2019年11月の記事一覧
<授業拝見>3年生少人数算数
今日は、3年生の少人数算数の授業を参観しました。3年生は、算数の時間に1・2組が3つのグループに分かれて算数の授業を行っています。担任の岡田先生、廣田先生に加え、山本千尋先生が入り、少人数で丁寧に指導し理解がより進むようにしています。今日は、山本千尋先生のグループの授業を参観しました。
今日の授業は「16人で玉入れをするとき、どこにどう並べばよいか(公平か)」という題材から、みんなが、かごから同じ距離になるように並ぶとよいことに気づかせ、そこから「円」という概念を理解させるという学習場面でした。まずは、「2人だったらどう並ぶ?」次は「4人だったら?」というふうに順に考えていくと、16人の場所を決めていくうちに、かごの周りに丸くなって並べばよいことに気づきます。「丸く」とは、算数用語では「円」であること、円とは、かごから同じ距離の点をつないだものだということが、「玉入れ」というゲームを通して理解できていました。生活と算数はこのようにつながっています。今後も少人数のメリットを生かし、さらに理解が進むように題材の工夫も行っていきます。
<授業拝見>5年2組 日数谷先生と
11月20日(水)5限目 保健(こころの勉強)日数谷先生と
今日は、5年2組の保健の授業を参観しました。大根布小学校には、心理の専門家であるスクールカウンセラーの日数谷(ひかずや)先生が、毎週水曜日にいらっしゃっています。相談だけでなく授業もしていただけるということで、今日は、5・6限目に5年生の2クラスで保健の授業をしていただきました。さすが心理の専門家とあって、声の表情が穏やかで、聞いていると心にしっとりと先生のお話が入ってきて、思わず見ていた私も授業を受けている気分になりました。
今日のテーマは「自分のことをすきになる」で、授業の冒頭では子ども達が自分なりに自己を見つめ、自分の好きなところを書き出していました。私も書き出してみると、意外に自分ががんばっていることが自覚でき、「えらいえらい」と自分で自分をほめました。その後、イラストの顔の表情からその時の気持ちを想像したり、自分が嬉しくなる時や嫌な気持ちになる時について考えたりもしました。普段、自分のこころの動きを客観的に見つめることなどないので、子ども達なりに自分自身と向き合う時間になったと思います。
人を好きになる時は、まずは自分自身が好きでなくてはなりません。人を大切にできる人は自分自身を大切にできる人です。子ども達は、ただ今成長の真っただ中です。今日の授業は、一人一人の成長の小さな一歩を後押しした貴重な1時間だったと感じました。
<授業拝見>2年2組
今日は、2年2組の国語の授業を参観しました。2学期から担任が岡井先生になり、早いもので3か月がたとうとしています。子ども達と岡井先生の息もぴったりで、毎日教室では元気な声が響き渡り、学び合いの中で生まれる笑顔や歓声であふれています。
今、取り組んでいるのは「あったらいいな こんなもの」という学習で、それぞれがドラえもんのポケットから出てくるような「便利な道具」を考え、セールスマンになってその道具を紹介するというものです。セールスマンですから、相手に「いいなあ。その道具ほしいなあ。」と思ってもらわなければなりません。子ども達は、道具の名前やはたらき、形や色や大きさ等を、どの順番で紹介したら相手によく伝わるか、一生懸命考えていました。
順番を考える時に便利なのは、付箋です。付箋に話す内容を書き、並び替えすることで、さまざまなパターンをイメージしながら話す順を考えることができていました。どの子も自分が考えたアイデアいっぱいの道具に愛着を持っているので、どうしてもその良さを伝えたいという気持ちがあり、そのことが学習への意欲となっています。今日の授業を見ていて、子どもの意欲を引き出すことが、教師の役割であることを改めて感じました。
<授業拝見>6年2組
11月14日(木)3限目 英語 能村先生と
今日は、6年2組の英語の授業を参観しました。6年生は、町英語指導員の能村朝子先生と、週に2時間、英語の学習をしています。6年生ともなると、英語のヒアリング能力もかなりついてきていて、今日の授業でも「自分の住む町(my home town)の良いところ」という内容のヒアリングに挑戦していました。私もいっしょに聞いていて、1つの問につき5~6文はあったと思います。その5~6文に合致した絵を見つけて選ぶという問が全部で4問ありました。
ヒアリングは、教科書に合わせて作成されたDVDを聴きながら行います。もちろんネイティブな発音であるため、なかなか聞き取りにくい単語もあるのですが、文脈の中でたぶんこういう意味かな・・・と想像しながら聞き取る様子も見られました。能村先生は、ここ数年大根布小学校に来てくださっているので、ねぶっ子一人一人のことがよく分かって、いつもにこやかに授業してくださいます。今日も、教室には担任の板井先生と能村先生の笑顔があり、その中で懸命に耳を傾け学習する児童の姿がありました。今日の学習は、今後「自分たちの住む内灘のよいところ」を紹介する活動へと発展していきます。
<授業拝見>3年2組
今日は、3年2組の国語の授業を参観しました。今日の授業は、教室ではなく学校図書館で行われました。国語の授業は教室でするものというイメージがありますが、最近は本や図鑑で調べたことをもとに文章を書くという学習も増えています。今日の学習も、担任の廣田先生が、調べたいことが出てきたらすぐに本を手に取り調べられるようにと考え、図書館で行われました。
3年生が、今取り組んでいるのは、「食べ物のひみつブック」を作るという「書く」力をつけるための学習です。「書く」力をつけると言っても、自分で調べたい食べ物を見つけ、調べたことをもとに文章を書くので、「読む」力なしには進みません。「書く」と同時に「読む」力も付けているというわけです。今日の授業では、子ども達は、これまでの時間に調べたことをまとめた3枚のカードをグループで見合い、書く順番や、内容について互いにアドバイスし合っていました。アドバイスをもらって、さらに調べたらよいことが分かり、興味を高めて次の調べ活動を行っている児童もいました。
この「食べ物のひみつブック」は出来上がったら、お家の方に読んでいただくことになっています。「へぇ~そうだったんだ!」という驚きがいっぱいのひみつブックになっていると思いますので、お子さんが持ち帰るのをどうぞ楽しみに待っていてください。
TEL:076-286-3111