん。1年生諸君は8科目といえど、高校初の定期テスト。準備の仕方も自信が持てず、プレッシャーもあったでしょう、お疲れ様。今日は部活動でリフレッシュ?速攻帰宅、「動森」三昧?ゆっくり寝る?入試対応学習モード継続の3年生も多いのでしょうね。皆それぞれでいいのです。大切なのは明日以降の「テスト返し」の時間。諸君一人一人個別の課題と弱点が浮き彫りになる時間。間違えることは恥ではありません。間違いを正さない(or正そうとしない)ことこそが恥なのですから。間違いこそが、諸君自身のオリジナル参考書なりよ~(コロ助風に)。間違いに立ち向かうべし!GATで!!
(貸切り状態。コロナのせい?おかげ?)
先日、2月公開の「1917」以来、5ヶ月ぶりに映画館へ行きました。高校生だった頃から振り返っても、人生ダントツ最長のブランク。昨年も60本以上、映画館で鑑賞。毎月5本以上見ていたわけです。映画館で映画を観ることは、趣味であり生きがいです。高1の頃に観た「ロッキー」のシルベスター・スタローンや「スター・ウォーズ」のハリソン・フォードのコトバを字幕無しで聞き取れるようになりたい、と願ったことが、「なりたい自分」英語教師へのきっかけの1つでした。それほどまでに堀の日常に深く入り込んでいたものを150日以上にわたり遠ざけざるを得ず、ストレスを感じることになったのは、コロナウィルスが持つ、ある攻撃力のせいなのです。(映画館に実際行ってみると、「もぎり」の際も係員にチケットを手渡さずに見せるだけ<つまり、もぎらない「もぎり」>、とか、座席も全席指定でソーシャルディスタンス万全、とか、上映中もマスク着用を義務づけ、とか、完全入れ替え制で全席消毒・幕間換気等々、コロナウィルス対策は十二分に実施されているなあ、と感じました。それ以前に・・・先日、観客は堀一人・・・all alone・・・感染リスク限りなくゼロ??大丈夫か、映画館経営?!)
その攻撃力に言及する前に、地球の「生態系」における人間の立ち位置について、今一度考えてみる必要があります。そうすることで、ウィルスから攻撃されている「人としての心」、人間の本質といったものがあぶり出され、後半、逆転する方法、人間が取るべき方向性(映画館が生き残る術も含めて)も見えてくると考えるからです。
そもそも人間は、二足歩行で巨大な頭を持つ裸の猿です。野生の「生態系」においては、運動能力で全ての動物に劣っており、おそらく最弱です。つまり、全ての生物が人間にとっては天敵であり、脅威なのです。
そんな最弱動物が「生態系」の中で生き残れているのはなぜでしょうか?それは、「助け合いの心」(=「理性」)から生じる「利他行動」を進化させたからに他なりません。血のつながりのない赤の他人をも助け、属するコミュニティを守るという、「利他行動」こそが、他の野生生物が持たない、人間唯一の武器となり、知識や知恵を共有し、文明・社会を発展させ、野生生物との闘いに打ち勝ち、現在の繁栄を築いた、ということなのです。
一方で、我々「最弱動物」の中には、野生生物がすべからく持つ「自己中心的思考」、つまり、「利己的本質」(=「野性」)も潜んでいます。後生へ、自らの遺伝子をより多く残すこと、自分および自分の遺伝子を持つものの生存のみを優先するという「利己衝動」とでも言うべき内なるものを持っていることは否定できません。
さらに、現代は、多くの人間が野生生物との闘いから解放され、物質的に恵まれた社会に住み、経済的にも一人で生きていけるという感覚が当たり前になっています。「利他行動」よりも「利己衝動」が優先される世界が広がりつつあります。加えて、高齢化に伴い、自分の人生を楽しむこと、つまり、今の自分が最優先という人間だけが持つ「エゴ」まで必要以上に肥大化させてしまっています。
コロナウィルスは、最弱動物の「利他行動」という唯一無二の武器を逆手に取り、自滅させる方向へ、数的調整へと導くという攻撃を仕掛けてきているのです。諸君も知っているとおり、このウィルスは、無症状で潜伏的に感染が拡大するという、かつてない特徴を備えています。感染して自分が死ぬという恐怖ではなく、家族や仲間に感染させて死なせてしまうかもしれないという不安を人間につきつけているのです。その結果、人間は、ロックダウンやら、自粛やら、休校というような「利他行動」という武器を活用しながらも、自らの経済活動を急速に縮小させる結果となり、このまま進行すれば、自身の生存そのもの、あるいは、コミュニティの存在そのものまでもが危うくなる、という事態に直面しているわけです。また一方で、「自分さえ無症状ならいい」という、「利己衝動」までもが引きずり出されています。場合によっては、国により、民族により、あるいは、年代により、様々な価値観を基に、この衝動がむき出しになって、いろんな場面で対立を生み出している図式は、日本のみならず世界の至る所のニュースから知れるところです。それぞれが自身のコミュニティを守るべく、ブロック経済に走るようなことになれば、前回の世界大戦の二の舞となり、数的調整は一気に加速するかも知れません。<歴史を学ぶ意義ってこういうところにあるのでは?>
