山岳・スキー部
山岳・スキー部 北信越大会結果報告
6月16日(金)~6月19日(日)に第35回 北信越高等学校登山大会に参加してきました。
今回の会場は福井県。新潟、長野、富山、石川、福井の5県から男女計19チームの参加となりました。「西方が岳」と「蠑螺が岳(さざえがたけ)」を登りましたが、海抜0mから登り始めるという石川県にはない環境の山でした。
惜しくも「優秀校」になることはできませんでしたが、この日に向けて努力してきた成果を出すことができたと思います以下に詳細を載せます。
大会1日目(開会式、各種審査)
開会式後、まずはテント設営審査が行われました。1チーム4人編成で行動するのですが、女子隊1名が体調不良のため欠席となり、3人でテントを張ることになりました。3人で張る練習はしたことがなかったのですが、お互いに声を掛け合い、時間内に貼ることができました。男子もかなり時間を残して張り終えることができました。その後に行われた筆記試験では、苦戦しながらも勉強した成果を出すことができました。
大会2日目(登山活動)
天気は快晴。海がスタートになった今大会。前には山、後ろには海というこれまで体験したことのない登山になりました。登山行動はすべて班行動(全チームがまとまって歩行する形態)で行われました。生徒たちは他校から遅れることなく、しっかりとした足取りで無事に登りきることができました。
宿舎に戻ってからは、生徒交流会が行われました。福井県の武生高校の生徒が司会を務めてくれて、学校の垣根をこえてわいわいと楽しそうに活動する様子が見られました。
大会3日目(伝統文化体験、閉会式)
「伝統文化体験」では若狭塗箸の制作を行いました。漆塗りの箸をやすりで少しずつ磨いていき、漆の層の下にある貝殻模様をきれいに出せるようにがんばっていました。
閉会式では審査委員長から「コロナ禍のせいで登山の技術力の低下がみられる。安全に楽しく登山を行うためにこれからも多くの技術を習得してほしい」というお話がありました。
3日間を振り返って
全体的に力不足を感じた大会でした。細かいミスが多く減点が重なってしまったので、初心にかえり勉強し直したいと思います。
女子は8月に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。