人間は今まさに、「利他行動」(=理性)と「利己衝動」(=野性)の間(はざま)で揺さぶり続けられています。仮に人間が「利己衝動」に走れば、ウィルスの思うツボ。後半の逆転劇は起こりません。この試合に勝つためには、ワクチン開発や治療法の確立まで、ある程度の時間を稼いで当面の攻撃をしのぐ必要があります。今こそ、Stay home! With masks! Social distance! という対抗策には、「自分を守る」以上に「家族や仲間を守る」という意義があることを忘れてはなりません。「利他」の精神で!
新薬やワクチンによって、逆転劇は必ず起こると信じています。しかし、再び資源浪費型経済に戻ってしまえば、また新たなウィルス禍が生じることになるでしょう。我々が目指すべき方向はどこなのでしょうか。人間の持つ唯一無二の武器、(日本人には特に長所であり誇れる)「利他行動」(人に迷惑を掛けないことを是とする道徳性、自分よりも周囲のことを思いやって優先する国民性など)の重要性を今一度顧みるとともに、自然と共生する資源循環型経済へ、という意味での「新しい生活様式」へ変容することが肝要なのではないでしょうか。次世代を思いやり、他の生物を思いやり、自然を思いやるという、「利他行動」をさらに進化させることができるかどうか。この試合、その真価が問われています。進化で真価が・・・お後がよろしいようで。最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S.アート・美術関連の小説の名手、原田マハさんのこの本、オススメです!ご希望あれば、お貸ししますよ。
原田さん自身、学生時代に「もぎり」のバイト経験もあるほどの映画好き。この本のストーリーは、「大丈夫か、映画館経営?!」とつながりあり。エンディング、本当に感動的!マジ、泣けます!加えて、この文庫本のオビを見ると・・・泣けます・・・別のイミで。様々な方面からの映画出演依頼を、「コメディアンとしてのイメージを崩すことになるから。」との超プロ意識から、長年、拒否し続けていた志村けんさんの初主演(初出演?)映画でした。口説き落としたのは、日本映画界の重鎮、山田洋次監督。クランクインしたばかりの今年の春、コロナ罹患の報道が出てから、あっという間でしたね・・・
志村さん主演の映画を観ることはもうありません。残念です。昨年、NHKの「となりのシムラ」シリーズで、新境地を開拓しつつあるときだっただけに、よけいに口惜しいです。沢田研二さん(ジュリー)が代わりを務めるとのこと。撮影再開されているのかな?映画楽しみですが、今はただただ、「合掌(これは「キネ神」からのパロディ。読んだらわかる。)」。
錦高日記7月15日(水) ~生徒会執行部の活動~
期末試験3日目が終了しました。本日は1年生が現代社会と保健を、2年生が生物基礎/地学基礎(文系)または物理基礎/生物基礎(理系)と現代文とコミュニケーション英語Ⅱを、3年生はコミュニケーション英語Ⅲと世界史特講/日本史特講(文系)または化学(理系)と公民特講/日本史特講(文系)または地理B(理系)を受験しました。ようやく残り1日となりましたが、生徒たちには気を緩めずに最後まで頑張ってほしいと期待しています。
さて、6/24の日記でお知らせしましたが、今年度より生徒会執行部の皆さんが作成・配付していこうとしている生徒会便りの名前が『紫錦速報』と決定されたようです。本校のHPも彼ら彼女らに負けないように校内の様々な生徒情報や学校行事の様子等を発信していきたいと思いますので、こちらもよろしくお願いします。また、校舎各所におかれるようになった目安箱には、1週間あたりで約90枚もの様々な意見が投函されているようですよ。今後も執行部と在校生の間で活発な意見交換が行われていくことを願ってやみません。
錦高日記7月14日(火)Ⅱ ~3年生 フェイスシールドをつけて実験~
写真は3年生の化学の授業風景です。先週金曜日の授業で、初めてフェイスシールドを装着して「アルコールとアルデヒド」の実験に臨みました。フェイスシールドを着けるとグッと雰囲気も上がります。生徒たちは、真剣に試験管を見つめ、データを記録していました。時折笑い顔もこぼれ、普通教室での学習では味わうことができない「実験」の魅力を満喫しているようでした。将来のサイエンティストたちですね。
**この実験はテストにでたのかな~??出てなくても実験は楽しいですよね!?**
【お知らせ7/14】保護者の皆様方へ ~制服リサイクルの販売停止について~
日頃より本校PTA活動にご協力をいただきありがとうございます。
さて、例年本校PTAでは卒業生から任意で制服を提供していただき、学校行事等を利用し必要とされる在校生へ安価に販売し、その売り上げをPTA活動費として活用させていただいております。
しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため学校行事の多くが中止となっており、制服を販売する機会がございません。このため、大変勝手ではございますが、今後の制服リサイクルの販売を停止させていただくこととしましたので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、PTA行事が再開され制服リサイクルの販売も再開する場合は、このホームページ等にてまたご案内いたします。
石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長 井波 秀俊
錦高日記7月14日(火)Ⅰ ~期末試験2日目、野球部のチーム紹介~
期末試験2日目が終了しました。本日は1年生が古典と化学基礎を、2年生が古典と世界史A/地理Aと政治経済(文系)と化学(理系)を、3年生は古典と生物&地学演習(文系)と物理/生物(理系)を受験しました。折り返しになりますが、残り2日間も頑張ってほしいものです。
ところで、今朝の新聞に本校野球部のチーム自己分析が掲載されていました。また、今夕にはHABスーパーJチャンネル「ボクらの夏2020」(17:33頃から放映予定)にて、その活動も紹介されます。興味のある方は、是非ご覧ください。なお、本チームは石川県独自大会地区予選において、7/18(土)に県立工業高校と対戦いたします。こちらの応援もよろしくお願いいたします。
※球場の写真は昨年度の試合のときのものです。
錦高日記7月13日(月) ~試験期間中の図書室~
今日から1学期の期末試験が始まっております。いつもの放課後ならば、生徒たちでいっぱいのマルチメディアセンター(図書室)なのですが、今日はガランとしてしまっています。(この上の学習室は自習する生徒でいっぱいだったのですが・・・)
先日、昼休みの時間にのぞいたときには、本を借りたい高校生と中学生たちが受付に列をつくっており、図書委員の男子生徒が黙々と貸し出し作業を行っていた姿が印象的でした。試験日は残り3日、生徒たちははやく自由な放課後を過ごしたいのでしょうね。
ほりほりの部屋Vol.17「ホントに悪魔??まさかの・・・~コロナに関する一考察①~」
皆さん、こんにちは。堀です。今学期最初で最後の定期テスト、スタートです!今日から4日間、全力で!全ては「なりたい自分」に近づくために。何が何でも、GAT!!
ある日の夕暮れ時。5階のGOT業務を終えて、ふとテラスに目をやると、なにやら手すりに・・・あれは・・・?
(写し方、悪くてスミマセン・・・いつも)
ときおり、ゆっくりと左右見渡しながら、悠然と構える姿。この頃、ニュースなどで目(耳)にすることがある「チョウゲンボウ」では??鳥類の生態系のトップに君臨する猛禽類(もうきんるい)の一種。ハヤブサ科に属し、鷲(ワシ:eagle:楽天?)や鷹(タカ:hawk:ソフトバンク?)の仲間。そういえば、以前よく見かけたカラスたちが、ここんとこ、さっぱり見かけなくなっていたっけ。君が「来校」してくれているからなのね、きっと。カラス自身に罪はないけれど、棲みつかれるとフン害に悩まされるし、繁殖期になると近づく人を攻撃するし・・・本校生徒の安心安全のためには助かります。まさに、「大明神」に続く、守護神、守り神ですね。頼りにしてます。今しばらく、Stay at NISHIKI, please!!
さて、今回の新型コロナウイルスについて、何が真実なのかさえもわからないくらい、様々な情報が飛び交っています。出所が明確な情報、信用できる機関からの情報をもとに堀がわかったことや考えていることについて、2回に分けて書いてみます。諸君から意見や考えを聞いてみたいです。いつでも校長室にお越しください。今回の視点は、先ほどの「生態系」です。(3年生諸君にとっては、小論文ネタになってくれれば、との願いもあります。参考まで。「生物」担当の先生方、間違いは指摘してください。すぐ修正します。よろしくです。)
地球上のありとあらゆる生命体は生態系の中で、生物多様性の一員として進化を繰り返しています。ウィルスも、その例外ではなく、それぞれ決まった野生生物の中で共生関係を築いてきました。そして、ある種の生物集団が増えすぎて、生態系のバランスを崩すようなことが起これば、その集団に寄生し、感染症をもたらし、集団密度を低下させて数の調整を図ってきました。(一方で、より強い集団へと進化させる、つまり、内なる天敵としての機能も果たしてきた、とも言えるそうです。)
ここに、「ウィルスがなぜ存在するのか?」という問いへの答えがあります。地球上の生態系バランスの維持、ということです。増えすぎた生命体を減らすべく、数的調整を行う、という図式です。(「チョウゲンボウ」が本校に飛来したのも、この山科地区周辺の生態系維持という観点から考えてみるのが正論なのでしょう。本校のフン害防止目的、ではなさそうです・・・)つまり、我々人間が生態系バランスを崩すようなことをしたため、従来決まっていた(人間ではない)野生生物とコロナウィルスの共生関係を崩すようなことをしたため、数的調整の場面に巻き込まれつつある、ということなのです。我々人間が生態系を破壊し続け、このウィルスと野生生物が生息するエリアの奥深くまで足を踏み入れたことで、このウィルスとの接触機会が増大し、自然界から人間社会に噴出させてしまっているのです。AIDSもエボラ出血熱も同様で、新興感染症は全て自然破壊の産物で、このコロナウィルスは、新興感染症の最先端に位置づけられる、とのことです。
先週のNHK番組、ノーベル賞受賞者で京大教授の山中先生とタモリさんの対談番組「人体VSウィルス」にて、山中先生は自身が大好きなスポーツ、ラグビーに例えて、こうおっしゃっていました。「この試合は今、前半が始まったところです。前半は(ウィルスに)やられっぱなしの展開です。ハーフタイムに作戦を練って、後半は逆転します!」世界の第一線で活躍され、全世界を網羅するネットワークを持っておられる山中先生のコトバとデータ提示には強い説得力がありました。いろんな治療方法や複数の既存薬の効果的活用法などについて、様々な映像を交えて、根拠を示しながら、シロウトにもわかりやすく解説されていました。生死を分けるポイントは、「血栓」だということもよく理解できました。早期のワクチン開発とともに治療方法の確立を心から期待しています。
人類にとっては「悪魔」の存在、でも、生態系全体から見れば「救世主」・・・なのかも・・・生物学的な視点から、客観的に整理するとそういうことになります。人間の日常生活の視点から見れば、土砂降りの雨は好ましいものではない一方で、屋久杉の視点から見れば、必要不可欠というのと似ているかもしれません。それにしても、人類応援団としては、なんとか逆転のきっかけがほしいところです。そのためにも、相手のもう一つの攻撃手段についてよく理解する必要があります。人類の本性、「人としての心」を蝕む攻撃手段について。次回も、コロナウィルスについて。To be continued.ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
【お知らせ7/12】学校紹介動画を公開します!!(再掲)
本校の放送部の皆さんに、学校紹介動画をつくっていただきました。このトップページ左(スマートフォンをお使いの方は下)の「ダウンロード」のところから視聴できますので、是非ご覧ください。
錦高日記7月10日(金)Ⅱ ~2年生 ZOOM講習会~
本日2年生は、7限目「総合的な探究の時間」にZOOMによるZOOM講習を受けました。
職員室のPCの前に講師の北村先生が会議を始めると、各教室のスクリーンには北村先生の顔が大きく投影されました。映像を通してZOOMの使い方や注意事項を学びながらZOOMの操作の仕方も学びました。今年はコロナウイルス感染症があるので、探究活動ではICTを多く用いる予定です。コロナのせいで不便もありますが、コロナのおかげで生徒たちは現代的なツールを用いて社会の方々とコミュニケーションをとり、世界を広めようとしています。
※写真はマルチメディアで行ったクラスです。電子黒板に投影されています。
【お知らせ7/10】3年生の保護者の皆様へ ~大学共通テスト意向調査の実施について~
平素より本校の教育に対してご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
さて、既に新聞等で報道されているとおり、令和3年度大学入学共通テストの試験期日について、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れにも配慮した日程として、1.令和3年1月16日、17日のほか、2.同1月30日、31日が設けられました。
この2つの日程に関して、試験会場の手配や試験問題などの印刷等の都合から、現在における受験日の希望調査をするよう、文部科学省より指示があり、本校では7月13日(月)の朝にこれに関するアンケート調査を実施することとしました。この調査は、お子様お手持ちのスマートフォン等で行っている「錦丘健康チェック」のアンケートフォームと同様の形式で行います。なお、今回の受験日の回答は決定事項とはならず、今後お子様の進路実現を第一に考え、十分な面接等を重ね、8月の保護者懇談会でも検討し、9月中旬の共通テストの出願時にお子様の意思を尊重したうえで受験日が最終決定されます。 石川県立金沢錦丘高等学校進路指導課
【お知らせ7/10】卒業生の保護者の方々へ ~制服リサイクルの提供について~
日頃より本校のPTA活動にご協力をいただきありがとうございます。
さて、例年本校PTAでは卒業されたお子様から任意で制服を提供していただき、学校行事等を利用し必要とする在校生へ安価に販売し、PTA活動費として活用させていただいております。今年度も沢山の提供品をいただくことができ、誠にありがとうございました。
しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために学校行事のほとんどが中止となっており、いただいた制服を販売する機会がないまま、在庫がいっぱいの状態が続いております。このため、大変勝手ではありますが、今後の制服リサイクルの提供をご遠慮いただくこととしましたので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、制服リサイクルの提供を再びお願いする際は、このホームページ等にてご案内いたします。
石川県立金沢錦丘高等学校PTA会長 井波 秀俊
錦高日記7月10日(金) Ⅰ~質問天国!~
来週月曜日から4日間にわたる期末試験が始まります。この1週間、職員室近辺のいたるところで真剣な顔で質問をしている生徒たちが見られました。質問に答えるためのスペースがなくなったため、わざわざ別の講義室・教室へ移動して質問に答えてもらっている生徒やずっと立ったまま廊下にある黒板を使っての説明を聞いている生徒も見られました。自分があやふやなところを自主的に無くしていく学習こそが、一番しっかりした学力につながるのだと思います。頼れる先生方やクラスメイトなどを大いに利用し、わからないことをわかるようにすることなど、自分はどのように学ぶと一番効果的なのかを、高校時代に試行錯誤しながら身につけていってほしいと願っています。
錦高日記7月9日(木)~シェイクアウトいしかわ&卒アル写真撮影~
昨日のことになりますが、朝のST時に「シェイクアウトいしかわ」という避難訓練に参加しました。放送部による簡単な説明の後に、「地震発生!」のアナウンスがあると同時に素早く机の下にもぐり、身体の安全を確保するという訓練でした。消防署の方によると、本校の校舎は新しい構造のため、地震には大変強いそうです。それでも、何事もなく過ごしていきたいものですね。
今日は卒業アルバム用の3年生の授業風景を、写真屋さんが撮影してくださいました。コロナのこともあり、生徒はマスクを着けていますが、授業風景撮影ではさっとマスクを取って、にこやかに写っていました。もちろん、撮影後はすぐにマスク姿に戻っていました。どのようなアルバムになるのか楽しみです。
錦高日記7月8日(水) ~生徒たちの自主的な学習~
定期試験の準備期間に入っており、放課後に教室や校内各所にある自習スペースで学習を行う生徒が増えています。下の写真は、16時頃の2年生の教室及び1,3年生の自習スペースでの様子です。
2年生では、放課後の教室で行う自主学習について約束事を定め、有志たちが下校時間までしっかりと勉強に取り組んでいます。週の半ばにはなりますが、教室内は規律が保たれ、放課後にもかかわらず緊張感まで漂います。
もちろん、1,3年生でも放課後まで校内に残って頑張る生徒は多くみられます。1年生にとって4日間にわたる長いテスト期間は初めての経験になるはずです。準備のペースをつかむうえでも、わからないところをすぐに友人や先生に質問できることでも、効果的な学習ができるのではないでしょうか。
自分の”夢”を実現するために努力を続ける生徒たちが数多くいることは、本校自慢の一つです!!
錦高日記7月7日(火)Ⅱ ~「紫錦祭、みんなでこれをやろう!!」~
今日の7限目はLH、クラスごとに紫錦祭の出し物を決めました。
2年生は教室などを使って催事を行います。ボウリング、人生ゲーム、脱出ゲーム、ストラックアウト、などなど。コロナがありますが、「密」にならないように工夫ができそうなものを、みんなで考えて、多数決で決めていました。先生方は廊下で情報交換したり、自ら1票を投じたりしていました。
3年生は模擬店です。唐揚げ、焼き鳥、ホットドックに焼きそば。馴染みのメニューが黒板に並んでいました。3年生は高校生活最後の紫錦祭になります。生徒はもちろん、先生方も真剣です。それぞれのメニューの長短を先生方が話すと、生徒たちはじっと耳を傾けていました。
今年の紫錦祭のスローガンは「New Normal ~千紫万紅の煌めきを~」です。「千紫万紅」とは「紫や紅色などさまざまな色の花が咲き乱れ、彩り豊かなさま」だそうです。生徒一人一人が自分の色を輝かせてくれるような紫錦祭になることを期待しています!
錦高日記7月7日(火)Ⅰ ~1年生紫錦祭企画会議~
本日の放課後、1年生の紫錦祭での催事を企画する会が行われました。各クラスの意見3つ程度を持ち寄った代表者たちが一堂に会し、本校第一フロア(体育館)にてやりたいことをまとめていきました。様々な意見が出され、会の終盤までには、短編映画制作、巨大展示物製作、ギネスチャレンジ、ドッジボール大会、キックターゲット大会などに絞られていました。この後、絞られた企画案が各クラスに持ち帰られて、1年生の総意が決定していきます。
ほりほりの部屋Vol.16「長靴って“RDB”入り?~0.2%?!~」
皆さん、こんにちは。堀です。「七夕」に、「あの2人」にはあいにくの雨だけれど、こんな日こそ!『アメニモマケズ、カゼニモマケズ、シメッポイクツシタニモマケズ』、GAT(元気で、明るく、たくましく)!
今朝、挨拶運動に立っていました。風邪、ひかんといてや~、と言いたくなるくらいに雨に打たれた生徒もかなり見かけました。時間帯によっては、まさにバケツをひっくり返したような降り方で、必死に傘にすがりついている中1男子もいたりして。「おー、よう来た、よう来た」と声かけしてしまう場面もありました。(最近の降り方って、東南アジア並み(?)に、いっときに一気に降ることが多くなっている気がするのは堀だけ?)そんな中、高校生の足下が気になって、立っていた約50分間だけですが、長靴を履いている生徒数を数えてみました。何人いたと思いますか??堀が立つ前後にも着用していた生徒がいたかもしれませんが、目視できたのは、ナント!2人のみ!本校生徒の雨天時長靴着用率、0.2%!これはまさに、Red Data Book入り(?)の数値。2人ともJKでしたが、そのうちの1人には、足下を指さして、「正解!」と叫んでしまいました。彼女は笑って、頷いてくれていました。スニーカーを履いた、ある生徒は、「くつの中が大洪水ですう。」と嘆いていました。(ちなみに、先生方で長靴着用を確認できたのは、国語の水〇先生だけでした。教員における着用率1%!正解!)この数値の低さは、下駄箱の内容量スペースそのものが不十分、という根本的な問題や、今朝みたいな降り方はめったにない、ということも一因かと思います。
それにしても、今日1日、ほとんどの生徒、ソックスの状態は不快かも、と心配になる堀でした。湿気のせいで髪型もなかなか決まらず、様々な印刷物、「紙もの」もしけって、くったりしたりして。梅雨とか、雨って、とかくネガティブなイメージをもたれがちです。一方で、大自然の大きな営みの中では、なくてはならないものでもあります。
昨年9月、「呼ばれて」屋久島上陸した際のものです。左の巨木は、推定樹齢3000年の「弥生杉」、その生命力には圧倒されました!豪雨の中、幹に抱きついて、すりすりしてしまいました。次の2枚は、まさにジブリの世界を彷彿とさせませんか?残念ながら、「こだま」をとらえることはできませんでしたけど。およそ2時間の短いトレッキングでしたが、ツアー中ずっと土砂降りで、スニーカーの中、大洪水状態であっても、ものすごーーーく楽しい探検でした。身も心も、屋久島の雨で、全ての穢れ(けがれ)を洗い落とせた、そんな気になりました。こんな雨もあるのです。屋久島には自ら「行く」のではなく、屋久島から「呼ばれる」のだ、と言われています。諸君も「呼ばれたら」、発作的に応えたら良いと思います。あっ、その際は、お隣の島、種子島もお忘れなく。鉄砲伝来の地であることもさることながら、日本の科学技術の粋、種子島宇宙センター、JAXAにて、HⅡA/HⅡBロケットを見ない手はありませんよ。打ち上げにも立ち会えたらスゴいね!大学時代、人生において、最も自由時間がある時、我が国が世界に誇る、大自然と科学技術の両方を、是非是非、堪能してください。オススメです。写真では伝わりきらないすごさを体感してきてください!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!
P.S. 今日、7月7日、「七夕」と書いて、「たなばた」って読むのはなぜ?おりちゃん(ベガ)とひこちゃん(アルタイル)が年1回再会すること、つまり、恋愛がメイン?短冊に願い事を書くことがメイン?笹竹に飾りをするのはなぜ?そもそも、短冊にはどんなことを書くの?う~ん、チコ的疑問満載の日なりね~(コロ助風に)。実に様々な伝説が結び付いて、現在の「七夕」となっています。「自分で」ググってみてね。知識は簡単に得られます。そういう現代のことを「知識基盤型社会」と言います。賢くなろう!!
錦高日記7月6日(月) ~俳句甲子園、2年連続全国大会出場!!~
本日は1学期末試験のちょうど1週間前になり、せっかく始まった部活動も停止です(下の写真は、大職員室入り口にある男子テニス部と陸上部のメッセージボードです。)。1年生にとっては、高校での最初の定期試験になります。赤点をとらないように(意識が低すぎましたかね・・)学習計画をたててしっかり準備していってもらいたいと期待しています。
さて、嬉しいことに本校生徒の創作活動がまた評価されました。「第23回俳句甲子園」の出場32チームの1つに、本校2年生5名(21H野口さん、21H山田晃さん、22H眞舘さん、24H沖村さん、26H中村さん)のチームが見事選ばれました。本当におめでとうございます!地方大会がコロナ禍によって投句審査のみになってしまいましたが、日頃からの努力が報われましたね。全国大会も投句審査のみになり、その作品の締め切り日が7月10日(金)までになるようで、代表選手たちはテスト勉強をしながらも作品づくりに頭を悩ませる忙しい今週になりそうです。(ファイト!!頑張れ!!)
R2 1学期期末試験 時間割.pdf ←定期試験の時間割をご覧いただくことができます。
【お知らせ7/3】保護者の皆様方へ ~お子様の健康管理について~
平素より、本校の教育に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、隣県においては高校生の感染者が出ていることを踏まえ、お子様の健康管理に改めてご留意いただきますようお願いいたします。
・朝の健康チェックを必ず行い、以下の1~4のような症状がお子様にある場合は、まず登校を控えたうえで、担任に 連絡してください。
1. 平熱を超える発熱 2. 嗅覚や味覚の異常
3. だるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難) 4. 咳、のどの痛みなど風邪の症状
・上記の1~4の症状が出た場合には、保護者の方から保健所等に相談してください。
・感染者、濃厚接触者だけでなく、欠席した生徒に対しても、偏見や差別につながるような行為は決して許されるものではないこともご指導ください。
各ご家庭におかれましても、改めて、感染予防に十分注意した行動をおとりいただきますようよろしくお願いいたします。
石川県立金沢錦丘高等学校長 堀義明
〒921-8151
金沢市窪6丁目218番地
TEL: 076-241-8341
FAX: 076-241-8495